鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

誓志、ガブさんのセレソン入りを知らず

2012年11月16日 | Weblog
[鹿島]元同僚、フェリペ・ガブリエル選手がセレソン入り。理由は「時間稼ぎ」?
 14日、元鹿島のフェリペ・ガブリエル選手がブラジル代表に選出されました

 この報には、選手間、そしてクラブハウスでも、朝からさすがに大きな話題になったです。2010-2011シーズンに在籍していた選手ですから、当然、元チームメイトからは祝福の声も。

本田選手「知ってるよ。みんなで時間稼ぎ(要因)じゃないかって(笑)」

興梠選手「時間稼ぎ(要因)でしょ、時間稼ぎ(笑)でも、頑張ってほしいよね(笑)」

青木選手「選手間でも話題になってましたよ。『アレ?』って。アレって言うか、みんなしてビックリしてました(笑)すごいですよね」

増田選手「本当ですか? そうなんですか? 知らなかったです…セレソン、すごいですね」

 本田選手と興梠選手は全くと言っていいほど同じコメント。それも、足を痛める(痛がる)仕草がうまかったことを引き合いに出した、皮肉交じりの祝福(?)でした。鹿島時代から、ひょうひょうとしていたフェリペ選手は「おとなしいと言うか真面目と言うか。ブラジル人っぽくなかった」(増田選手)そうで、選手たちから愛されていたが故、なのかもしれません。昨季は興梠選手にもらった日本代表ユニフォームをうれしそうに着ていましたからね。それにしても15日に話を聞いた増田選手、選手間で話題になったにもかかわらず、「知らなかった」とは…。

 そして最後に、フェリペ選手の通訳を務めた川窪匡哉さん。

「入ったみたいですね。ビックリしました。僕もうれしいです。なんか選手の間でも『入ったみたいだよ』って話題になっていたみたいです」

 しかし聞くところによれば、フェリペ選手の情報を耳にしたのは人一倍遅かったそう(増田選手の方が圧倒的に遅かったですが…)。その報を聞くと、「0.1パーセントは僕のおかげですよ!」と話されていたそうです。

(鹿島担当 村本裕太)

ガブさんのセレソン入りを喜ぶメンバーである。
特に川窪通訳はガブさんの通訳を務めておっただけに喜びもひとしおであろう。
0.1%は自分のおかげと冗談交じりに語っておる。
誓志こそ、知らなかったブラジル代表選出であるが、是非とも出場して欲しいと願う。
アルゼンチンに一泡吹かせるのだ。
期待しておる。

満男、青木の300試合出場を祝う

2012年11月16日 | Weblog
[鹿島]300試合の偉業に自虐的。「一番地味な自分が載るのは…(笑)」と青木選手
 J1通算400試合の大記録を目前にしている新井場選手ですが、同時に“この人”もJ1通算300試合まで、あと1試合。青木選手も、今節・仙台戦に出場すれば、偉業達成となります。

「いろんな人に支えられてのこと。自分1人では絶対に、ここまで来られなかった。(達成すれば)心からそう思う。今年30歳になった時も同じようなことを言いましたが、300試合もアントラーズで出られるとは、正直、思っていませんでした」

 当然、100試合、200試合とメモリアルゲームを経験していますが、300試合にもなると、やはり、「自分の中で感じるものは大きい」とのこと。その理由は、謙虚な青木選手らしいと言うか、何とも自虐的。それは、突然ニヤニヤと笑い出したほど。

「クラブハウスのエントランスに(出場記録を達成した)選手の名前が張り出されているんですけど、以前、あれを見た時に、『自分の名前が300のところに張り出されたらいいな』というのは、頭のどこかにはあった。そこにある名前は偉大な人たちばかりなので、一番地味で派手さのないタイプの自分が載るのは、なかなかないと思いますから(笑)」

 その口調は、まるで『このような場所に、派手さのない自分の名前が載っても大丈夫なのでしょうか?』と、言っているような感じでした(笑)そんな青木選手が笑うプレートはこれですね。ここに「青木剛」の名が刻まれるわけです。



 秋田豊、本田泰人、名良橋晃、大岩剛、小笠原満男、新井場徹、曽ヶ端準……。(ちなみに、本山選手も300試合を達成しています) 確かに、華のある名前ばかりではありますが…(笑)

 といった具合に会話を交わしていると、最後に、その偉大な先輩・小笠原選手(300試合出場済)が登場。無表情のままゆっくりと近づき、わずかにニヤッと“悪い顔”を見せた偉大な先輩は、青木選手の乗る車のワイパーを立てて……、するとそのまま横に止めていたマイカーに乗り込み、無言のままブーンっと、走り去っていきました。

 それに対し、青木選手は無表情、無言で会釈。小笠原選手が去った後、車から降りもせず、窓から手を伸ばして立てられたワイパーを静かに直していました。特にツッコミを入れるわけでもなく、何事もなかったかのように。「でも個人のことは試合に持ち込みたくないので、まずはチームのために戦う。勝って、達成できていたらいいですね」。そう言って、クラブハウスをあとにしたのでした。

 これほどシュールな光景も珍しいのでは。300試合を達成すれば、小笠原選手のようなことも、できるようになるはず(?)

(鹿島担当 村本裕太)

青木の車のワイパーを立てる満男である。
いくつになっても悪戯心を忘れぬ姿勢に、試合中のにくいところへ出すパスの根源があるのであろう。
明日も相手の嫌がるところをついて、攻撃に繋げたい。
明日は攻撃的な位置に岳が居るため、受け手としても素晴らしい攻撃が見れるのではなかろうか。
そして、守備には300試合を達成するであろう青木剛がおる。
沈着冷静に仙台攻撃陣をいなし、完封で勝利に導いて欲しいところ。
青木の活躍に期待である。

GOAL.comベガルタ仙台戦プレビュー

2012年11月16日 | Weblog
鹿島対仙台:優勝と残留へそれぞれが勝ち点3を狙う戦い
J1第32節プレビュー



前節C大阪と引き分け、首位広島との勝ち点差が2と開いた2位仙台は13位鹿島とアウェーで対戦する。

仙台はボランチの角田が2試合出場停止明けで戻ってくるが、C大阪戦で負傷した上本が前十字靱帯断裂で全治6カ月の診断が下り、今季、そして来季開幕での出場も絶望となった。上本の代わりに出場するのは今季15試合出場の渡辺。先発出場は第28節G大阪戦以来となる。渡辺は「優勝するためにチームのためにできることを絶対に頑張りたい」とコメントしており、残り3戦に向けて意気込んでいる。その他はC大阪戦と同じメンバーになりそうだ。

約1カ月ぶりの公式戦出場となる角田は「まずは多くのセカンドボールを拾うことが大事。出られなかった2試合はあまりセカンドボールが取れていなかったので、そこを意識したい」と試合のポイントを語った。ここ2試合は角田不在も影響したのか、なかなか中盤でセカンドボールを拾えず、ピンチを招く場面があった。角田復帰により、中盤でセカンドボールを拾えれば、優位に試合を進められるだろう。また、手倉森監督は「オープンになった時に、どちらがコンパクトにできるかが勝負を分ける。オープンになれば個の力がある鹿島に分がある。我々は常にコンパクトを心掛けて戦わなければいけない。ゲームも終盤になればお互いに勝ち点3が欲しくなると思うので、オープンになった中でも戦う覚悟をゲームの流れの中ではしなければならないが、なるべくコンパクトにする意識を持つのは我々の方」と語る。基本的には陣形をコンパクトに保つのが仙台の戦いであり、オープンな展開は避けたいところだが、勝ち点3が絶対必要な戦いになるので、オープンでカウンター攻撃を仕掛け合うシチュエーションも覚悟もしておかねばならないだろう。

鹿島は遠藤が出場停止だが、ナビスコカップMVPの柴崎が好調。持ち前のパス、シュートセンスで仙台に襲いかかることが予想される。まずは手堅く試合に入り、カウンター攻撃を決めて勝利に持ち込みたいところだ。手倉森監督が警戒する通り、オープンな展開に持ち込めれば鹿島が優位となるだろう。

優勝のかかる仙台と、J1残留のかかる鹿島。2年前とは真逆の構図となった対戦だが、互いのプライドがぶつかり合う熱戦を期待したい。


文/小林健志
1976年静岡県静岡市清水区生まれ。大学進学で宮城県仙台市に引っ越したのがきっかけでベガルタ仙台と出会い、2006年よりフ リーライターとして活動。各種媒体でベガルタ仙台についての情報発信をしている他、育成年代の取材も精力的に行っている。ツイッターアカウントは @cobatake


岳の好調を記すGOAL.comのプレビューである。
確かにナビスコ杯決勝戦ではMVPを得、先日の大宮戦でも惜しいシュートを放っておった。
チームは着実に岳を中心として動きつつある。
しかしながら、この試合のキーマンは、ナビスコ杯決勝戦以来の先発に起用されるヒゲくんではなかろうか。
ヒゲくんの守備力と、展開力で、前線の大迫や興梠が生きるはず。
出場停止のヤスだけでなく、ドゥトラやレナトも出場微妙なこの試合に於いて、守りきり、そして攻撃の決め手を作るのはヒゲくん以外にない。
ヒゲくんにこの試合を託したい。
楽しみである。

ジョルジーニョ監督、ミニゲームで汗

2012年11月16日 | Weblog
[ 鹿島:前日練習の様子 ]


このミニゲームには、いつもジョルジーニョ監督も参加しています。
チームは残留争いに足を突っ込んでいますが練習では明るい雰囲気に終始していました。


ミニゲームで汗を流すジョルジーニョ監督である。
選手にまじり、ボールの感触を楽しむことで彼の試合勘は研ぎ澄まされる。
楽しく練習をしながらも、明日の試合になれば冷静に采配を振るうのだ。
明日の試合は勝利が欲しい。
それは監督がもっとも理解しておる。
聖地に勝利の歓喜を呼び込む為、ジョルジーニョの采配に期待が寄せられる。
楽しみにしてスタジアムに向かいたい。

本山と岳、お互いに影響

2012年11月16日 | Weblog
[ 鹿島:前日練習の様子 ]


スタッフを交えたミニゲームで競り合う本山雅志選手と柴崎岳選手。
3タッチ限定のゲームでしたが本山選手の技術はそのなかでも際立っていました。


競り合う本山と岳である。
卓越した本山のテクニックを目の当たりにし、岳は成長していく。
この二人が同時にピッチに立つことがあれば、不可能を可能にすることなど容易い事であろう。
岳は本山から多くのものを吸収していくのだ。
教えを請うのではなく肌で感じていくのだ。
それはサッカーの神様に愛された者同士のシンパシーである。

仙台戦プレビュー

2012年11月16日 | Weblog
【J1:第32節 鹿島 vs 仙台】プレビュー:残留に近づきたい鹿島と、首位に返り咲きたい仙台。両者にとって負けられない一戦!(12.11.16)
両者が相まみえるのは開幕戦以来のことである。寒空のもとで行われたその試合は、東日本大震災の被災地をホームタウンに持つクラブ同士の対戦ということもあり白熱した試合内容だった。チームを率いて5年目に入った手倉森誠監督のサッカーが成熟し始めていることを感じさせ、ホームのベガルタ仙台が激しいプレスで1年目のジョルジーニョ監督が率いる鹿島アントラーズよりも一日の長を見せる。そして、後半にセットプレーから上本大海がゴールを決め、1-0で勝利したのだった。しかし、鹿島も中田浩二やジュニーニョが決定機をつくっており、結果としてはどちらに転んでもおかしくない内容だった。

ところが、あれから30試合が経過したいま、両者の立場は大きく異なってしまった。仙台は、現在勝点差2で首位の広島を追走している。堅守だけでなく、ともに2ケタ得点をあげている赤嶺真吾とウイルソンの2トップの攻撃力もあり、過去最高位であった昨年の4位からさらに躍進を遂げている。
一方、鹿島はリーグ序盤のつまずきから、ずっと波に乗ることができず、チームの成熟度を高めることができなかった。ヤマザキナビスコカップこそ制して面目を保ったものの、リーグ戦においてはいまだに残留争いから抜け出せずにいる。仙台が優勝争いを演じているのとは対照的に寂しい状況だ。

しかし、立場は違えどどちらにとっても勝利が欲しいことには変わらない。そのことが試合の展開や選手の心理に微妙な変化を加えることになるだろう。

鹿島は、現在[4-2-3-1]の布陣で戦っている。開幕戦で取り組んでいたダイヤモンド型の[4-4-2]からボックス型に戻すなど試行錯誤を繰り返してきたが、シーズン終盤でこの布陣に落ち着いた。しかし、問題点はどうしても守備に片寄りがちになってしまうところにある。
「ブロックはつくりやすいけど、どうしても引いてしまって、ラインが下がってしまう」
本田拓也は抱えている課題をそう指摘した。
ラインが下がれば1トップに入る大迫勇也が孤立してしまう。できる限りラインを高く保ち、コンパクトな布陣を敷くことができれば、大迫もすばやくフォローすることができるだろう。

ただし、仙台はそれをさせないサッカーをしてくるだろう。本田は、仙台がロングボールを利用して鹿島を後ろ向きにさせることを狙ってくると予想していた。鍵となるのはセカンドボールだ。
「長いボールを蹴ってくると思う。そこに2列目の選手が長い距離を走ってくるだろうから、しっかり捕まえたい。ロングボールはうちのセンターバックが弾き返してくれるだろうけど、セカンドボールを拾えないと相手のペースになってしまう。でも、相手は前を向いて走ってくるから、どこに落ちるか予想しやすいけど、うちらは後ろを向いている。難しいですよね」
特に試合開始15分までの間、どちらがセカンドボールを支配できるかで試合展開は大きく変わるだろう。

とはいえ、例え支配されても鹿島の中央は堅い。このところ岩政大樹、青木剛のセンターバックコンビが無類の強さを発揮している。
「相手のことをしっかり分析した上で、特長を踏まえた練習もした。そうした準備もできたと思う。最終的には中。そこが得点の確率が高い。仙台も中で合わせる選手がいるので、しっかり閉めることを意識したい」
青木はゴール前での守備に自信を見せていた。

「前半で失点しなければ、むこうも勝たないといけないから前に出てくると思う。そうすると後半はスペースができてくるはず」
そう話したのは興梠慎三。チーム事情からトップ下や2列目のサイドを任されることが多くなったが、やはり本職はFW。相手に合わせたサッカーよりも「自分たちで仕掛けていきたい」と考えていた。思惑どおり、前半で失点しなければ後半は興梠の速さを生かす状況が生まれてくるだろう。

また、この試合で大記録を達成する選手が二人いる。青木が299試合、新井場徹が399試合と、大台を目前としている。ただ、二人とも「自分のために戦っているわけではないですし、チームのためにしっかりやりたい」と声を揃えていた。

仙台は、上本大海が右膝前十字靱帯断裂で全治6ヶ月の大怪我を負ってしまったことが痛い。首位の広島は3位の浦和と対戦し、もし広島と仙台が共に勝利すれば浦和の優勝の可能性は消滅するだけに、浦和も死に物狂いで闘うはずだ。仙台としても残り3節で広島と順位を入れ替えるには絶好のチャンスと言える。引き分けではなく勝利で勝点3を手にしたいところだろう。75分から90分までの得点数が19と、広島と共にリーグ最多のゴール数を誇るだけに、最後まで目が離せない展開となるはずだ。


以上
2012.11.16 Reported by 田中滋


仙台とは開幕で顔を合わせて以来の対戦となる。
お互いにシーズンを占う一戦を雪のユアテックスタジアムにて行ったことが昨日のことのように思い起こされる。
偏ったジャッジによって壊された試合は、その後のリーグ戦に反映されていった。
無念のシーズンを予感させた試合であった。
そして、現在はシーズンも終盤である。
序盤の不安定なジャッジは、鹿島の歴史を狂わせ今に至る。
未だに残留を決めきれずにおるのは多くの勝ち点を失った為と言って良かろう。
この試合は、選手のプレイで優劣をはっきりさせて欲しい。
青木の300試合出場、新井場の400試合出場を祝える結果を祈っておる。

山村、フルメニューをこなす

2012年11月16日 | Weblog
2012年11月16日(金)

明日のJ1第32節 vs仙台戦に向けて、9時半からの室内トレーニング後、ミニゲームをいました。また、一部の選手は攻守やシュート練習も実施しました。

中央に見えるのは山村である。
フルメニューをこなし、復帰が近いことを予感させる。
最終節の柏戦にはベンチ入りも叶うのではなかろうか。
山村がリハビリに励んでおる間に源の評価が上がっており、ポジション争いは熾烈を極めておる。
来季は植田くんも加わり、CBの競争は見ものと言えよう。
お互いに切磋琢磨し、鹿島に堅固な守備をもたらせて欲しいところ。
鹿島の守備の文化を体現するものとして成長していって欲しい。
期待しておる。