鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

攻守のトレーニングに励め

2012年11月09日 | Weblog
2012年11月09日(金)

大宮戦のスタメン以外は9時半から対人や攻守のトレーニングを実施しました。大宮戦のスタメンは室内練習後、グラウンドでフィジカルトレーニングを行いました。

攻守のトレーニングを行うメンバーである。
厳しい練習を重ね攻守に素早い動きを身に付けるのだ。
相手守備陣が整う前に攻撃し、相手が攻撃の手を打つ前に戻れ。
現代サッカーの鉄則である。
攻守に素早いサッカーでカップ戦ダブルを達成せよ。
練習に合流した山村も優勝の瞬間に立ち会わせたい。
気持ちを込めて練習するのだ。
期待しておる。

燃えろ!コンサドーレにて

2012年11月09日 | Weblog
燃えろ!コンサドーレ 平川弘の通信簿
来季獲得? 崔に期待 (2012/11/07)

 先週末はナビスコ杯の決勝があったため、J1のリーグ戦は休みだった。鹿島が清水を延長で振り切り、リーグ戦での鬱憤(うっぷん)を晴らした。ここぞという時の勝負強さはさすがだった。露骨な時間稼ぎが批判されているようだが、勝負への強いこだわりが鹿島の伝統。ジーコの「つばはき」時代から受け継がれている勝者のメンタリティーだ。

 どちらかと言えば、真面目過ぎて勝負に淡泊な印象のある札幌。今季は思い切り負け癖がついてしまった。来季に向けて残り4試合、勝ちにこだわったプレーを見せてほしい。

 今季低迷の大きな要因の一つは、センターバック。昨年、最終ラインを統率してJ1昇格に大きく貢献したDF山下がC大阪に移籍。DFラインの構築、連携に時間がかかってしまった。

 開幕戦こそ、ノースと奈良が組んで日本代表FWの前田を抑え込み、磐田を完封した。

 しかし、その後は安定感を欠いた。仮に結果が出ていたら、自信につながり良い方向へ転がっていっただろうが、ことごとく競り負けたことで、DFの選手たちは自信をなくしていった。

 鹿島戦の0―7、前節F東京戦の0―5など、大量失点が多いのは気持ちがすぐに切れてしまう負け癖がついているためだ。失点は、ゴール前に位置してDFラインを統率するセンターバックの能力による面も大きい。

 先日の練習試合で韓国の漢南大でプレーするDF崔英光のプレーを見た。来季の獲得含みの参加で、速さもあってまずまずだった。  がっしり体形のDF金とは対称的に、線は細い。その分、柔軟に対応できそうで足元も悪くない印象を持った。

 強化費が削減される中、いい選手を獲得するのは難しい。経費が割安?な「アジア枠」を使わない手はない。

 現在、奈良がU―19アジア選手権に召集されている上、ノースの故障のため、宮沢や河合を中央に置き、櫛引らがサイドに位置する3バックでやりくりしている。

 来季J2では、きっちり真ん中を固定したい。(平川弘=サッカー解説者、元日本代表)


平川弘氏によるコンサドーレ札幌のコラムである。
先週末のナビスコ杯決勝戦について触れておる。
そのなかで「露骨な時間稼ぎ」という言葉を用い勝負へのこだわりと述べておる。
この平川という男は試合を観ておったかどうか疑問と言えよう。
この試合のどこに露骨な時間稼ぎがあったのであろうか。
非常に不愉快である。
また、ジーコの事件についても勝利へのこだわりからではなく、Jリーグ開幕以前から開始されたナビスコ杯から延々と続くヴェルディへの偏ったジャッジへの抗議の現れである。
当時、明らかなCKをGKにされ、悪質なファールを見逃され続けた。
その挙げ句の果てが、正当なボール奪取をPKと判定されてしまっては、人間である以上感情を抑えることは不可能であった。
とはいえ、そのジャッジを乗り越えて勝者として成長していったことも事実である。
平川氏は鹿島の歴史について不勉強な男ではある。
それは彼が鹿島との縁を得ることなくここまで人生を送ってしまった不幸から起こったことであり、彼を責めるのはお門違いであろう。
しかしながら、鹿島の正しい歴史を記すことは重要である。
ここで、もう一度ペンを取ろう。
Jリーグ創世記のヴェルディへの偏ったジャッジと、鹿島への不当な判定は、悲しい歴史である。
その過ちを日本サッカーは二度と繰り返さないで欲しい。
心からの願いである。

常勝軍団の現実的な戦い

2012年11月09日 | Weblog
天国と地獄…名門も巻き込まれる残留争い
2012.11.8 22:46

 サッカーJ1は残すところ3節となった。優勝争いが広島と仙台にほぼ絞られた一方で、激しさを増しているのが、J1残留争いだ。上位常連のG大阪がJ2降格圏に沈み、自他ともに認める国内トップクラブの鹿島も安泰ではない。また、J2は4クラブが11日の最終節に自動昇格の可能性を残す混戦で、勝ち点1、得失点差1の差が天国と地獄を分ける戦いが最後まで繰り広げられる。

J1

J2に降格するのは16位以下の3チームで、最下位が確定した札幌の降格はすでに決まっている。現時点で降格圏にいるのは16位のG大阪と17位の新潟だが、14位の大宮との勝ち点差はわずかに3。1試合で順位がひっくり返る僅差で4チームがひしめき合っている。

 最も注目を集めているのがG大阪だ。1993年のJリーグ元年から参戦し、過去に降格経験はない。近年は毎年のように優勝を争ってきた強豪で、遠藤や今野といった日本代表の主力も擁するだけに降格となれば衝撃は計り知れない。

 9月まではまだ余裕があった。「みんな、やばいんちゃうやばいんちゃうと、冗談で口にする部分がある」と話していたのは實好ヘッドコーチ。しかし、思うように勝ち点を伸ばすことはできず、「勝たないといけないゲームが続く」と話す松波監督には悲壮感が漂う。

 同じくJリーグ元年から降格経験がなく、今季のナビスコ杯を制した鹿島も安穏としていられない。引き分けた7日の大宮戦後にジョルジーニョ監督が「勝ち点1を拾った選手をたたえたい」と常勝軍団らしからぬ評価を下すほど勝ち点の積み上げに躍起となっている。

 9試合連続で勝ちがない15位の神戸は8日、西野監督の解任を発表する事態に発展。前節まで8戦連続で勝ち点を拾って踏ん張る大宮、自力残留の目がない新潟といったJ2経験のあるクラブも厳しい戦いが続く。これまでもさまざまなドラマを生んできた残留争いだけに、今季も驚きの結末が用意されているかもしれない。

J2

 J1への自動昇格は今季から2位までとなり、3~6位がトーナメント制の昇格プレーオフに回って残り1枠を競う。すでに甲府の1位が決定しており、残り1枠となった最後のイスをめぐって、京都、湘南、大分、横浜FCの4クラブが激しく競った状態で、11日に最終節を迎える。

 現在2位の京都は勝てば無条件で、引き分けの場合も3位湘南が勝たない限りは昇格できる優位な状況にある。ホームでの最終節は23戦連続無敗とJ2記録を更新し続ける甲府が相手だが、32ゴールを決めてJ2得点王を確実にしている相手のエース・ダビが出場停止という追い風もある。

 勝ち点1差で京都を追う湘南は、最下位の町田と敵地で激突。最終盤に来て5戦負けなし、2連勝中と勢いはあるが、背番号10の菊池が出場停止。町田もJ2残留が懸かっているだけに勝利は簡単ではなさそうだ。

 勝ち点70で並ぶ4位大分と5位横浜FCは、それぞれ12位松本、20位岐阜と下位が相手。ただ逆転での2位浮上は容易ではなく、プレーオフ初戦をホームで迎えられる3、4位を確保することが現実的な目標となる。


鹿島のJ1残留争いがニュースになっておる。
今季のナビスコ杯を制し、戦力としても戦術的にもこのような位置におることが不思議なチームが、残留争いは謎と言って良かろう。
この成績不振の要因は一つではない。
誤審が鹿島に偏って成されたことや、中心選手の移籍、外国人助っ人の不調、負傷者が相次ぎチームを固定できなかったことなどが重なりこの状況となっておる。
とはいえ、この状況になっておることは現実であり、真摯に受け止め試合に臨まねばならぬ。
その結果が、先日の大宮戦の勝ち点1に繋がっておる。
ジョルジーニョ監督は現実的な戦いをしておるのだ。
常勝軍団としてではなく、無敗チームとして試合を行っておる。
今季はその方針で良かろう。
一つ一つ勝ち点を拾い、来季へつなげるのだ。
現実的な戦いを選択できるところも、鹿島の持ち味である。