【ヤマザキナビスコカップ決勝】前日会見での鹿島・ジョルジーニョ監督、岩政大樹選手コメント(12.11.02)
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
Q:明日の試合に向けて。
「みなさんこんにちは。日本サッカー界に復帰して1年目で決勝の舞台に立てることを誇りに思います。それを実現してくれたのは選手なので、選手にも感謝の気持ちでいっぱいです。ヤマザキナビスコカップは僕にとって選手時代にタイトルもとっていて、非常にいい思い出がある大会です。まだ過程ですが明日もタイトルを取るように努力したいと思います。この大会に関係するすべての方々に感謝したいと思いますし、明日は全力を尽くして戦いたいと思います」
Q:相手クラブをどのように分析しているか?
「今シーズンすでに3試合やっていて、その成績が1勝2敗。互いに十分把握していると思いますが、清水はスピーディーで若さ・勢いを持ったチームです。そして、素晴らしい監督が指導しています。
パスワークでピッチを幅広く使いながら進んでいくやりかたで、前回リーグ戦の際も最年長の選手が27歳と若さもありますが、我々は経験を試合で出し切れればと思っています。過去の対戦成績が(明日の試合に)反映されるかと言えばそうではなくて、決勝というものは別次元の舞台でそこで何をやらなきゃいけないのかは、その舞台に立てるものはわかっていると思っています。それを明日表現できればと思いますし、最終的には勝ちたい意欲が勝敗を分けると思いますので、それを示したいと思います」
●岩政大樹選手(鹿島):
「明日は清水エスパルスという素晴らしいクラブとの対戦ということですが、Jリーグでは2敗しているので、明日は前年のチャンピオンとしてではなくチャレンジャーとして挑んで思い切りプレーしたいと思います。個人的には昨年の決勝には怪我で出場できなかったんですけれども、その時に試合を見ながら持った気持ちを思い出しながら戦いたいと思います」
Q:先日リーグ戦で戦ったばかりですが、それを踏まえて明日どういう試合をしたいかお話しできる範囲でお願いします。
「お話できない事がほとんどですが(苦笑)、選手として勝つことは素晴らしいことですけど負けから学ぶこともあると思いますので、明日は負けたからこそ得たことをうまく利用した試合がしたいと思います」
以上
【ヤマザキナビスコカップ決勝 前夜祭】檀上での両クラブ監督・選手コメント(12.11.02)
●ジョルジーニョ監督(鹿島)
Q:監督としては初めてヤマザキナビスコカップの決勝の舞台に立つ今の心境は?
「Jリーグに復帰して、こうしてヤマザキナビスコカップの決勝の舞台に立てることを非常に光栄に思っています。清水はずばらしいチームであり、明日、我々が勝利できるという保証はありません。メディアの皆さんは、私は選手としても監督としてもこのヤマザキナビスコカップのタイトルを獲得したということを言いたいかと思いますが、明日の試合が終わった時にそうなっていないといけないと思っています。私がそういう名誉な形で取り上げてもらえるのも、すべてはこの選手たちのおかげです。ここにいる選手、そしてここにはいない選手たちのおかげで、明日の舞台に立つことができるのですから、彼らに感謝を述べたいと思います。選手たちの努力、技術、能力が発揮されて、この場に立てるようになったのだと思います」
Q:2日間、非公開練習で明日の試合に備えたということですが、連覇の鍵は何になると思いますか?
「特別な鍵というのはありません。非公開練習にしたのは、集中した環境でやりたいということだけであって、今季すでに3度も対戦していてお互いの手の内をよく知っている同士ですし、試合のビデオなども見ていて何を狙っているのかというのも明確になっています。当然、延長戦になった場合やPK決着になった場合のことは考えますが、ただ一生懸命にやるだけ、それだけです」
●アフシンゴトビ監督(清水)
Q:明日の試合を前に今のお気持ちと、2連覇を目指す鹿島を相手にどのような戦いをされますか?
「まず、クラブを代表してこの場でお話しできることをうれしく思います。そして、日本サッカーを支えるために尽くしてくださっているスポンサーの皆様に感謝を述べたいと思います。
私は、うしろに立っている選手たちを誇りに思います。若い彼らはプレッシャーを感じずに、明日はサッカーを楽しめることと思います。鹿島はすばらしい対戦相手ですが、明日は静岡のサポーターの皆さんにカップを捧げたいと思います」
Q:明日の頂点に立つために鍵となること、鍵となるプレーは何になると思いますか?
「チャンピオンになるための考え方は、魂の中に入っているものだと思います。勝者となるためにどうしたらいいのかを、我々は学んでいます。そしてだからこそ、最近はよい成績が残せているのだと思います。すばらしい若いチームの、これから何度も立つであろう決勝の舞台の、明日がその最初になればいいと思います」
●大迫勇也選手(鹿島)
「明日のファイナルは、チーム一丸となって優勝できるように戦いたいと思います」
Q:今のお気持ちは?
「何をしゃべったらいいのか…緊張しています」
Q:この前夜祭の舞台にですね。では、明日の試合に向けてのお気持ちは?
「優勝するために、一生懸命プレーすることだけを考えてやりたいと思います」
Q:先日のリーグ戦では敗れていますが?
「この前の試合では負けてしまったので、その分、明日は勝ちたいです」
Q:2年連続のMVPも狙っていますか?
「勝つことだけを考えています」
●大前元紀選手(清水)
「僕らのチームが勝つことだけを考えています。過去の3回の対戦成績というのは関係ありません。明日、頂点に立てるように明日の勝利だけを考えてやりたいと思います」
Q:先日のリーグ戦では大前選手のゴールで勝利しましたが?
「明日の試合が先日のようになるとは限りませんし、きっと難しい固い試合になると思います。自分の仕事はゴールをすることなので、しっかり仕事をして勝てるようにしたいです」
●柴崎岳選手(鹿島)
Q:柴崎選手はヤマザキナビスコカップと同じ年になりますが?
「2年連続で決勝に出場できるのをうれしく思います。決勝という特別な舞台に立てることを幸せに感じて、明日の試合を戦いたいと思います」
Q:明日への意気込みをお願いします
「自己犠牲の精神を持ってやるべきことをやる、それだけです」
●高木俊幸選手(清水)
Q:高木選手もヤマザキナビスコカップと同じ年になりますが?
「歴史ある舞台で頂点に立つチャンスがあることを幸せに思います」
Q:明日はチケットは即日完売で、満員の国立競技場になりますが?
「なかなかないことだと思いますので、その満員の国立競技場を沸かせるようなゴールだったりアシストだったりを決めたいと思います」
以上
[ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭]
前夜祭に先立って行われた記者会見で、ジョルジーニョ監督(鹿島)は「ヤザキナビスコカップは僕にとって選手時代にタイトルもとっていて、非常にいい思い出がある大会。明日は全力を尽くして戦いたい」と語った。
[ ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭 ]
前夜祭に先立って行われた記者会見で、岩政大樹選手(鹿島)は「明日は前年のチャンピオンとしてではなくチャレンジャーとして挑んで思い切りプレーしたい」と語った。
[ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭]
前夜祭に先立って行われた記者会見終了後、フォトセッションのリクエストにこたえる両クラブの監督・選手たち。
[ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭]
前夜祭会場の入り口に飾られていた氷のヤマザキナビスコカップ・優勝トロフィー。明日、ティファニー製の本物のトロフィーを手にするのは、清水か、鹿島か
[ ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭 ]
前夜祭の会場では、ヤマザキナビスコ社製品があしらわれたデザートもふるまわれていた。
[ ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭 ]
いよいよ明日にせまったヤマザキナビスコカップ決勝を前に、本日東京都内で前夜祭が行われ、両クラブの監督・選手が勢ぞろいした。記念すべき20回目となる今大会の優勝の行方はいかに。
【鹿島】岩政ナビスコ杯連覇へ雰囲気いい
ナビスコ杯決勝清水戦に臨む鹿島が2日、茨城・鹿嶋市内で前日練習で調整した。リラックスムードで行われ、選手たちは笑顔を見せながら汗を流した。今季リーグは現在13位と苦戦しており、V逸がすでに確定。連覇となる同杯のタイトル獲得に向けDF岩政大樹(30)は「決勝の雰囲気が最高にいい。そう何回もできるわけではないので、選手として楽しみたい」と語った。昨年の決勝はけがで欠場しており「出られなかったから、もう縁がないかと思っていた。あのときの悔しさを思い出して戦いたい」と、話していた。
[2012年11月2日20時10分]
清水、鹿島の両監督がVへ意気込む/ナビスコ杯
記念撮影に臨む(左から)清水のカルフィン・ヨン・ア・ピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政=東京都港区(撮影・吉澤良太)
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と初となる選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
大会が開幕した3月20日時点で23歳以下の選手が対象のニューヒーロー賞には18歳の石毛(清水)が選ばれた。(共同)
清水・ゴトビ監督の話
「鹿島は日本のどのクラブよりもタイトルを取っているチーム。集中力を高く保ち、さらにゴール前での効果的なプレーが大事になる」
鹿島・ジョルジーニョ監督の話
「今季3試合やって1勝2敗。互いを十分、把握している。ただ、過去の対戦は反映されない。決勝は別次元の舞台だ」
記者会見後、握手をかわす清水のゴトビ監督(左)と鹿島のジョルジーニョ監督=東京都港区 (撮影・吉澤良太)
鹿島・大迫「勝つことに集中」/ナビスコ杯
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。2日、両チームは東京都内で記者会見に臨んだ。
両チームとも22歳の若きエースFWに期待が懸かる。鹿島の大迫と清水の大前は、大一番へ静かに闘志を燃やした。
昨年の最優秀選手の大迫は、今大会も7得点と相性のよさを発揮している。「勝つことだけに集中する。チーム一丸となって戦いたい」と落ち着いた口ぶりで話した。大前はリーグ戦で初の2桁得点をマークするなど進境著しく、準決勝第2戦では3点を挙げた。「点を取るのが自分の仕事。タイトルのチャンスをものにしたい」と意気込んだ。(共同)
鹿島VS清水 ナビスコ杯3日決勝!両監督が会見で火花
記者会見を終え記念撮影に臨む(左から)清水のヨンアピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政
Photo By 共同
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と初となる選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
大会が開幕した3月20日時点で23歳以下の選手が対象のニューヒーロー賞には18歳の石毛(清水)が選ばれた。
▼鹿島・ジョルジーニョ監督の話 今季3試合やって1勝2敗。互いを十分、把握している。ただ、過去の対戦は反映されない。決勝は別次元の舞台だ。
▼清水・ゴトビ監督の話 鹿島は日本のどのクラブよりもタイトルを取っているチーム。集中力を高く保ち、さらにゴール前での効果的なプレーが大事になる。
[ 2012年11月2日 19:31 ]
鹿島・大迫VS清水・大前 意気込む両エース
ナビスコ杯前夜祭 (11月2日)
ナビスコ杯決勝の前夜祭で握手する清水・大前(左)と鹿島・大迫
Photo By 共同
両チームとも22歳の若きエースFWに期待が懸かる。鹿島の大迫と清水の大前は、大一番へ静かに闘志を燃やした。
昨年の最優秀選手の大迫は、今大会も7得点と相性のよさを発揮している。「勝つことだけに集中する。チーム一丸となって戦いたい」と落ち着いた口ぶりで話した。大前はリーグ戦で初の2桁得点をマークするなど進境著しく、準決勝第2戦では3点を挙げた。「点を取るのが自分の仕事。タイトルのチャンスをものにしたい」と意気込んだ。
[ 2012年11月2日 20:45 ]
清水・ゴトビ監督「歴史つくる」、鹿島・ジョルジーニョ監督「経験がある」…ナビスコ杯決勝
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が激突する。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と話し、史上初の選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
大会が開幕した3月20日時点で23歳以下の選手が対象のニューヒーロー賞には18歳の石毛(清水)が選ばれた。
(2012年11月2日19時54分 スポーツ報知)
3日、清水と鹿島が激突
2012年11月2日
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と初となる選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
鹿島、真価を示したい大一番
2012.11.2 18:59
記者会見後、握手をかわす(左から)清水のカルフィン・ヨン・ア・ピンと鹿島のジョルジーニョ監督、清水のゴトビ監督と岩政大樹 =東京都港区 (撮影・吉澤良太)
常勝軍団と呼ばれてきた鹿島にとっては不本意な1年だろう。それでも苦しい中で存在感を示すところは、やはり侮れない。幾多の激戦をくぐり抜けたチームに染みついた勝負強さは、ナビスコ杯決勝のような一発勝負でこそ真価を発揮する。
よもやの低迷でリーグ制覇の夢が途絶えてナビスコ杯決勝に臨むのは、昨年とまったく同じ状況だ。しかし小笠原が「鹿島にあきらめていいタイトルはない」と繰り返してきたように、どんなチーム状態でも鹿島は鹿島である。
小笠原や曽ケ端、岩政といったベテランが健在で、大迫や柴崎らチームの伝統を受け継いでいく若手の逸材もずらり顔をそろえる。自他ともに認める充実した戦力を誇るだけに、晴れの舞台で本来の力を証明したい思いも強いだろう。
現役時代に鹿島の黄金期を築き、今季から古巣を率いるジョルジーニョ監督は「決勝は別次元。われわれには経験があり、何をしなければいけないかが分かっている」とにやり。クラブが紡いできた歴史が歴史だけにサポーターの期待も高まるばかりだ。(奥山次郎)
記念撮影に臨む(左から)清水のカルフィン・ヨン・ア・ピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政大樹=東京都港区(撮影・吉澤良太)
鹿島のジョルジーニョ監督「我々には経験豊富な選手が多い」/ナビスコカップ前夜祭
2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦の前夜祭が2日、都内で行われ、清水と鹿島の両監督と選手が意気込みを語った。
1997年大会には選手としてクラブを優勝に導き、自身も最優秀選手賞に輝いたジョルジーニョは、監督として再びカップを掲げたいとコメントした。
「日本サッカー界に復帰して、いきなりこのような舞台に立てることを誇りに思っている。また、それを実現してくれた選手たちには感謝している。ナビスコカップは、選手としてタイトルを獲得したこともあり、非常にいい思い出がある。明日も全力を尽くしてカップを掲げたい」
「今シーズン、清水とは3試合戦い、1勝2敗という成績。互いに特徴を把握しているだろう。清水はスピーディーで、若さがあり、勢いを持っている。そして素晴らしい監督が指導している。そのサッカーは、パスワークを主体に、ピッチを幅広く使いながら進んでいくものだ」
「リーグ戦で対戦したときには、27歳の選手が一番年上だった。我々は逆に、経験を持っている選手が多いので、その経験を出しきれればと思う。過去の対戦が、決勝の舞台に反映されるかといえば、必ずしもそうではない。決勝戦というのは、別次元のものだ。何をやらなければならないか、選手たちは分かっている。それをしっかり表現して、勝利への意欲を示したい」
鹿島で自身10タイトル目を懸けて戦う岩政「昨年王者という立場ではなく、挑戦者として戦う」/ナビスコカップ前夜祭
2日、2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦の前夜祭が都内で開催。決勝に勝ち進んだ清水と鹿島の両監督と選手が意気込みを語った。
鹿島の選手代表として、岩政大樹が前夜祭に登場。岩政は、これまでに鹿島でJリーグを3度、ヤマザキナビスコカップを1度、天皇杯を2度、スーパーカップを2度、スルガ銀行チャンピオンシップを1度制覇。自身10タイトル目が懸かったナビスコカップの決勝に向けて次のように話した。
「清水には今シーズン2敗しているので、前年度のチャンピオンという立場ではなく、チャレンジャーとして戦いたい。個人的には、昨年の決勝戦にケガで出場できなかった。今夜、そのときの気持ちを思い出して、明日を迎えたい。今シーズン2敗しているとはいえ、サッカーには、負けたからこそ良かったもの、というのもある。明日は、負けたからこそできることをうまく利用して試合をしたい」
柴崎岳「2年連続で決勝の舞台に立てることを誇らしく思う」/ナビスコカップ前夜祭
2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦の前夜祭が2日、都内で行われ、清水と鹿島の両監督と選手が意気込みを語った。
以下、鹿島のMF柴崎岳、本山雅志、FW興梠慎三のコメント。
■柴崎岳
「(20年目のナビスコカップと同じ年ですが、特別な思いは?)特にないです。特別な思いはないですが、2年連続で決勝という特別な舞台に立てることを誇らしく思いますし、自己犠牲の気持ちで、勝つためにやるべきことをやりたいと思います」
■本山雅志
「一発勝負で勝つために、相手の良いところを消し、勢いを止めて、自分たちの良さを出せるようにしたい。鹿島がこれまで繰り返してきたことですが、タイトルを取ることが次への自信になると思います」
■興梠慎三
「チームが勝つために自分にできることを全力でやります。ファンからのゴールという期待に応えたい。大一番で結果を残す自信はありますし、自分に期待しています。チームが勝つために自分にできることをやる。自分に期待しています。ファンの皆さん、一緒に戦ってください」
大迫勇也「優勝できるようにチーム一丸となって戦う」/ナビスコカップ前夜祭
以下、鹿島の大迫勇也とジョルジーニョ監督のコメント。
■大迫
「優勝できるようにチーム一丸となって戦いたい。この前リーグ戦で負けてしまったので、明日の決勝で勝ちたいと思います」
■ジョルジーニョ監督
「メディアの方は『選手でも監督でもタイトルを獲得』と報じたいでしょうが(笑)、そうなるように頑張りたいと思います。この舞台に立てたことは選手の努力によるもの。本当に感謝しています」
「互いの力は分かっていると思いますし、勝負のカギは勝利に向けて一生懸命に戦うことだと思います」
ナビスコカップ決勝へ 両チームの意気込み
前日記者会見の様子をレポート
3日土曜日に行われる、2012Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ決勝戦の清水対鹿島。この試合を前に2日、前日記者会見が都内で行われた。
清水からはゴトビ監督とヨン・アピン選手、鹿島からはジョルジーニョ監督と岩政選手が出席。明日の試合に対する抱負を語っている。
まずは両監督があいさつを行った。
ゴトビ監督:「まずはじめにエスパルスのファン、選手、クラブ関係者を代表して、JFA、Jリーグとスポンサーの皆様に感謝を申し上げたいと思います。素晴らしい大会を開いてくれて感謝しております。明日、我々はタイトルにトライし、10年間取れていないカップを取れるように頑張りたいと思います」
ジョルジーニョ監督:「こんにちは。僕が日本サッカー界に復帰して、1年目でいきなりこういう大きな舞台に立てることに感謝しています。それを実現してくれているのは選手であり、感謝の気持ちでいっぱいです。ナビスコカップは僕にとってもいい思い出があり、選手としてタイトルを取ることができ、今はその過程であるがタイトルを再び取れるように頑張りたいと思います。ナビスコカップの運営に携わっているすべてのみなさんに感謝し、明日は全力を尽くして戦いたいと思います」
続いて両選手がコメント。
ヨン・アピン:「明日の対戦相手が鹿島アントラーズということで、すでに対戦した3試合は、それは素晴らしい試合だったと思うし、明日も素晴らしい試合ができると思います。素晴らしい対戦相手、鹿島をリスペクトし、明日はハードワークしてしっかり我々が戦えるようにしたいと思います」
岩政:「明日は清水エスパルスという素晴らしいチームが相手。僕らは2敗していますので、前年度チャンピオンではなく、チャレンジャーとして臨みたいと思います。僕個人としては前年にケガで出られなかったこともあるので、今年は思い切ってやりたいと思います」
ここからは質疑応答へ。
Q.リーグ戦で先日戦ったばかりだが、そこを踏まえて明日はどういう試合をしたいか?
岩政:「話せないことがほとんどですけれども、サッカー選手として試合に勝つのは素晴らしいこと。しかし、負けたからこそ、良いこともある。負けたからこそウチが出来ること、明日はそれをうまく利用して試合をしたいなと思います」
Q.日本に来てから、勝てば初めてのタイトル。その思いを聞かせてほしい。
ヨン・アピン:「タイトルを取るのは我々にとって素晴らしいことです。オランダでは私も小さなローカルのクラブですが、タイトルを取ったことがあります。それは素晴らしい思い出でした。我々は10年間タイトルを取ったことがないので、明日はそれを取りたいと思います」
Q.お互いのチームをどのように分析しているか?
ジョルジーニョ監督:「今シーズンすでに3試合をやって、1勝2敗という成績。お互いの特徴は把握していると思うし、清水はスピーディで若さや勢いを持っている。また、僕の隣りに座っている素晴らしい監督が指導しているわけで、相手はパスワークでピッチを幅広く使いながら進んでいくやり方を取っている。
前回リーグ戦で対戦したとき、清水はいちばん年をとっている選手が27歳。それだけ若さがある。逆に我々には経験があるので、それを試合で出し切ればと思います。
過去の対戦成績がこの決勝の舞台で反映されるかといえば、そうではない。我々サッカー仲間の間では、決勝とは別次元の試合であり、そこで何をやらなければならないかは、そこに立った者が理解している。最終的には勝ちたい意欲が大事になるので、それをしっかり示したい」
ゴトビ監督:「まずはじめに、私の横に座っているのはサッカー選手として素晴らしい偉業を達成した方です。そして彼が監督として、これから先も素晴らしい道を歩むことに疑問の余地はありません。今までに3試合対戦しましたが、彼の情熱、正直さ、そういうものをチームにもたらしていると思います。
鹿島は日本のどのチームよりも多くタイトルを奪ってきたチーム。彼らには経験もアイデアも、両方ともある。そして多くの代表選手、オリンピックでプレーした選手もいる。これまでの3試合とは全く違った対戦になると思っています。選手たちも自分たちがすべきことを分かっています。まずは我々が大切なのは、しっかりと組織を作って最初から最後まで続けること。2つめに、集中力を高く保つこと。3つ目はゴール前での効果的なプレー、ということになります。我々は2人とも、サッカー、この美しいゲームを愛しています。ファンにとって、素晴らしい試合になると思っています」
ナビスコカップ決勝戦は明日3日の土曜日、13時5分に国立競技場でキックオフ。
「若さ」か「経験」か 決勝前夜に清水、鹿島の両監督が火花散らす
清水エスパルスと鹿島アントラーズが激突するナビスコ杯決勝の前日記者会見が2日、都内で行われ、清水のアフシン・ゴトビ監督とDFカルフィン・ヨン・ア・ピン、鹿島のジョルジーニョ監督とDF岩政大樹が出席した。
「若さ」か、「経験」か。16年ぶり2回目の優勝を狙う清水と、2年連続5回目の優勝を目指す鹿島。10月27日のJ1第30節でも対戦している両チームだが、1週間前は清水が2-1で鹿島を下した。この試合の先発11人の平均年齢は鹿島が27.91歳だったのに対し、清水は22.82歳。最も年長の選手が27歳のMF杉山浩太だった。
選手、監督として史上初のナビスコ杯制覇を狙うジョルジーニョ監督は「清水はスピーディーで、若さと勢いを持ったチーム」と警戒したうえで、「我々には経験がある。試合の中で、その経験を出し切れれば」と力説。今季はリーグ戦で2敗しているが、「過去の結果は、決勝には反映されない。決勝は別次元の戦いになる」と、これまで何度となく決勝を戦い、そのプレッシャーをはねのけてきた経験で、若さと勢いを封じ込めるつもりだ。
清水のゴトビ監督は「横に座っている紳士は、サッカー選手として素晴らしい偉業を達成してきた。今後、監督として素晴らしいキャリアを送ることにも疑問の余地はない」と、敵将を持ち上げる。「鹿島は日本のどのチームよりもタイトルを奪ってきたチーム。彼らには経験がある。多くの代表選手やオリンピックでプレーした選手もいる」と指摘。「過去の試合とはまったく違った対戦になる。選手も何をしないといけないか分かっている」と引き締めた。
16年ぶりのナビスコ杯優勝が懸かる清水が勝てば、Jリーグ、天皇杯を含めても01年度の天皇杯以来、実に11シーズンぶりのタイトル獲得となる。一方、史上3チーム目となる連覇を目指す鹿島が史上最多5度目の優勝を果たせば、Jリーグ、天皇杯を含めて16個目のタイトル獲得だ。ゴトビ監督が「10年間獲れていないカップを獲れるようにがんばりたい」と意気込めば、ジョルジーニョ監督も「(勝利のポイントは)最後は勝ちたい意欲になる。しっかりそれを示したい」と誓っていた。
(取材・文 西山紘平)
ナビスコ杯決勝戦前夜祭の様子である。
ニューヒーロー賞には解せぬものもある。
それはそれとして、素晴らしい試合をして賞賛を得ようでは無いか。
明日の試合が楽しみである。
●ジョルジーニョ監督(鹿島):
Q:明日の試合に向けて。
「みなさんこんにちは。日本サッカー界に復帰して1年目で決勝の舞台に立てることを誇りに思います。それを実現してくれたのは選手なので、選手にも感謝の気持ちでいっぱいです。ヤマザキナビスコカップは僕にとって選手時代にタイトルもとっていて、非常にいい思い出がある大会です。まだ過程ですが明日もタイトルを取るように努力したいと思います。この大会に関係するすべての方々に感謝したいと思いますし、明日は全力を尽くして戦いたいと思います」
Q:相手クラブをどのように分析しているか?
「今シーズンすでに3試合やっていて、その成績が1勝2敗。互いに十分把握していると思いますが、清水はスピーディーで若さ・勢いを持ったチームです。そして、素晴らしい監督が指導しています。
パスワークでピッチを幅広く使いながら進んでいくやりかたで、前回リーグ戦の際も最年長の選手が27歳と若さもありますが、我々は経験を試合で出し切れればと思っています。過去の対戦成績が(明日の試合に)反映されるかと言えばそうではなくて、決勝というものは別次元の舞台でそこで何をやらなきゃいけないのかは、その舞台に立てるものはわかっていると思っています。それを明日表現できればと思いますし、最終的には勝ちたい意欲が勝敗を分けると思いますので、それを示したいと思います」
●岩政大樹選手(鹿島):
「明日は清水エスパルスという素晴らしいクラブとの対戦ということですが、Jリーグでは2敗しているので、明日は前年のチャンピオンとしてではなくチャレンジャーとして挑んで思い切りプレーしたいと思います。個人的には昨年の決勝には怪我で出場できなかったんですけれども、その時に試合を見ながら持った気持ちを思い出しながら戦いたいと思います」
Q:先日リーグ戦で戦ったばかりですが、それを踏まえて明日どういう試合をしたいかお話しできる範囲でお願いします。
「お話できない事がほとんどですが(苦笑)、選手として勝つことは素晴らしいことですけど負けから学ぶこともあると思いますので、明日は負けたからこそ得たことをうまく利用した試合がしたいと思います」
以上
【ヤマザキナビスコカップ決勝 前夜祭】檀上での両クラブ監督・選手コメント(12.11.02)
●ジョルジーニョ監督(鹿島)
Q:監督としては初めてヤマザキナビスコカップの決勝の舞台に立つ今の心境は?
「Jリーグに復帰して、こうしてヤマザキナビスコカップの決勝の舞台に立てることを非常に光栄に思っています。清水はずばらしいチームであり、明日、我々が勝利できるという保証はありません。メディアの皆さんは、私は選手としても監督としてもこのヤマザキナビスコカップのタイトルを獲得したということを言いたいかと思いますが、明日の試合が終わった時にそうなっていないといけないと思っています。私がそういう名誉な形で取り上げてもらえるのも、すべてはこの選手たちのおかげです。ここにいる選手、そしてここにはいない選手たちのおかげで、明日の舞台に立つことができるのですから、彼らに感謝を述べたいと思います。選手たちの努力、技術、能力が発揮されて、この場に立てるようになったのだと思います」
Q:2日間、非公開練習で明日の試合に備えたということですが、連覇の鍵は何になると思いますか?
「特別な鍵というのはありません。非公開練習にしたのは、集中した環境でやりたいということだけであって、今季すでに3度も対戦していてお互いの手の内をよく知っている同士ですし、試合のビデオなども見ていて何を狙っているのかというのも明確になっています。当然、延長戦になった場合やPK決着になった場合のことは考えますが、ただ一生懸命にやるだけ、それだけです」
●アフシンゴトビ監督(清水)
Q:明日の試合を前に今のお気持ちと、2連覇を目指す鹿島を相手にどのような戦いをされますか?
「まず、クラブを代表してこの場でお話しできることをうれしく思います。そして、日本サッカーを支えるために尽くしてくださっているスポンサーの皆様に感謝を述べたいと思います。
私は、うしろに立っている選手たちを誇りに思います。若い彼らはプレッシャーを感じずに、明日はサッカーを楽しめることと思います。鹿島はすばらしい対戦相手ですが、明日は静岡のサポーターの皆さんにカップを捧げたいと思います」
Q:明日の頂点に立つために鍵となること、鍵となるプレーは何になると思いますか?
「チャンピオンになるための考え方は、魂の中に入っているものだと思います。勝者となるためにどうしたらいいのかを、我々は学んでいます。そしてだからこそ、最近はよい成績が残せているのだと思います。すばらしい若いチームの、これから何度も立つであろう決勝の舞台の、明日がその最初になればいいと思います」
●大迫勇也選手(鹿島)
「明日のファイナルは、チーム一丸となって優勝できるように戦いたいと思います」
Q:今のお気持ちは?
「何をしゃべったらいいのか…緊張しています」
Q:この前夜祭の舞台にですね。では、明日の試合に向けてのお気持ちは?
「優勝するために、一生懸命プレーすることだけを考えてやりたいと思います」
Q:先日のリーグ戦では敗れていますが?
「この前の試合では負けてしまったので、その分、明日は勝ちたいです」
Q:2年連続のMVPも狙っていますか?
「勝つことだけを考えています」
●大前元紀選手(清水)
「僕らのチームが勝つことだけを考えています。過去の3回の対戦成績というのは関係ありません。明日、頂点に立てるように明日の勝利だけを考えてやりたいと思います」
Q:先日のリーグ戦では大前選手のゴールで勝利しましたが?
「明日の試合が先日のようになるとは限りませんし、きっと難しい固い試合になると思います。自分の仕事はゴールをすることなので、しっかり仕事をして勝てるようにしたいです」
●柴崎岳選手(鹿島)
Q:柴崎選手はヤマザキナビスコカップと同じ年になりますが?
「2年連続で決勝に出場できるのをうれしく思います。決勝という特別な舞台に立てることを幸せに感じて、明日の試合を戦いたいと思います」
Q:明日への意気込みをお願いします
「自己犠牲の精神を持ってやるべきことをやる、それだけです」
●高木俊幸選手(清水)
Q:高木選手もヤマザキナビスコカップと同じ年になりますが?
「歴史ある舞台で頂点に立つチャンスがあることを幸せに思います」
Q:明日はチケットは即日完売で、満員の国立競技場になりますが?
「なかなかないことだと思いますので、その満員の国立競技場を沸かせるようなゴールだったりアシストだったりを決めたいと思います」
以上
[ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭]
前夜祭に先立って行われた記者会見で、ジョルジーニョ監督(鹿島)は「ヤザキナビスコカップは僕にとって選手時代にタイトルもとっていて、非常にいい思い出がある大会。明日は全力を尽くして戦いたい」と語った。
[ ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭 ]
前夜祭に先立って行われた記者会見で、岩政大樹選手(鹿島)は「明日は前年のチャンピオンとしてではなくチャレンジャーとして挑んで思い切りプレーしたい」と語った。
[ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭]
前夜祭に先立って行われた記者会見終了後、フォトセッションのリクエストにこたえる両クラブの監督・選手たち。
[ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭]
前夜祭会場の入り口に飾られていた氷のヤマザキナビスコカップ・優勝トロフィー。明日、ティファニー製の本物のトロフィーを手にするのは、清水か、鹿島か
[ ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭 ]
前夜祭の会場では、ヤマザキナビスコ社製品があしらわれたデザートもふるまわれていた。
[ ヤマザキナビスコカップ決勝・前夜祭 ]
いよいよ明日にせまったヤマザキナビスコカップ決勝を前に、本日東京都内で前夜祭が行われ、両クラブの監督・選手が勢ぞろいした。記念すべき20回目となる今大会の優勝の行方はいかに。
【鹿島】岩政ナビスコ杯連覇へ雰囲気いい
ナビスコ杯決勝清水戦に臨む鹿島が2日、茨城・鹿嶋市内で前日練習で調整した。リラックスムードで行われ、選手たちは笑顔を見せながら汗を流した。今季リーグは現在13位と苦戦しており、V逸がすでに確定。連覇となる同杯のタイトル獲得に向けDF岩政大樹(30)は「決勝の雰囲気が最高にいい。そう何回もできるわけではないので、選手として楽しみたい」と語った。昨年の決勝はけがで欠場しており「出られなかったから、もう縁がないかと思っていた。あのときの悔しさを思い出して戦いたい」と、話していた。
[2012年11月2日20時10分]
清水、鹿島の両監督がVへ意気込む/ナビスコ杯
記念撮影に臨む(左から)清水のカルフィン・ヨン・ア・ピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政=東京都港区(撮影・吉澤良太)
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と初となる選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
大会が開幕した3月20日時点で23歳以下の選手が対象のニューヒーロー賞には18歳の石毛(清水)が選ばれた。(共同)
清水・ゴトビ監督の話
「鹿島は日本のどのクラブよりもタイトルを取っているチーム。集中力を高く保ち、さらにゴール前での効果的なプレーが大事になる」
鹿島・ジョルジーニョ監督の話
「今季3試合やって1勝2敗。互いを十分、把握している。ただ、過去の対戦は反映されない。決勝は別次元の舞台だ」
記者会見後、握手をかわす清水のゴトビ監督(左)と鹿島のジョルジーニョ監督=東京都港区 (撮影・吉澤良太)
鹿島・大迫「勝つことに集中」/ナビスコ杯
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。2日、両チームは東京都内で記者会見に臨んだ。
両チームとも22歳の若きエースFWに期待が懸かる。鹿島の大迫と清水の大前は、大一番へ静かに闘志を燃やした。
昨年の最優秀選手の大迫は、今大会も7得点と相性のよさを発揮している。「勝つことだけに集中する。チーム一丸となって戦いたい」と落ち着いた口ぶりで話した。大前はリーグ戦で初の2桁得点をマークするなど進境著しく、準決勝第2戦では3点を挙げた。「点を取るのが自分の仕事。タイトルのチャンスをものにしたい」と意気込んだ。(共同)
鹿島VS清水 ナビスコ杯3日決勝!両監督が会見で火花
記者会見を終え記念撮影に臨む(左から)清水のヨンアピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政
Photo By 共同
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と初となる選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
大会が開幕した3月20日時点で23歳以下の選手が対象のニューヒーロー賞には18歳の石毛(清水)が選ばれた。
▼鹿島・ジョルジーニョ監督の話 今季3試合やって1勝2敗。互いを十分、把握している。ただ、過去の対戦は反映されない。決勝は別次元の舞台だ。
▼清水・ゴトビ監督の話 鹿島は日本のどのクラブよりもタイトルを取っているチーム。集中力を高く保ち、さらにゴール前での効果的なプレーが大事になる。
[ 2012年11月2日 19:31 ]
鹿島・大迫VS清水・大前 意気込む両エース
ナビスコ杯前夜祭 (11月2日)
ナビスコ杯決勝の前夜祭で握手する清水・大前(左)と鹿島・大迫
Photo By 共同
両チームとも22歳の若きエースFWに期待が懸かる。鹿島の大迫と清水の大前は、大一番へ静かに闘志を燃やした。
昨年の最優秀選手の大迫は、今大会も7得点と相性のよさを発揮している。「勝つことだけに集中する。チーム一丸となって戦いたい」と落ち着いた口ぶりで話した。大前はリーグ戦で初の2桁得点をマークするなど進境著しく、準決勝第2戦では3点を挙げた。「点を取るのが自分の仕事。タイトルのチャンスをものにしたい」と意気込んだ。
[ 2012年11月2日 20:45 ]
清水・ゴトビ監督「歴史つくる」、鹿島・ジョルジーニョ監督「経験がある」…ナビスコ杯決勝
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が激突する。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と話し、史上初の選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
大会が開幕した3月20日時点で23歳以下の選手が対象のニューヒーロー賞には18歳の石毛(清水)が選ばれた。
(2012年11月2日19時54分 スポーツ報知)
3日、清水と鹿島が激突
2012年11月2日
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップは3日午後1時5分から東京・国立競技場で決勝を行い、16年ぶり2度目の優勝を狙う清水と2年連続で最多5度目の制覇を目指す鹿島が顔を合わせる。
2日、両チームは東京都内で記者会見に臨み、清水のゴトビ監督は「歴史をつくりたい。ファンにとって素晴らしい決勝になればいい」と必勝を期した。
鹿島のジョルジーニョ監督は現役時代の1997年に優勝し、大会最優秀選手に輝いた。「ナビスコ杯は僕にとっていい思い出。清水は若さ、勢いを持っているチームだが、われわれには経験がある」と初となる選手、監督両方でのタイトル獲得に意欲を示した。
鹿島、真価を示したい大一番
2012.11.2 18:59
記者会見後、握手をかわす(左から)清水のカルフィン・ヨン・ア・ピンと鹿島のジョルジーニョ監督、清水のゴトビ監督と岩政大樹 =東京都港区 (撮影・吉澤良太)
常勝軍団と呼ばれてきた鹿島にとっては不本意な1年だろう。それでも苦しい中で存在感を示すところは、やはり侮れない。幾多の激戦をくぐり抜けたチームに染みついた勝負強さは、ナビスコ杯決勝のような一発勝負でこそ真価を発揮する。
よもやの低迷でリーグ制覇の夢が途絶えてナビスコ杯決勝に臨むのは、昨年とまったく同じ状況だ。しかし小笠原が「鹿島にあきらめていいタイトルはない」と繰り返してきたように、どんなチーム状態でも鹿島は鹿島である。
小笠原や曽ケ端、岩政といったベテランが健在で、大迫や柴崎らチームの伝統を受け継いでいく若手の逸材もずらり顔をそろえる。自他ともに認める充実した戦力を誇るだけに、晴れの舞台で本来の力を証明したい思いも強いだろう。
現役時代に鹿島の黄金期を築き、今季から古巣を率いるジョルジーニョ監督は「決勝は別次元。われわれには経験があり、何をしなければいけないかが分かっている」とにやり。クラブが紡いできた歴史が歴史だけにサポーターの期待も高まるばかりだ。(奥山次郎)
記念撮影に臨む(左から)清水のカルフィン・ヨン・ア・ピン、ゴトビ監督、鹿島のジョルジーニョ監督、岩政大樹=東京都港区(撮影・吉澤良太)
鹿島のジョルジーニョ監督「我々には経験豊富な選手が多い」/ナビスコカップ前夜祭
2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦の前夜祭が2日、都内で行われ、清水と鹿島の両監督と選手が意気込みを語った。
1997年大会には選手としてクラブを優勝に導き、自身も最優秀選手賞に輝いたジョルジーニョは、監督として再びカップを掲げたいとコメントした。
「日本サッカー界に復帰して、いきなりこのような舞台に立てることを誇りに思っている。また、それを実現してくれた選手たちには感謝している。ナビスコカップは、選手としてタイトルを獲得したこともあり、非常にいい思い出がある。明日も全力を尽くしてカップを掲げたい」
「今シーズン、清水とは3試合戦い、1勝2敗という成績。互いに特徴を把握しているだろう。清水はスピーディーで、若さがあり、勢いを持っている。そして素晴らしい監督が指導している。そのサッカーは、パスワークを主体に、ピッチを幅広く使いながら進んでいくものだ」
「リーグ戦で対戦したときには、27歳の選手が一番年上だった。我々は逆に、経験を持っている選手が多いので、その経験を出しきれればと思う。過去の対戦が、決勝の舞台に反映されるかといえば、必ずしもそうではない。決勝戦というのは、別次元のものだ。何をやらなければならないか、選手たちは分かっている。それをしっかり表現して、勝利への意欲を示したい」
鹿島で自身10タイトル目を懸けて戦う岩政「昨年王者という立場ではなく、挑戦者として戦う」/ナビスコカップ前夜祭
2日、2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦の前夜祭が都内で開催。決勝に勝ち進んだ清水と鹿島の両監督と選手が意気込みを語った。
鹿島の選手代表として、岩政大樹が前夜祭に登場。岩政は、これまでに鹿島でJリーグを3度、ヤマザキナビスコカップを1度、天皇杯を2度、スーパーカップを2度、スルガ銀行チャンピオンシップを1度制覇。自身10タイトル目が懸かったナビスコカップの決勝に向けて次のように話した。
「清水には今シーズン2敗しているので、前年度のチャンピオンという立場ではなく、チャレンジャーとして戦いたい。個人的には、昨年の決勝戦にケガで出場できなかった。今夜、そのときの気持ちを思い出して、明日を迎えたい。今シーズン2敗しているとはいえ、サッカーには、負けたからこそ良かったもの、というのもある。明日は、負けたからこそできることをうまく利用して試合をしたい」
柴崎岳「2年連続で決勝の舞台に立てることを誇らしく思う」/ナビスコカップ前夜祭
2012Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝戦の前夜祭が2日、都内で行われ、清水と鹿島の両監督と選手が意気込みを語った。
以下、鹿島のMF柴崎岳、本山雅志、FW興梠慎三のコメント。
■柴崎岳
「(20年目のナビスコカップと同じ年ですが、特別な思いは?)特にないです。特別な思いはないですが、2年連続で決勝という特別な舞台に立てることを誇らしく思いますし、自己犠牲の気持ちで、勝つためにやるべきことをやりたいと思います」
■本山雅志
「一発勝負で勝つために、相手の良いところを消し、勢いを止めて、自分たちの良さを出せるようにしたい。鹿島がこれまで繰り返してきたことですが、タイトルを取ることが次への自信になると思います」
■興梠慎三
「チームが勝つために自分にできることを全力でやります。ファンからのゴールという期待に応えたい。大一番で結果を残す自信はありますし、自分に期待しています。チームが勝つために自分にできることをやる。自分に期待しています。ファンの皆さん、一緒に戦ってください」
大迫勇也「優勝できるようにチーム一丸となって戦う」/ナビスコカップ前夜祭
以下、鹿島の大迫勇也とジョルジーニョ監督のコメント。
■大迫
「優勝できるようにチーム一丸となって戦いたい。この前リーグ戦で負けてしまったので、明日の決勝で勝ちたいと思います」
■ジョルジーニョ監督
「メディアの方は『選手でも監督でもタイトルを獲得』と報じたいでしょうが(笑)、そうなるように頑張りたいと思います。この舞台に立てたことは選手の努力によるもの。本当に感謝しています」
「互いの力は分かっていると思いますし、勝負のカギは勝利に向けて一生懸命に戦うことだと思います」
ナビスコカップ決勝へ 両チームの意気込み
前日記者会見の様子をレポート
3日土曜日に行われる、2012Jリーグ・ヤマザキナビスコカップ決勝戦の清水対鹿島。この試合を前に2日、前日記者会見が都内で行われた。
清水からはゴトビ監督とヨン・アピン選手、鹿島からはジョルジーニョ監督と岩政選手が出席。明日の試合に対する抱負を語っている。
まずは両監督があいさつを行った。
ゴトビ監督:「まずはじめにエスパルスのファン、選手、クラブ関係者を代表して、JFA、Jリーグとスポンサーの皆様に感謝を申し上げたいと思います。素晴らしい大会を開いてくれて感謝しております。明日、我々はタイトルにトライし、10年間取れていないカップを取れるように頑張りたいと思います」
ジョルジーニョ監督:「こんにちは。僕が日本サッカー界に復帰して、1年目でいきなりこういう大きな舞台に立てることに感謝しています。それを実現してくれているのは選手であり、感謝の気持ちでいっぱいです。ナビスコカップは僕にとってもいい思い出があり、選手としてタイトルを取ることができ、今はその過程であるがタイトルを再び取れるように頑張りたいと思います。ナビスコカップの運営に携わっているすべてのみなさんに感謝し、明日は全力を尽くして戦いたいと思います」
続いて両選手がコメント。
ヨン・アピン:「明日の対戦相手が鹿島アントラーズということで、すでに対戦した3試合は、それは素晴らしい試合だったと思うし、明日も素晴らしい試合ができると思います。素晴らしい対戦相手、鹿島をリスペクトし、明日はハードワークしてしっかり我々が戦えるようにしたいと思います」
岩政:「明日は清水エスパルスという素晴らしいチームが相手。僕らは2敗していますので、前年度チャンピオンではなく、チャレンジャーとして臨みたいと思います。僕個人としては前年にケガで出られなかったこともあるので、今年は思い切ってやりたいと思います」
ここからは質疑応答へ。
Q.リーグ戦で先日戦ったばかりだが、そこを踏まえて明日はどういう試合をしたいか?
岩政:「話せないことがほとんどですけれども、サッカー選手として試合に勝つのは素晴らしいこと。しかし、負けたからこそ、良いこともある。負けたからこそウチが出来ること、明日はそれをうまく利用して試合をしたいなと思います」
Q.日本に来てから、勝てば初めてのタイトル。その思いを聞かせてほしい。
ヨン・アピン:「タイトルを取るのは我々にとって素晴らしいことです。オランダでは私も小さなローカルのクラブですが、タイトルを取ったことがあります。それは素晴らしい思い出でした。我々は10年間タイトルを取ったことがないので、明日はそれを取りたいと思います」
Q.お互いのチームをどのように分析しているか?
ジョルジーニョ監督:「今シーズンすでに3試合をやって、1勝2敗という成績。お互いの特徴は把握していると思うし、清水はスピーディで若さや勢いを持っている。また、僕の隣りに座っている素晴らしい監督が指導しているわけで、相手はパスワークでピッチを幅広く使いながら進んでいくやり方を取っている。
前回リーグ戦で対戦したとき、清水はいちばん年をとっている選手が27歳。それだけ若さがある。逆に我々には経験があるので、それを試合で出し切ればと思います。
過去の対戦成績がこの決勝の舞台で反映されるかといえば、そうではない。我々サッカー仲間の間では、決勝とは別次元の試合であり、そこで何をやらなければならないかは、そこに立った者が理解している。最終的には勝ちたい意欲が大事になるので、それをしっかり示したい」
ゴトビ監督:「まずはじめに、私の横に座っているのはサッカー選手として素晴らしい偉業を達成した方です。そして彼が監督として、これから先も素晴らしい道を歩むことに疑問の余地はありません。今までに3試合対戦しましたが、彼の情熱、正直さ、そういうものをチームにもたらしていると思います。
鹿島は日本のどのチームよりも多くタイトルを奪ってきたチーム。彼らには経験もアイデアも、両方ともある。そして多くの代表選手、オリンピックでプレーした選手もいる。これまでの3試合とは全く違った対戦になると思っています。選手たちも自分たちがすべきことを分かっています。まずは我々が大切なのは、しっかりと組織を作って最初から最後まで続けること。2つめに、集中力を高く保つこと。3つ目はゴール前での効果的なプレー、ということになります。我々は2人とも、サッカー、この美しいゲームを愛しています。ファンにとって、素晴らしい試合になると思っています」
ナビスコカップ決勝戦は明日3日の土曜日、13時5分に国立競技場でキックオフ。
「若さ」か「経験」か 決勝前夜に清水、鹿島の両監督が火花散らす
清水エスパルスと鹿島アントラーズが激突するナビスコ杯決勝の前日記者会見が2日、都内で行われ、清水のアフシン・ゴトビ監督とDFカルフィン・ヨン・ア・ピン、鹿島のジョルジーニョ監督とDF岩政大樹が出席した。
「若さ」か、「経験」か。16年ぶり2回目の優勝を狙う清水と、2年連続5回目の優勝を目指す鹿島。10月27日のJ1第30節でも対戦している両チームだが、1週間前は清水が2-1で鹿島を下した。この試合の先発11人の平均年齢は鹿島が27.91歳だったのに対し、清水は22.82歳。最も年長の選手が27歳のMF杉山浩太だった。
選手、監督として史上初のナビスコ杯制覇を狙うジョルジーニョ監督は「清水はスピーディーで、若さと勢いを持ったチーム」と警戒したうえで、「我々には経験がある。試合の中で、その経験を出し切れれば」と力説。今季はリーグ戦で2敗しているが、「過去の結果は、決勝には反映されない。決勝は別次元の戦いになる」と、これまで何度となく決勝を戦い、そのプレッシャーをはねのけてきた経験で、若さと勢いを封じ込めるつもりだ。
清水のゴトビ監督は「横に座っている紳士は、サッカー選手として素晴らしい偉業を達成してきた。今後、監督として素晴らしいキャリアを送ることにも疑問の余地はない」と、敵将を持ち上げる。「鹿島は日本のどのチームよりもタイトルを奪ってきたチーム。彼らには経験がある。多くの代表選手やオリンピックでプレーした選手もいる」と指摘。「過去の試合とはまったく違った対戦になる。選手も何をしないといけないか分かっている」と引き締めた。
16年ぶりのナビスコ杯優勝が懸かる清水が勝てば、Jリーグ、天皇杯を含めても01年度の天皇杯以来、実に11シーズンぶりのタイトル獲得となる。一方、史上3チーム目となる連覇を目指す鹿島が史上最多5度目の優勝を果たせば、Jリーグ、天皇杯を含めて16個目のタイトル獲得だ。ゴトビ監督が「10年間獲れていないカップを獲れるようにがんばりたい」と意気込めば、ジョルジーニョ監督も「(勝利のポイントは)最後は勝ちたい意欲になる。しっかりそれを示したい」と誓っていた。
(取材・文 西山紘平)
ナビスコ杯決勝戦前夜祭の様子である。
ニューヒーロー賞には解せぬものもある。
それはそれとして、素晴らしい試合をして賞賛を得ようでは無いか。
明日の試合が楽しみである。