鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

満男、青木の300試合出場を祝う

2012年11月16日 | Weblog
[鹿島]300試合の偉業に自虐的。「一番地味な自分が載るのは…(笑)」と青木選手
 J1通算400試合の大記録を目前にしている新井場選手ですが、同時に“この人”もJ1通算300試合まで、あと1試合。青木選手も、今節・仙台戦に出場すれば、偉業達成となります。

「いろんな人に支えられてのこと。自分1人では絶対に、ここまで来られなかった。(達成すれば)心からそう思う。今年30歳になった時も同じようなことを言いましたが、300試合もアントラーズで出られるとは、正直、思っていませんでした」

 当然、100試合、200試合とメモリアルゲームを経験していますが、300試合にもなると、やはり、「自分の中で感じるものは大きい」とのこと。その理由は、謙虚な青木選手らしいと言うか、何とも自虐的。それは、突然ニヤニヤと笑い出したほど。

「クラブハウスのエントランスに(出場記録を達成した)選手の名前が張り出されているんですけど、以前、あれを見た時に、『自分の名前が300のところに張り出されたらいいな』というのは、頭のどこかにはあった。そこにある名前は偉大な人たちばかりなので、一番地味で派手さのないタイプの自分が載るのは、なかなかないと思いますから(笑)」

 その口調は、まるで『このような場所に、派手さのない自分の名前が載っても大丈夫なのでしょうか?』と、言っているような感じでした(笑)そんな青木選手が笑うプレートはこれですね。ここに「青木剛」の名が刻まれるわけです。



 秋田豊、本田泰人、名良橋晃、大岩剛、小笠原満男、新井場徹、曽ヶ端準……。(ちなみに、本山選手も300試合を達成しています) 確かに、華のある名前ばかりではありますが…(笑)

 といった具合に会話を交わしていると、最後に、その偉大な先輩・小笠原選手(300試合出場済)が登場。無表情のままゆっくりと近づき、わずかにニヤッと“悪い顔”を見せた偉大な先輩は、青木選手の乗る車のワイパーを立てて……、するとそのまま横に止めていたマイカーに乗り込み、無言のままブーンっと、走り去っていきました。

 それに対し、青木選手は無表情、無言で会釈。小笠原選手が去った後、車から降りもせず、窓から手を伸ばして立てられたワイパーを静かに直していました。特にツッコミを入れるわけでもなく、何事もなかったかのように。「でも個人のことは試合に持ち込みたくないので、まずはチームのために戦う。勝って、達成できていたらいいですね」。そう言って、クラブハウスをあとにしたのでした。

 これほどシュールな光景も珍しいのでは。300試合を達成すれば、小笠原選手のようなことも、できるようになるはず(?)

(鹿島担当 村本裕太)

青木の車のワイパーを立てる満男である。
いくつになっても悪戯心を忘れぬ姿勢に、試合中のにくいところへ出すパスの根源があるのであろう。
明日も相手の嫌がるところをついて、攻撃に繋げたい。
明日は攻撃的な位置に岳が居るため、受け手としても素晴らしい攻撃が見れるのではなかろうか。
そして、守備には300試合を達成するであろう青木剛がおる。
沈着冷静に仙台攻撃陣をいなし、完封で勝利に導いて欲しいところ。
青木の活躍に期待である。

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