鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

神田くんU-17日本代表選出

2009年01月13日 | Weblog
U-17日本代表 メキシコ遠征 (1/21~2/3)メンバー
スタッフ
監督
池内 豊 IKEUCHI Yutaka
【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
コーチ
山橋 貴史 YAMAHASHI Takashi
【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】
GKコーチ
柳楽 雅幸 NAGIRA Masayuki
【(財)日本サッカー協会 ナショナルコーチングスタッフ】

選 手
GK
嘉味田 隼 KAMITA Jun
1992.01.17 183㎝ 80㎏ ヴィッセル神戸ユース
松澤 香輝 MATSUZAWA Koki
1992.04.03 182㎝ 75㎏ 流通経済大学付属柏高校
DF
藤原 賢土 FUJIHARA Kento
1992.01.29 181㎝ 67㎏ 藤枝明誠高校
内田 達也 UCHIDA Tatsuya
1992.02.08 177㎝ 70㎏ ガンバ大阪ユース
岡本 拓也 OKAMOTO Takuya
1992.06.18 173㎝ 67㎏ 浦和レッズユース
廣木 雄磨 HIROKI Yuma
1992.07.23 167㎝ 63㎏ FC東京U-18
夛田 凌輔 TADA Ryosuke
1992.08.07 167㎝ 62㎏ セレッソ大阪U-18
内田 恭兵 UCHIDA Kyohei
1992.11.05 168㎝ 55㎏ ジュビロ磐田ユース
MF
小林 祐希 KOBAYASHI Yuki
1992.04.24 177㎝ 64㎏ 東京ヴェルディユース
宮崎 泰右 MIYAZAKI Taisuke
1992.05.05 167㎝ 62㎏ 大宮アルディージャユース
宇佐美 貴史 USAMI Takashi
1992.05.06 178㎝ 68㎏ ガンバ大阪ユース
柴崎 岳 SHIBASAKI Gaku
1992.05.28 173㎝ 62㎏ 青森山田高校
小島 秀仁 KOJIMA Shuto
1992.07.30 178㎝ 65㎏ 前橋育英高校
高木 善朗 TAKAGI Yoshiaki
1992.12.09 170㎝ 63㎏ 東京ヴェルディユース
堀米 勇輝 HORIGOME Yuki
1992.12.13 168㎝ 62㎏ ヴァンフォーレ甲府ユース
幸野 志有人 KOHNO Shuto
1993.05.04 174㎝ 58㎏ JFAアカデミー福島
FW

神田 圭介 KANDA Keisuke
1992.01.29 163㎝ 57㎏ 鹿島アントラーズユース

小川 慶治朗 OGAWA Keijiro
1992.07.17 168㎝ 62㎏ ヴィッセル神戸ユース
宮吉 拓実  MIYAYOSHI Takumi
1992.08.07 170㎝ 63㎏ 京都サンガF.C.U-18
杉本 健勇 SUGIMOTO Kenyu
1992.11.18 187㎝ 76㎏ セレッソ大阪U-18


我等の神田くんがU-17日本代表に選出された。
順調に成長しておると言えよう。
早生まれであるため、U-17のカテゴリーに入るが、今年の年末にはトップへの昇格もあり得る選手である。
非常に楽しみである。
名演技であった子役も大人になってちょっとガッカリした。

PSM水戸戦告知

2009年01月13日 | Weblog
プレシーズンマッチ 水戸ホーリーホック戦 開催のお知らせ
2月21日 (土) カシマサッカースタジアムで開催される「いばらきサッカーフェスティバル2009 2002FIFAワールドカップ開催記念事業鹿島アントラーズ vs 水戸ホーリーホック」戦の詳細が下記の通り決定しましたので、ご案内いたします。

1.主催
(財)日本サッカー協会 (社)日本プロサッカーリーグ

2.共催
カシマサッカースタジアム利活用推進協議会

3.主管
(財)茨城県サッカー協会、(株)鹿島アントラーズFC

4.後援
(社)茨城県観光物産協会、(株)茨城新聞社、(株)茨城放送、NHK水戸放送局

5.対戦カード
鹿島アントラーズ vs 水戸ホーリーホック (鹿島アントラーズがホーム側)

6.試合日時
2009年2月21日 (土) 14:00キックオフ (開場12:00)

7.試合会場
県立カシマサッカースタジアム


今年も恒例となった水戸ホーリーホックとのPSMが開催される。
開幕前の風物詩である。
一昨年は野沢への悪質なタックルがあり、その負傷でシーズン序盤を棒に振るという事件があったが、昨年は問題なく催された。
昨年の印象はとにかくダニーロで、ダニーロのチームとして生まれ変わったようであったことを記憶しておる。
シーズンの蓋を開ければ、ダニーロも好調であったが、圧倒的なマルキーニョスと小笠原主将が中心であった。
今年はどのようなチームを魅せてくれるのか、今から楽しみである。

興梠コンディションアップ

2009年01月13日 | Weblog
鹿島・興梠、大迫勇に興味「負けたくない」
2009.1.13 05:02
 鹿児島での日本代表合宿に参加中の鹿島勢も、チームメートとなる大迫勇の活躍に興味津々。興梠は「みんないろいろ言ってくるけど、プレッシャーがかけられれば(自分が)成長するし、いいんじゃないですか。年下には負けたくないので抜かれないように頑張ります」と同じFWとして苦笑い。DF内田も「クラブW杯は見なかったけど、高校サッカーは見た。大迫がいるから」と熱視線を送った。

興梠「大迫勇には負けん」超怪物に闘志

 高木(左)、青木(右)と激しくボールを奪い合う興梠=指宿
 アジア杯予選イエメン戦(20日・熊本)を控えるサッカー日本代表は12日、鹿児島・指宿市内でハーフコートでの紅白戦(10分×2本)など実戦形式の練習を行った。後半、主力組に抜てきされたFW興梠(こおろき)慎三(22)=鹿島=も軽快な動きで猛アピール。この日、全国高校選手権で大会記録を塗り替える10得点をマークし、今季からJ1鹿島入りが決まっているFW大迫勇也(18)=鹿児島城西=に対抗心をむき出しにした。
  ◇  ◇
 黄金ルーキーに、格の違いを見せつける。FW興梠が、鹿島入りする鹿児島城西FW大迫勇を強烈な刺激剤としてイエメン戦に臨む。

 意識せざるを得ない。「ゴール(10点目)取ったんでしょ。テレビ?見ていないけど、周りがいろいろ言ってくるから」。代表の僚友からは、FWマルキーニョスと組む鹿島での2トップの座を脅かす存在と、冷やかされているという。「いいんじゃないの。プレッシャーかけられれば(自分が)成長する。年下には負けたくないからね」。プロ4年目の22歳。日の丸を背負う立場ながら、あえて大迫勇を直視した。

 紅白戦では後半に主力組の1トップに入り、イエメン戦先発の可能性も出てきた。FW玉田、大久保らが不在で、唯一の国際Aマッチ出場となった昨年10月9日の親善試合UAE戦以来の出場チャンスとなる。代表に定着し始めただけに、今後を左右する大事な舞台だ。この日は持ち前のスピードに加え、ヒールパスで決定機を演出する技も披露した。「コンディション、上がってきたよ!!」と戦闘態勢が整ったことを実感した。

 足りないのは実績。大迫勇は将来の日本代表を背負う逸材と言われるが、イエメン戦からその差を広げてみせる。「代表に選ばれていても、チームでも頑張らないといけない。抜かれないようにしないとね」。“格付け”を不動にするまで、興梠に慢心はない。


代表に行っている間にポジションを奪われるのは鹿島では良くあること。
とはいえ、興梠のポジションを危うくするのは大迫くんでは無かろう。
流石に田代・よよの壁は大きいと思われる。
田代も、昨季末から好調を維持しており、いつ先発に戻ってもおかしくない。
よよも決定力ならダントツである。
鹿島のFWは質が高すぎることが欠点である。
誰が出ても期待させてくれる。
それぞれタイプも異なりオプションが豊富となっておる。
興梠も代表でチンタラやってる場合ではないのである。
しかしながら、イエメン戦でゴールの一つも取ってくれれば、それはそれで嬉しい。
代表選手は鹿島の広告塔としての任務が大きいのである。
目立つことをして紙面を賑わすことを目的として欲しい。
川中島で高坂弾正に見つかっている場合ではないのである。

青木欲を出す

2009年01月13日 | Weblog
Wボランチ憲剛の相手はオレ!谷口VS青木ピッチで勝負

谷口はミニゲームで軽快な動きを見せた。右は興梠
 日本代表の岡田武史監督(52)が鹿児島合宿3日目となった12日、20日のアジア杯予選イエメン戦(熊本)へ向けた実戦練習を初めて行った。ボランチで先発が確実なMF中村憲剛(28)=川崎=のパートナーに、初招集のMF谷口博之(23)=川崎=とMF青木剛(26)=鹿島=が名乗りを上げ、指揮官も新戦力に手応えをつかんだ。

 イエメン戦への競争が本格的に始まった。天皇杯ベスト4チームの選手がおらず、中村憲がゲームを作ることは確実で、ダブルボランチを誰と組ませるかが焦点。阿部勇が全体練習には合流して
おらず、谷口と青木が候補に挙がった。岡田監督は「総合的に見ているところ。イエメン戦の前に決めたい」と話した。

 守備の戦術練習では、ストッパーとして先発が濃厚な寺田&高木に初招集の谷口を組ませた。イエメン攻撃陣4人に対し、3人で対応する守備確認。谷口は「動き回って(寺田)周平さんと高木さんを前に出させないようにということだった。一日一日が大事だし、アピールしていかないといけない」と話し、ダイナモぶりを披露。

 青木は、ハーフコートでの紅白戦1本目に中村とコンビを組んだ。昨年8月20日の親善試合ウルグアイ戦で代表デビューしており、定着を狙う。「憲剛さんはうまいボランチで組んでみたい。今回は欲が出ている」事前の自己申告書にコンディションは85%と記入し、イエメン戦に照準を合わせている。2本目で中村と組んだ谷口に負けるわけにいかない。

 2月11日のW杯最終予選オーストラリア戦には欧州組を含め、主力が合流してくるが、代表戦力底上げのためにも新戦力の台頭は必要。岡田監督は「毎日、新しい発見がある。みんないろいろ出来る選手だなという印象」と手応えをつかんだ。

(2009年1月13日06時02分 スポーツ報知)

青木が日本代表に於いてポジション掴めるか否かの岐路に立っておる。
本人も欲が出ていると言い放ち、自信が感じ取れる。
昨季はマルキーニョスばかりがスポットを浴びたが、青木の堅実なプレイが小笠原がいる時にも負傷離脱した後も効いておった。
今の鹿島は青木のチームと言って良いであろう。
そこまでの選手である、代表の定位置を担ってもおかしくはない。
しかしながら、ここ数年の鹿島は代表とは縁遠い。
青木もポジションを得ずに帰ってくり可能性も低くはない。
だが、それも悪くないと思われる。
鹿島でこそ光り輝けば、それでよいのである。

大迫くんへトレーナーから一言

2009年01月13日 | Weblog
「プロでは通用しない」トレーナー辛口
 【全国高校サッカー 鹿児島城西2―3広島皆実】鹿児島城西のトレーナーを務める瀬戸氏が、同じくトレーナーを担当する音楽ユニット「DEEN」の池森秀一と山根公路とともに観戦。鹿島入りする大迫勇について「高校では通用したけど、プロでは通用しない。これからはスピードをつける練習をしていく」と強化プランを明かした。米大リーグ前フィリーズの井口らを指導した経験がある瀬戸氏は、プロ入り後も大迫勇から要望があれば協力していく考えで、新人では異例の専属トレーナーをつける可能性も出てきた。
[ 2009年01月13日 ]

手厳しい意見であるが、当然であろう。
誰も、プロで即通用するとは考えておらぬ。
そもそも通用するのであれば、内定ではなく即座に契約しデビューさせるであろう。
まずは素材なのである。
今は原石の大迫くんを磨き上げて、本当にスターにする使命が我等にはある。
まずはサテでの試合を見に行こうではないか。

大迫くん大会新記録

2009年01月13日 | Weblog
大迫勇新記録10発も悔しい準V/高校サッカー

優勝し喜ぶ広島皆実イレブンの横で、がっくりとひざに手をつく大迫勇
<高校サッカー:広島皆実3-2鹿児島城西>◇12日◇決勝◇国立
 鹿児島城西(鹿児島)のFW大迫勇也(3年)が、1大会最多記録を更新する通算10得点目をマークして「得点王」に輝きながら、初優勝を逃した。前半20分、広島皆実(広島)DFに囲まれながら左足で貴重な先制点を奪ったが、2-3で逆転負け。J1鹿島入りが内定している「怪物」は、プロの舞台で悔しさを晴らす。

 敗北を決める笛が鳴り響くと、大迫勇は悔しそうに唇をかみしめた。今大会10点目を挙げたことより、後悔だけが胸に残った。表彰式で銀メダルをすぐに首から外すと「優勝しか考えてなかったので。自分の力不足。自分が決めていれば勝てた」と悔しがった。

 4万102人の大観衆を前に「怪物」ぶりを見せた。前半20分にペナルティーエリアにドリブルで突入。DFに囲まれ2度阻まれそうになりながらもボールをキープし、左足で先制点を決めた。過去の平山らを超える1大会10点目のゴール。しかし、「記録は関係ないです」とうつむいた。

 「人生を通じて最高の仲間になる」というイレブンと優勝したかった。10日の準決勝後、広島皆実-鹿島学園戦を観戦。新チームで3戦3敗の広島皆実が勝つと「決勝は皆実か。でも、おれたちが勝つからな!」と檄(げき)を飛ばした。この日もチームの先頭に立ち、MF安田や大迫希が痛めたひざを気にすると、声をかけることも忘れなかった。チームのために戦ったから、結果が欲しかった。

 祖父辰義さん(81)にも優勝を報告したかった。高校総体県予選決勝の鹿児島実戦が行われた昨年5月31日。大迫勇の5得点で6-1で勝ったが、辰義さんは釣り船で海難事故に遭い入院した。いつも大迫勇を気にかける祖父は自宅でリハビリ中。テレビの前で孫の活躍を見守る祖父を、勝って勇気づけたかった。

 この悔しさをプロで晴らすため、親交のある瀬戸俊一トレーナー(32)からはプロ入り後も引き続き体幹強化メニューに加え、筋力強化の指導を受ける予定。プロの心得を学ぶため、将来的にはオフに同トレーナーに師事するプロ野球の井口資仁らと「合同自主トレ」を行う計画もある。

 入団する鹿島は大迫勇に積極的に実戦経験を積ませる意向で、26日の入団会見からチームに合流する予定だ。鈴木満強化部長は「出場のチャンスはある。日本代表に育てなければ」と期待を表した。「苦しい時に点が取れないと意味がない。点の取れるFWになりたい」と話した大迫勇は、日本のエースへ進化すべく新たな戦いに臨む。
【菅家大輔】
 [2009年1月13日8時58分 紙面から]

大迫10発!鹿島で日本一だ/高校サッカー
2009.1.13 05:03

2人がかりの厳しいマークに合う大迫勇也(中央)。それでも1ゴールを決め、1大会最多得点記録を更新した(撮影・吉澤良太)
 全国高校サッカー選手権最終日(12日、国立)決勝で鹿児島城西(鹿児島)のFW大迫勇也(3年)が先制弾。今大会10得点目で、国見(長崎)のFW平山相太(23)=現FC東京=らが作った9得点の1大会個人最多記録を更新した。6試合連続ゴールの大会タイも達成。しかし、初優勝は逃し、悔しさを入団が内定しているJ1鹿島で晴らす。広島皆実(広島)が3-2で競り勝ち、初めて4082校の頂点に立った。

 悔し涙は見せなかった。それでも大迫勇也(3年)は表彰式で、「優勝しかないと思っていた。正直、銀はいらない…」と準優勝メダルを途中から外した。 大会の主役は間違いなく、鹿児島城西の背番号9だった。前半20分。右サイドでボールを得ると広島皆実DF5人に取り囲まれる。しかし、いったんゴールから遠い側へ逃げると、すぐに切り返して再びゴール側へ。ボールを渡しかけても相手をはじき飛ばして再び取り戻す。最後はゴールへのひと筋の道に向けて左足を振り抜くと、ボールは右下に吸い込まれた。 両手をいっぱいに広げる“飛行機”ポーズで応援席の前まで走って倒れ込んだ。前人未到の1大会2けたゴール。全選手が重なるように抱き合いエースをたたえた。 「あの場面は、決めることだけを考えていました」 正真正銘のストライカーぶりに、4万102人の大観衆も度肝を抜かれた。エースが先制する勝ちパターン。しかし、勝利の女神はほほ笑まなかった。試合終了のホイッスルとともにその場に立ち尽くし、新記録達成にも「チームが勝たなかったんで意味はないと思う」と声を震わせた。 だが、鹿児島育英館中から6年間指導してきた小久保悟監督(41)は「順調に伸びた。将来は日本代表のFWとしてがんばってほしい」とはなむけの言葉を贈った。 無念はプロで晴らすしかない。この日は入団が内定したJ1鹿島の鈴木満強化部長が視察し、「将来はうちのFW興梠と2トップを組んでくれればいい」と期待する。 「トップレベルのチームで出場することは簡単ではないが、努力していきたい。常に点が取れるFWになりたい」 Jリーグ王者に進む屈指の高校生ストライカーは、悔しさを胸にしまった。リベンジの舞台に不足はない。
(宇賀神隆)

銀はいらない…。大迫勇(左)は首からメダルを外し、悔しさをかみ殺した

前半、先制ゴールを決める鹿児島城西・大迫勇也(中央9番)=12日、国立競技場(撮影・吉澤良太)

前半、大会新記録となる通算10ゴール目を決め、応援席に向かって飛行機ポーズで喜びを爆発させる鹿児島城西・大迫勇也=国立競技場 (撮影・大橋純人)

前半、大会新記録となる通算10ゴール目を決め、応援席に向かって喜びを爆発させる鹿児島城西・大迫勇也(手前)=国立競技場(撮影・大橋純人)

初優勝に喜ぶ広島皆実イレブン。手前右・9番は敗戦にぼう然とする鹿児島城西の大迫勇也=国立競技場(撮影・吉澤良太)

前半、センタリングに頭で合わせるもゴールならず手を合わせて謝る鹿児島城西・大迫勇也=国立競技場(撮影・吉澤良太)

準優勝に終わった鹿児島城西・大迫勇也は悔しさからか、表彰式でかけてもらった銀メダルをすぐに首から外した=国立競技場(撮影・大橋純人)

前半、ヘディングでゴールを狙う鹿児島城西・大迫勇

前半、絶好のチャンスでヘディングシュートを外し、ピッチに伏して悔しがる鹿児島城西・大迫勇

まさかの敗戦に呆然とする鹿児島城西の大迫勇也(中央)

まさかの敗戦に頭を抱える鹿児島城西の大迫勇也(中央9番)

前半、ゴール前へのクロスに左足を出して合わせた鹿児島城西・大迫勇也(手前)だが、ゴールならず

後半、CKのチャンスでヘディングシュートを放った鹿児島城西・大迫勇也(右)だが、ゴールならず

試合終了の瞬間、頭を抱えて悔しがる鹿児島城西・大迫勇也(左)。右は喜ぶ広島皆実の選手たち

力なく挨拶する大迫勇也(左から3人目)ら鹿児島城西イレブン

力なく挨拶する大迫勇也(右から2人目9番)ら鹿児島城西イレブン

前半、競り合う鹿児島城西の大迫勇也(中央)

前半、シュートを放つ鹿児島城西の大迫勇也(左)

後半、鹿児島城西の大迫勇也(中央9番)がシュートを放つも広島皆実GK神舎宏に阻まれる

後半、徹底マークに合う鹿児島城西の大迫勇也(手前9番)

大会新10発も空砲…大迫勇「意味がない」

<鹿児島城西・広島皆実>表彰を終えてすぐに銀メダルを外す鹿児島城西の大迫勇也
Photo By スポニチ

 第87回全国高校サッカー選手権最終日は12日、国立競技場で決勝を行い、広島皆実(広島)が鹿児島城西(鹿児島)に3―2で競り勝ち、初優勝を果たした。敗れた鹿児島城西のFW大迫勇也(3年)は、前半20分に相手DF5人に囲まれながらゴールを決めて今大会通算10得点とし、大会最多得点の新記録を樹立した。鹿児島県勢として4大会ぶり3度目の全国制覇は成らなかったが、超高校級FWは鹿島で新たな伝説をスタートさせる。

 まるで磁石に吸い寄せられるように、大迫勇の足元へとボールが戻っていった。衝撃のシーンは前半20分だった。ペナルティーエリアの右側の外でボールを持つと、得意のドリブル突破でペナルティーエリア内に鋭く切り込んだ。いち早く寄せてきた相手DFにボールをクリアされたが、複雑に弾んだボールは再び自らの足元に。さらにドリブルを続けたが、もう1人の相手DFに再びボールをはじかれた。だが、そのボールもまた足にひっかかり、またもドリブルを開始。3人目のDFを巧みにかわし、最後は5人のDFに囲まれながら左足でゴール右へぶち込んだ。

 大会史に名を刻む6戦連発での通算10得点。試合を観戦した鹿島の鈴木満強化部長を「ボールを支配下に置いたら非凡なものがある。仕掛けたときも速いし、可能性を感じた」とうならせた先制弾で4万人超の観衆を魅了した。

 だが、試合は2―3敗戦。昨年の練習試合で3連敗した相手への雪辱はならず、エースの言葉も沈んだ。「チームが勝ってないんで意味がないです。いくら点を取っても決勝で勝たないと意味がない。点を取れる場面がたくさんあったけど、決められなかったのは自分の力不足。自分は苦しい時に取れないFW」。泣き崩れるチームメートとは対照的に、追加点を奪えなかった悔しさをむき出しにしていた。

 次の活躍の舞台は鹿島へと移る。鹿島について大迫勇は「日本を代表するトップレベルのチーム。FWは凄い人たちばかり。(出場するのは)簡単なことじゃない」と厳しい道のりとなることは十分承知している。それでも「点を取らないことには上で通用しない。自分の努力次第。頑張っていきたい」と鹿島のFW戦線への殴り込みを宣言した。

 この日で自身の課題も再認識した。前半17分と後半2分に「得意じゃない」というヘディングで決定機を2度逃した。今大会の10得点もすべて足での得点で、頭での得点はなし。大迫勇は「ヘディングも練習して確実に決められるようにしたい」と前を見据えた。

 大会史上初の4試合連続2得点、大会最多得点記録更新と鮮烈な印象を残した超高校級ストライカー。悲鳴と歓声が交錯する試合終了直後のピッチにチームメートが崩れ落ちる中、1人腰に両手を当てて立ち尽くしたまま、前だけを見つめた。新たな伝説を打ち立てたチーム一の負けず嫌いは、聖地・国立のピッチで悔しさを胸に刻み込んで新天地に向けてスタートを切る。

[ 2009年01月13日 ]

鹿島で雪辱を…プロ・大迫勇26日始動

<鹿児島城西・広島皆実>試合終了の瞬間、仲間が泣き崩れる中、広島皆実の歓喜をじっと見つめる鹿児島城西の大迫勇也
Photo By スポニチ

 鹿児島城西のFW大迫勇はチームメートとともに13日、鹿児島に戻る。その後は、日置市役所などへの結果報告などが予定されている。鹿島は26日に新体制発表を予定しており、大迫勇も参加。この日がプロの第一歩となり、新体制発表直後からの練習にも合流する予定だ。2月2~13日に宮崎合宿が組まれているが、大迫勇は2月1~3日のJリーグ新人集合研修会に出席するため、途中からの合宿参加。3月7日のJ1開幕に備える。

 プロとしてスタートを切る一方で、高体連の選抜メンバーとして4月9~13日に行われるデュッセルドルフ国際ユース大会にも出場する。大会の直前には国内とスイスでの合宿も予定されている。鹿島にとっては期待の新人が“一時離脱”することになるが、鈴木満取締役強化部長は「国際大会を経験するのも将来につながっていく」とプラスにとらえている。3月から1次リーグが始まるACLについても「当然、登録します」と話していた。

[ 2009年01月13日 ]

鹿児島城西、最多29発準V…全国高校サッカー

大会新の通算10ゴールを決めるも、優勝を逃した鹿児島城西・大迫勇(後方左)。喜ぶ広島皆実イレブンの横で、ぼう然と立ちつくした
 ◆第87回全国高校サッカー選手権決勝 広島皆実3―2鹿児島城西(12日・国立競技場) 広島皆実が鹿児島城西を3―2で下し、初優勝を飾った。鹿児島城西のFW大迫勇也(3年)は前半20分、今大会10ゴール目となる先制弾を放ち、個人1大会最多得点の新記録をマーク。大会タイの6試合連続ゴールで、大会新29発という攻撃型チームをけん引したが、初の頂点にあと一歩届かなかった。

 涙はなかった。敗戦の現実を受け入れられないかのように、大迫勇はピッチに立ちつくした。表彰式で受け取った銀メダルもすぐに外した。「正直、決められるところを決められなかったのが敗因。自分の力不足。申し訳ないという感じ」怪物FWには、新たな歴史を作ったことよりも、頂点に届かなかった悔しさだけが体中を支配した。

 試合開始早々から厳しいマークがついた。絶対的エースにボールを集めようとしても、思うようにつながらない。小久保悟監督(41)も「誰でも点を取れるようにチームを作ってきたけど、最後の最後で大迫勇に頼りすぎになってしまった」と振り返った。

 それでも前半20分には、3人のDFに囲まれながらも混戦を抜け、今大会10点目。国見FW・平山相太(23)=現F東京=らがマークした1大会最多得点記録を更新した。市船橋FW・北嶋秀朗(30)=現柏=に並ぶ6試合連続得点も記録。注目され続けた中で、最後まで結果を残した。

 スタンドには「すごい、おじいちゃん、おばあちゃんっ子」と母・美津代さんが証言する大迫勇のために、祖母の竹添トキエさん(73)が、鹿児島から急きょ応援に駆けつけた。ゴールは見せられたが、祖母に最高のプレゼントを届けることはできなかった。

 今月25日には入団が決定している鹿島に合流予定。プロの厳しい世界に飛びこむ。大迫勇は自分の力で家を建て、家族、祖父母と一緒に暮らす夢を持っている。「おばあちゃんたちと一緒に住みたいね、と言ってくれた。うれしかった」トキエさんは感慨深げに話した。

 新たな世界に向け「まだ通用しないと思う。悔しさはある。常に点を取れるFWになりたい」と誓った。祖父母、家族のため、高校最強のストライカーは、かなわなかった日本一をプロの世界で成し遂げる。

(2009年1月13日06時03分 スポーツ報知)

大迫くんにとっては残念な結果となった高校選手権決勝であった。
大会新記録の得点を挙げ、個人的には超高校級をアピールしたとは思うが、チームが負けては気持ちも治まらぬであろう。
銀のメダルを即座に外した負けず嫌いのメンタリティはプロの世界で必ず役に立つ。
我等と共に歩み始める1月26日までおよそ二週間。
アジアへの登録も内定しており、忙しい一年が始まろう。
母を恋しく思ってる場合ではないぞ。

U-20日本代表 カタール国際親善試合 シリア戦

2009年01月13日 | Weblog
【U-20日本代表 カタール国際親善試合2009】試合結果(初戦シリアに惜敗)(09.01.12)
カタール国際親善試合2009に参加しているU-20日本代表は、11日にgroupBの初戦でシリア代表と対戦し0-1で敗れた。group Bは日本のほか、シリア、UAE、セルビアが入っている。
■group B試合結果
日本代表 0-1 シリア代表
UAE代表 1-1 セルビア代表
■シリア戦日本代表スターティングメンバー
()内は所属チーム。すべて2009年のもの
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GK 18 大久保 択生(横浜FC)
DF 2 當間 建文(鹿島)
DF 6 山村 和也(流経大)
DF 7 村松 大輔(湘南)
DF 9 酒井 高徳(新潟)
MF 11 下田 光平(F東京)
MF 13 木暮 郁哉(新潟)
MF 14 清武 弘嗣(大分)
MF 16 齋藤 学(横浜FM)
FW 20 大山 恭平(福岡)
FW 21 白谷 建人(C大阪)
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選手交代(時間などは不明)
out 2 當間 建文(鹿島)in 12 渡部 大輔(大宮)
out 21 白谷 建人(C大阪)in 19 永井 謙佑(福岡大)
out 20 大山 恭平(福岡)in 22 大塚 翔平(G大阪)


當間は先発するも途中交代の模様。
最少失点での惜敗はもったいなかったと言える。
これをバネに自分を昇華させて欲しい。