鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

内田篤人J1通算50戦出場へ

2007年08月29日 | Weblog

鹿島内田がヒデ超えの最速J50戦達成へ

 FW柳沢(右から2人目)のプレーを後方から笑顔で見守るDF内田(左)
 鹿島DF内田篤人(19)が優勝を占う今日29日のG大阪戦で高校サッカー出身選手としての快挙を成し遂げる。G大阪戦に出場すれば19歳5カ月2日でJ1通算50試合出場。高校サッカー部所属選手としては中田英寿の19歳9カ月11日を超えて最速記録となる。3月の早生まれという利点もあるが1年目からレギュラーを奪い、2年目の現在まで安定した活躍を続けたからこその記録だ。

  「(入団時は)こんなに早く出られるようになるとは思わなかった」。ユース所属なら高校在学中にトップ昇格も果たせるが、高校サッカー部所属となるとJの強化指定選手に選ばれる以外は高校卒業までJデビューを待たなければいけない。名門の鹿島は新人でレギュラーを確保できるケースは少なく、2年目までで50試合に到達した選手ですら大卒を含めてもDF秋田、相馬の2人しかいない。

  勝ち点3差に急接近して迎えるG大阪戦はU-22代表の僚友で、ともに若くして主力に成長したDF安田とサイドバック同士で対峙(たいじ)する。「2位(G大阪)と3位(鹿島)の対戦だし、燃えてくるのは当然でしょう」。節目の一戦で優勝争いのライバルを打ち破る。【広重竜太郎】 [2007年8月29日9時17分 紙面から]

J1鹿島 きょう2位・G大阪と対決 小笠原復帰、中盤に安定感
2007/08/29(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 8頁
 Jリーグ1部(J1)第23節は29日、各地で9試合を行う。鹿島は石川県西部緑地公園陸上競技場でG大阪と対戦する。キックオフは午後7時。4連勝中の鹿島は、2位のG大阪との直接対決を制し、勢いをさらに加速させたい。
 鹿島は12勝6分け4敗、勝ち点42で3位。前節の横浜FC戦は内容的には苦しみながらも、途中出場の興梠の勝ち越し点で貴重な勝ち点3を獲得。リーグ戦再開後、4連勝で足踏みを続けるG大阪との勝ち点差は11から3にまで縮まった。首位の浦和とは勝ち点7差あるが、まずはG大阪と勝ち点で並びたい。
 今節は出場停止明けの小笠原が復帰。前節は中盤での安定感を欠いただけに、期待度は高い。小笠原「4連勝でいい感じできているので、無駄にしないためにも負けられない」と5連勝に意欲。柳沢「ガンバはここ数試合、勝ち点を取れていないとはいっても総合的にはナンバーワンのチームなので、気を引き締めてやりたい」と意気込む。北陸での試合は3戦3発と相性もいいだけに、前節に続く2戦連続ゴールが期待される。
 G大阪は13勝6分け3敗、勝ち点45で2位。ここ3戦で勝ち点1しか奪えずに首位から陥落したが、試合内容が決して悪いわけではない。マグノ・アウベスがけがで欠場する見通しだが、オズワルド・オリベイラ監督は「バレーに播戸、家長といい選手がいる。総得点でもリーグトップクラスで、簡単に対応できるものでもない。難しい試合になるということを意識して臨まなければならない」と気を引き締めていた。

キーマン
「もっと点に絡みたい」 DF 内田篤人
 鹿島のスピードスターがG大阪戦で、高卒入団選手では中田英(当時平塚)を抜き最年少となる19歳5カ月2日で50試合出場を迎える。鹿島で入団2年目での達成は秋田、相馬に次ぎ3人目だが、。内田「監督がかなり我慢して使ってくれているから」といたって謙虚。その上で「もっと点に絡みたい」と課題を挙げる。
 U-20代表でコンビを組んだ安田との対決にも注目が集まるが、「2位と3位の対決だから(安田が)燃えてくるのは当然。上がれるチャンスなんで、ぜひ勝ちたい」と勝利を誓った。

篤人と過ごした1年半、もう50試合になるというのか。
篤人と同様に速く過ぎ去ったこの時にタイトルを撮る喜びを共に分かち合えなかったことは我等にも責任がある。
声を出すのだ、もっと鼓舞しなければ。
そして今季、篤人の出場が叶わなかった2試合は共に敗戦したという不吉なデータもある。
しかしながら運良くこの天王山には出場が叶い、ベストメンバーで戦うことが可能となった。
この戦いに勝利することは、12月に笑うために必要なことである。
が、それも通過点である。
この若き翼が、成熟し、更に老練な戦士となるまでにいくつもの喜びを分かち合いたい。
その未来のためにも今日の試合は勝利で飾りたいのだ。