鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

JEF戦報道

2007年08月16日 | Weblog

鹿島MF小笠原が2ゴール!/J1
<J1:鹿島3-1千葉>◇第20節◇15日◇カシマ
 一進一退の攻防で幕が開けた。先手を取ったのは千葉。前半19分、MF水野のFKが鹿島DFファボンのオウンゴールを呼んで先制した。だが6分後には、鹿島DF新井場が約30メートルの距離から右足を振り抜き、鮮やかなロングシュートを決めて、すかさず同点。同31分にはMF小笠原が右足ミドルをねじこんで逆転した。
 後半は千葉も反撃し幾度となく決定機を迎えたが、鹿島GK曽ケ端が会心のセーブを連発。同40分には小笠原がPKで、この日2得点目を決めてダメ押しした。鹿島が3-1の快勝で連勝を飾る一方で、千葉は2連敗となり、苦しい後半戦のスタートとなった。
[2007年8月15日21時22分]

鹿島新井場が豪快ミドル今季初得点/J1
<J1:鹿島3-1千葉>◇第20節◇15日◇カシマ
 鹿島DF新井場が、今季初得点となる豪快なミドル弾でチームを救った。
 前半19分、DFファボンが千葉MF水野のFKを頭で押し込んでしまう、まさかのオウンゴールで1点のビハインドを背負った。だが6分後に、新井場が左サイドから中央寄りに駆け上がると、約30メートルの位置から右足を一閃(いっせん)。貴重な同点弾が決まった。
 その後、チームも息を吹き返して快勝。新井場は「上との差を詰めるには勝つしかない。毎試合、決勝と思ってやっている」と意気込んだ。
[2007年8月15日23時29分]

小笠原2発!鹿島快勝

鹿島対千葉 後半39分、この日2点目となるPKを決め喜ぶ鹿島MF小笠原
<J1:鹿島3-1千葉>◇第20節◇15日◇カシマ
 鹿島を変えたのは、やはり小笠原だった。前半31分。復帰後、守備に重きを置いていたが満を持して前線へ。そして左からきたパスの2バウンド目に右足を直接合わせた。DFの股(こ)間を抜き、GKの右手をかすめたボールはゴール左隅に飛び込んだ。06年7月東京戦以来、389日ぶりのゴール。普段は武骨な男が、右手をグルグル回して喜びを素直に表現した。

 試合後、メッシーナ時代の苦い思いを口にした。「ずっと試合に出られず、見ていても負けるし…。試合に出て、勝つということがうれしい」。念願の欧州挑戦は、わずか公式戦8試合の出場。試合に出て、勝利に貢献するという当然のことができなかったからこそ、今の喜びも格別になる。

 イタリアで無駄な日々を過ごしていたわけではないことを同期入団のMF本山が見ていた。昨オフ、イタリアへ遊びに行き、練習を見学した時だった。本山の目に飛び込んだのは誰よりもフィジカルやシュート練習に打ち込む、小笠原の姿。「愚痴も言わなかった。そういう環境に置かれても1番頑張っていて、心を打たれた」。親友の心を揺さぶるほど異国で戦った。

 1年間の苦闘は小笠原を変えた。攻撃を愛する男が復帰後、繰り返して言うのは「自分が目立ちたいから前へ前へというのはダメ。機を見て上がればいい」。後半12分には体を張って千葉MF山岸の突破を食い止めた。キャプテンマークを巻いて、90分間戦い、後半40分には2得点目となるPKも決めた。ゴール裏へ走り、サポーターに向けて両手を突き出す姿に本山は「ああいうの珍しいよね」と言った。新人時代から知る鈴木満強化部長は「ファウルを取られても審判に文句を言わない。イタリアでもまれてヒデ(中田英寿氏)みたいになってきた」と変化を感じ取っていた。

 小笠原は昨年引退した本田氏に最近、こう漏らしたという。「チームのために、ということが本当に分かった。ちょっと遅すぎたかなという感じですが」。首位G大阪が敗れ、勝ち点差8に接近。変化を続ける小笠原が、10冠への案内人となる。【広重竜太郎】[2007年8月16日9時28分 紙面から]

小笠原がJリーグ復帰後初ゴール!鹿島を勝利に導く

前半31分のゴールに続き、後半40分にはPKも決めた小笠原
 J1第20節(15日・万博記念競技場ほか)鹿島のMF小笠原満男(28)が2ゴール、横浜M・FW大島秀夫(27)は2戦連発と、18日にも発表される日本代表のカメルーン戦(22日)追加メンバー入りへアピールした。

 気温29.8度、ピッチ上はカシマスタジアム過去最高の36度という暑さ。そんな中、小笠原が復活の2得点だ。

 まず1-1の前半31分、FWマルキーニョスのパスから右足を一閃。06年7月22日のFC東京戦以来、389日ぶりのゴールとなる逆転弾を決めると、後半40分には誰も名乗り出なかったPKのキッカーを務めダメ押し点。出場停止のFW柳沢に代わって主将を務めた小笠原が3-1逆転勝利に導いた。

 「数字を見てもG大阪が一番上にいる。残り全部勝つつもりでやっていきます」。首位・G大阪との勝ち点差は8。残り14試合に全勝すれば逆転優勝は十分に可能だ。

 06年ドイツW杯以来の代表復帰も見えてくる。18日にも発表されるカメルーン戦の追加メンバー。MFは1-2枠と狭き門だが、11日の鹿島-甲府戦に大熊コーチと加藤GKコーチを派遣したオシム監督の頭には小笠原の名前が入っていることは間違いない。

 「代表? いきたいといってもいけるわけじゃないから」と小笠原。10冠を目指す鹿島だけでなく、アジア杯で優勝を逃したオシム・ジャパンにとっても、頼もしい男であることは間違いない。(千葉友寛)

“主将”小笠原2発!復帰弾で快勝

<鹿島・千葉>後半40分、この試合2点目を決め、喜びを爆発させる鹿島・小笠原
 【鹿島3-1千葉】まさに大黒柱と呼ぶにふさわしい活躍だった。鹿島の小笠原が決勝弾を含む2ゴールでチームを勝利へと導いた。まずは1―1の前半31分。FWマルキーニョスの横パスに反応し、ダイレクトで約23メートルの強烈な右足ミドルを叩き込んだ。「マルキがいいボールをくれた。DFが寄せてきていたけど、イメージ通りの強い、いいシュートが打てた」。鹿島復帰後初、Jリーグでは06年7月22日のFC東京戦以来、389日ぶりとなるゴールに、自然と笑みがこぼれた。後半40分には、DF内田が得たPKをきっちり決めてチームの勝利を確実なものとした。

 イタリアで進化した姿をまざまざと見せつけた。悲願だった欧州でのプレーはリーグ戦わずか6試合の出場に終わったが、苦しんで得たものも大きかった。この日は出場停止だったFW柳沢に代わり、キャプテンマークを腕に巻いてプレー。中盤の底で精神的支柱として、攻守でチームをけん引した。鈴木強化部長も「まさにイタリア仕込みのプレーだった。ファウルしてもすぐ位置に戻るし、中田(英寿)みたいになってきた」と最大級の賛辞を送った。

 チームはこれで再開後2連勝。「(イタリアから)戻ってヘタなプレーはできない。数字見ても負けられないんで、全部勝っていきたい」。小笠原の復帰でさらに勢いを増したチームが、悲願の10冠達成に向けて全開モードに突入した。

 <千葉 また逆転負けで15位に後退>千葉は稚拙な試合運びで15位に後退した。前半19分にオウンゴールで先制しながら同25、31分とミドルシュートで失点し、2試合連続の逆転負け。「リードしているのに負けているような試合運びだった」と水本が言うように中盤のマークが甘く、DFラインも下がった。後半は反撃に出たが、計17本のシュートは精度を欠いた。後半23分に巻が右足首付近を打撲して負傷交代。「大丈夫です」と話す表情もさえなかった。[ 2007年08月16日付 紙面記事 ]

小笠原1年ぶり弾!エース凱旋2発…J1第20節

前半31分、鹿島・小笠原が勝ち越しゴールを決める(左はマルキーニョス)
 ◆J1第20節 鹿島3―1千葉(15日、カシマ) 鹿島のMF小笠原満男(28)が、イタリア・セリエA、メッシーナからJ復帰後初ゴールをマークするなど2得点の活躍を見せた。

 まだ見慣れない「背番号40」に惜しみない声援が降り注いだ。1―1で迎えた前半31分、帰ってきた鹿島のエースが真価を発揮した。千葉DF斎藤のクリアミスをFWマルキーニョスが拾い素早く右へ。ボランチから駆け上がっていた小笠原が右足を振り抜く。「最初はニア(ゴール右)を狙ったが、ファーに変えた」一瞬のイメージの転換でゴール左隅を射抜いた。

 昨年7月22日のF東京戦以来389日ぶりのゴールに続き後半40分、DF内田が得たPK。右足で確実に自身2点目を奪い試合を決定づけた。

 「戻ってきてヘタなプレーはできない」イタリアでの苦闘の1年。持ち帰ったのは屈辱だけではなかった。低迷するチームでの練習はほとんどが守備に費やされた。武器のFKの練習の時さえ“邪魔者”扱いされた。それでも「守備のところの考え方が変わった。我慢することも覚えた」。キャプテンマークを巻く小笠原はボランチで新境地を切り開いた。

 3位をキープして首位G大阪に勝ち点8差に迫ったチームとともに、自身にとっても大きな意味を持つ2ゴール。攻守にさえを見せ、昨年のドイツW杯以来1年2か月ぶりの日本代表復帰の可能性もさらに色濃くなった。「代表? 行きたいと思って行けるものでもない。今は鹿島のために一生懸命やるだけです」ほとばしる汗をぬぐう寡黙なサムライに笑顔が戻った。(2007年8月16日06時06分  スポーツ報知)

J1 鹿島3-1千葉 復帰の小笠原2得点
2007/08/16(木) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
ボランチで輝き放つ
 【評】鹿島は前半25分に新井場の得点で1-1に追いつき、ここから小笠原が2得点した。前半31分には左からのパスをゴール左隅にけり込み、後半40分にはPKを決めた。千葉は前半の苦しい時間帯で守備陣が踏ん張れなかった。

 真夏の夜のスタンドに詰め掛けた1万9600人の観衆が小笠原のプレーにくぎ付けとなった。鹿島復帰後初ゴールとなる逆転弾を含め2得点に加え、ボランチとして相手攻撃の芽を摘んだ。後半戦最初のホームでの戦いの中心にいたのは、まぎれもなく背番号40だった。
 イタリアに渡る前は攻撃的MFとして活躍していた小笠原だが、復帰後はボランチを任されたこともあり、「攻撃よりも守備に比重を置かないといけない。攻撃に行きたいという気持ちもない」と、守備の意識の方が強かった。
 だが、攻撃への意識を封印したわけではなかった。前半31分に中盤でのルーズボールをマルキーニョスが中央やや左で奪うと、すかさず前線へ。横パスをもらうと、ダイレクトで右足を振り抜いた。「強い、いいシュートが打てた。もうワンテンポ早く打とうと思ったが、DFが寄せてくるのを待って逆サイドにけろうと思った。イメージ通りだった」と、相手GKの手をはじき、左隅へと突き刺した。これで終わらず、後半40分には内田が獲得したPKを冷静に決め、ゴール裏のサポーターへ向け右こぶしを、そして最後は両手を突き上げて喜びを表現した。
 鹿島に復帰し、周囲からは代表復帰の声も挙がってきているが、本人は「(代表を)考えながらやってる人はいない。行きたいといって、行けるものでもないですし」といたって冷静。「チームの1人として、チームが良くなるようにしていきたい。鹿島のためにやるということだけ」とフォア・ザ・チームの意識を口にし、「もう負けられない。全部勝つつもりでやっていきます」と力強く全勝を宣言した。今年の夏は“ミツオの夏”となりそうだ。

新井場が今季初G
 ○…鹿島にとってオウンゴールで先制された嫌な流れを断ち切ったのはDF新井場徹(28)の今季初ゴールだった。前半25分にドリブルで攻め上がり、そのまま右足でシュート。「たまたまシュートしたら、いいバウンドをして入ってくれた」と話したが、この同点弾がチームを落ち着かせ、逆転を呼び込んだ。「上位と差を詰めるには勝つしかない。毎試合、決勝と思ってやっている。全部勝てば、優勝できると信じてやってますから」。この勢いで連勝街道を突っ走るつもりだ。

鹿島・オズワルド・オリベイラ監督
 「流れを失いかけた6分後に落ち着きを取り戻せたのはよかった。疲労がたまって足が止まる部分があり、徐々にリズムを失いかけていたが、それは想定内。交代選手がうまく機能してくれた」
鹿島・DF内田篤人
 「イバ(新井場)さんが入れてくれて、ゲームが落ち着いた。前半で逆転できたのが大きかった。PKは狙ってなかったが、うまく取れてよかった」

ニッカンの続報以外は小笠原満男にばかりスポットが当たっている。
結果を伴った以上当然のことであろう。
玉際の強さ、危機察知、危ない場面での当たり、守備時の身体の寄せ、ボールの散らす、長短の正確なパス、そして勝ち越し弾となった機を見た攻め上がり。
完璧なボランチとして君臨していたことは紛れもない事実であった。
巧守に基点が出来たことでチームは活性化しておる。
が、ここでこそ我等が危機感を募らせるときである。
何故かオフサイドにされる野沢の飛び出しや、満男ばかりを見てしまう増田誓志など問題点を見逃しては成らぬ。
常に前を向くのだ。
何かを探すのだ。
順位は上位に名を連ねておるが、勝ち点差・得失点差、そして何より審判の偏ったジャッジに気を遣わざるを得ない。
上へ上へ、一つ一つ勝利を重ねてゆくのである。


JEF戦コメント

2007年08月16日 | Weblog

【J1:第20節】鹿島 vs 千葉:オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]
8月15日(水) 2007 J1リーグ戦 第20節
鹿島 3 - 1 千葉 (19:03/カシマ/19,600人)
得点者:'19 オウンゴ-ル(千葉)、'25 新井場徹(鹿島)、'31 小笠原満男(鹿島)、'85 小笠原満男(鹿島)

●オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島):
Q:2ゴールを挙げた小笠原選手の評価は?
「点を取って目立ったので、どうしてもそういう評価になるが、個人的には10人で勝った試合の方が評価されるべきだと思う。監督は戦術の中でチームがどう機能したかを評価するものだ」
Q:今日は何ができて、何ができなかったのか?
「できたことは、逆転する強い気持ちを見せたこと。落ち着きがあったこと。前半のうちに2-1にしたので、ハーフタイムに落ち着きを取り戻せた。何ができなかったかというのは、10人で戦ったこの間の代償が出てしまった。つまり、後半が疲労で足が止まったということだ」
Q:青木を投入した理由は?
「ジェフが使おうとしたスペースを消すために青木を入れた。小笠原を2トップに絡ませようとした」
以上

【J1:第20節】鹿島 vs 千葉:アマルオシム監督(千葉)記者会見コメント [ J's GOAL ]
●アマルオシム監督(千葉):
今日の試合でなぜ千葉が15位なのか、鹿島がなぜ3位にいるのかが分かった。実際にピッチ上でいいプレーができなかった鹿島が勝った。勝ったのは鹿島だが、全ての説明がつくとは限らない。後半はいいプレーができたが、それもいつもほどではなかった。総合的によかった、選手の質の高い鹿島の勝利だった。自信を失っていることで、千葉は最終ラインを下げて失点を食らってしまった。経験を積み重ねていかなければなりません」
Q:選手の質の問題ではなく、チームとしての一体感が欠けているのではないのか?
「一体感というのは上位チームの方が出しやすい。ガンバや浦和の方が出しやすいと思う。口で言うのは簡単だが、一体感だけでは点は取れない。点を取る最後の部分は個の力だ。一体感でチャンスは作っている。最後を決めるのが個人なんです。今はそういう選手がジェフにはいないが、レイナウドや巻がそうなる可能性を秘めている」

以上

【J1:第20節】鹿島 vs 千葉:試合終了後の各選手コメント [ J's GOAL ]
●内田篤人選手(鹿島):
「勝ってよかった。オウンゴールは気にすることはなかった。イバさん(新井場)がうまくシュートを決めてくれたし、満男さん(小笠原)も点を取ってくれた。前半のうちに逆転できたのが大きかった。(自分自身の出来は?)後半ちょっと足が止まって厳しかった。PKのシーンはPKを狙おうとは思っていなかった。クロスを上げようと思っていた。でもイバさんが僕を見てくれていたし、前も空いていたから行った。キッカーは満男さんだったし、PKを取れば1点のようなものだった。今日は有三さん(田代)を狙っていたけど、点を入れさせてあげることができなくて残念です」
●本山雅志選手(鹿島):
「ミスが多かったんで修正していかないといけない。前半は前線からのプレスが多かったけど、後半になって行けなくなった。でも引いて守る形はできていた。ソガ(曽ヶ端)が忙しかったけど、跳ね返すことはできた。今日はかなり暑かった。マルキーと「これはヤバイね」という話をしたくらい。こういう暑さだと判断が鈍るし、もっと声で伝えることをやらないといけない。前からプレスに行くことは大事だし、狙い目だけど、いけない時に引いた形を作るのはだいぶ出来てきた。暑いしどうしても続かないところがある。そういう時は気合が大事。それにしっかり栄養と休息を取ることが大事。(小笠原が入って?)満男はもともと必要なことしか言わない。背中で語るタイプ。でも気合が入っていたし、チームを引っ張ってくれた。今日はボランチから前に出て得点にも絡めた。中盤はその時のバランスを考えなきゃいけない。あの飛び出しはよかったと思う」
●新井場徹選手(鹿島):
「たまたまいいシュートになってよかった。シュートを打ったらいいバウンドになって入った。自分のゴールより勝ち点3を取れたことがよかった。オウンゴールしちゃったのはしょうがない。ファボンもいいシュートだったし(笑)。でも結果的には狙い通りだった。今の鹿島は毎試合が決勝戦。全部勝てば優勝できると思う。この暑さだと前半のようなサッカーはできない。勝っているからムリをしていかないようにしようという雰囲気もあった。水野とは何度もやっているし、自分の中ではどうすべきか分かっているつもり。まあまあだったんじゃないですか。ガンバとやるまでは1つも落とせない」
●小笠原満男選手(鹿島):
(自身の1点目は?)マルキーニョスにボールが入った時点でよく見てくれた。速いタイミングでシュートを打とうと思ったけど、蹴るテンポを遅らせて打った。イメージ通りだった。PKに関してはキッカーは決まっていなかった。水を飲みに行きつつ決めた。行きそうな人がいなかったんで自分で行きました。戻ってきて何とかチームの勝利に貢献したいと思っている。今日はよかった。中断前もいい形が出てきていたけど、中断後に勝って、さらに連勝しているのはいいこと。

(ガンバと勝ち点差8だが?)数字を見たらガンバの方がまだまだ上。自分たちの次の相手は大宮。そこできっちり勝ち点3を取ることが先決。相手の順位どうこうは関係ない。全力でやってガンバとやれるようにしたい。

(途中でケガをした?)アキレス腱を踏まれた。結構痛いと思ったら1分後に回復した。今日は暑かった。本田さんも今までの鹿島の中で一番暑かったんじゃないかと言っていたくらい。後半ペースダウンせざるを得なかった。そういう中でスピードアップするところはしたつもり。追加点が取れたのがよかった。最後のゴールも篤人が抜け出てPKを取ったから生まれた。1点を取りに行く姿勢がよかった。
 イタリアではずっと試合に出られなくて、見ていても負けてばっかりだった。だから今は試合に出て勝つことがすごくうれしい。勝ちたいし、試合に出たい。そういう意味では今は充実してやれている。

(球際の部分が激しくなった?)やっぱり寄せてボールを取るところまでが守備だと思う。マイボールにできる回数が多い方がいい。前とポジションも違うし、今は前にいいタレントが多い。だから2点目のゴールシーンみたいにいいところで前線に顔を出せる回数を増やせればいい」
●岩政大樹選手(鹿島):
「今日は割り切って守ることができた。いつもとは違って守りやすかったということはないけど、クロスに対して弾き返せればいいと思ってやっていた。水野もフリーで上げることがなかったし、こっちにとってプレッシャーになることはあまりなかった。少しずつコンディションを整えられるようにしたい。甲府戦のように主導権を握れるようにしたい。今日は今日で素晴らしい戦い方だったけど。今後も自信を持ってやれると思う」
●水本裕貴選手(千葉):
「同点にされた時は『まだ同点』って感じだったけど、立て続けに点を入れられてガクッと来た。1点で止めておくべきだったからこそ、2点目でガクッと来た。点を取れないのはいつものこと。だけど1点は取る力がある。そこからどういう試合運びをするか。鹿島は強かったですね。相手のセンターバックも大きいし、ただ放り込んでいても跳ね返されるだけ。後半くらいつなげられればよかったけど。もったいない試合展開だったと思う。
(J1再開後の連敗については?)2連敗するとズルズル行く可能性があると思っていた。とにかく次の試合に勝つことが一番の薬。ホームで勝つことは特に大きい。今日なんか1点をリードしていることが分からないようなゲーム運びだった。リードしているのに負けているようなゲーム運びになってしまっている。流れをつかみきれなかった」

以上

監督と選手のコメントに乖離が発生していては勝利は程遠い。
これを他山の石とせず、一体感を持ったチームとして邁進していきたい。