趣味・興味プラス挑戦

郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

自前の木の芽:山椒の話

2011-05-12 18:42:34 | 我が家のお花、樹木

     今年は自前の山椒で若竹煮

  =これまではお隣りから頂いていた木の芽・山椒=

              (この日記の掲載期間:5月27-6月2日)

木の芽、山椒の芽。 毎年このシーズン若竹煮が嬉しいです。でも山椒
芽が欲しいですね。 竹の子にわかめ、そして山椒。 これは私の場合、
お袋の味そのものです。田舎の母屋の裏に大きく育った山椒の木が
ありました。毎年この季節、おやじは味噌汁にも木の芽を浮かべて食べ
ていました。   

      
            自前の山椒の芽です

ついに今年は自前で存分に
この何年かはお隣さんから頂いておりました。と言うのは長く育っていた
田舎から移植した木が枯れてしまいました。 そのうちにまた実家からと
思っていましたが、何年か経った一昨年の春お隣さんから木の枝を頂き、
挿し木をしてみました。6,7cm程の枝の一端を斜めに切って挿しておく
だけです。こんなんで本当に?と半信半疑でした。

 
 今年(2011年)5月21日、こんな立派に         昨年(2010年)の5月

まだ木は小さいですがしっかりと枝がはり結構沢山の葉っぱが
実りました。これから年を重なるに従い枝ぶりもお隣りの木の
ように立派に成長していくでしょう。 

     
      お隣りの山椒の木               今年5月21日の親の木

毎日の水やりを欠かさず
根っこがないのだからその分たっぷりと水だけは要るだろうと毎日朝晩
欠かさずに水やりをしました。 秋になって枝に針のような突起が出ている
のが見えました。これはひょっとしていけるのではと。

  
       翌年(2010年)春に芽吹きました
 
昨年の3月ころ、感動の菜っ葉です。信じられない、最近にない喜びでした。
枝を土に挿しておくだけで芽がでる、植物の生命の不思議さを実感です。
予備にと更に何本かを挿し木にしましたが、すべての挿し木に芽がで
ました。
 

       
             芽がでた予備の挿し木 

成長も早いです
もう大丈夫です。水やりも朝だけで十分。芽が出て半年後の昨年9月に
はこんなにも大きくなりました。 ところが葉っぱがいつの間にかなくなって
います。よく見ると、害虫がへばりついており葉っぱを食べていたのです。
以降割り箸でその虫取りです。

      
        2010年9月、だいぶ大きくなりました

陽光と肥料
ところで、下の写真の木は家の裏で同じ時に挿し木した木です。ところが
成長は遅く、家の表にある木(上の写真)とは相当の差があります。違いは
日当たりと肥料の差です。 植物の生育に養分、陽光の重要性を再認識
しました。


   肥料と日当たりの差は大きい(右の割り箸と比べても)

 

    今日もご覧くださいましてありがとうございました

 

 

 

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9 コメント

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銅鐸 (茲愉有人)
2011-05-29 18:00:50
銅鐸の分布や変遷も、興味深い分野ですね。銅鐸、銅矛、銅剣などの分布圏が古代史解明にかなり関係しているように見うけます。

私は、今どちらかというと、銅鏡に関心があります。そのきっかけは、博物館の展示や有名寺院などの美術展などでよく見かけることと、邪馬台国論争や物部氏の関連で一層興味が出てきたためです。

物部氏は、先月、大坂でのある研究会の二次会でたまたま物部氏のルーツが話題になり、それまで、蘇我氏に関心はあったけど、物部氏をあまり意識していなかったので、ちょっと関心を抱き始めたのがきっかけです。(この研究会は、まったく歴史と関係ないものなのですが、なぜか話題になりました。)

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山椒 (Kenny )
2011-05-29 17:22:53
ポエムさん、私は山椒は葉っぱも、実もどっちも欠かせません。大好きです。かーちゃんに毎年春に、どう煮ているのか? ポエムさんが仰るように「山椒の実は醤油でさっと煮て」いるんでしょうか、緑色をしています。そして冷凍保存して一年中少しずつ頂いております。多分田舎の味なのでしょうね、肉、卵なんか、特に肉なんかめったに食えない時代、揚げ、豆腐、旬の野菜、川魚はふんだんにありました。醤油、味噌も。それに裏庭の山椒の味が身にこびりついたんでしょうね。そりゃー催促ものでしょう。さてほのぼのとした話題につい夢中でパコパコ(PC)、傍のビールが暖まってしまいました。ではもう一缶。31日はよろしく。なんですって、メロデーにベース音を入れて!! 焦ります・・・・。

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人と人の縁として (茲愉有人)
2011-05-29 17:15:30
ポエム様
Kennyさんのブログを介し、冠句というのを初めてしりました。
早速、ブログを覗かせていただきました。

Kennyさん
文芸ジャンルへの縁づくり、ありがとうございます。
機縁へのご報告を兼ね・・・・


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素晴らしい展開だ!! (Kenny )
2011-05-29 17:06:43
茲愉有人(じゆうじん)さん、ポエムかーさん、これからもブログ上での会話を一緒に楽しんで参りましょうね。私ちょこっと役に立ちましたね。茲愉有人さんは私の元勤め先の同僚、山仲間。読書家、勉強家にして分からないことは聞けば即答あり。京都在住で私より若干お若いです。ポエムさんは、”お前は一体なにが本命や!と言われるのを覚悟で、ハイ”、ギター教室の仲間です。もの静かなすてきなおかーさんです。かわいいお孫さんに囲まれてですから、多分我々年代かな? 話は変りますが茲愉有人さん、今日は安土で友の会主催の「銅鐸のセミナー」でした。今、考古博物館では銅鐸がテーマーです。これからもまだまだ講座は続きます。 
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今日は雨ですね (ポエム)
2011-05-29 13:23:51
山椒の葉が食卓に彩り、五月の香りに故郷を想われるKennyさんのブログに、同じ思いで読ませて頂きました。
家にも山椒の木がありまして、毎年,葉だけを採りわけて(これが中々大変な作業です)、ちりめんじゃこと昆布を入れ、佃煮を作ります。
子供達、孫達、姉妹も大好物で、催促がきています。
山椒の実は醤油でさっと煮て冷まし冷凍保存していますので、一年中使えていいですよ。

茲愉有人様のコメントを拝見しました。
Kennyさまより、このようにお伝えして頂き、嬉しく思います。
冠題5文字に17文字の付句でなる2句1章の冠句、今年は京都で開催される国際文化祭にも所属結社で参加しますので、今頑張って投句作品を四苦八苦して創作しています。


茲愉有人さま、同じ文芸の趣味の楽しさを、又お話したいなぁと思います。(ポエム)
 http://blog.goo.ne.jp/1948of

Kennyさまの場所をお借りしてすみません。
では31日のギターよろしく♪
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冠句 (茲愉有人)
2011-05-29 10:54:30
そういう文藝のジャンルがあったんですね。
いままで意識しませんでした。

ネットで検索すると、冠付け、あるいは笠付け(こちらは上方での呼称)、といって元禄ごろに始まっているとか。5・7・5の世界もいろんな方向に展開されているんですね。おもしろい!

ポエムさんのブログはどこでしょう?
いちどブログにおじゃましたいと思っています。
「ポエム」でちょっとさきほど検索してみた範囲ではわかりませんでした。

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こころ穏やかになれます (Kenny )
2011-05-29 07:59:11
私の友人にポエムさんという方がおられ(ブログも持っておられます))冠句を詠まれます。ともに私には全く高嶺の花の存在ですが、詠ませていただくのは大好きです。心が穏やかになります。勿論大震災などの、内容によって異なりはしますが、それでも被災者の気持ちになって詠まれた句にはほっとした気持ちになれます。短い表現でも長い文書より伝わって来る事柄が多い(でいいのかな?)ように思います。短い文書ですが読(詠む)み切るのには時間がかかります。冠句はなんだったかなー(枕言葉ではないし・・・)頭の句の後に一文字開ける。この間がとっても大事なんだそうです。

いつもこのように詩にしてくださる。このお話しを過去にさせて貰ったように私の思いが込っています。

山椒の挿し木、今好きな時に、好きな事が出来るようになって初めて出来るお話しです。ありがたい事と感謝しております。コメントありがとうございました
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あ!やった! (茲愉有人)
2011-05-28 22:32:53
投稿してから、入力ミスに気づきました。

二つ目の駄歌ですが

植えし枝ふた歳経たり木に育つ我が食前に木の芽の恵み

です。

一旦投稿すると、修正できないのですね。

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こころなごみ、成果もあり (茲愉有人)
2011-05-28 22:24:15
いいですね!
山椒の木がすくすくと育ち、その成果が食前に恵みとなって、目も口も心も楽しませてくれるのは・・・・

即興で駄歌に仕立ててみました。
本文のリフレクションにしかすぎませんが。

いただきし山椒の枝庭に植え心くばれば若葉でこたゆ
植えし枝ふた歳経てり木に育つ我が食前に木の芽の恵み
山椒の木の芽ながめつ故郷のおやじ好みし味噌汁思う
陽光と肥料のめぐみ異なればああ山椒の姿違えり
我が門の山椒の木よ疾く育て隣家の親木並び立つまで

短期間で育った木の写真を拝見し、本文を拝読して、戯れてみたい心境になりましたので・・・・



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