近江水の宝 64選
=水と琵琶湖に関わる歴史遺産=
(この日記の掲載期間:6月8日~6月14日)
延暦寺も水と関わりがあった! 歴史探訪に参加して
私の下手な講釈は止めて現地見学会で頂いた資料の記載をその
まま引用させて頂きます。
当日配布の資料から:滋賀県教育委員会・滋賀県埋蔵文化財センター編集
水と琵琶湖から滋賀の歴史遺産を観る
手元に表題のリーフレット(マップ)があります。近江水の宝、何のこと
かいな? 初めてこの言葉を耳にした時、まあ琵琶湖があるんやから
明治10年代末まで近江の宝、琵琶湖を利用し経済的に潤いをもたら
した湖上交通、丸子船などお金に纏わるお話しかと思いました。
誰でも入手できるリーフレット:滋賀県教育委員会事務局文化財保護課編集
ところがそうではなくて滋賀県が日本に、世界に発信する水の宝は水
と県内に点在する歴史遺産との関わりでした。
今回の滋賀県教育委員会主催の歴史探訪は比叡山、延暦寺と美しい
水をたたえた琵琶湖との繋がりと云う目からウロコのお話しでした。
もうこれだけで(このことを知った)当の企画に参加させて頂いた意義
は十分でした。
近江水の宝と題したこの企画
これも当リーフレットの記載をそのまま引用させて頂きます。
今回の探訪は延暦寺でしたが近江水の宝と関わりのある全部で64箇所
が紹介されています。また県ではこの箇所の何か所かの見学会も計画さ
れています。 これからの探訪企画が楽しみです。県の学芸員さんの解説
付きが嬉しいです。
今日の(6月2日)の見学場所
同、リーフレットから
一ケ所、ここだったのか!
沢山の面白いお話、見学箇所がありました。ここではスペースの都合
でこの一か所を取り上げます。それは浄土院です。
浄土院御廟
伝教大師最澄に365日毎日3度のお食事を一人の修行僧に
よって(12年間:と記憶、は交代なしでその僧が)差し上げて
いる廟です(当日の地元歴史愛好家のお話より)。 ここやったんや。
郷土史に興味を抱く者にとって
今までは案内人、ましてや県の学芸員さんや地元で歴史を研究
しておられる皆さんの解説で延暦寺を歩いたことはなく今回は
何冊もの書籍を読むに値する見学会でした。
京阪坂本駅前で案内下さる皆さんと 穴太積(坂本の町)の歩道を比叡山へ
この日記の掲載については主催者の許可を頂いております。
今日もご覧くださいましてありがとうございます。
追記(6月10日):
いつも訪問くださる方から関連情報を頂きました。
コメント欄も合わせてご一読頂ければ幸いです。
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次回の近江水の宝探訪
日 時 平成24年6月23日(土)
訪問地 琴糸の里を歩く
長浜市木之本町一帯
申し込み、問い合わせ
滋賀県教育委員会文化財保護課
077 528 4674
E-mail: ma07@pref.shiga.lg.jp