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郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

Kennyの城跡めぐり: 多喜山城跡(滋賀県栗東市)

2010-07-01 20:32:33 | 城址

  日向山(にっこうやま)にある多喜山城跡を尋ねて
  =旧東海道をにらむお城がありました=

なんでそんなところに行ったからと言うていちいちブログに載せんならんの?
ブログ更新の記事に困っとんのと違う? ええ、それもあるんですが・・・。

滋賀県の湖南地区(と言っていいのかな?)ではこの多喜山城(栗東市)は
旧東海道を監視する重要な城やったそうです。 そして過日このブログで取
上げました小堤城山城(野洲市)は旧東山道(中山道)をにらむお城と現地
の案内版に記載され
ておりました。共に居城ではありません。 でも有事の城と
しては規模の大きい砦としての城だったようですがそこは彦根城や小谷城と
は別の物で戦略上重要な拠点という事です。小堤城山城にも立って来ました
し、この多喜山城にも立って侍になり往時を偲んできました。
しかしその時代に生まれなくてよかったとも・・・。ただ今真っ最中の選挙な
ら命までかけなくてもいいのですが。

この多喜山城は全く知りませんでした。 私が写真をご指導いただいています、
八田正文先生が「小堤城山城を見てきたのならもう一つ、旧東海道をにらむ
城が栗東市六地蔵の日向山にある」とEメールでアドバイスを戴きました。
ひゅうがやま? いえ違いました、それはにっこうやま(日向山:220m)と
読むのでした。Kennyとしては恥ずかしい限りです。

         以下、多喜山城跡の様子です
     この城は戦国時代に織田信長方によって築城されたと言われています。

        
                   日向山(多喜山城跡):栗東市六地蔵
国道1号線高野から金勝山に向かう県道にあります。高野から5分くらいのJR草津線を渡り直ぐです

        
              山頂から望む、三上山と背後に城山(小堤城山城跡)
三上山麓まで日向山から車で20分ほどです。城山麓は更に10分ほど。旧東海道と旧中山道
は草津からそれそれの方向に分かれていますが、この辺ではまだ両道間は近い距離にあります。

  ここからはKennyの聞きかじり、今までに教わった乏しい知識で勝手ながら
  書かせていただきます。あくまでも往時を偲びでして、思い違いがありました
  らどうか許しください

  
                 山頂の祠           山頂から琵琶湖・東海道方向
主郭のあった山頂。子供の草野球が出来る程度の広さです。下にある看板以外に城跡を説明する標識は全く
ありません。 主郭部からは360度展望が当時は利いたでしょう。今は樹木が茂り琵琶湖、旧東海道方向のみ
展望が利きます

      
                  山頂にある案内板
 なんとか読めますね。Kennyの下手な説明よりもこれをご参考になさってください。なお、以下の記述は
 この案内板に基づき、乏しい知識で探し回り、これがそうではないかな? とKenny調査報告です

 
   当時のものと説明がある石垣              同、土塁
石垣を求めて歩き回りましたが、山頂部にほんの少しだけ見つけました。ただ彦根城のような石垣は信長の
安土城以降と聞いています。従い本格的な石垣は無くてもいいのかなとも。それとこの城の機能は砦ですよね。

                      
            これが虎口(こぐち)跡かな??
 案内板に虎口も当時のままとありますね。ということはどかかにあるとうことです。これには一番時間が掛かり
ました。 安土城の場合では虎口を山の麓で見ました。当然ですね、敵の侵入を食い止める複雑な形状の入り
口です。カギ型、枡形など。この城跡では下に掲載の現地の看板地図を頼りに主郭に近いところでそれらしき
形状の上り口を見つけましたので、自己満足でパチリと。 全く自身はありませんが。

                   
                   お城の縄張り図
 この解説を見る限り今までに現地見学会などで教わりまた聞きかじった知識ではかなり立派な、大がかりな
 お城だったようですね。 最も過日見学の小堤城山城は更に規模の大きいお城だったとのことです。

                    
                                       堀切跡かな??
堀切については案内板には記載がありません。ただ今までに体験した現地見学会では殆んどの場合、
堀切が話題に上っています。登山(上り)の途中であたりを見回してこれ堀切と違うのかな?と思える場所
がありました。 溝が深く、そしてその溝が山の斜面に添って横に走っており今までに見た様子とよく似て
おりました。そこで念のためパチリと撮っておきました。 しかしこれについても自信はありません。

                   
             麓から山頂まで延々と続く石の階段
麓の看板にふるさと創生事業で階段を設置したとのことで、それもほぼ直登です。ただ登山愛好家にとって
は大抵の方は硬い階段は苦手で、私も標高220mくらいなら直登攀でもそれほど応えないのですがこの日
ばかりは膝に、そして息が切れました。 登山道はやはり土と落ち葉の絨毯がいいなーと思いつつ・・・。

       今日もご覧くださいましてありがとうございました

 

 

 

コメント (2)
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