最近、残念だが仕方のないこと、という感じで
日本の科学研究力の低下が〜 という有識者の騒ぎを聞いている。
まあ、あまり他人事ではないのだが。
そして、
「若い人が留学したがらない、日本に居続ける。
居心地がいいから、といって世界へ出ていかないのはだめだ。」
などという声があるのだが、それは
まだ日本が敗戦国で発展途上国として、世界からケアされていた時代に
海外へ行っていたような年代の人たちの言動だ。
上記のようなことがなぜ起きているのか、
本当の理由は結構多くの人たちが気づいている。
しかし、決して表立って発言はしない。
かくいう私も言わない。書かない。
官庁はお年を召した「有識者」のご意見を
「見識のあるご意見」とかで大事にするが、
実は現実を見失った方達の、過去の幻影に基づいたご意見だったりする。
多分、行き着くところまでいくしかないのだろう、と思うのだ。
まあ、仕方がない。
でも、それほどひどいことにはならないと思う。
皆、この国の人たちはしっかりした人たちだから。
年末になると、どうも疲れが溜まってきますね。
寒いのでお気をつけてお過ごしください。
