このタイミングで『この世界の片隅に』を観てきた。
作品そのものの感想は今更なので略すけど、
昨年この映画が話題になった当初、
まだ大ヒット中だった『君の名をは。』と比較して、
いかに『この世界』が素晴らしいかを語っている感想を散見し、
(ただ比較するだけではなく、
同時に『君の名を。』をディスるパターンが多し)
違和感を覚えたものだが、
実際に映画を観て、
比較した人の気持ちが分かるけど、
同時に「なぜ?」という気持ちがますます強くなった。
テーマも目指すものもまったく異なる作品。
アニメという表現手法が同じなだけ。
実写の映画ならば、
そんな比較はしないだろうになあ。
比較するなら、同テーマの映画(「戦争」もしくは「戦争と生活」)と
比較したらいいのに。
『小さいおうち』とかと。
(映画は観ておらず、小説しか読んでいないので、勘で例えを挙げてますけど)