自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

今年はどこに・・・

2011-08-18 21:18:00 | 家族


今年も恒例の夏休みの旅行へ、友人家族とともに行ってきました。でも、上の子供たちが今年は受験生で、日程が会わず、日帰り旅行となってしまいました。
南房総へ行ってきたのですが、これは館山城です。中は市立博物館の別館となっていて、里実八犬伝の資料が展示されています。子供の頃NHKでやっていた、人形劇で使われた人形なども展示されていました。最上階の展望台からは、市内が一望できました。館山は今まで通過したことはありますが、市内を見たのは初めてです。横浜からはアクアラインを通って、高速道路で行ったのですが、とても便利になったのですね。



この一角は公園になっていて、市立博物館本館もあります。里実家の歴史や昔の暮らしの様子なども展示されていて、思ったより楽しめたのは収穫です。
園内の通路沿いには、サルビアの赤い花がたくさん咲いていました。とても暑い日だったので、園内の植物観察もする気にはなれませんでしたね。
今日の写真は、上の子が撮ったものです。私のために写真を撮ってくれたそうです。

8月中旬 千葉県内にて

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ここにも未熟が・・・クスノキ

2011-08-16 21:26:00 | お散歩


クスノキ[樟、楠](クスノキ科)
散策に疲れて、足を止め、ふと上を見上げると、クスノキが小さな実をつけ始めているのに気付きました。緑色の小さな実がたくさん付いていますね。
このクスノキは、とても大きな株だったのですが、大きなクスノキを見ると何故か心が落ち着きます。
こうして、日に透けている葉の様子を見るのもいいものですね。
8月も半ばを過ぎましたが、まだまだ暑い日が続きます・・・

クスノキの黒熟実

8月上旬 横浜市内にて

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水際にて・・・サンカクイ

2011-08-15 20:48:00 | お散歩



サンカクイ[三角藺](カヤツリグサ科)
北海道~沖縄の湿地に生える多年草。茎は鋭3稜形で、根茎は細くて長いです。
花序は4~10個の小穂からなり、短い柄を持つものと持たないものがあり、柄の長さにも長短があるそうです。雌蕊は白色で柱頭は2岐します。
このサンカクイは、ガマと一緒に生えていました。いくつも出ていた小穂がとても目立っていましたね。

8月上旬 横浜市内にて

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傷ついて・・・

2011-08-14 19:07:00 | お散歩


キタテハ[黄立羽](タテハチョウ科)
北海道~九州の荒地や川原など開けた所で見られる蝶です。初夏から真夏にかけて現れる夏型と、秋に現れてそのまま越冬する秋型があります。
これは、道端の草むらで出会いました。夏型のキタテハですね。翅の端の方が破れています。近付いても動こうとしませんでしたが、よほど疲れていたのでしょうか。
幼虫の食草はカナムグラだそうですが、まだカナムグラは目立ちませんね。カナムグラが目立つ頃まで、生き延びることはできるのか私にはわかりません。

8月上旬 横浜市内にて

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実り多き・・・クマシデ

2011-08-13 22:20:00 | お散歩


クマシデ[熊四手](カバノキ科)
本州~九州の山地に生える雌雄同株の落葉小高木。葉は互生し、狭卵形~卵状長楕円形で先は尖り、幅2.5~4cm。基部は浅心形まれにやや円形。縁には鋸歯があり、側脈は15~24対あります。樹皮には浅い筋があります。
3~4月、枝先に葉の展開とともに尾状花序をつけ、夏には果穂が下に垂れます。
このクマシデは、林際から果穂をたらしているのが目立ちました。シデの仲間は今まであまり気にしていませんでした。でも、このような果穂が目にはいると、とても気になってしまいます。クマシデ、アカシデ、イヌシデを区別できるように、樹皮の観察と葉の様子を覚えなければなりませんね。

8月上旬 横浜市内にて

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