ナギナタコウジュ[薙刀香薷](シソ科)
日本各地の日当たりの良い山地などに生える多年草。全体に毛が多く、葉は対生し、長い柄があり、狭卵形~卵形で先は尖ります。縁には粗い鋸歯があります。
9~10月、茎先に太い花穂をつけ、淡紫色の花を片側だけにつけます。 花序全体に毛がありますが、裏面には毛があまりありません。全草に強い芳香があり、枯れた後も残ります。
近づいて撮ってみました。細かい毛がたくさんあるのがわかります。
花期に茎葉を採取して、陰干しし乾燥させたものを「香薷(コウジュ)」と言って、解熱、発汗、利尿薬として風邪、全身浮腫、腹痛、吐しゃに 用います。これも薬草だったのですね。
少し葉をちぎって香りを楽しみました。冬に枯れ残ったものも香りがあります。久しぶりにその香りも確認してみたいです。
11月上旬 横浜市内にて
とうとう山に雪が..
こちら長岡市郊外の東山丘陵も
昨日の雪でそんなころになりました。
ナギナタコウジュ。たくさんの花を
つける姿を得られずに今年の秋は
終わった感じです。
お山が雪化粧ですか。
今日はこちらも寒い日でした。予報以上に雨も降っていましたよ。
ナギナタコウジュの花はもう遅いと諦めていましたが、この場所では少しだけ咲き残っていました。
昨日今日と一気に冬の寒さでしたね。
また気温が上がると、体調を崩しそうです。
今年は1年中おかしな陽気ですね。