ニホンカワトンボ(カワトンボ科)
林縁を流れる小川沿いを歩くと、こんなトンボたちに出会うことができます。
ニホンカワトンボ、以前はヒガシカワトンボとオオカワトンボとされていたものが、最近のDNA鑑定により同一種とされ、こう呼ばれるようになったそうです。
近縁種によく似たアサヒナカワトンボがいますが、分布域からこのトンボは、ニホンカワトンボだと思われます。
翅の色は、橙赤色と無色の他に、淡いオレンジ色の3タイプが知られています。
この写真では分かりにくいですが、翅の縁にある斑紋が赤色になるのが雄です。上の写真は2枚とも雄になります。
雌の斑紋はこのように白色です。
このトンボは、私が近づく気配に驚いて、川岸から飛び立ってヨロヨロと少し離れた木の枝に飛んでいきました。
全身が金色でしたが、羽化したばかりのトンボだったのでしょう。
この辺りではヤマサナエをよく見ますが、果たしてこのトンボは何というトンボなのでしょうか。
トンボの飛び交う風景はいいものですね。
5月上旬 横浜市内にて