yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

最近の身体事情の条

2015-02-09 22:06:27 | yaasan随想
 試験も終わり、成績も出し、初めての公務のない2・3月が始まりました。
 とは言っても昨日は早速卒業生の結婚式があり、簡単なスピーチをし、来週は朝日カルチャーで東京に出かけ、再来週は『延喜式』研究会の発表と古代学協会での講演会、月末は仙台で古代城柵官衙遺跡検討会があるので、そんなに暇ではないのですが、この時期大学に勤めていると一杯ある教授会やら、様々な委員会の会議や、学生の卒論諮問や修論諮問など、公務がぎっしりなのです。だから、そうした公務のない初めての春休み(春の無職状態)をどう過ごすのか?まだよくわかりません。

 そんな中、我が膠原病(免疫不全・関節リュウマチの一種らしい)の本格的な治療が始まりました。これまではリュウマチ専用の薬・リューマトレックスとやらを週末に5錠、6錠をプレドニン(ステロイド)と併用して少しずつ増やしながら飲んでいたのですが、一向にリュウマチの血液に出てくるCRPという値が改善されないので、正常ならだいたい0.45~0.5らしいのですが、私は1.0から下がることがなく、最大6にまでなったのです。直近でも3前後を繰り返し、痛みも痛み止め無しでは絶えられない痛さを発するのです。

 そこで、以前から言われていた高額だが、効き目は高いエンブレルという注射を打つことになったのです。いろいろなタイプがあって1ヶ月効く通院して注射するもの、二週間置きに注射するもの、毎週自分で注射するもの、どれかを選択しろと言うことでした。1ヶ月でいずれも5万円余するという代物。最低でも6ヶ月、普通は1年間注射して効き目が安定するという。年間60万円ほどの臨時出費である。正規に勤めているときなら問題はないのだが、年金生活者にはなかなかの負担である。しかし、放置しておくと身体のそこら中が曲がってき、それを元に戻すことは不可能で、いずれ車椅子になるというからそちらの方が問題だ。まだ働けるので、今のうちに薬代くらいは働いて、何とか家族に迷惑をかけない老後としなければ!!

 そんな思いから3週間前から打ち始めた。値段は高いが、結構効き目があり、この3週間、痛み止めが全くいらない。このまま数値が安定することを願うばかりだ。

 死の直前まで元気で、ある日パタンと死ぬとは思っていなかったが、それにしても予想外にいろいろなところにガタが来るものである。ケチのつき始めが緑内障、これは結局治療のミスもあって右目はほとんど見えないまま。後何年もつかさっぱり判らない。運を天に任す以外になさそうである。次が突発性血小板減少性紫斑病(難病指定でこれは治療費がいらなかった)そして今回の膠原病。原因不明だが、先の病気(突然免疫が狂い、血小板がなくなった病気)の影響があるのだろうという。そしてこれと平行して判った前立腺の異常。他の数値はことごとく平均値でいいのに、どうも免疫系だけがフラフラしている。

 もっとも、痛みさえなければ何とかなるので、もう少し、気力が萎えないうちに何とか溜まっている原稿を書き上げたいのだが、・・・・。既に薬の影響か?気力も徐々に衰えている。

 皆さん、病や老いとどう闘っているのですかね。

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2 コメント

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治療がうまくいきますように (なべさん)
2015-02-10 23:57:31
今まで断片的に聞いていたりしたことをこうして病歴を整理した記述をみると、「おやおや何と大変なこと!」とあらためてびっくりですね。いやはやしっかり養生して欲しいところであります。とりあえず何とかという薬が効いているらしいのはよろこばしいこと。

なべさんもこの7年間で3回もお腹を切ってしまいましたが、こちらは外科処置ですから、もう少しあっさりしたところがあるでしょうか。内科的療養はなかなかグジグジしたところがあるかもしれませんね。ともあれ痛みが取れていることはようございました。

私の場合は、どうも「闘病」という気分にはなれず、成り行き任せという感じでしたかね。病気とうまくつきあっていくということでしょうか。とはいえ、今後もどういう事態に出くわすかわからないお歳でありますから、達観などと言うものからは無縁な私ら、そのときはまたそれ相応にじたばたするのでありましょう。

ともあれ治療がこのままうまくいきますことをねがっております。
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病とのつきあい (yaasan)
2015-02-11 00:53:17
 なべさんこそ、お腹を三回も切っているのでとても心配です。私は目の手術を三回ほどしましたが、内臓はないのであまり、病気という感じがしなかったのです。

 今回はちょっと痛いのが大変ですね。ま、それも特効薬のお蔭でかなり改善されて、このまま注射無しで痛みから解放されることを願っているのです。注射というのも糖尿病の人が打つインシュリンのように自分で脚に打っているのですが、これの針が押しピンみたいな奴で、注射とは違うズキンとした痛みがあって、慣れるまでやっかいですね。

 何せ、私は子供の頃から注射大嫌い(好きな人は余りおらんとは思うが)。にもかかわらずこの間そんなので少々慣れては来たんだけれど、何回注射されたかな?500回は優に超えているやろね。この新型の注射はまたちょっと異なる痛みで暫く痛みが遺るところが難点。

 ま、長生きしたくない雰囲気の社会になりつつあるのだけれど、せめて我々がお互いにこの腐った政権を批判し続けることくらいはしないとね。
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