yaaさんの宮都研究

考古学を歪曲する戦前回帰の教育思想を拒否し、日本・東アジアの最新の考古学情報・研究・遺跡を紹介。考古学の魅力を伝える。

東山通信-1  生まれて初めて闘病生活の条

2007-06-25 13:48:19 | 歴史・考古情報《日本》-1 宮都

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ブログの更新を怠って早くも1ヶ月以上が経ちます。
大変ご無沙汰しています。あまりに更新しないので、間もなく皆さんに忘れ去られようとしています。

ま、それでもいいかという最近の心境です。ハイ!タイトル通り入院しております。

癌!脳梗塞!悪性・・・!交通事故!・・・・ま、いろいろ憶測は飛んでいるかも知れませんが(何も飛んでない! 笑い)、病名不明?一応突発性の免疫不全による血液疾患。俗に言う「紫斑病」みたいなものらしいです。きっかけはちょっとした肺の影でした。専門医も原因がわからない影の広がりがある。細菌性のものではないから、いわゆる肺炎とか、結核とかの疾患ではなさそうだ。もう一度診るから六月四日に来なさい。今から考えるとこの日まで実に微妙なタイミングだったことが判る。

そして運命の日!(大袈裟な!)

京都東福寺の近く、第一日赤を再訪しました。そして直ぐ「逮捕!」
「エッツ!私は何もしていません!どこも痛くも、痒くもありません!しんどくもありません!」
「駄目です!直ぐご家族に連絡してください!」
「これから授業を・・・」(エッツ、まさか、癌?悪性血液疾患?・・・・?)
 「これが輸血の同意書です。直ぐに血小板の大量輸血をします。いいですね」

これといってどこも痛くも痒くもないのです。しかし、間もなく○暦、あまりの無理が人体のシステムに狂いを生じさせたようですね。私の場合は免疫システムが血小板2敵とみなせる何かを付着させたためにこれが攻撃目標となったようです。実に運がよかったのはわずか1~2日前にシステムが狂ったらしいことなのです。3日前に予約していれば判らなかった可能性が高いのです。普通なら金曜日は最良の受診日。しかしなぜかこんな日に歴博で研究会があり、私も発表者の一人。行かないわけにいきません。で、四日に。実は私(達十年会メンバー)にとって六月四日はとてもいい日なのです。現在闘病中の仲間、安藤栄里子さんのお誕生日!!「終わったらおめでとうメールを打たなくっちゃ!」そんな気分の日でした。

どんな健康診断でも、ほとんどの数値が正常値の真ん中辺りにくる健全そのものの私。ところがこの日に限って、血液中の血小板が、450000から150000の正常値範囲の中で、「1000」(1/450~1/150)だったのです。笑ってしまいます。もう少しでなくなりますよね。無くなったらどうなるかって、出血したら止まらない!ということです。ハハ・・・・

というわけで急遽強制入院させられました。安藤さんゴメンね、お祝いメッセージも何もできずに。

とはいってもまだ出血してないらしいので、どこも悪くない。際めて普通!!

しかし、直ぐに血小板の大量成分輸血をしても効果がない!免疫が積極的に壊しているらしい。やむなく、ステロイド治療。よく効くが、副作用がとても怖い

「ク ス リ」。

お陰で翌日には倍!「2000」、4日後には「4000」、1週間後には「20000」!後少し!「100000」になったら薬を減らしてやるという。間もなく今日の結果が出るから、これで方向性が決まる。後は時間との戦い。

気がつかずにあの世にいっていた方が気が楽だったのでしょうが、残念ながら生き延びてしまいました。7月には完全復帰するつもりで闘病?してます。

その間、原稿でもばりばり書こう!と思いきや、あちこちから横やり!!

「寝とけ!」
「じっとしとけ!」
「出るな!!」

「パソコンなんど病室へ持ち込んだらいかんぞ!!」

小姑がうるさくて(ア、ごめんなさい!親切な忠告有り難うございました)、お陰で10日間ほとんど何もせずに休んでいました。今日(6月22日)で19日にもなります。やったことはパソコンのデーターの整理。携帯電話が使えるので、メールで学生とのやりとり、大事な任務を一つ。たったのこれだけ。

他人の病気の話ほど退屈なものはありません。本人は悲劇のヒーローのつもりなんでしょうが、健康者にとってみれば、「そんなこともあるのか!」程度でしょう。ま、今日はブログ休止の言い訳でした。25日に少しだけ外出を認められたので、そこでこれをアップしました。

悪運強し、ヤマナカ!の条でした。

(病室からはアップできないので、ブログの更新は今度許可が下りる来週くらいです。暇ですから1週間分書いておきます。とはいっても世の中の動きからは隔離されていますので、携帯ニュースで見る情報にコメントするくらいです。じゃ、またね)

あ、思い出した!!平城京から10条路が出たらしいですね。当然といえば当然ですが、そのコメントを誰がしたのか(家にも朝日から電話があったらしいのですが、生憎こんな状態で話ができず、残念!!)、ま、想像は付きますがね。皆さんしぶといですね。さっさと「十条十坊説」なんて引き込めばいいのにね。

 あんまり腹が立つから今日はコメント無し!!トイレで気張るのも危険といわれているので、頭に血が上ってもいい頃に冷静に批判することにします。

 なお、タイトルの所以は次回記します。気が向いたらまた覗いてね。
(東山の麓東福寺の見える病棟から20070623記)