多発性骨髄腫治癒のためにいつもの数倍の力で協力下さいよろしくお願いします。
ここのところ暗い話題ばかりでした。
伯母の死。その後、ショックを受けた私の母の入院。
年末にも同じような症状で3週間ほど入ったのですが、再発。なにせ食べ物が食べられないというから厄介です。
そんなこんなでバタバタしていると今度は自分自身がとんでもない風邪に罹ったらしく、ここ数日は死にそう!(ちょっと大袈裟!)珍しく官舎に帰って布団にくるまって半日ほど寝ていました。それでもよくならないのですが、連休を前にして授業をさぼるわけにもいかず、ゴホンゴホン、ゼーゼーいわせながら講義。学生の方こそ迷惑だったに違いない。ごめんなさい。もっと健康管理に気をつけないとね!
さらにこれに追い打ちをかけたのが 「し ご と 」!!!
会議、申請事務と報告事務が各1件。
会議ではやけのやんぱち久しぶりに吠えてしまいました。
だってね、こんなこと信じられます?
3月初め頃から中頃まで、未執行の予算が学部全体で○○○○万円あるから何とかして欲しい、というアナウンスが度々流されていたのです。ところが4月になって精算してみると0になっていたというんです。
「????」
もちろん大物を買うわけにもいかず、・・・?
答えは 「本」
もちろん学問に本は不可欠ですよ。でもね、わずか2週間ほどで、○千万円の本が読めるんですかね?
「わからん!」大学人の常識について行けませんわ。(そんなことしてるから自分で稼いでこいと言われるんや!稼ぎもせんから読みもせん本をまとめ買いするんや!自分で稼いだらもっと計画的に何でも買うはずやないですか!)
だから吠えてやりました。少なくとも,科学研究費の申請すらしない人に平等に研究費を分配することはもう止めましょう!と。書類を書くのはとても大変ですよ!事実私はここ数日その準備に追われていたのですから。でもね、そうしないと各大学への研究費の配分を減らすと財務省が言っている最中、自分だけはその雑務からのがれようとする醜い魂胆!
あまりの迫力?に会議はシーン!お陰で治りかけていた風邪がさらに悪化。ブログなんて・・・、という状態だったのに、なぜか連休に入った今日から急に楽になってきた。要するにとことん仕事せい!ということですかね。
アー、長い愚痴。
そんなところへ朗報!!
安藤栄里子さんが骨髄移植を終えて帰還しました。
この間何度かご報告したように、彼女の回復のためにベトナムで、イギリスで、そして信州善光寺で、まさに世界中の神様にお願いしてきたことの御利益がほんの少しあったのです。
こんな便りが来ました。
*********************************
親愛なる10年会のみなみなさま
こんにちは。安藤栄里子です。
みなさんの応援のおかげをもちまして、
このほどドナーからの骨髄移植を経て、“生還”いたしました。
毎日、府立医大の8階で目の前にドドーンとあった「大文字」を
京都の街並み越し遠くに認めては、あ~帰ってきたのだなあ、と思います。
入退院はありましたが、移植前の地固めの治療を含めると、
今回は通算7か月を病院で過ごしたことになります。
あえて振り返ると長かったですけれど、この間、私には
主治医をコーチに迎えたオリンピックかなにかの強化合宿みたいな感じ
(ってオリンピックの強化合宿がどんなのかしりませんけど)で、
ひとつひとつ自分の閾値の自己ベストに挑戦するような経験
だったように思います。
現状をもう少し報告させてください。
骨髄検査によると、私の骨髄の中ではいま、どんどん
移植した姉の血球が増殖をはじめています。
自分の末梢を流れている血液はこれまでA型でしたが、
まもなく私の全身を栄養する血液は、姉と同じAB型に変わります。
(というかすでに変わってきています)
幸いにも、HLAという白血球の型が一致したドナーの血球は、
限りなく私本来の血液と似た顔をしているのですが
微妙な違いをカラダの免疫システムは見逃しません。
そこで、ぬぬ?このカラダは本来流れるべきカラダと違うぞ、
と、彼らが気付いた時、私のカラダを「異物」とみなして攻撃を始めます。
攻撃は、下痢、嘔吐、皮疹に肝機能低下・・・などなど
拒絶のような現象になってあれこれ出現します。
これをコントロールするために、いまはまだ
免疫抑制剤などの薬剤の力を借りています。
免疫抑制剤ですので、文字通り、いまは免疫が抑制されていて
感染症に弱い状態ですので、イヌコロと遊ぶのにもマスクが手放せません。
これから先もしばらくは、ドナーの血球と私のカラダが摩擦を繰り返していきます
が、
やがて免疫システムは「寛容」を体得し、両者が和解。
私のカラダに姉の血球がなじんでいくのだそうです。
主治医の説明では、私の場合、薬剤の解毒がうまくいっていることもあり
この「和解」のスピードがおかげさまで異例の早さで進んでいて
「理想的な経過」とまで言ってくださっています。
こうして移植の山場は乗り越えることができたのですが、
ただ、本来の「多発性骨髄腫」という疾患がこれで治癒したというわけでは
ありません。まだ、全身各所に残存する骨髄腫細胞を、これからドナーの
血球によって退治してもらおう、というのが本来、移植の目的です。
したがって、ここから先は別の感染症にさらされたり、
ストレスで免疫低下を起こすなどのリスクを下げ、
ドナーの血球にめいっぱい闘ってもらえる環境をつくることが
私自身にできる「治療」になります。
こうして、1年なり、2年なり、もしも無治療で病気の力を
押さえ込むことができたなら、
その先に、もしかしたら、これまでありえなかった「治癒」の
可能性を現実のものにできるかもしれません。
道のりは長いですが、先を急がず、ゆっくりと歩いていくつもりです。
どうぞ、AB型になった新生安藤もよろしくお願い申し上げます。
安藤栄里子
■追伸
血液型占いはどの欄を見ればよいのか、ちょっと戸惑う安藤です。
***********************************
不思議に思ったのは人間の血液型が変わるということです。
僕もこの怠惰なA型をAB型にして欲しいんですが・・・・。
もちろんまだまだ安心はできません。と言うよりこれからが本番です。ご本人の言葉にもあるとおり、世界中で治癒例のないこの難病にいつ勝てるのか、全く判りません。でも、無信心、無宗教の私が全世界の神様にお願いしているのですから、見捨てられないはずです!神を名乗るそれぞれの神様が!もし彼女を治癒させなかったら世界中の神様の追放運動に本格的に立ち上がります。それくらいの強い信念で神頼みしています。
皆さんも、是非お願いします。世界初の治癒例ができることを祈ってください!
それによって、何万の患者さんが助かる道が開けるのです。彼女が少しずつその扉を開けつつあることだけは事実です。
お願いします!!
多発性骨髄腫根絶のためにポチッとよろしく。
ここのところ暗い話題ばかりでした。
伯母の死。その後、ショックを受けた私の母の入院。
年末にも同じような症状で3週間ほど入ったのですが、再発。なにせ食べ物が食べられないというから厄介です。
そんなこんなでバタバタしていると今度は自分自身がとんでもない風邪に罹ったらしく、ここ数日は死にそう!(ちょっと大袈裟!)珍しく官舎に帰って布団にくるまって半日ほど寝ていました。それでもよくならないのですが、連休を前にして授業をさぼるわけにもいかず、ゴホンゴホン、ゼーゼーいわせながら講義。学生の方こそ迷惑だったに違いない。ごめんなさい。もっと健康管理に気をつけないとね!
さらにこれに追い打ちをかけたのが 「し ご と 」!!!
会議、申請事務と報告事務が各1件。
会議ではやけのやんぱち久しぶりに吠えてしまいました。
だってね、こんなこと信じられます?
3月初め頃から中頃まで、未執行の予算が学部全体で○○○○万円あるから何とかして欲しい、というアナウンスが度々流されていたのです。ところが4月になって精算してみると0になっていたというんです。
「????」
もちろん大物を買うわけにもいかず、・・・?
答えは 「本」
もちろん学問に本は不可欠ですよ。でもね、わずか2週間ほどで、○千万円の本が読めるんですかね?
「わからん!」大学人の常識について行けませんわ。(そんなことしてるから自分で稼いでこいと言われるんや!稼ぎもせんから読みもせん本をまとめ買いするんや!自分で稼いだらもっと計画的に何でも買うはずやないですか!)
だから吠えてやりました。少なくとも,科学研究費の申請すらしない人に平等に研究費を分配することはもう止めましょう!と。書類を書くのはとても大変ですよ!事実私はここ数日その準備に追われていたのですから。でもね、そうしないと各大学への研究費の配分を減らすと財務省が言っている最中、自分だけはその雑務からのがれようとする醜い魂胆!
あまりの迫力?に会議はシーン!お陰で治りかけていた風邪がさらに悪化。ブログなんて・・・、という状態だったのに、なぜか連休に入った今日から急に楽になってきた。要するにとことん仕事せい!ということですかね。
アー、長い愚痴。
そんなところへ朗報!!
安藤栄里子さんが骨髄移植を終えて帰還しました。
この間何度かご報告したように、彼女の回復のためにベトナムで、イギリスで、そして信州善光寺で、まさに世界中の神様にお願いしてきたことの御利益がほんの少しあったのです。
こんな便りが来ました。
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親愛なる10年会のみなみなさま
こんにちは。安藤栄里子です。
みなさんの応援のおかげをもちまして、
このほどドナーからの骨髄移植を経て、“生還”いたしました。
毎日、府立医大の8階で目の前にドドーンとあった「大文字」を
京都の街並み越し遠くに認めては、あ~帰ってきたのだなあ、と思います。
入退院はありましたが、移植前の地固めの治療を含めると、
今回は通算7か月を病院で過ごしたことになります。
あえて振り返ると長かったですけれど、この間、私には
主治医をコーチに迎えたオリンピックかなにかの強化合宿みたいな感じ
(ってオリンピックの強化合宿がどんなのかしりませんけど)で、
ひとつひとつ自分の閾値の自己ベストに挑戦するような経験
だったように思います。
現状をもう少し報告させてください。
骨髄検査によると、私の骨髄の中ではいま、どんどん
移植した姉の血球が増殖をはじめています。
自分の末梢を流れている血液はこれまでA型でしたが、
まもなく私の全身を栄養する血液は、姉と同じAB型に変わります。
(というかすでに変わってきています)
幸いにも、HLAという白血球の型が一致したドナーの血球は、
限りなく私本来の血液と似た顔をしているのですが
微妙な違いをカラダの免疫システムは見逃しません。
そこで、ぬぬ?このカラダは本来流れるべきカラダと違うぞ、
と、彼らが気付いた時、私のカラダを「異物」とみなして攻撃を始めます。
攻撃は、下痢、嘔吐、皮疹に肝機能低下・・・などなど
拒絶のような現象になってあれこれ出現します。
これをコントロールするために、いまはまだ
免疫抑制剤などの薬剤の力を借りています。
免疫抑制剤ですので、文字通り、いまは免疫が抑制されていて
感染症に弱い状態ですので、イヌコロと遊ぶのにもマスクが手放せません。
これから先もしばらくは、ドナーの血球と私のカラダが摩擦を繰り返していきます
が、
やがて免疫システムは「寛容」を体得し、両者が和解。
私のカラダに姉の血球がなじんでいくのだそうです。
主治医の説明では、私の場合、薬剤の解毒がうまくいっていることもあり
この「和解」のスピードがおかげさまで異例の早さで進んでいて
「理想的な経過」とまで言ってくださっています。
こうして移植の山場は乗り越えることができたのですが、
ただ、本来の「多発性骨髄腫」という疾患がこれで治癒したというわけでは
ありません。まだ、全身各所に残存する骨髄腫細胞を、これからドナーの
血球によって退治してもらおう、というのが本来、移植の目的です。
したがって、ここから先は別の感染症にさらされたり、
ストレスで免疫低下を起こすなどのリスクを下げ、
ドナーの血球にめいっぱい闘ってもらえる環境をつくることが
私自身にできる「治療」になります。
こうして、1年なり、2年なり、もしも無治療で病気の力を
押さえ込むことができたなら、
その先に、もしかしたら、これまでありえなかった「治癒」の
可能性を現実のものにできるかもしれません。
道のりは長いですが、先を急がず、ゆっくりと歩いていくつもりです。
どうぞ、AB型になった新生安藤もよろしくお願い申し上げます。
安藤栄里子
■追伸
血液型占いはどの欄を見ればよいのか、ちょっと戸惑う安藤です。
***********************************
不思議に思ったのは人間の血液型が変わるということです。
僕もこの怠惰なA型をAB型にして欲しいんですが・・・・。
もちろんまだまだ安心はできません。と言うよりこれからが本番です。ご本人の言葉にもあるとおり、世界中で治癒例のないこの難病にいつ勝てるのか、全く判りません。でも、無信心、無宗教の私が全世界の神様にお願いしているのですから、見捨てられないはずです!神を名乗るそれぞれの神様が!もし彼女を治癒させなかったら世界中の神様の追放運動に本格的に立ち上がります。それくらいの強い信念で神頼みしています。
皆さんも、是非お願いします。世界初の治癒例ができることを祈ってください!
それによって、何万の患者さんが助かる道が開けるのです。彼女が少しずつその扉を開けつつあることだけは事実です。
お願いします!!
多発性骨髄腫根絶のためにポチッとよろしく。