平家物語の次の出だしの部分は余りに有名ですが、その言を待つまでもなく、権力というのは決して長続きしないのだと言うことをこの頃つくづくと思います。
「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
あれだけの一人勝ちを謳歌していたトヨタの混乱ぶりを見ていると、その感を強くします。そして今、新たな権力の座について、権力を謳歌できると思っていた民主党が、小沢という権力の源泉を断ち切れないために謳歌する間もなく権力の座から滑り落ちそうな状況になっています。いずれも、
奢り!!
が原因でしょう。
実は最近我が家では車の買い換え問題が起こり、子どもたちがいろいろ知恵を絞ってどれにするか相談していたようです。
私は軽自動車で十分だと主張したのですが、却下され、結局ハイブリッドカーを買うことになったようです。そこで当然デーラーは決まります。
これも当然のこととして、先ず近くのトヨタの販売店に行ったそうです。そこでの状況がこの間のトヨタの狼狽ぶりを象徴するようなものだったと言います。
私の連れあいがトヨタの店を訪れたそうです。汚いカローラの古くさい自動車で60近いおばあさんが一人で行ったのですから、ある面無理もないのかも知れませんが、だーれも出てこなかったそうです。さらに!カウンターに暇そうな社員がいたのですが、
「アノー・・・」と言っても反応がなく、めんどくさそうに
「何ですか?」と言われたそうです。
車の販売店に来る客というのは基本的に車を買いに来たはずなのですが、仮に修理だとしても丁寧に対応するのが営業の原則でしょう。もうこの頃は放っておいても客が来るからでしょうかね、買いそうに見えない客の相手をするのが面倒だったのでしょうね。
怒り心頭に達した彼女はすぐさまそこを立ち去り、次なるデーラーホンダに向かったそうです。
車で入るなりすぐさま社員が出迎え、高齢の貫禄のありそうな社員がお茶を出す。何とその人物がこの販売店の所長だったようです。懇切丁寧に説明をし、何とか売ろうとする。もうこの時点で彼女の心は決まったようです。
「二度とトヨタなんかに行くもんか!!」と。
アメリカでの暴走事故が起きた時、トヨタは特殊な事例として片付けていた節があります。
「うちの車に限ってそんなことがあるはずがない!!客の乗り方が悪いんだろう!!」
こんな感じでしょうかね。いつの頃からか、トヨタの車に構造的欠陥が生ずるなんてことはあり得ない!!と思い込んでいたんでしょうね。
HV車と言うだけで客は勝手によって来るという販売店の奢り。
トヨタという名前だけで安全が保証されていると過信した奢り。
利益を優先する余り、管理の行き届かない海外へどんどん進出し、安い労働力で安価な製品を大量に生産する。国内では季節労働者を大量に利用し、契約社員によって調整し、いかに効率的に車を作り、売るか、ばかりを考えてきたトヨタ。
そして民主党も、たった一度の選挙で圧勝したからといって、自民党と代わらない手法で政をやっていて国民が怒らないと思っている傲慢さ。だからといって自民党政治に戻りたいなどと誰も思わない。ならどうなるか?感情的な、扇動を基礎とする黒いどろどろした闇の世界が表に出てこようとしている。再びファシズムがこの日本を覆っても不思議のない状況が今生まれつつある。
一日も早く小沢一郎が政界を去ることを祈るばかりです。
奢りは怖い!!
と思ったら、こいつをポチッと押して下さいね→
「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。」
あれだけの一人勝ちを謳歌していたトヨタの混乱ぶりを見ていると、その感を強くします。そして今、新たな権力の座について、権力を謳歌できると思っていた民主党が、小沢という権力の源泉を断ち切れないために謳歌する間もなく権力の座から滑り落ちそうな状況になっています。いずれも、
奢り!!
が原因でしょう。
実は最近我が家では車の買い換え問題が起こり、子どもたちがいろいろ知恵を絞ってどれにするか相談していたようです。
私は軽自動車で十分だと主張したのですが、却下され、結局ハイブリッドカーを買うことになったようです。そこで当然デーラーは決まります。
これも当然のこととして、先ず近くのトヨタの販売店に行ったそうです。そこでの状況がこの間のトヨタの狼狽ぶりを象徴するようなものだったと言います。
私の連れあいがトヨタの店を訪れたそうです。汚いカローラの古くさい自動車で60近いおばあさんが一人で行ったのですから、ある面無理もないのかも知れませんが、だーれも出てこなかったそうです。さらに!カウンターに暇そうな社員がいたのですが、
「アノー・・・」と言っても反応がなく、めんどくさそうに
「何ですか?」と言われたそうです。
車の販売店に来る客というのは基本的に車を買いに来たはずなのですが、仮に修理だとしても丁寧に対応するのが営業の原則でしょう。もうこの頃は放っておいても客が来るからでしょうかね、買いそうに見えない客の相手をするのが面倒だったのでしょうね。
怒り心頭に達した彼女はすぐさまそこを立ち去り、次なるデーラーホンダに向かったそうです。
車で入るなりすぐさま社員が出迎え、高齢の貫禄のありそうな社員がお茶を出す。何とその人物がこの販売店の所長だったようです。懇切丁寧に説明をし、何とか売ろうとする。もうこの時点で彼女の心は決まったようです。
「二度とトヨタなんかに行くもんか!!」と。
アメリカでの暴走事故が起きた時、トヨタは特殊な事例として片付けていた節があります。
「うちの車に限ってそんなことがあるはずがない!!客の乗り方が悪いんだろう!!」
こんな感じでしょうかね。いつの頃からか、トヨタの車に構造的欠陥が生ずるなんてことはあり得ない!!と思い込んでいたんでしょうね。
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トヨタという名前だけで安全が保証されていると過信した奢り。
利益を優先する余り、管理の行き届かない海外へどんどん進出し、安い労働力で安価な製品を大量に生産する。国内では季節労働者を大量に利用し、契約社員によって調整し、いかに効率的に車を作り、売るか、ばかりを考えてきたトヨタ。
そして民主党も、たった一度の選挙で圧勝したからといって、自民党と代わらない手法で政をやっていて国民が怒らないと思っている傲慢さ。だからといって自民党政治に戻りたいなどと誰も思わない。ならどうなるか?感情的な、扇動を基礎とする黒いどろどろした闇の世界が表に出てこようとしている。再びファシズムがこの日本を覆っても不思議のない状況が今生まれつつある。
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