さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

大船の観音さま

2009-10-12 23:50:23 | ただの日記
3連休の最終日の今日は、パソコン通信→転じてmixiの音楽仲間の企画による少人数オフ会に参加してきました。通常オフ会というと私は演奏オフしか参加したことがなかったのですが、このようなぶらぶら歩きのお散歩オフも大変楽しかったです。

音楽の好きな人達は、やはりすべてにおいて感性の鋭い人達だなあ・・というのをあらためて実感。日頃写真ばかり撮っている私が、団体行動のリズムについていけるのか、最初ちょっと心配だったのですが、集まったのはカメラ好きばっかり・・。全然心配なかったです。カメラを持って走り回り、モノレールの先頭でワクワクはしゃぎ、砂を踏んで潮のにおいを嗅ぎ、たらふく食べては音楽談義に花を咲かせた一日でした。


趣きのある手書きの案内板のところから坂道を登っていきます。
これから追々書いていきますが、まずは大船観音から。

中学の頃、この近辺にピアノを習いに来ていたことがあったけど、その時は観音様の背中ばかり見ていたんだよね。大船から先に行くと電車の中からご尊顔を拝することができるんだけど、実際にココに来るのは今日が初めて。いつでも来れそうなのに、意外と来ないところだよね。いい雰囲気の坂道を登りながら期待が高まります。


入口から可愛い鐘楼が見えます

金木犀の香り漂う坂道を登っていくと、参拝口が見えます。


ご尊顔に向かって登っていきます。




ふくよかで優しいお顔ですね。

階段を登り切ってやっと全体像が見えます。昭和になってから作られた観音様だけど、いい顔しておられますね。このような正面からの写真だとふくよかでお優しく、冒頭の写真のようにちょっと斜め横から見ると、切れ長の目が色っぽく感じられます。


頭の上に別の仏様がおられます

頭の上の仏様も望遠で撮ってみました。肉眼では全く分からなかったのですが、PC上で写真を見て、やっと表情がわかりました。


背後から内部に入ると、この観音様の原型(約1/30)の像が祀られています

原型の観音像の方が、ちょっとキツイ表情に見えます。


作り方の解説写真より

この観音様は昭和4年に工事が着手されるも、戦時中に工事が中断され、23年間も放置されていたのですね。

今のお美しいお姿からは考えられないような、目も入っていないみすぼらしい姿です。工事を再開し、よくぞここまで作り上げられたものだと思います。

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