美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

生命と時間

2010-05-24 18:40:58 | Weblog
一般の人たちにとって、なぜ、植林や林業は遠いのか?
「植林の大切さ」はやっと、植林やらなきゃいけないんだよね!

と言われる方が、植林を始めた10年前より遥かに多くて、
手応えを感じています。

しかし、寄付や一時的な活動ではなかなか、続けることが難しく
日常的な活動として、取り組んで頂くことが大切な事

そのためには、社会経済の枠組みに取り入れられることが
必要な事

金利を上回る経済価値の見込める成長の早い熱帯雨林地域での
植林事業の価値について話しても理解して頂ける率が低い
のが実情です。

地球上でたった1秒間にサッカー場一面分の緑が消えている現実

CO2ではなくて、そのことが、地球の気候異変を招いていること、

だから、これ以上天然林が減らないように保護する事と劣化した
森林を再生すること、

そして、人類の生活物資供給源として植林事業の展開が必要なこと

持続可能な社会では、植物の物質生産力に頼らざるを得ないこと

などを伝えても理解して頂けない。

なぜだろう?

日本の国土の67%も森林で、
木造の住宅に住んでいる人が多いのになぜ?

自然の森や山に接してきた自分の中では、あたりまえでも
一般の人には、遠い存在なんだということが判ってきました。

林業の存在が社会的に遠い存在なわけは、
GDPがトヨタの広告宣伝費以下である事実

経済至上主義に陥っている日本社会では、
経済的な価値が即絶対的な「価値」ということ、

だから、GDPの0.1%の林業に興味も価値も持たない人が
ほとんどなのです。

そんなわけで、植林なんて遠い存在なんだと言うことが
判ってきました。

自然の影響力をできる限り遠ざけることが文明、科学の
あり方であることが価値判断を間違えさせているからだと
判りました。

盲目的に科学を信じて、必ず科学で解決できると心のどこかで
信じている人がほとんどです。

しかし、誰でも自分で意識しないで呼吸をして、酸素を
取り込んで生きているのに

そして、その酸素には何の対価も払わないで生きています。

台風や雨風の調整をすることは人類には不可能です。
自然災害には無力です。

このような基本的なところで、
人類の科学では解決できないという事実をしっかりと再認識して

熱帯雨林が地球上の酸素の50%を供給してくれていることを
知らないと
健全な熱帯雨林を次世代の人類が生存のために残せません。

すべて数字で表さないと話し合えない生物多様性の話し?
おかしいです。

「生命」や「時間」やお金で変えない物のレベルの話しです。
 これまでの価値観では日常生活のなかで遠い存在でも

森林や林業の存在を社会生活の根幹として考えなければならない
話しです。

そんな事を知らないで、持続可能な未来社会は語れないのですが。。。

結局は、社会経済のあり方を根本的に変えないと地球環境の未来は
加速度的に悪化して、人類の生存の危機を迎えてしまいます。
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自然の摂理

2010-05-22 14:09:15 | Weblog
アリゾナの砂漠で1990年前半に科学情報の粋を集めて
地球システムを複製した「バイオスフィア2」という
プロジェクトがあったことを思い出しました。

この情報を集めて見ますと
このプロジェクトには2億ドルもの資金がつぎ込まれて、
生物系について最善の理解に基づいた技術を駆使して、

人類の科学がミニ地球の再現をさせることができるか
どうか確かめる念入りな実験だったようです。

約12,748平方メートル(3.15エーカー)の内部には、

様々な生態系の土 (珊瑚礁、砂漠、沼沢地、サバンナ、
池、低木地、海洋および熱帯雨林)、空気、水および土壌が
入れられ、自然な動植物も含んでいたそうです。

1991年9月26日に、8人の科学者が、2年の滞在のため中に
閉じこもりました。

わずか5カ月以内に、バイオスフィア2のなかの空気中の
酸素含有量は21パーセントから14パーセントまで低下して
しまったそうです。

その間、叡智を尽くした精巧な再生システムにもかかわらず、
二酸化炭素と亜酸化窒素レベルは危険状態に上昇してしまい
ました。

科学者は2年の間は、バイオスフィア2に何とか滞在しましたが、
酸素は、補給せざるを得ませんでした。

しかも、人間以外の他の居住者にとっては、厳しいもので、
25の脊椎動物の種のうちの19はすべての花粉媒介者と共に
消滅したそうです。

最後は、ブドウの木、ゴキブリおよびアリのような
「より競争力の強い」種の固体数は爆発的に殖えたそうです。

結果として、自然の生態系を人類の叡智ではコントロール
できないことが証明されました。

ですから、「生物多様性の危機」は、すべてを超越した
「人類生存の危機」なのです。

この地球環境の劣化を前にしても、科学で何とかなると言う
ような議論をする人はこの実験の失敗の意味が見えていない
のでしょう。

そのような人の話しをまともに受けて行動すると人類は
取り返しの付かない悲惨な事態を招く事になります。

人類の叡智では自然は再生できない、
だから再生できない物は壊さないという社会の価値観が
浸透する必要があります。

自然の摂理にそった社会経済の価値観が必要な時代を
迎えてしまいます。

そのためにも植林をするという行動を通じて、
自然の法則という価値観を理解し、会得する人が増える事
を願っています。

お金で買えないもの

2010-05-18 10:26:06 | Weblog
熱帯雨林の破壊の惨状を目の当たりにしてきた自分
現場を知る人間にとっては、絶望的な勢いで破壊が
進行中です。

先日のコペンハーゲンのCOP15でもなんらかの成果が
あったように強調されているけれど内容的には総論は

賛成だけれども自分の利害からむ点は反対と言うような
内容だったようです。

本当に世界の政治家は、地球環境の現実がこのままでは
破局を迎えるという認識のもとに行動して
話し合っているのかと疑問に思ってしまいます。

自分たちはともかく、次世代の子どもたちの時代には、
彼らの生存にとってより厳しい地球環境になるという事実

なり実態を十分に認識されていないのではないかと思います。

こういう世界は長続きしないのは、80%の人が判っているのに、
事態を改善するために行動できない。

8割の人が今の状況は続かないと気が付いていて、
「変わらなきゃ」という認識は強いのになぜ?

結局はこれまでも現在も生きている経済至上主義や個人の
エゴの壁に当たって引き返す毎日のように思います。


この先に起ってくるであろう異変は、私たち人類の「生命」に
かかわる問題ですし、

悪化する事態は時間と共に進行していて取り返しの付かない方向
に動いています。

「時間」も「生命」もお金で変えませんから、これまでの
経済至上主義の価値観の世界では解決できません。

これまでの社会に無い価値観と新しいルールに基づいた社会作り
のために、今こそ、人類の叡智を発揮すべきときだと思います。

自分だけは大丈夫と言えるひつはいないのですから、
一人一人が正しい価値観で判断し、行動することが求められています。

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なるほど そうだったのか!

2010-05-14 14:35:46 | Weblog
 森が雨を呼ぶ

 インドネシアの植林現場では、雨期にはよくスコールに
 であいます。先ほどまでの晴天が一気に豪雨になってしまいます。

 遠くから雨の音が「ゴー」というように聞こえます。
 そんなときでも広大な森林が破壊されて草原になってしまったとこる
 は避けて通るような経験をしました。

 植林現場で地元の人たちと雨の話しをしていたときに
 「森が雨を呼ぶんだよ」という事を聞きました。

 「へーそうなんだ」と単純に納得をして感心していました。

 槌田敦さんの著書『エントロピー経済学』入門の「森が雨を呼ぶ」
 という文書をみつけて、読んで見て「なるほどそうだったのか」と
 納得しました。

少し引用させて頂きますと

「多くの人々は雨が降らなくなったから森林が消えたと思っている。
 しかし,実は,逆のことが多い。森林が消えたから雨が降らなく
 なったのである。」

現場では感じることは、事実そのとおりです。

森のある近くは雨が降っているのに植林したばかりで雨の欲しい
地域には雨が降らなくて、残念な思いはたびたびでした。

さらに、森林の存在が雨を誘発する理由について
解説をされています。

「森林は盛んに水蒸気を放出する。その量は同じ面積の湖とほぼ同量
 である。
 ところで水蒸気の分子量は18で空気の平均分子量29よりもずっと
 小さい。
 したがって水蒸気を含む空気は軽いから上昇気流となる。
  また水蒸気は温暖化ガスであるから地表から出ている熱線を
 吸って加熱され,ますます軽くなる。
 このようにして,森林の上空は上昇気流になりやすいが,その結果,
 雲が生じ,雨が降ることになる。
  このとき,周りの砂漠の大気も引き込んで上昇気流になるが、
 この大気にもわずかながら水分を含んでおり,これも雨となって
 森林地帯に降る。
 このようにして森林では蒸発量よりも降雨量の方が多くなるので
 ある。」

水田など農地もそうですが、あらゆる植物はCO2を吸収して、
 根から吸い上げた水とで炭水化物を作り、酸素を放出しますが、
 同時に水分を大気中に放出しているんですね。

 改めて植物の偉大で、人間生活に欠かせない存在であることを
 知らされました。
 地球環境の劣化は、砂漠化を伴うす森林減少が一番です。
  水の循環のない生き物はありません。
 雨の降らない大地は、死んでいる大地です。

 人間の住む環境では森を守る事の大切さを多くの人に知って
 行動して頂きたいと願っています。

 ※知らなければ、不安も感じないで、行動も起こせません。
  落とし穴の見えない道を平気で歩いている人と同じです。

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何も対策をとらなければ!

2010-05-12 18:17:29 | Weblog
南米チリのイースター島にある巨大な石の像「モアイ」を
ご存知でしょうか?

写真や映像でご覧になったみなさまも多いかと思います。
わたしは、もう二十数年前に以前の仕事の関係で地球の裏側

南米のチリにブナに似た木やサクラに似た木、シナに似た木
などの木材を探しに何度か行きました。

そのときに日本にモアイの造そんな関係からイスター島の存在
を知り、「モアイ」に興味を持つようになりました。

高さ20メートル,20トンもの石像を古代の人たちが
どのようにして作ったのでしょうか?

イースター島の湿地の底をボーリングして得られた花粉から
判ったことは、4世紀、島はヤシがいっぱいで、7世紀には、
ヤシを全部切ってしまったようです。

舟をつくるためや家や燃料にたくさんの森林を切り開き森は
消えて、緑のない島になってしまいます。

13世紀には、肥沃な土壌は雨で流出して、畑も作れない土地に
なってしまったようです。

食料がなくなっても、モアイ文明は止まらず、
8世紀から16世紀までの800年の間に1000個ものモアイ像を作り
つづけた程度の高い文明です。

エキゾチックなモアイのイメージとは裏腹に過去の歴史には
悲惨な出来事があったようです。

近年、イースター島は別の意味で注目を集めています―。
それは、ミニ地球になぞらえることができるからです。

現代の地球文明崩壊と引き合いに出されるのが
イースター島文明なのです。

イースター島は南米チリから3700キロ、人の住む最も近い陸地
ピトルケン島からでも2000キロ隔たった地球上の辺ぴな場所にあり、

面積は佐渡島の4分の1で180平方キロですが、
このイースター島社会は突然崩壊します。

モアイの文明が栄えていた頃は、木々の緑が豊かな島だったのに、
人口増加に伴う大規模な森林破壊が起りました。

当時の森林破壊は、今日の大量消費および資源の枯渇と同じような
事態です。

その森林破壊は土壌の劣化と流出をもたらし、同時に、漁業に
使用するカヌーの調達を不可能にします。

そして、食糧不足はさらに深刻化していきます。

人口が増え人々を養うために,森の木々を切り,畑にして、そして、
森をすべて使い尽くしてしまいました。

森を失った人々は,外に出るための船を作る木材も無く,
森を失った大地は表土が流出して,岩盤が露出しました。

そんな土地では農業も出来ません.森の木々が無ければ木の実も
それを餌に育つ動物も滅亡してしまいます。

このような経緯をへて、文明も人も地球上から永遠に失われて
しまったのです。

モアイの文明に限らず、森を利用し尽くした過去の文明は
すべて滅んでしまっています。

森を利用して、切り尽くして砂漠化を招いて過去の文明も人も
滅んでしまったのです。

そのような中、枯渇する資源を巡って、争いは日増しに激しくなり、
勝者は敗者を奴隷にして使役し、ついには人食いが始まったのでした。

これが歴史の事実です。

地球から逃れられない私たち人類は、
このまま何も対策をとらなければ、
わたしたち現代人も同じ運命を辿ることになりそうです。

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自動販売機を使わない選択を!

2010-05-08 14:25:41 | Weblog
地球環境の問題を調べるうちに、原油や石炭などの地下資源を
の使用量を減らすことが必要であることがわかります。

家庭内の節電は有に及ばず、社会として発電量を削減する
手段として、市民が自動販売機で買わない選択をすることも

社会の電気使用量を削減することに大きく貢献できます。

日本で始めて自動販売機が登場したのは1961年(昭和36年)
コカコーラがボトルの自動販売機を導入1967年(昭和42年)

コカコーラが缶の自動販売機を導入始めの1歩から35年経って、
飲料関係だけで250万台にも!

ここ数年は前年割れ状態だそうですが

日本中にある「全ての自動販売機」の台数は、550万台 
総売上金額は、7兆1千億円だそうです。(2000年度)

このうち缶・ペットの自動販売機台数は約250万台ともいわれ、
その売上高は自販機での売上金額は、2兆3千億円(推定)
飲料全体の約半分が自動販売機で売られているそうです。

中でも缶コーヒーは、約70%が自動販売機で売られている
そうです。

自動販売機にかかる、年間電力使用量は約101億KWにもなり、
電気料金は年間2,200億円、にもなるそうです。
(機種、売上本数、使用状況などの条件によって変わりますが、)

コンビニが無い時代には便利さがありましたが、今では少し歩けば
コンビニに行くことが出来ます。

ですから、もう、自動販売機の役目は終わった、化石燃料の使用が
問題視され消費エネルギーを削減して、
持続可能な社会を目指す中では不要な装置では無いでしょうか?

ドイツなどヨーロッパでは自動販売機がほとんど無いそうです。

日本もエネルギー輸入国ですから、原油の消費を節約するためにも
自動販売機の無い社会をつくること必要です。

自動販売機で購入しない選択は
今日からあなたにもできる省エネ対策です。

不採算になれば、自然に無くなりますから。。。

買い控えたお金で植林をすれば、もっともっと
地球環境はよくなります。
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あなたの良心は?

2010-05-07 08:33:39 | Weblog
日常生活の中ではつい見逃しがちになる健康被害を
引き起こす毒物が地球上にあふれるていることを
ご存知でしょうか?

すべて、わたしたち人間が活動の中で生み出している
~産業廃棄毒物~の問題です。

ゴミが収集されて、廃棄され、埋め立てや焼却されるので
目の前から消えてしまいます。

ですから、一般にはあまり深刻に受け止めないのですが
人間が「科学」の名のもとに

「人間の欲望」を満たすための自然界にはない新らしい物質は、
何らかの形で自然に悪い影響を与えています。

当然の事ですが、自然の一員である「人間」にも悪い影響を
もたらしています。

1980年までにEPAは400種類もの毒性化学物質を人体から
検出しています。

そのうち48種類は脂肪組織から、40種類は母乳から、
78種類は肝臓からそして250種類は血液中から検出されています。

このように私たちの日常生活のなかには多種多様の化学物質(毒)
に溢れています。

生活のあらゆる場面でこの毒物に接触する機会があります。
一つの種類であれば人体への

影響が少なくても、いくつかの組み合わせの相乗効果により
危険毒度が大幅に増します。

もう一つの危険は、いろいろな工場や産業現場で働く人々は、
知らず知らずのうちにたえずその場の特有の化学物質に
接触していることになります。

たとえば、精油業者、製革業者,除草剤や防虫剤の散布者などは
砒素に接触しやすく肺ガンや皮膚ガンになりやすい。

造船業者,ビルの解体業者,内装業者は、現在は禁止されていますが
「アスベスト」を吸収しやすく肺ガン,とくに中皮腫になり易い。

病院の検査室従事者や工材関係に働く人はホルムアルデヒドに
常時接触しています。

他の発ガン物質としてベンゼン、ディーゼルオイルの排ガス、
人工の繊維、髪の染料、鉱物油、塗装材料など

特定の職業の人が仕事を通じて長い時間接触する物質で、
それぞれ特有のガン発生要因となります。

ガン患者の10%はこのような原因によるものと
考えられています。

たくさんの発癌物質に囲まれて生活している現代の
私たち先進諸国の人間は、このような発ガンの危険から
逃れることは困難なように思われます。

当面の対策として、危険の有ると思われる物質にできる限り
接しない生活を目指すことと、

このような毒物を含むような食物を摂らない事、そして
体内への蓄積を最小限にするために代謝機能を健全にして、

体外に排出することを心がける必要があります。
よく言われることですが、良い水を1日2~3リッターとって、

食物繊維の多い食事を心がけ、尿や汗、排便で排出することが
ガンなどの病気の予防のために大切な対策です。


一方で考えるべき事は、環境汚染の事実を深刻に受け止めて
行動することが求められています。

現代を生きる私たちは、健康被害を受けて苦しむだけですが
原因を生み出したわけではない

次世代の健康被害にも影響を与えることに配慮が求められています。

もう半世紀も前に米国の科学者「レチェル・カーソン」により
農薬による環境汚染の警告がなされたのに、

半世紀経っても人類文明は、方向転換することなく改善されず
世界的に汚染の拡大も進んでいることは、

毎年増加するガン死亡者数からも明らかです

これまでの科学に導かれた現代文明の負の部分に目をむけて
「自然」を大切にする、オーガニックな生活に一番の価値を置く、

地球規模の価値観~持続可能な社会づくり~を広める必要が
あります。

環境汚染につながる物質を含む製品を選択しない、製造に係らない
生き方を個人個人が選択することも必要です。

政治家、行政、企業に期待する事よりも、
すべては、市民レベルから、より良く持続性のある社会を創ろう
というを「心」にかかっています。

より良い物を選択する基準は、自然の摂理に合っているか、

あなたの「良心」に従った価値観で行動することが
求められています。

地球に感謝の植林にに参加していただくことに
一番期待していることは、自然を愛する「心」が
醸成されることです。

「植林は1本実際に植える事でその人の心にも1本植えることなんですよ」

 故立松和平さんとの対談で感動した言葉です。

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不安と怖れはどこから?

2010-05-05 14:56:24 | Weblog
世界も日本も社会・政治・経済は混迷しています。

そして、なんとなく先行きに不安と怖れを感じている
人たちが多いのではないでしょうか?


なぜ、「不安と怖れ」を感じるのでしょうか?

それは一つには、デフレによる景気後退、雇用不安、医療問題、
年金問題などたくさんの社会問題があり、
大きな転換期にあるからです。

わたしたち現代人類が築いて来た資本主義の大量生産、大量消費の
経済至上主義、科学優先の文明は、行き詰まり
大きな転換期を迎えています。

この先どのようになって行くのか?
自分たちは、どのように行動すればいいのか?

「不安と怖れ」の時代になっています。


日々の生活の中でも、最近の天気予報がなかなか当たらない
ことにも不安を感性で受け止めるている人々がおられると思います。

今日の予想が明日には違っていることはしばしばです。

すでに、地球規模の気侯変動が起こっていて、大気の流れが不規則で
予想しにくくなっているからです。

これも、先を読めない「不安と怖れ」の時代の証です。

その背景には、皆さんの想像以上に地球規模の自然環境の
破壊と劣化が進んで深刻な状況に陥っている事実があります。

しかし、現代人は自分たちだけの快適さと利便性を追求するあまり、
「自然」との距離をおいてきました。

自分たち人間も「自然の一部」でひとつの「動物」であることを
忘れてしまったことがあります。

わたしたち現代人の生活環境は自然との一体感を理解し、
愛することが難しくなっているのです。

わたしは、30数年前にジャングルのなかを歩いていて、

自然の偉大さをひしひしと感じ、
自然を守る事の大切さを知りました。

そして、私は21年前に森林破壊の現場深刻さを感じて、

脱サラし人生を大きく変え自然環境の破壊に加担する生き方を
止めて、自然環境をこれ以上悪くしないことや再生することに
取り組んできました。

インドネシアは、かつては私たち日本人が手を付ける以前は、
豊かな熱帯雨林でしたが、60年代後半から日本企業が進出し
伐採を始めました。

それが日本の高度経済成長を支えた面があり、
インドネシアの木を一番使ってきたのが日本人なのです。

減少を続ける森林を目の当たりにして、
その緑が抱えていた二酸化炭素はどこへ行ったのだろう?と
考えました。

島の上に塊で残っているのではなく、拡散してしまいます。

ですから森林の減少は世界共通の問題であり、人類共通の問題です。

ですから、国境、人種を超えて、地球市民として発想しない限り
解決できません。

しかし、このような地球規模、人類規模のこのような問題に対処して
行くには、既成の社会、経済の仕組みの前に、個人の力に低い限界が
あることを感じています。

環境問題は国や地域や人種の違いや宗教の違い
そして世代を超えた問題です。

この問題を先送りすれば、
次世代は厳しい生存環境を強いることになるのです。

問題を起こしているのは大人の私たちで、
その被害を受けるのは次世代の子どもたちです。

環境問題は、自分たちだけ良ければ、人間だけがよければ良い
という考では解決できません。

自然界のあらゆる生物、物との調和のとれた関係が必要です。

このままの社会経済体制では、この難局を乗り越えることは
難しいと感じている人達、自然の無言の圧力、
アピールが感じられる人は、正常な感性の持ち主です。

だから「不安と恐れ」を感じられるのだと思います。

論理より感性豊かな人が主役の社会にならないと人類の直面する
難局は乗り越えられません。

既成の社会、経済、政治の主役には、この危機を感じとることは
困難です。

間違った常識に支配されている人達は、自然に対する感性が
衰えています。

これから人類社会のけん引役は、既成概念にとらわれない
感性豊かな人たち、
特に女性の感性が人類の未来を拓くと期待しています。
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危機に気付かない日本人

2010-05-03 12:50:51 | Weblog
5月2日に新聞の読書欄で「奪われる日本の森」
(平野秀樹、安田善憲著 新潮社)の紹介記事を読みました。

この観点について、つい先日の講演させて頂いた後
「中国人が日本の山林を買っていてけしからん、どのように日本の林業
をどのようにしていけばいいのか」という質問を頂いたところです

ここ数年来、中国の資金が日本の山林を購入しているという記事や
話しを良く耳にしています。

この情報にはじめて接したとき、大変驚きました。

その記事は、私のふるさとの大台町の森を中国資本が購入しよう
として事態が発覚して、地元で反対運動が起っていること、

中国側の購入者は、森の木材を利用する目的ではなく、
水源としての価値に着目して、購入を進めているとのことでした。

わたしたち日本人も国土を守り、安全安心な未来のためには、森林を
保護、育成して、生命維持に不可欠の「水」資源を確保するという
考えを持たないと取り返しが付かないことになると懸念しています。

ほとんどの人が日本は森林に恵まれて、水が豊かであると思われている
であろうと思います。

しかし、現実には食糧や繊維製品やそのほかの工業品を海外から輸入
していますのでその農産物や製品を製造する過程で使われる水の料を
計算すると年間640億㎥もの水を輸入していることになります。
(仮想投入水 沖 東京大学教授)

私たち人類の活動~主に先進国~で地球温暖化や地球環境の劣化を
招いています。

その結果、水不足に直面していてたくさんの開発途上国の人々が
飢餓に見舞われています。

日本も資本主義社会で土地所有制度があり、法的な問題がない限り
外国資本に山林を買われることは法的には止められません。

経済至上主義の価値観から、自然の持つ価値、森林の持つ価値を
日本国民みんながしっかりと認識して、

地域を守り、国土を守り、自分たちの安全安心な生活を守るという
大きな価値観の転換をしない限り
「奪われる日本の森」の危機は無くせないと不安と焦りで一杯です。

資金を持つ人々が森林資源のもつ経済性に着目して、森の再生保護と
林業の育成に貢献すべき時代の風を読み取ってもらいたいものです。


わたしたち日本人も知らないところで、地球での生存の危機が進んで
いることに気が付いて、行動することが必要です。

地球規模で考えて人類の危機を感じ取り、自分日常生活のなかで行動する
という価値観を持たないと水や食糧さえも安定的に確保出来なくなり、
民族存亡の危機を招くことになってしまいます。

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