昨日の続きです。
24日午後のセッションから講座を聞かせて頂きました。丁度、アルミ缶を利用して新しい形の家を作るという話しでした。
小原先生がインドネシア大学の教授も兼ねておられて、インドネシアで捨てられているアルミ缶を集めて、それを材料ととして家を作る事が出来れば、コストの安い住宅ができるという発想の話しでした。
アルミ缶1個、1円でそれの上下を切って、縦に切り板状にしたアルミ缶をつなぎ合わせて、多面体構造にすればデザイン性に優れた住宅が出来る。
こんな家を作れば、世界初のことだが、参加している高校生にやるか?
との先生の問いかけに「やりたい」と積極的で心づより反応があったのには感心をさせられました。
捨てられている貴重な源を見方を代えて加工して、新たな機能を引き出して物を創ることを教えておられたのだと思います。
先生のお考えをあとで伺ったところ、アルミ缶の板では強度が持たないので、中の骨組みには収穫の出来なくなったヤシの幹を活用したり、断熱のためにはヤシカラの繊維を活用したりと持続可能な社会のための発想が次々にでてきて、なるほどと納得させられました。
捨てられているコストの安い資源を自由な発想で活用することで、インドネシアの低所得者に格安の住宅を提供するという素晴らしい考えに触れさせて頂きました。
自由で柔軟な発想は、鹿児島県人にある特徴の一つかもしれません。
直面する大切な目標達成のために、自由な発想力で物事を解決するという心は、幕末の革命にも遺憾なく発揮されたのだろうと感じました。
もう一つ、私が勝手感じた「革命につながるエネルギーの源泉」は、桜島を抱えた地勢に在るように感じました。
お会いしたほとんどの方が、桜島の噴火、火山灰塵の大変さを語られました。
今年はもう600回もあったそうです。
他県に住む人間には、理解しがたい状況です。
日々、自然とむきあって、生きる鹿児島県人独特の価値観が醸成されているように思います。
人類は自然と距離を置くことで文明を発展させてきました。
便利さや快適さやスピードをもたらして、ある意味大きな発展を遂げてきましたが、反面では、取り返しのつかない大きな自然破壊をもたらして、今日の厳しい地球環境を作ってしまいました。
その発展過程で自然との対話を忘れて、対話が出来ない人類になってしまいました。
人類は、自然界の一つの動物種に過ぎません。
自然を越える事はあり得ないのに、自然を越えようとしてきました。
そんな人間に自然と折り合いをつけて、生き抜く発想も能力も在りませんから、今日の危機的な地球環境が理解できないようです。
その点鹿児島県人は、桜島の火山活動に日常生活の不自由さを感じながらも、その状況と折り合いを付けて生き抜く、知恵と発想力が培われているように感じました。
これこそが、鹿児島県人の魂のおく深くの潜在意識としてある「地域意識」だと感じました。
この直面する問題を解決して行く能力とエネルギーこそが革命の源泉ではないかと感じて帰ってきました。
地球温暖化、地球環境劣化の問題を解決するためには、自然と人類の歴史についての理解力がないと「不都合な現実」が見えないし、対応もできないと思っています。
今日の人類の置かれた現実の問題解決には、革命的な発想と行動が不可欠です。
そのような意味からも、鹿児島県人の奧深く眠る潜在意識を発揮して、
人類を救う行動を起こして欲しいと願っています。
もちろん鹿児島県人には大きい存在だと思いますが、日本人には自然と共生する意識はみんな持ち合わせています。
心の奧の日本人としての潜在意識を発揮して、世界から尊敬される日本人
ワールドカップの日本人選手の活躍に誇りと喜びを感じた人たちには、いつも日本人を意識していた人たちだけではありません。
日本人の潜在意識が感動と喜びを感じさせてくれたのだと思います。
地球環境の問題解決には、日本人の潜在的な価値観に働きかけることが必要なのかもしれないと感じた鹿児島の旅でした。
■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり
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24日午後のセッションから講座を聞かせて頂きました。丁度、アルミ缶を利用して新しい形の家を作るという話しでした。
小原先生がインドネシア大学の教授も兼ねておられて、インドネシアで捨てられているアルミ缶を集めて、それを材料ととして家を作る事が出来れば、コストの安い住宅ができるという発想の話しでした。
アルミ缶1個、1円でそれの上下を切って、縦に切り板状にしたアルミ缶をつなぎ合わせて、多面体構造にすればデザイン性に優れた住宅が出来る。
こんな家を作れば、世界初のことだが、参加している高校生にやるか?
との先生の問いかけに「やりたい」と積極的で心づより反応があったのには感心をさせられました。
捨てられている貴重な源を見方を代えて加工して、新たな機能を引き出して物を創ることを教えておられたのだと思います。
先生のお考えをあとで伺ったところ、アルミ缶の板では強度が持たないので、中の骨組みには収穫の出来なくなったヤシの幹を活用したり、断熱のためにはヤシカラの繊維を活用したりと持続可能な社会のための発想が次々にでてきて、なるほどと納得させられました。
捨てられているコストの安い資源を自由な発想で活用することで、インドネシアの低所得者に格安の住宅を提供するという素晴らしい考えに触れさせて頂きました。
自由で柔軟な発想は、鹿児島県人にある特徴の一つかもしれません。
直面する大切な目標達成のために、自由な発想力で物事を解決するという心は、幕末の革命にも遺憾なく発揮されたのだろうと感じました。
もう一つ、私が勝手感じた「革命につながるエネルギーの源泉」は、桜島を抱えた地勢に在るように感じました。
お会いしたほとんどの方が、桜島の噴火、火山灰塵の大変さを語られました。
今年はもう600回もあったそうです。
他県に住む人間には、理解しがたい状況です。
日々、自然とむきあって、生きる鹿児島県人独特の価値観が醸成されているように思います。
人類は自然と距離を置くことで文明を発展させてきました。
便利さや快適さやスピードをもたらして、ある意味大きな発展を遂げてきましたが、反面では、取り返しのつかない大きな自然破壊をもたらして、今日の厳しい地球環境を作ってしまいました。
その発展過程で自然との対話を忘れて、対話が出来ない人類になってしまいました。
人類は、自然界の一つの動物種に過ぎません。
自然を越える事はあり得ないのに、自然を越えようとしてきました。
そんな人間に自然と折り合いをつけて、生き抜く発想も能力も在りませんから、今日の危機的な地球環境が理解できないようです。
その点鹿児島県人は、桜島の火山活動に日常生活の不自由さを感じながらも、その状況と折り合いを付けて生き抜く、知恵と発想力が培われているように感じました。
これこそが、鹿児島県人の魂のおく深くの潜在意識としてある「地域意識」だと感じました。
この直面する問題を解決して行く能力とエネルギーこそが革命の源泉ではないかと感じて帰ってきました。
地球温暖化、地球環境劣化の問題を解決するためには、自然と人類の歴史についての理解力がないと「不都合な現実」が見えないし、対応もできないと思っています。
今日の人類の置かれた現実の問題解決には、革命的な発想と行動が不可欠です。
そのような意味からも、鹿児島県人の奧深く眠る潜在意識を発揮して、
人類を救う行動を起こして欲しいと願っています。
もちろん鹿児島県人には大きい存在だと思いますが、日本人には自然と共生する意識はみんな持ち合わせています。
心の奧の日本人としての潜在意識を発揮して、世界から尊敬される日本人
ワールドカップの日本人選手の活躍に誇りと喜びを感じた人たちには、いつも日本人を意識していた人たちだけではありません。
日本人の潜在意識が感動と喜びを感じさせてくれたのだと思います。
地球環境の問題解決には、日本人の潜在的な価値観に働きかけることが必要なのかもしれないと感じた鹿児島の旅でした。
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