美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

魂の奧深い意識を!

2010-07-30 05:21:54 | Weblog
昨日の続きです。
24日午後のセッションから講座を聞かせて頂きました。丁度、アルミ缶を利用して新しい形の家を作るという話しでした。

小原先生がインドネシア大学の教授も兼ねておられて、インドネシアで捨てられているアルミ缶を集めて、それを材料ととして家を作る事が出来れば、コストの安い住宅ができるという発想の話しでした。

アルミ缶1個、1円でそれの上下を切って、縦に切り板状にしたアルミ缶をつなぎ合わせて、多面体構造にすればデザイン性に優れた住宅が出来る。
こんな家を作れば、世界初のことだが、参加している高校生にやるか?
との先生の問いかけに「やりたい」と積極的で心づより反応があったのには感心をさせられました。

捨てられている貴重な源を見方を代えて加工して、新たな機能を引き出して物を創ることを教えておられたのだと思います。

先生のお考えをあとで伺ったところ、アルミ缶の板では強度が持たないので、中の骨組みには収穫の出来なくなったヤシの幹を活用したり、断熱のためにはヤシカラの繊維を活用したりと持続可能な社会のための発想が次々にでてきて、なるほどと納得させられました。

捨てられているコストの安い資源を自由な発想で活用することで、インドネシアの低所得者に格安の住宅を提供するという素晴らしい考えに触れさせて頂きました。
自由で柔軟な発想は、鹿児島県人にある特徴の一つかもしれません。

直面する大切な目標達成のために、自由な発想力で物事を解決するという心は、幕末の革命にも遺憾なく発揮されたのだろうと感じました。

もう一つ、私が勝手感じた「革命につながるエネルギーの源泉」は、桜島を抱えた地勢に在るように感じました。

お会いしたほとんどの方が、桜島の噴火、火山灰塵の大変さを語られました。
今年はもう600回もあったそうです。
他県に住む人間には、理解しがたい状況です。

日々、自然とむきあって、生きる鹿児島県人独特の価値観が醸成されているように思います。

人類は自然と距離を置くことで文明を発展させてきました。
便利さや快適さやスピードをもたらして、ある意味大きな発展を遂げてきましたが、反面では、取り返しのつかない大きな自然破壊をもたらして、今日の厳しい地球環境を作ってしまいました。

その発展過程で自然との対話を忘れて、対話が出来ない人類になってしまいました。
人類は、自然界の一つの動物種に過ぎません。
自然を越える事はあり得ないのに、自然を越えようとしてきました。
そんな人間に自然と折り合いをつけて、生き抜く発想も能力も在りませんから、今日の危機的な地球環境が理解できないようです。

その点鹿児島県人は、桜島の火山活動に日常生活の不自由さを感じながらも、その状況と折り合いを付けて生き抜く、知恵と発想力が培われているように感じました。

これこそが、鹿児島県人の魂のおく深くの潜在意識としてある「地域意識」だと感じました。
この直面する問題を解決して行く能力とエネルギーこそが革命の源泉ではないかと感じて帰ってきました。

地球温暖化、地球環境劣化の問題を解決するためには、自然と人類の歴史についての理解力がないと「不都合な現実」が見えないし、対応もできないと思っています。

今日の人類の置かれた現実の問題解決には、革命的な発想と行動が不可欠です。
そのような意味からも、鹿児島県人の奧深く眠る潜在意識を発揮して、
人類を救う行動を起こして欲しいと願っています。

もちろん鹿児島県人には大きい存在だと思いますが、日本人には自然と共生する意識はみんな持ち合わせています。

心の奧の日本人としての潜在意識を発揮して、世界から尊敬される日本人

ワールドカップの日本人選手の活躍に誇りと喜びを感じた人たちには、いつも日本人を意識していた人たちだけではありません。

日本人の潜在意識が感動と喜びを感じさせてくれたのだと思います。
地球環境の問題解決には、日本人の潜在的な価値観に働きかけることが必要なのかもしれないと感じた鹿児島の旅でした。
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うれしい体験

2010-07-29 03:52:09 | Weblog
7月24日からある意味で「憧れの鹿児島」に行く機会を頂きました。
今年の春から、一緒に働いてくれている女性が鹿児島出身で

久しぶりに帰省した折に、そのご家族のご縁とおかげさまで訪問する
機会をいただきました。

もう40数年まえの学生時代に西鹿児島を経由して、
フェリーで当時アメリカ支配下の沖縄へ行ったときに
この地を踏んで以来の鹿児島でした。

「ある意味憧れ」というのは、
幕末の革命を薩摩の人たちが成し遂げた歴史の秘密を知りたい
という想いからです。

その発端は、単純でNHKの大河ドラマ「篤姫」を見て、
江戸から遠い薩摩の人たちがどのようにして倒幕できたのか?

そのパワーの源泉はどこから来るのだろうか?
という疑問からです。

それは地球温暖化や地球環境問題に関する情報を得て真剣に
考えるうちに芽生えました。

わたしたち人類が直面するこの問題は、もはや尋常な手直しや
対策では対応する事の出来ないほどに大きな問題です。

このまま行けば、早い時期に人類の未来は悲惨な状況に
追い込まれるのは、さまざまなデータから必至です。

この事態を切り抜けるには、
人間中心主義、
個人中心主義、
経済中心主義

にもとづく資本主義の人類社会の有り方を革命的に変えない限り
不可能だと考えるようになりました。

現在の社会の中心にる人たちの価値観を
自然中心、共生、共有と共栄社会へと代えることは革命的な変革が
必要で途方もないエネルギーが必要です。

そんなことを考えていたときに幕末の薩摩の人々のエネルギーの
源はどこから来たのだろう?ということを知りたいと考えていて、
「ある意味憧れ」の土地だったのです。

皇居の緑をみながら、そばを通り過ぎるときに、「篤姫の無血開場」
の決断がなければ失われていただろうことを想い、

真剣に地球環境温暖化やさまざまな地球環境問題を考える中で、
自分の無力さを感じるたびに、
江戸から遠い薩摩の人々が、江戸幕府を倒しました。

薩摩の人々の世の中を変える
エネルギーの源泉の秘密を知りたいと願っていました。

地元の人々が意識していなくても、潜在意識の深くにある
地域意識のなかに息づいていると考えているからです。

そんな中で鹿児島訪問の機会本当に不思議なご縁で頂く事が
できました。

今回の訪問機会は私の想いとは関係なく

「かごしま企業家交流協会と鹿児島大学大学院理工学研究科SPP連帯事業」
として開催されました講座の一環として

「熱帯雨林を次世代にも!」というテーマで参加させて頂きました。

講座名は「連帯による持続可能なエネルギー革命への道」ということで

このテーマからは、いささか違和感のある
「熱帯雨林を次世代にも!」という話しをさせて頂きました。

高校生を対象にした講座で、参加している皆さんが日常生活では
聞く事のない熱帯雨林の話しやオランウータンの話し、温暖化の
話しをさせて頂く事にいささか戸惑いを感じました。

しかし、このテーマは人類が生存できる地球を維持、持続する
ためには必須の話しなので、聴いて少しでも多くの人たちが
感じて頂ければと願って話させて頂きました。

3日間の講義の最終講義で、食後という環境の中で、
しかも、高校生にはじめて話しをさせて頂く講師にもかかわらず、
みなさん熱心に耳を傾けて、何かを感じて頂けたと思います。

機会を与えて頂いた「かごしま企業家交流協会」の吉永事務局長や
鹿児島大学の大学院理工学研究かの小原教授ほか関係者の皆様に

みなさん、素直ですばらしい方々で、この出会いに
心から感謝したい「大変うれしい体験」でした。

憧れの鹿児島の滞在時間は31時間余り、1泊2日の旅でしたが
なんだか夢のような体験でした。
そこで見て、感じたことは次回に!

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新たな出会いに感謝

2010-07-23 18:24:01 | Weblog
刺激的な、新たな出会い
見つかります。新しい挑戦。

自分の目で確かめてみませんか?
というキャッチフレーズにひかれて、昨日7月22日に
NECキャリアイノベーション・サロンの集まりに
参加してきました。

毎回、ユニークな企画テーマと橋渡しで、コラボレーション!
というふれこみの会で、初回とのことでした。

講師がコモンズ投信会長の渋澤健氏と日本ファンドレジング協会
常務理事の鵜尾雅隆氏でした。

どちらも混沌として、大きな時代の変革の時代を先取りした事業
の展開をされている方で
大変興味深く聞かせていただくことができました。

渋澤さんは、以前はファンドの世界で活動されていたけれど、
子供ができて、20年、30年先のことを考えるようになって
長期的な視野で投資を考える現在の事業をはじめられたそうです。

2~3年前に一度お会いして、私たちの植林事業の資金のことで
相談をさせて頂いたことがあります。

そのときに植林についてもオルタティブナな投資として面白い
というコメントを書いていただいたことがあります。

その時から長期的な視野で投資を考えることの必要性を
感じておられたように思います。

昨日のお話の中で印象に残ったことは、ひとり、ひとりの行動が
あたらしい価値観に基づく社会づくりにつながる原動力になると
いうこと、
渋澤栄一さんの教えによる常識とは、
「智・情・意」を持っていることで、解釈をすると
①知ること②好きであること③楽しむこと
の3つの要素が伴った行動をすることだということでした。

自分を振り返って「楽しむ」という要素をもう少し考えて
取り組みたいなーと思いました。

鵜尾雅隆さんのお話も日本に寄付の新しい境地を開きたい
との一念で日本ファンドレイジング協会を立ち上げられた
そうです。

寝ても覚めても考え続けて作り上げられたそうで、
意思の力の大切を改めて教えられました。

NPOの寄付を頂くためには、共感を得て、解決策を提案
することが大切だということが印象的でした。

寄付を頂くためには、自分たち自身がしっかりと

コミニケーションを
とることが、最初のステップだと改めて感じることができた
感謝の出会いでした。

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東京ドーム4個分の保護林

2010-07-13 19:24:11 | Weblog
7月10~11日のインドネシアン フェスティバル2010で
オランウータンの住める天然の熱帯雨林をトラストで100年先
まで残す活動を紹介しました。

10日は天気予報が予想どうり外れて、快晴で真夏日でした。
大変暑くて、頭がくらくらするほどでした。
おまけに、開場時間は朝10時から夜8時までの長時間で久々の
立ち仕事で、60歳過ぎた身には応える催しでした。

予想を超える来場者で、熱心にオランウータンの保護活動について
耳を傾けていただきました。

みなさんが驚かれるのは、地図で見るボルネオの熱帯雨林減少の
現実でした。

この森林破壊の端緒は日本の木材伐採であり、その後は合板の輸入
でありその後はパームオイルのプランテーションからの植物オイル
の輸入です。

この地域の森林破壊には、直接的、間接的に日本人は大きな役割を
果たしています。

自分が直接木材を切りにゆかないでも、日本の住宅のほとんどには
南洋材が使われ、ビルを建てるときはコンクリートパネルを大量に
使い捨ててきました。

南洋材が加工性にに優れていて、価格が安く、均質で大量生産に
向いていたことから、30年先40年先を考えることなく、
経済優先の価値観で活用してきました。

しかし、現在の南洋材の価格でも100m×100m=1ヘクタール
で伐採される木材の価格はわずか10,000円/ヘクタールにしか
なりません。

最近のWWFがブラジルで試算した熱帯雨林の価値は、
年間40,000円以上です。

伐採した森が再生するのにたとえ100年だとしても、
その期間に天然の森が与えてくれる経済的な価値は4,000,000円、
400倍になります。

計算できる効果だけでもこの経済性ですから、保護するほうが、
地球市民にとっては極めて優れていることがわかります。

経済性、経済性と言いながら、結局は多大なる損害をあたえる活動だと
いうことに気がつかないと未来がなくなります。

私たちBOS-Japanは、残された貴重な森林を地球市民のトラストで
100年先まで守りたい

そこで森林破壊で追い出されてオランウータンの生存を維持したい
とうい活動をしています。 

日本的に坪数で計算するとわずか1円で一坪100年先まで守ること
ができるのです。

日本国民が大部分を壊したボルネオの森の保護活動に一人当たり3円、
1家庭10円をトラスト寄付していただければ、
100年先まで熱帯雨林とオランウータンの生命を守ることに
つながります。

今回のイベントでも2歳の親子ずれから80歳の女性まで
100名あまりの皆様が参加してくださり、
東京ドーム4個分の保護林を維持するためのトラスト寄付を
いただくことができました。

まだまだですが、達成するまで日本人の良心と理性に働きかけて
お世話になったインドネシアに感謝の心を伝えたと考えています。

次世代に熱帯雨林とオランウータンを残すために!

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賢い選択をしよう!

2010-07-09 20:38:03 | Weblog
明日10日土曜から11日日曜日まで、代々木公園で
インドネシア フェスティバルが行われます。
これまで別な会場で、別なかたちで行われていたようですが、

今年はインドネシア大使館主催で行われ、
大使館からお誘いを受けて出展します。

ブースはイベントステージのまん前でわかり易いところで、
NPOアジア植林友好協会は、植林の協力者でバリの民芸品販売の
バグースさんと協力頂いて出展・販売もします。

もう一つは、
NPOボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション
オランウータンの支援団体ですが出展します。

こちらは、オランウータンの窮状を知って頂き、保護林の確保で彼らの
生命をつなぎたいというアピールを精一杯行いたいと思っています。

オランウータンの現状をお話しするとき、
100年前のわずか8%しか残っていないこと

これまでのペースでこのまま行けば、4~5年で絶滅するという客観的な
情報をお伝えしています。

草食動物で、人間とDNAが2~3%しか違わない動物・オランウータンが
このような状況だということは、人間の絶滅もカウントダウンが始まって
いると考えるほうが自然です。

でも世の中、何事もないように従来のままで進んで行きます。
マスコミのコメントも従来どうりで現実を直視出来ていないようです。

これまでの文明に明確に舵を切りなおさないと
悲惨な未来が待ち受けています。

それでも経済成長論議がされて、CO2が増加して、
原油がなくなるからCO2を出さない原子力発電を推進しよう!???

自分達の世代で責任を持てない、人間が完全に制御できない物質を
うむ原子力を推進することより、エネルギーのムダや不要な使用を
社会から締め出すことの方が優先されるべきです。

愚かな選択により、最後の付けは一般民衆が支払う事になります。
一人一人が賢い選択をすることで社会を変える
それが唯一の人類生存の道だと思います。

まずは、インドネシアフェスティバル是非、ご来場を!
ドイツの宗教改革のマルチン・ルター(1483-1546)の言葉
「あすこの世が終わると言われても、
 われは、きょう木の苗を植える」

日々厳しい環境になって行く「地球環境の現場」を目の当たりにし、
さまざまな情報を目にして

地球に生きる人みんなで取り組まないと解決しないけれど、

自分もこのような心境で植林活動をしています。

そうだ植林をしよう!マンガ無料小冊子 プレゼント中! より良い未来のために読んで、まずは自覚を!

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1円の価値

2010-07-05 19:38:37 | Weblog
オランウータンの保護活動を1996年以来続けてきました。

きっかけは、インドネシアの友人に東カリマンタン州の
バリックパパン市に招待され、連れていってくれた訪問先に

ワナリセットオランウータンリハビリセンターがありました。
オランウータン自身も珍しい存在ですが、そのオランウータン
の「リハビリ訓練をするセンター」でした。

何をリハビリするのか?
自分にはさっぱり理解が出来ませんでした。

その訪問まで、自分はオランウータンなら自然の森に還して
あげれば自分で生活ができるものだと考えていました。

おそらく、日本人の多くの皆さんが同じような認識ではないか
と思います。

リハビリの訳が訪問したところで受けた納得する事が出来ました。

オランウータンは生後7~8年は母親のオランウータンと生活を
共にして、生活方法を学ぶそうです。

その後独り立ちをして生活をはじめます。

とこが、人間が子どものときにペットで捕まえたり、森林伐採や
森林火災で追い出されて、親とはぐれてしまった8才以下の
オランウータンは森の中でひとりで生活をする事が出来ません。

このようなオランウータンを人間の女性が母親代わりになって
訓練をしていたのです。

この施設は、街でペットで売られているオランウータン見かけた
インターナショナルハイスクールの子どもが先生に

「かわいそうだから、取り返して、森に還してあげようよ」というのが
きっかけで先生と父兄が相談をして、そのリハビリセンターを運営して
いる事を知りました。

それが現在のBOS財団の前身のNGO、
バリックパパン オランウータン リハビリ センターで頭文字からBOSと
呼ばれていました。

日本人の常として、このようなことなぜ国がやらないの?
というシンプルな質問をしました。

「国にも相談したけれど、敷地は貸してくれたけれど、運営費までは
出してくれないから大変なんだよ」といわれました。

「だったら、インターナショナルハイスクールなんだから、世界的な
ネットワークに働きかけて会員をたくさん募ればいいのではないですか?」

「そうかもしれないけれど、募集も大変だし、一人50ドルを海外から
送金してもらっても銀行に手数料で20ドルほど取られるので大変なんだよ」

「そうか!そうであれば自分が日本でこの現状を伝えて、会員を募って
 会費を集めて、直接持っていってあげれば、少しは役に立てるのではないか
 と考えて、1996年以降毎年1~2度現地を訪問して、支援金を運んできました。

自分が現地で感じるほどには、日本の他の人たちに伝えることが難しく、
会員獲得もなかなかはかどりませんでした。

自分が販売する健康食品の売り上げの5%をポイントで還元する仕組みのなかに、
お客様に「オランウータンの支援」を組み込んだり、
売り上げ利益の一部を寄附したり

現地を見る事が一番だと考えて、現地体験ツアーも
これまで16回実行してきました。

森林破壊の現実は、どんどんエスカレートしてきたため、
この7年間はリハビリが終わっても自然林に戻してあげることが
出来ていません。

そんな中、3年前にインドネシア政府の方針として2015年までに
すべてのオランウータンを自然林に戻すことが決められました。

そして、昨年11月に林業省より
「保護林として活用する事の出来る林区権」をBOS本部が獲得しました。

林区権を確定するためには、政府に使用料金を支払う義務がある事を
BOS財団の理事長から伝えられました。

大変、紳士的でワヒド大統領のときとメガワティー大統領に時2期に
わたって農業大臣を務められて、

現在はボゴールの大学教授の「ブンガランサラギ博士」が
「日本が支援してくれると有難いんだけどなー」、

「オランウータンは世界でマレーシアとインドネシアにしかいない
 絶滅危惧種なので、皆さんの協力がお願いできれば嬉しいんだ。
 BOS財団には負担が大きいのでなんとかしなければ。。」と聞きました。

オランウータンの悲劇の原因は、日本資本が大量に急速に天然林を
伐採して破壊したことが始まりです。

その現場にも携わった事のある人間として、日本人として
何とかしたいと願った活動をはじめました。

そのときに、人間の愚かさを改めて知りました。
確保する予定の森林は、10万ha余りで、日本人にわかり易く坪数にすると

3億坪あまり、そこから計算すると今後100年先までの権利を確定するのに
必要なお金は坪当たり、僅か「1円」なのです。

伐採してあとを再生するには比較仕様もないほどのコストと時間がかかります。
目先の経済性に目を奪われて、人類が行ってきた行為は、
取り返しのつかないほどの環境破壊を招いています。

今、僅かに残された天然林を坪当たり1円、日本国民みんなが負担すれば
僅か3円で保護林を確保できます。

「心ある日本人」の皆さんが、このプロジェクトに参加してくださることを
 切に願っています。

生物多様性の宝庫は熱帯雨林で、ボルネオの熱帯雨林はその豊かさが高く評価
されています。
WWFの報告でも世界で一番貴重で危機的な森林はインドネシアとされています。

「良識と誇りある日本人で在りたい」と願う人たちに期待しています。
バリックパパンというところは、第二世界大戦でも日本軍が駐留して
激戦となり15000名余り英霊が眠る地でもあります。

サマリンダへジャングルを敗走するなか、食糧の補給がなくジャングルの
あらゆる物を食べて飢えをしのいで、餓死者も出るほどの行軍の中、

オランウータンを撃ち取ったけれど、食べられなかったという記述が
「ボルネオ戦記」に出てきます。

このような人類にとって、日本人にとって、特別な動物、
もう100年前の8%しかいません。

今、1円以上をトラストで寄附できる大人の皆さんに是非、
参加して頂きたいと心から願っています。

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