美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

万人向けのアピールでは効果がない?

2017-08-26 10:57:22 | Weblog
万人向けのアピールでは効果がない?

地球温暖化について認識を深めた活動家は、万人に向けた情報発信、
アピールを繰り返す傾向にある。


たしかに、1999年から植林活動をしている私が、

植林の大切さや熱帯雨林の保護と再生の大切さをアピールしても

理解しているかどうかを判断するのが難しいのが現実である。

「植林大切だよね」という理解はされても

そのことが植林行動につながるかは、

個人個人の理解のされ方により分かれる。

だから、地球の肺と呼ばれる「熱帯雨林」が危機的な状況である

ことを伝えても自分の問題として受け止めることは難しいようである。

地球温暖化についても

「それぞれの人がそれぞれ違った理由で」

関心をもったり取り組んだりしているのですから、

「みんなで頑張ろう!」と言うだけで、

世界中に働きかけていくには不十分ということのようである。

「人類の手によって短期間に起きた変化の痕跡は、

地質学的にも非常に大きい。                           

化石燃料を燃やすことで大気の化学組成が変わり、

二酸化炭素(CO2)濃度は少なくとも過去80万年、

もしかしたら過去300万年ぶりの高水準となった。

その結果、温暖化によって、氷雪の融解や海水の酸性化など、
地球規模の変化が起きている。

グローバル化に伴い、船や航空機などを介して生物種が他地域へ移動し、
「大規模な均一化」もおきている。

地球の表面の形状も、大きく変わった。

米コロラド大学のジェームズ・シビツキ教授は、

過去200年間にわたる産業採掘、ダム建設、森林伐採、農業によって

「人間は地球上に彫刻をしてきたようなもの」と語る。

特に、19世紀半ばから建設されてきた多数のダムは

「地球の水の移動を完全に変えてしまった」という。

このような話を聞いても自身の生活実感とかけ離れすぎていて

理解不能になってしまっている。

理解のできない状況のままでは、地球環境はどんどん劣化して

自分自身の生活に様々な形で、大きな影響が出てきていることを

冷静に判断してみることが、次への行動につながります。

次世代の子供や孫の時代が不安な時代になってしまうことを

理解することが、行動を始める第一歩だと思います。

私たち人間は、自然界の一つの生物でしかないということを

自然と接する機会をもって体感することが不可欠かもしれない。

そんなことから、インドネシア植林ボランティア体験ツアーを企画し

取り組んでいます。ぜひ、今年こそは参加して、現実を体感して

頂きたいと願っています。





インドネシア植林ボランティアツアーのご案内

2017-08-17 11:19:04 | Weblog

インドネシア植林ボランティアツアー、バリと東カリマンタン[ボルネオ島)のご案内です。

アジア植林友好協会では、
今年も「植林ボランティア&交流活動インドネシア6日間ボランティアツアー」
を実施いたします。

みんなで地球と対話して植林の大切さ体感しませんか!! 

お気軽にご参加ください。

バリ島では、日本語を学ぶ大学生との交流し、

①前年度の植林地の枯れたものの植え替えや過去の植林地をトレッキングします。

②翌日には約500名の学生、社会人サークル、
    一般の皆様の参加による2017年植林祭に参加していただきます。

③植林祭終了後、東カリマンタン[ボルネオ島]に空路移動して、
 バリックパパン市の戦没者慰霊碑に参拝し、オランウータンの保護施設のロッジに
 宿泊します。

④翌朝、オランウータンの食事時間にオランウータンアイランドで保護している
 オランウータンと保護しているマレーグマの施設を見ていただきます。

⑤その後、2015年に森林火災で被災した施設内の森の再生のための植林=
 オランウータンの森づくりのための植林を体験していただきます。

⑥昼食後、約1時間移動して、チークの植林地のなかで始めている
 地元民のためのモリンガ植林のモデル林で植林を体験していただきます。


⑦翌日は、残されて保護されている熱帯雨林のブキットバンキライ保護林を訪問し、
 地上30mの樹上に創られた吊り橋を体験し、熱帯雨林を見て感じていただきます。


ここでは過去に樹下植林で寄付植林をしてきたエリアの成長状況をみていただきます。


それぞれが、短い時間ですが、いくつかの違った植林を体験していただいて、

植林の大切さを体感していただきたいと思っています。

是非、非日常の自然と対話する時間を共有しませんか?

きっと皆さんそれぞれにいい体感をしていただけます。


詳しくはNPOアジア植林友好協会
※参加ご希望の方はメールにてお申込みください。お申込みメールアドレス:info@agfn.org


モロタイ島の植林=地元民と共に生きる「共生の森づくり」

2017-08-15 19:24:40 | Weblog
中村輝夫さんのこと
戦後71回目の終戦記念日ですが、終戦後30年が経過した1974年12月26日 インドネシア 北マルク州のモロタイ島で元日本兵がジャングルで発見された。この年の3月12日......


今は、モロタイの人達とモリンガとポンガミアの植林を進めています。
放置されている土地がたくさんあるので、今地域全体にモリンガの植林が広がり
地場産業に育ってくれることを願って進めています。