美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

お客様と共につくる森

2012-05-29 10:54:48 | Weblog


地球の自然は地上に生存しているすべての物です。
わたしたち人間だけのものではなく、
ましてや個人や企業だけのものではありません。

そして、今現在地球上に生存しているすべての生命だけでなく
その子孫の未来にもかかわるかけがえのない存在です。

私たちが2001年以来の進めている「生命の森づくり」は、
人間活動により減少を続ける「地球の肺」とよばれる熱帯雨林の

より良き未来を考えて進めている森づくりです。

現実の熱帯雨林は、2つのパターンがあります。
繰り返し利用されて、完膚なきまでに破壊され、そのあと地に生育する

世界最強の雑草と呼ばれる「アランアラン」がつくる広大な緑の砂漠
になってしまったところと

伐採や1988年の大規模森林火災により痛めつけられて、
「本来の森が劣化して、さまざまな灌木類が繁茂する二次林」になって
しまったところがあります。

アランアランの草原は、ほかの植物を寄せ付けないほどに旺盛な
生命力があります。
このような場所は、人間が何もしなければ、
元の森に戻るのには500年~1000年はかかるといわれています。

自然の復元力の限界を超えているので、何世代も超える膨大な
時間と人力による労力が必要です

そんな場所を放置していては、人類の未来はより困難になり
そんな状態で次世代につなぐ事になります。

こんな状態にせざるを得なかった背景には、
地元の人たちの生計を守るという事があります。

「今日の飯抜きで植林なんかできるか」という声を
日本で掛けられたことがあります。

その裏返しが熱帯雨林を持つ国の人たちの声でもあります。
生活のために、子供たちの教育費のために伐採をせざるを得ないのです。
植林しても彼らは生計がたてられないから、

こんな彼らの悩みを解決してあげない限り、
森林減少の根本的な対策にはならないのです。

そんな考えから、1本は、あえて、住民から放棄されたアラナランの
草原に将来の収入につながる
ゴールデンバイオチークを植林しています。

もう一本は二次林になって緑はあるけれど、
熱帯雨林本来の小さな木から大きな木まで5層構造を創る
天然の森には程遠い劣化した森林の再生のために樹下に将来主木に
育つ、在来の樹種を植林しています。

これは未来の子供たちに少しでも豊かな森を残すための植林として
取り組んでいます。
地球に感謝の植林です。

この2本をセットで実行しているのが「生命の森づくり」という
取り組みです。
このコンセプトに賛同していただき2005年から取り組んで頂いて
いる一社が株式会社グローバル社のGLOBAL FOREST
という取り組みです。



この取り組みの趣旨をお客様に伝えて頂き、
「お客様と共につくる森」を推進して頂いております。

地球規模の森林破壊は一般生活者の想像を絶する規模で進んでいます。
そのために植林に取り組む大切さが理解しにくい状況ですが、
この問題解決には、地球に住む人間みんなが、地球に感謝の気持ちを
もって行動することしかありません。

すべての人たちが共に未来の子供たちの生命を育む財産~森林~を
創成する行動が必要です。

すべての事業者がかかわりのある人たちと共に「生命の森」を
次世代に残す行動が「今を未来のために」なります。
グローバル フォレストの取り組み案内http://www.l-seed.co.jp/serv/fore.html



■万人の願い世界平和と健康な生活のために?世界平和の森づくり
生命の森づくり

にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへにほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村


にほんブログ村 環境ブログ 環境ボランティアへにほんブログ村


自然との知恵比べ

2012-05-24 17:42:47 | Weblog
13年前にインドネシア東カリマンタン州の大きな森林火災
の直後に現地に行ったとき身震いがするほどの光景に
出合いました。

熱帯の植物は成長がとても旺盛で緑が回復するのは
大変早いので4カ月ほどたってから現地を訪問された一般の
人たちには、なんだ
緑がいっぱいじゃないかと思われるかもしれません。

緑になるのは「やけど」を負った自然が再生機能を発揮して、
その環境にあった植物がどんどん成長をしてくるからです。

でも、元の森に戻るわけではありません。
「放っておけば自然に戻るよ」という認識の現場を知らない
学識者の方もいましたが、少し違います。

もともと生えていた植物が生き還ってくるものばかりではなく
大きな木のほとんどは枯れてしまい復活はしません。

代わりに生えてくるのは、太陽の光が好きで、乾燥にも草や
強い樹種が一次植生で生えてきます。

決定的にダメージを受けた全く樹木のない土地には
アランアランという草が繁茂します。

世界最強の雑草と呼ばれ、アランアラン砂漠とも呼ばれる
ようにほかの植物を寄せ付けません。

ここまで完全に自然の森が破壊されますと自然に再生するには
途方もない年月がかかります。

自然の再生の再生能力は、風や水の流れや昆虫や鳥や動物に
より種子を運ばれる事から始まりますが、
アランアランの草原は
これらのすべてが無くなっています。

カンボジアのアンコールワットが建立されたときに森は
破壊されましたが、
現在の状態に戻るまでに500年かかっているそうです。

その状況から、もともとの森林に戻るにはあと500年は
かかるだろうと言われています。

ですから、
インドネシアで完璧に自然の森が壊されて、アランアラン
の草原に成ったところが、
森に戻るには1000年がかかると推定されます。

そんな状態で放置しておいては良くないと考えて、
このアランアランの草原で乾燥に強く、
太陽の光を好むゴールデンバイオチークの植林を
2001年から始めました。

このままで放置していては、森の再生は風可能で、
さらに一層地球環境が大変厳しくなると考えました。

このような状況に出会った人間として、
この状況を何とかしたいと考えて植林を始めました。

何とかしたいという想いが勝って、今考えれば無謀とも思える
一面アランアランの草原で
ゴールデンバイオチークの植林を始めました。

特別な方法で育てた苗だったから、初期の成長は早くて
アランアランの草丈を上回るほどに上に伸びてくれました。

3年目には葉っぱを食べるアリや虫が戻ってきて、
その昆虫を目指して小鳥が戻ってきました。

ただただ不気味な静寂と蒸し暑いだけの草原が
風もさわやかに流れるようになり、
自然の息吹が感じられるようになりました。

人間が植林という行動をすれば、自然の復元力が発揮されて
再生への道を進んでくれると感じていました。

もう、自然に任せておけば順調に育ってくれると
思っていました。

でも、アランアランはそんなに簡単な草ではないことが
6~7年目あたりからわかってきました。

大きくびっしりと繁茂したアランアランは植林した
ゴールデンバイオチークの成長に影響を与えるようになって
きました。

アランアランの旺盛な成長は地上はもちろん
根の部分でも大きな影響を与えるように成ってきました。

そこで改めて、アランアランの対策に苦心し取り組みを
しています。

まっすぐ上に伸びて、そのあと太り出すという苗の特徴は、
アランアランでない土地に寄付をしたものは、
その能力を発揮していますが、

アランアランの草原では
ゴールデンバイオチークは今も戦ってくれています。

彼らの役に立てるように今もアランアランの排除するために
戦っています。

やはり熱帯の自然を少し甘く見ていたと反省の日々ですが、
今の私たちの取り組みに
必ず自然は答えてくれると信じて、智恵を絞っています。



■万人の願い世界平和と健康な生活のために?世界平和の森づくり
生命の森づくり

にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへにほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村


にほんブログ村 環境ブログ 環境ボランティアへにほんブログ村

10年ぶりに自然界に復帰

2012-05-18 19:34:26 | Weblog


インドネシアのBOS財団は、東カリマンタン州バリックパパン
保護施設「サンボジャ レスタリ」から
3頭のオランウータンを自然復帰させました。

前回のリリースからこれまで過去約10年間、森林の開発・破壊が
進んでいて、適切かつ安全な生息地を見つけられなかったために
オランウータンをリリースできませんでした。

今回4月22日の「地球の日」に合わせて、適切で安全な生息地として
昨年確保された東カリマンタン州のKehje Sewen森林に3 頭の
オランウータンを自然の森へ復帰を始めました。

このリリースには、調整の経済的外務省、林業省、環境省、
東カリマンタン州の地方政府、クタイカルタネガラ県政府などの協力に
よりリリースが実現しました。

ヘリコプターで移送されて、ジープで運ばれ、人の手で運ばれて
ボルネオの奥深くにリリースされました。

このエリアもかつては伐採をされたエリアも含まれていますが
奥地でロギングがコスト高になって一部残されたと思われるような
地域です。

もう、ボルネオの島には手つかずの森でオランウータンが安全に住める
森林は残されていないような状況です。

10年もの間人間からえさを与えられて生きてきた彼らが、自然界で
自分で食料を確保して生き延びられるか、
また、リリースされたエリアは調査はされているようですが、本当に

食料となる果物類が豊富に年間を通じて得られるのか心配があります。

先日、オランウータンの支援に寄付をいただいた㈱モリタ防災テック
の土谷社長とのお話のなかでこんな会話がありました。

ところでオランウータンの天敵は何なんですか?
それは
人間が一番の天敵です。

その人間の中でもオランウータンの絶滅を防ぐために愛情を持って
接して活動しているBOSインドネシアのたくさんの皆さん支援で
まずは、自然界に戻されました。

今後の観察も続けられるようですが、無事に自然界に慣れて
イキイキと森で生きてほしいと願っています。
写真は、理リスの参加されて皆さんの集合写真です。

かわいそうだから、森に還してあげようよ!

2012-05-07 15:25:18 | Weblog

ウィリー ・ スミッツさん( 自然保護論者)の興味深い話

1991年にインドネシア東カリマンタン州 バリックパパン市の
インターナショナルの子供たちが、市場で売られている

オランウータンの子供を見て、
かわいそうだから森に還してあげようよ!ということから
保護活動が始まりました。

その母体ボルネオオランウータンサバイバルファンデーション
(BOS)インドネシアのファウンダーの一人である
ウィリー ・ スミッツ氏野活動の話です。

森林開発で行き場を失くしたオランウータンの保護活動に人生を
捧げてきました。

彼の2009年3月の講演のビデオを見つけましたので、御紹介します。
ぜひ、ご覧ください。

わたしが彼と出会ったのは1996年当時はNGOバリックパパン 
オランウータン サバイバル ソサエティーの責任者として精力的に
活動をしていました。

1998年の大きな山火事の後、たくさんのオランウータンが森を追われて、
その受け入れ先として拡大を余儀なくされました。

そのために彼の出身であるオランダやその他ヨーロッパ諸国に資金の
提供を依頼して、
現在のBOSI(ボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション)
を設立しました。

そして、バリックパパン市の郊外のサンボジャ地区に荒廃した林地を確保し、
リハビリ訓練施設とその用地に天然林に存在する樹種、
オランウータンの食料になる果物のなる木などを植林して、
生物の多様性の回復活動をしてきました。

ウィリー ・ スミッツ氏は人類、動物の世界、私たちの緑の惑星の複雑な
つながりのなかで貴重な活動をしてこられたお話ですので
生物多様性が叫ばれる今日、彼の話に耳を傾ける価値があります。

賢くかわいい動物であるためにペットとして売買されたり、
または単に自分たちの住む森を破壊されて追い出されたりしています。

スミッツ氏はオランウータンの人口を再構築するには、
私たち彼らが生き残るために森林まず作り、
短期的には彼らの食料の収穫のプログラムそして地元の人々 が生計を
立てられる支援から取り組んでいます。

彼の長い、幅広く、意義深い活動の全体が紹介されていますので
是非みて感じていただきたいと思います。
スミスさんの講演ビデオ

■万人の願い世界平和と健康な生活のために?世界平和の森づくり
生命の森づくり

にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへにほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村


にほんブログ村 環境ブログ 環境ボランティアへにほんブログ村

世代を超えて未来を創る~生命の森づくり~

2012-05-04 11:12:57 | Weblog
最近の気象の状況は、地球温暖化により招かれています。
その地球温暖化を招いているのは、
私たち先進諸国の人間です。

大自然との調和をしない、
地球の自然のサイクルや循環システム=エコシステムを壊して
生きているのは、資本主義社会の経済優先主義の人間生活です。

その意味でこれまでの資本主義は破綻をしています。
新しい価値観の生活スタイルが未来を創ります。

人間のやっていることは、人間の心がけ一つで、
今日からでも明日からでも容易に変えられます。

まず、心の中に脱温暖化を目指さす小さな木を植えつけることが
明るい未来を作るための始まりです。

これから何をしたらいいのかを見つける「目」を育て、
少しづつ育っていく心の木を育てられます。

あなたのこころの中の脱温暖化のための「木」が大きく育ってきたら、
どんどん社会は脱温暖化社会になって行きます。

育ったその木は未来そのものなのです。
みんなで取り組めば脱温暖化の森ができるでしょう。

みんなでつくる脱温暖化の森は、
持続可能な私達の未来の姿そのものなのです。

枯れていくこれまでの社会経済の仕組みである木にしがみつくのを
やめて、
すでに足元から芽を出している心の中の脱温暖化の芽を発見しましょう。

この「芽」を発見したら、日当たりのいい場所に植え替えをしましょう。
少しづつでもいいから毎日水やりして、継続することがが大切です!

こころの中の「木」に気がつくことで、
持続可能な未来への道のりが見えてきます。

こころの木を育てていくことが人類の未来に、
子供たちの未来に繋がる道しるべなのです。 

こころの木「生命の森づくり」はその動機を育てます。
個人も、企業も、学校も、こころの中に、未来を志向する小さな木を
育て始めなければならないと考えています。

私は、自分の会社である㈱ビーボコーポレーション
www.vivo.co.jp で”
自分にできる脱温暖化社会を目指してインドネシアで植林を
2001年に始めました。

小さな「生命の森づくり」を心の中で育て始めました。
まだまだ地さな存在ですが、100年繰り返せば次世代の人たちの
生命維持の基盤になる大きな森に育ちます。


そして、より多くの皆さんに参加していただくために
2002年にNPOアジア植林友好協会を設立し活動を続けています。

一人ひとりが心の中に、小さな”脱温暖化を育てていくことで、
関心をもって何かを見るこころの目が育ち、
こころが行動を生み出し、
行動の積み重ねが結果となります。

数値では数えられませんが、簡単で、すっと効果のある、
最も大きな方法です。

地球温暖化対策は、みんなで取り組まないととても解決できない
人類社会全体の生存をかけた問題です。

先進諸国民の生活が地球環境を壊し続けています。



■万人の願い世界平和と健康な生活のために?世界平和の森づくり
生命の森づくり

にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人間・いのちへにほんブログ村
にほんブログ村 環境ブログへにほんブログ村


にほんブログ村 環境ブログ 環境ボランティアへにほんブログ村