美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

なぜ、地球温暖化・熱帯雨林で植林?

2008-05-31 18:42:47 | Weblog
■なぜ、地球温暖化・熱帯雨林なんだろう?

日本の山も手入れが行き届かなくて、山の状態が大変だと言うのに、何でわざわざ海外のしかもインドネシアで植林するのか?という素朴な疑問をもたれる方も多いかと思います。

戦後、一生懸命に植林されてきたスギやヒノキの植林地が成長をしてきて、間伐がされていないために過密な状態になっています。
そのストレスのために生長が衰えて、場合によっては「共枯れ」状態に陥るのではないかと懸念しています。

昔、38年ほど前に四国の山林の大変不便なところを巡視していたところ、直径20~25cmぐらいに育ったヒノキが何本もいっせいに枯れているのに出会いました。
山林管理の先輩になんですかこれ?
どうしたんですか?
目の前の光景がショックで、質問を連発しました。
先輩はこともなげに「共枯れだよ」
えっ、共枯れ、何それって感じで、こんなに育った大きな木が枯れるなんて創造もしませんでした。
手入れをしていないためにその辺の木がストレスで一緒に枯れてしまったということでした。
あの時のショックな光景は忘れられません。
そんな共枯れが、日本のあちこちで起こるかもしれません。
とても心配しています。
日本の山は、植林よりも間伐などの「手入れ」を必要としています。

日本は国土の67%が森林で森林国だと思われている方がほとんどだと思いますが、視点を変えてみますと国民一人当たりに換算しますとわずか0.2ヘクタールしかありません。

世界的に森林の減少が問題化されていて、世界平均の森林率が30%になっていますが、それでも一人当たりに換算しますと0.6ヘクタールです。

ですから、不足分2/3は海外に依存しているのです。
世界の木材貿易の大きな部分を日本が占めてきたという事実からもお判りいただけると思います。そして、このことが食糧の輸入依存や水の輸入依存の大きさにも現れています。

ことに高度成長時代の始まりからアジアの森林を利用して来たのは、日本人です。
天然の木を伐採して、その後のケアーには手をかしてこなかったために、森林の劣化と減少が起こりました。

利用者、受益者がしかるべき貢献をして、森林を再生することは大切です。
地球温暖化と世界的な森林減少の問題は、熱帯雨林にあります。

そんな背景から「地球温暖化」と「熱帯雨林減少」、
この2つのキーワードに1989年以来、わたしは取り組んできました。

地球温暖化の問題は、地球規模で一番成長が良くて、一番資源的に減少が懸念されるところに対策をとることが、人類全体の利益だと考えて取り組んでいます。

しかし、日本の山の状態を忘れているわけではありません。

日本人の自然観が人類を救う!

2008-05-25 18:23:12 | Weblog

 最近の気候の変動はたいへん身近に感じられるようになって来ました。
「なんだか、おかしい」日常の会話にも出てくるようになっています。
 
 東京大学の山本良一教授が危機迫る勢いで講演されていますが、その中で言われ ている「温暖化地獄」の1丁目どころでなくて2丁目に入っているのではないか と感じています。

 多くの皆さんが「どげんかせんといかん」と言う気持ちをもっておられるのでは ないでしょうか?

 加害者は「大人」で被害者は「次世代の子供たち」という地球温暖化の構図は、 絶滅の危機のオランウータン保護活動と同じです。
 子供は純粋で正直です。
 街でペットとして売られているオランウータンをみて、「かわいそうだから森に 返してあげようよ」という地元のインターナショナルハイスクールの子供の気持 ちが、先生や父兄を動かし、地域社会の企業が協賛し林業省が協力して、財団に までなりました。
 
  地球温暖化の問題はご存知のとおり、私たち大人の社会経済活動が、地球環境 を壊して次世代の子供たちの安全と安心をそぎ落とし、生命にもかかわる問題を 起こしています。

 世の中のさまざまな「不正」に対しては厳しい大人の皆さんも、自分が日常生活 で「壊し続けて原因を作っている」地球温暖化の問題にはとても寛容です。
 
 おかしくないですか? 

 子供たちの未来を、生命を左右する大問題なんですよ!
 
 このまま大人の社会経済が地球で生き続けると「次世代の子供の生命」にもかか わり、人類滅亡への道をひた走ってしまうほどの「大事」なのに、どうして行動 をしないのでしょうか?

 私たちは地球温暖化による「地球の気候変動を止めるための植林」をみんなで進 めよう活動をしています。
 そして、寄附活動を越えて、次世代の社会づくりにも役立つ活動、[生業]にな る植林を進めています。
 そして、「心ある人」[大人の責任を果たす人]が参加して、「未来の恵みを分 かち合えるシステム」を考え取り組んでいます。
 
 その取り組みの中で、「日本人の自然観こそが地球環境を救う!」と感じていま す。
 私たち日本人は、古来から「森林のさまざまな恵み」に依存しながら、「自然の 一員」として「自然との調和」を重んじて生きてきました。
 茶道、香道、華道、能、俳句などの伝統文化の中に自然の豊かさを優しく感じと っています。
 しかし、明治時代に転機を迎え、西洋の考え「自然は克服し、利用する」という 自然の破壊利用が主流になってきました。
 
 その結果、地球規模の環境破壊が進行し、人類の生命を脅かすほどになっていま す。

 森林の衰退と荒廃、急激な熱帯雨林の減少が招いた今日の危機は、その森林を再 生することで取り戻すしか方法が有りません。
 
 赤道地域の環境が安定しないと地球の気候は安定しません。
 
 その熱帯地域の人たちが自分たちで使う木材だけなら、自然に再生する力がある ので植林をする必要はなかったのですが、日本が大量にこの地域の木材を利用し てしまいました。
  
 ですから、いまこそ「自然の一員として自然の恵みを活かして生かされている」と いう日本人の古来からの思想に基づく「自然との共生社会」作りに貢献するとき です。

 そうしない限り、低炭素型・循環型の人類社会は実現しないのです。未来永劫に 人類が地球で生き続ける持続可能な社会をつくることはできるのは、日本人の持 つ自然観しかないと考えています。
     地球の気候変動を止められるほどの植林を! みんなで!!

不都合な事実が見えてきた?

2008-05-20 19:46:29 | Weblog
5月19日、日本経済人懇話会の主催の「地球環境フォーラム」が経団連ホールで開催されました。

この会のメンバーは中小企業の経営者の多い団体ですが、日本の大手企業の皆さんにも壊れて行く地球環境の未来のために舵をを切っていただきたい。

生まれたばかりの子供や10歳の子供たちも今の平均寿命まで生きられるような地球を残すために行動を起こしていただきたい。

我々中小企業もこんなに熱意をもって取り組んでいるんですよ!
といメッセージの発信もかねていたために経団連ホールだったわけです。

効果の程は大企業の経営者や社員の人の「心」次第でわかりませんが、会場には定員500名弱に650名が集まって、山本良一東京大学教授の熱のこもった講演に会場は大変な熱気に包まれました。

こんなにも多くの皆さんが地球環境をどうにかしなければという想いをもって、参集されたことは、一般の人々にも「不都合な事実が見えてきた」ように感じまた。

地球温暖化は「地球の気候大変動」を招きます。

われわれ人間は自然災害の前には無力です。

災害が起こらないように環境を守り、次世代の人たちに残すのは大人の私たちの役目です。

地球の気候変動を止めるほどの植林を!

どうしても達成したい! 
(できなければ次世代の子供たちの生存を脅かすことになります。)

そのためには、一人でもたくさんの人、企業の参加をして頂いて世界的な運動にしたいと願っています。

このことに参加できない企業や人は、結局、破局を迎えてしまうのでしょうが、その前にきずき行動をして頂きたいと願っています。

画像は朝日新聞イ昨年掲載された暑い夏の様子です。
赤道地帯の自然=森が安定しないと日本の気候にも大きな影響がでます。
だから、まず、アジアの熱帯雨林の保護再生が大切なのです。

食糧価格高騰の「ツナミ」ってなんだ?

2008-05-05 17:15:55 | Weblog
食糧価格高騰の「ツナミ」を警告、WFP食糧危機サミット

このところ新聞やTVニュースなどで世界でさまざまな国で食糧高騰の影響を受けて飢餓に苦しむ人たちが増加していることを伝えています。

今日のタイトルはフランスの通信社AFPが4月23日に取り上げていました。

バイオ燃料への食糧の利用や穀倉地帯の旱魃、中国の穀物輸入などが背景に有り、
それに目を着けた投機マネーが流入して、食料価格が高騰して、弱者が購入できなくなり、飢餓陥っていて暴動も起きているようです。

AFPの記事に載っていた世界飢餓地図を眺めていて、どこかで見た地図だなーと考えをめぐらせたら、ありました、世界の森林分布図の森林の無い地域が飢餓に陥っているようです。

やはり、森は人類生存の命綱です。
早くたくさん世界中に植林をして、こんな状況を早く脱しないと、人類は争い、殺戮を繰り返す世界になってしまいます。

日本は森林率67%で森林豊かな国と考えておられるでしょうが、実は人口一人当たりにすると0.2ヘクタール、世界平均0.6ヘクタールの3分の一なのです。
この数字からも海外依存度の高い構造が見えてきます。

生長の高い地域を選んで、早くたくさん植林することが自然と調和し、持続可能な社会作りに欠かせません。

遅れれば遅れるほど地球上で生き残れる人口=養える人口が少なくなると予想されます。

そのような状況にならないようにするには、
自然の摂理、樹木は植えればCO2を吸収して水と太陽エネルギーで木材を作って
生長しています。

この原理で人間の科学技術では木材を工場生産はできません。
科学が進歩して、地球温暖化、環境異変を解決できると言うのは、根拠に乏しい、幻想でしか在りません。

現実を冷静に見れば、森づくりが一番手軽で確かでCO2以外の問題も含めて解決できる一番の方法なんです。

森林は1秒間にサッカー場1面分消えています。

8000年前の三分の一になってしまいました。

次世代の子たちの森がどんどん消えているのです。

一人ではどうにもならないけれど、ひとりが始めないと始まらないのも事実です。

皆さんの次世代を思う「心」に期待しています。
ぜひ、VIVOのサイトをのぞいて見てください。
http://www.vivo.jp

天気予報が当たらなくなってきた

2008-05-04 15:15:49 | Weblog

最近の天気はなんだか変だなー?
暑かったり、寒かったり、どうなっているんだ?
それにしても、天気予報も当たらないねー!
と感じておられる皆さんは正常です。
そうなんです「地球温暖化とは異常気象は頻発すること」なのです。
もう、すでに温暖化の影響は自然界の弱い生き物は死んでしまって絶滅し、霊長類の頂点のわたしたち人間の生活にまで及びだしたと言うことです。

その原因は、わたしたち人間自身の行きすぎた便利や快的さを求めた生活です。

①産業革命以後の化石燃料の大量消費と地下資源の利用によるCO2の増加
 1968年以降日本でも高度経済成長に伴い急激にCO2が増加しています。
 1971年に私は社会人になりましたが、それほど不便で不快な生活では
 ありませんでした。
 それほど、不便な生活に戻さなくてもCO2を大幅に減らすことが
 できるのですが、みんなでやらないと解決しない。
 社会のシステムを変えなければならない問題です。
 だから、自分ひとりがやってもしょうがない? 
 しかし
 全ての人がやるにも最初は一人からです
 自分だけがやってもと考えないで、
 自分から始めるという心で始めましょう!
            大河も一滴から始まります。

もう一つの大きな原因は、森林の劣化と減少です。
②事実CO"増加量の約1/3は森林伐採によるCO2放出とCO2の吸収量の減少
によって引き起こされていのです。

気温が1度違うと、距離が100km違います。
もし、気温が1度上がったとしたら、緯度が100km下がったのと一緒なのです。
東京は100年で5度気温が上がっています。今の東京の温度は100年前の鹿児島の南端と同じ気温なのです。
1度違うと標高で100m違います。

もう、富士山の永久凍土は300m上昇しています。

人間にとっての気温の1度や2度程度、上がったり下がったりしても大して生活などに困りもしませんし、耐えられないほど大変でもありません。

しかし、植物やその他の生物にとって、1度の違いというのはとても重要なものなのです。
また、気温が上がれば今までは生息していなかった生物が現れるだけでなく、病原菌も同時に現れるといえます。
これは完全に、地域の生態系が変わってしまいます。

生物の多様性がどんどん失われて、地球の生態系が壊れているのです。

結果として、世界規模で異常気象が発生しています。
そして人間の健康生活に多大な影響を与え、私たち人間の現代文明崩壊につながっています。
●毒のようにじわじわと地球を蝕む「異常気象」
●温度1度で変わってしまう生態系
●地球と人に大打撃を与える「異常気象」
●日本的には異常、世界的には正常?
●将来の問題ではなく、今の問題
異常気象の日本での定義は、30年に一度の割合で起こった著しく天候に偏りが現れた場合の気象のことです。

しかし、今年、日本で起きている5月に真夏日があったり、そして地球全体の気温が上がっているのはどう考えても自然現象ではありません。

ということは、手を打たなければこの異常気象はいつまでも続くということです。
将来のために地球温暖化を止めよう!なんていっていますが、すでに地球温暖化という異常気象は将来の問題ではなく、現在の問題になってきています。

この気象変動を止めるほど植林を進めて、壊れた地球の自然のサイクルを取り戻すことこそ、一番手軽で、みんなが参加でき、確実な対策であること 
そして、その上
未来の地球で人類が生き残るための貴重な資源を生み出すことになります。
10年20年30年100年先も考えた皆さんの行動が求められています。
ぜひ、植林の大切さを知っていただきたいと思います。
http:www//vivo.jp にアクセスいていただければ無料の小冊子をプレゼントしています。次世代の人類が生存できる地球を残したい方はぜひ!