美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

なるほど そうだったのか!

2010-05-14 14:35:46 | Weblog
 森が雨を呼ぶ

 インドネシアの植林現場では、雨期にはよくスコールに
 であいます。先ほどまでの晴天が一気に豪雨になってしまいます。

 遠くから雨の音が「ゴー」というように聞こえます。
 そんなときでも広大な森林が破壊されて草原になってしまったとこる
 は避けて通るような経験をしました。

 植林現場で地元の人たちと雨の話しをしていたときに
 「森が雨を呼ぶんだよ」という事を聞きました。

 「へーそうなんだ」と単純に納得をして感心していました。

 槌田敦さんの著書『エントロピー経済学』入門の「森が雨を呼ぶ」
 という文書をみつけて、読んで見て「なるほどそうだったのか」と
 納得しました。

少し引用させて頂きますと

「多くの人々は雨が降らなくなったから森林が消えたと思っている。
 しかし,実は,逆のことが多い。森林が消えたから雨が降らなく
 なったのである。」

現場では感じることは、事実そのとおりです。

森のある近くは雨が降っているのに植林したばかりで雨の欲しい
地域には雨が降らなくて、残念な思いはたびたびでした。

さらに、森林の存在が雨を誘発する理由について
解説をされています。

「森林は盛んに水蒸気を放出する。その量は同じ面積の湖とほぼ同量
 である。
 ところで水蒸気の分子量は18で空気の平均分子量29よりもずっと
 小さい。
 したがって水蒸気を含む空気は軽いから上昇気流となる。
  また水蒸気は温暖化ガスであるから地表から出ている熱線を
 吸って加熱され,ますます軽くなる。
 このようにして,森林の上空は上昇気流になりやすいが,その結果,
 雲が生じ,雨が降ることになる。
  このとき,周りの砂漠の大気も引き込んで上昇気流になるが、
 この大気にもわずかながら水分を含んでおり,これも雨となって
 森林地帯に降る。
 このようにして森林では蒸発量よりも降雨量の方が多くなるので
 ある。」

水田など農地もそうですが、あらゆる植物はCO2を吸収して、
 根から吸い上げた水とで炭水化物を作り、酸素を放出しますが、
 同時に水分を大気中に放出しているんですね。

 改めて植物の偉大で、人間生活に欠かせない存在であることを
 知らされました。
 地球環境の劣化は、砂漠化を伴うす森林減少が一番です。
  水の循環のない生き物はありません。
 雨の降らない大地は、死んでいる大地です。

 人間の住む環境では森を守る事の大切さを多くの人に知って
 行動して頂きたいと願っています。

 ※知らなければ、不安も感じないで、行動も起こせません。
  落とし穴の見えない道を平気で歩いている人と同じです。

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