美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

人は一人で生きられない

2009-05-31 16:04:03 | Weblog
わたしたち現代人は、自分ひとりで生まれてきて、
育ってきたと思いがちではないでしょうか?

だれでも突然この世に「生」を受けたわけではありません。

稲の遺伝子の研究で有名な筑波大学名誉教授の村上和雄先生の
お話では、精子と卵子の組み合わせ確率からすると一人の人間が
生まれる確率は70兆分の1の確率だそうです。

その70兆分1の確率で生まれた人には、みんな父母がいて、
その父母にも父母がいて、その先も、その先もという風に、

わずか20世代約600年あまり、遡るだけで104万人を越える
親戚がいる事になります。

究極的には地球上の人類はみんなどこかでつながっている兄弟姉妹で
あるということです。

だから、一人一人が大変貴重でかけがえのない、大切な存在である事を
自覚志行動することが必要です。

日常生活のなかでは、こんな事まで考えが及ばないかもしれませんが、
この原点を悟ることが、今日の地球規模の問題、物事を判断するうえで、

一番大切です。
今度の地球温暖化の世界会議に日本として提案する中で僅か7%の案で

決まりそうな流れには、愚かな人間の欲望に振り回されているように
しか見えません。

僅か600年前日本でも飢餓が横行してたくさんの皆さんが生命を
落としながらつないできた「生命」、

また、先の戦争でも命がけで守ってこられた「日本人の生命のつながり」
を考えるとき、

自己や企業のの利害と「地球で人類が生存できるの危機」を同じ秤で
しか、測れない現代政治・行政・企業、マスコミのありに「心」の無さ
を感じます。

生命をかけて、次世代の繁栄を願って来た人々の無念を感じます。

いまこそ、個人個人の市民が、人類の生命の継続を一番に考えて行動を
すべきときだと思います。

既存の政治、経済のシステムでは変える事が困難な現状を打破して、

世の中を変えるのは市民の行動しかないと思い、

「世界平和の森づくり」をはじめました。

わたしの願いは、すべては、明日の人類生存のためです。

あなたの1本の「植林」が未来の生命をつなぐことに役立ちます。

地球に感謝の植林を!

2009-05-28 18:41:01 | Weblog
2008年はインドネシアと日本の国交樹立50周年でした。

63年前は、東カリマンタン州バリックパパンは
石油が生産されるために日本軍が侵攻した重要拠点のひとつだったそうです。

前年より空襲を受け始め、1945年6月15日、米国、豪州、オランダの
連合軍の総攻撃が始まったそうです。

その陣容は空母2隻、巡洋艦8隻、駆逐艦9隻、そして護送船団
100隻以上という大艦隊だったそうです。

それに対して日本軍の兵力は陸軍一個大隊の5000名、
その他臨時召集兵をあつめても11000名だったそうです。

空と海からそう攻撃を受け日本軍の施設を壊滅させて、
35000名もの大軍が上陸、怒涛の攻撃を仕掛けられ、

致し方なくジャングルに敗走、
ジャングル内での対峙が行われたそうです。

大木が削ぎ落とされて、山の地形が変わるほど艦砲射撃を受けたとき、
日本軍にはわずかな武器と竹やりで応戦したそうです。

現実に応戦された人達の無念の気持ちを察するとき、大変胸が痛みます。

その後ジャングルをサマリンダへ敗走する中では、食糧の補給も無く、

マラリアや赤痢、脚気などの病におかされる人が続出し、
多くの尊い命が失われたことを知りました。

その皆さんの無念な心中を察し、そのような犠牲を乗り越えて、

平和な日本に生まれて本当に有難い気持ちで一杯です。

植林をするためにバリックパパンを訪れている自分達も

この方々の尊い犠牲によって
もたらされているということを知らされました。

結局人間は、過去からの生命の継承によって
生かされているということだと気付かされました。

そのような意味からも、植林による「世界平和の森づくり」を
何としても日本人として結果を残して

次世代に引き継ぎたいと願っています。

地球に感謝の植林を!みんなで!

(写真は、今もバリックパパンの湾が一望できる丘に残されている砲台跡)

あなたたち日本人なら。。。

2009-05-27 19:22:03 | Weblog
2001年の暮れから、インドネシア 東カリマンタン州 バリックパパン市からサマリンダ市の方向へ郊外に向けて30KM行ったところから、少し中に入ったところで植林をやっています。

この道路は「サマリンダ街道」と呼ばれています。

2000年にバリックパパン市の市長にお会いして植林の寄附を行いました。
それはジャワ島から移住して来た農民たちのコミニティー林へと
手渡され植林が実行されました。

そんな関係でバリックパパン市の職員とのやり取りをする中で、
観光局の職員が会いたいとの連絡がありました。

「あなた方日本人なら知っていると思うけれど、日本人戦没者の慰霊碑が海岸線に あるんですよ。」

「え!そうなんですか?」

「それがね、周りの農民が慰霊碑の土地に侵入してきて荒れ放題なんです。」

「あなた方に本人なら、そこを整備するようにしてください。」

そして、「平和の公園のようにしてはどうですか?」
と言うお話しでした。

慰霊碑の存在を知らないで植林をするためにバリックパパンに通っていた
自分が、日本人として恥ずかしい思いをさせられました。

帰国して厚生労働省や昔を知る各方面の皆さんに聞きとりを行いましたが、
厚生労働省はその存在も知りませんでした。
役人の無責任体質の現れで、なんとも情けない話しです。

他の方々の情報で民間人の方が建立した碑であることがわかりました。

その場所は捕虜収容所でここでたくさんの方が命を落とされ、バリックパパンの
戦闘では10000名余りの方が生命を落とされた事を知りました。

そして、サマリンダ街道を敗走する中でマラリア、赤痢や飢えで餓死された方がたくさんおられたそうです。筆舌し難い状況であったようです。

戦闘の詳しいお話は次回に述べさせていただきたいと思います。

そのためにこの街道を「地獄街道」と呼ばれていたそうです。
その沿道には今も遺骨が残されているようです。

地獄街道の沿線で自分たちが植林をさせて頂いているのは、
先の戦争で命を無くされた英霊の皆様の存在があって、
自分たちの今があることを知らされました。

慰霊碑の存在を知ってからは、訪問の都度慰霊碑に
ご挨拶をして植林地に向かうようにしています。

過去、約16回ツアーの皆様にもご案内をさせた頂いています。
資金的な問題で十分には対応はできていないのが残念ですが、

自分たちなりに訪問した時は清掃したり、
草木を植樹したりをして献花をするようにしています。

過去から現在にまで繋がる命の大切さと日本人を
改めて感じさせられた思いで話しです。

人の人たるゆえんは?

2009-05-25 09:01:58 | Weblog
最近、二宮尊徳翁の教えについての本を読み始めました。

その中に
「人の人たるゆえんは推譲(スイジョウ)にある。」
                  という言葉がありました。

★続いて解説されている言葉は、

「樹木を植えて、三十年たたなければ材木にならない。
         だからこそ後世のために木を植えるのだ。  
 
 今日用いる材木は、昔の人が植えたものだとすれば、
     どうして後世の人のために植えないで良かろうか。
 
 鳥や獣は今日の食物を貪るばかりだ。
 
 人間もただ目前の利益をはかるだけなら、鳥や獣と変わらない。
 
 人の人たるゆえんは推譲にある。
 
 ここに一粒の米がある。
 
 これを食ってしまえばただの一粒だが、もし推し譲ってこれを蒔き、
 
 秋の稔りを待ってから食えば、百粒食ってもまだ余りがある。

 これこそ万世変わらぬ人道なのだ。」

「推譲」の心の伝統をわたしたち日本人は忘れかけているように思います。
「植林」に参加することで、この心を思い起こさせてくれることを
 期待して、「世界平和の森づくり」運動をすすめています。
世界平和の森づくり


★「推譲」の意味は、二宮尊徳の「報徳思想」を構成する要素のひとつ

 「分度とはけちをすることではなく、至誠から勤労した結果に自然と
  使わざるをえないもののみを使うということを意味する。

  そして、最後に分度して残った剰余を他に譲ることを推譲とよぶ。
 
  分度と同様に、推譲は単なる贈与なのではなくて、至誠、勤労、分度
  の結果のこったものを譲ってはじめて推譲になるのである。」

報徳思想について


やはり大きな問題だ!

2009-05-21 18:24:49 | Weblog
国際林業センター(CIFOR)のメルマガに
排出、吸収、循環 (2009/04/28付)という記事がありました。

その中で紹介されていた内容から、結局人類は森林や自然の
メカニズムは理解できていないということがわかりました。

つい最近まで成熟した原生林は、成長による炭素吸収が木質の腐朽
による排出と平均的には釣り合うので、排出源でも吸収源でもないと
広く考えられてきました。

メルマガで紹介されているNature誌に発表された論文では、アフリカ
の熱帯原生林では成熟した湿潤林が
最近数十年で毎年340百万炭素トンを吸収してきたそうです。

この吸収量はアフリカ全体の森林減少による排出量にほぼ匹敵し、
アフリカ大陸全体の化石燃料起源の排出量よりはるかに大きな値です。

この意外な成長量はいったいどこから来るのでしょうか?

まだまだ、人類の知恵と情報では説明できない現象です。

別の論文ではアマゾン熱帯雨林で2005年に起きた大干ばつに森林が
どう反応したかという結果を報告しています。

干ばつ前の最近数十年間のこの地域の森林では
年間450百万炭素トンの純吸収量が一転し、

2005年の大干ばつの影響を最も激しく受けた森林は純排出源と
なったと伝えています。

干ばつの影響により地域全体で1,200百万炭素トンの変化が起き、
アマゾンの森林は炭素の吸収源から大きな排出源へと変わったと
伝えています。

これら2つの論文は、地球の炭素循環における森林の役割が、通常

考えられているよりもはるかに大きくまた複雑であるかを示しています。

私たちは、気候変動に対する森林起源の炭素排出の影響ばかりでなく、

逆に森林が受ける気候変動の影響、炭素吸収など様々な生態系サービス

を提供する森林の機能への影響にも注目していく必要があります。

人類が自由に活用できる無限の資源と考えてきた地球の自然資源は

現代文明の叡智では対応できないほど大きく、

このままでは、その修復もママならないようです。

もはや、注目するだけでなく、
地球の自然を守る行動を起こさないと間に合わない、

だから、みんなで地球規模の植林を早くたくさん推進をする
必要があるのです。

世の中の動きを見ていると政界や官界、経済界のなかにドップリと
使っている人達には「見えていない」という事態の深刻さ!

がっかりです!

でも、対策が遅れて被害を受けるのは、一般市民からです。

だから、一般市民が行動を起こして、気がついていない人達に

知らしめることしか、人類生存への道は残されていないのです。

0.1%の世界だから、見えてない

2009-05-20 19:03:11 | Weblog
植林や林業の大切さをアピールしてもなかなか理解を得られない。
共に行動をしてもらえないことに残念な思いと

「なぜ、大切な事が解らないのだろう」と感じてきました。

経済優先主義のこれまでの社会では、
「理解されないのはあたりまえなんだ」と解ってきました。

日本の林業のGDPは5千億円に満たない、
日本のGDP全体500兆円のわずか0.1%しかないのです。

ですから、現代の社会・経済を動かしている人々には、
わずか0.1%の世界は見えていないのです。

自然の偉大さを理解できる一部の有識者には理解されつつ
あるようですが、まだまだ理解を得られるレベルには至っていません。

だからと言って、大事で無いわけではなく、見えていないだけです。

日本の森林の生態サービスの貨幣に換算できる金額は、
日本学術会議の算定によれば年間70兆円を越えるそうです。

貨幣に換算されていない部分も含めればもっと大きな金額になります。
この部分が見えていないために価値が評価されてきませんでした。

この価値に見合う貨幣が投入されてきませんでした。
その結果が現在の地球環境の劣化、崩壊を招いていることに

早くみんなが気がつかないと取り返しがつかない事態になります。
地球規模でもおなじ事が言えます。

資本主義社会も「自然は無限」という前提で成り立ってきましたが、
最近の状況を見れば明らかなように「成長の限界」に直面しています。

地球規模で特に先進諸国の多くの人々が気がつくように
「植林による世界平和」を、

「世界平和の森づくり」を進めているのです。

この事に気付かないで、行動を起こせないと人類の未来は厳しい。
あなたやあなたの家族も例外ではありません。

科学技術で何とかなると言うのは幻想です。
科学技術で何とかなるなら、今日のような事態を招いていません。

現実を直視する「目」、
見えない物を見抜く力を持って行動をしましょう!!!

世界平和の森づくり

結果責任は結局あなたが負う

2009-05-19 19:43:07 | Weblog
憩いのひととき^^
憩いのひととき^^ posted by (C)jiroh
地球環境の劣化は日々の生活の中でも感じられ、
だれの目にも明らかになってきました。

今年の年初から「気侯がなんだか変だ」と感じておられる人は
多いと思います。

最近の気候も午前と午後の気温や風の吹き方などなんだか変だなー
と感じています。

直感的に感じているだけでは、本当に異変なのか、
たまたま変なのかわからないから対策は後廻し?

政治や産業界のリーダー達も日々の活動に追われて、
今日の事態の深刻さを理解できないのだと思います。

状況判断は正確な情報からですが、
正確な情報が従来の価値観が邪魔をしてインプトされない。

だから、タイムリーな決断や戦略的な発想に基づく政索が出せない。

国際交渉の中でも取り組みの消極さが批判をされるのが日本です。

今、地球規模で起こっている気象異変はあきらかに進んでいます。

もう、引き戻せない厳しい状況である事を科学的なデータは示しています。

地球温暖化の根源的な問題、深刻さが理解できれば、
何をおいても、世界の先進諸国に先んじて、
環境対策を推進しなければならないことは判ります。

そうしないと結果的に不利な立場の日本になってしまいます。

食糧やエネルギーなど基礎的な部分でも海外との貿易抜きでは
なりたたない日本は同じ土俵では成り立たないのです。

一番率先して、地球環境の修復に活動の場を求め、
社会構造、産業構造を変革して行く事でしか未来は開けません。

結局は、期待できない社会システムの中では、

市民レベルで行動をして社会を変えることしか

今回の危機は乗り越えられません。

市民レベルで地球規模の植林による生態系の再生を推進して、

もはや機能を失い市民に希望を与えられない既存の社会システムを
変えることしか残されていません。

対策をとらないで招く悪い結果は、
あなた自身が責任を負わなければならなくなるのですから、。

正しい情報と真理に基づく、いい事を自ら進めて行動することが
あなたの明るい未来を開きます。


農林業を守り生命の継続を!

2009-05-18 08:40:33 | Weblog
水田の中に春山
水田の中に春山 posted by (C)春の小川
最近の気候の状況を見れば、地球温暖化が進んでいることは、
もはやだれの目にも明らかです。

1日の朝と夕方の温度変化や風の吹き方などの違い感じておられる
と思います。
昔とは比べ物にならないほどの情報を得ながら、
天気予報が出されています。

しかし、天気予報の精度がそれほど上がらないのは、なぜでしょう?

得ている情報と過去のデータと経験からでは、
読み取れない気象変動が起っているということです。

過去の経験値で読めない変化が起きているのです。

大きな変化としても、地球温暖化が進むと海面上昇による陸地の水没、
台風の巨大化、マラリアの日本への来襲、深刻な干ばつ、豪雨による
被害などが起こると予想されています。

そのことには、そんな事が起れば「大変だ」ということは
感じられるでしょうが、

このような大きな変化ではなくても、
この変化についてゆけない植物は生存できなくなるか、
十分成長でき無くなります。

あたりまえですが、植物が育たなければ、様々な動物も、
わたしたち人類も生存できません。

日本の自給率は40%ですが、これから先、これまでの輸出国が
異常気象で食糧の収穫が十分でないと輸出に廻る食糧が無くなります。

既に40カ国を越える国々で食糧の輸出禁止や制限が加えられています。

たくさんの食糧を輸入しているオーストラリアでも7年連続の干ばつに
農民が苦しんで自殺者も出ています。

地球規模の気侯変動の事態に備えて、林業も農業も一次産品の
自給率を高める努力を今から実行しておかないと、
多くの日本国民が飢えで苦しむ結果になります。

農業も林業も土作りからはじめなければ実らない産業です。

そして、すべての生命と同じように、世代を越えた継承が必要です。
一時的な政策に翻弄されること無く、次世代へ美田を引き継ぐために、

今から農地を守り、農地の安泰のためにも、森を守ってゆく国民レベル
からの活動が必要です。

今、国民レベルで始められる「心暖かで、価値ある行動」は、

日本の国土の安定を維持するために山の手入れ【育林】をおこない、

地球規模では早い回復が期待できる熱帯地域の植林を進めることに
継続的に参加、協力することです。

確実なことは
「木を一本植えれば、その木が成長する分だけ環境がよくなる」
のが「自然の摂理」であり、「人類の知恵を越えた自然の恵み」です。

人類のエゴが招いた地球環境の破壊は、
人類を生かしてくれている地球への「愛と感謝」
自己の利害を越えた他者へのための行動でしか解決できません。

ぜひ、次世代のために地球規模の植林にご参加を!

スギ花粉の話し

2009-05-16 17:47:54 | Weblog
スギ花粉スギ花粉 posted by (C)sanpo

今は、インドネシアの熱帯雨林での植林を進めていますが、
日本の山林も大変心配です。

前の会社で入社後3年余り四国の山林でお世話になりました。
そこでは、植林用の苗木づくりと苗畑管理、植林と下刈り、除伐、間伐
の実際作業、山の巡視管理などそして関連する分野の調査・研究を
経験しました。
山林仕事のほとんどプロセスの現場を体験しましたので、日本山林、
林業の課題も理解しているつもりです。

いちばんの心配は、戦後植林された林の間伐の遅れです。

四国の山林を巡視して山奥深く入った時、とてもビックした光景に出会いました。
この体験は今も脳裏にあります。
幹の太さ20cmぐらいの大きな植林木でも枯れるという事を
このときはじめて知りました。

余りにもアクセスが不便なために、間伐がされなくて、林が
満員電車状態になり、ストレスが限界に来て、そのあたり全体が
枯れる「共枯れ」という状態になってしまっていたのです。

そこそこ大きな木が枯れることなど夢にも思わなかったので本当に
びっくりし印象に残っています。

スギの植林地からの花粉の発生は、スギの悲鳴です。

間伐の手入れがされないために過密状態でストレス一杯で、
生命の危機を感じて子孫を残すために花粉を通常より大量に出しているのです。
そして、温暖化の進行で知らず知らずに体温が低下して、
免疫力の落ちた人間がその花粉に接して花粉症になってしまうということです。

自然の摂理に沿った現象です。

ですから、自然の摂理に照らして、スギが住み易い環境に間伐を
してあげれば、花粉の発生量が減ります。

自然の摂理を知り、学びわたしたちの生活に生かすことは大切だと思います。

ショッキングなニュース

2009-05-15 18:24:30 | Weblog
気侯変動で森林のCO2排出が吸収を上回る!?

こんな記事をエコロジーオンラインで発見しました。

びっくり!!

大変ショックです。

地球で人類が生き続けられるように

何とか早く効率よい植林を地球規模で進めたいと

願っている自分にはとてもショックです。

地球規模での植林を進める事が、

地上で生きる人類のいちばん優先して取り組まなければ、

大変な事態になってしまうと常々考えて植林の推進をアピールしている

自分にとって、この記事は大変ショックでした。

この内容は下記を参照ください。
気侯変動で森林のCO2排出が吸収量を上回る

本当に真剣に人類みんなのいちばんの優先課題として

植林による森林生態系の回復は不可欠です。

国際会議や1昨年のAPECやアセアンの会議でも植林の必要性は

話し合われ、必要性の認識は合意もされているのに現実には、

なかなか植林が実行されているとはいえません。

人類の認識不足により、地球温暖化と生態系の破壊が進行していて、

その対策も遅遅として進んでいません。

結局、人類は地球が壊れて自分たちの生存が脅かされているのに

国家間や企業間などでの利害の調整の話しに終始して、いちばん大事な

人類の生命を脅かしていることに気がついていないのです。

このような状況を考えると人類の未来は、絶望的ですが

何とかこの難局を乗り越えないと

人類の生存が大幅に制限される結果となります。

このために何よりも優先して、地球規模での植林の推進が必要です。

そんな状況の中で、地球の生態系の中心である森林がCO2の排出が

吸収を上回るというこの記事は、大変ショッキングです。

経済優先の人類社会が、どんどん人類の未来の希望を無くしている現実を

直視しないと30年先にはあなたも、

あなたの子孫も地球上から絶滅してしまいます。

どうすれば生き残れるか?

先進国の人類が、自然優先の価値観へ転換しないと

解決への道はありません。

偉大なる自然、熱帯雨林のジャングルで自然と会話をしてきた

私の率直な心境です。

限りある地球の自然が、。

2009-05-14 15:39:41 | Weblog
「原因と結果」の法則から考えれば、

地球環境の劣化の問題もその原因は人類の生活スタイルにあることは
明らかです。

日本を含め先進国と呼ばれてきた欧米発の資本主義文明は

「限りある地球の自然」を「無限」であるという前提に基づいて
人間活動を続けてきました。

このような生活スタイルを今後も続けて行くことは不可能です。

天然の森林が自然に成長する速さよりも早く木を伐採し続ければ、
必ず森林はなくなってしまいます。

今もたった1秒間にサッカー場一面分の緑が消えています。
7分に1種類の割合で生物種が失われています。

生物多様性が失われて、生態系が環境を守るシステムの機能が
どんどん失われてしまっています。

地球上の土壌や森林や海が吸収できる以上の二酸化炭素を
排出しつづければ、

当然ですが大気中にどんどん溜まってしまいます。

その結果が今日の地球温暖化を招いているのです。

人間の病気「ガン」と同じように、

私たち人間が総合的な観点から「地球の健康」を取り戻す活動に

切り替えない限り、この問題は解決しません。

地球の自然と共にいける共生の思想を持って社会経済の仕組みを

再構築しないと今日の事態に対応できません。

現在の現象だけに対応すればいい物ではなく、

また、自分だけは、自分の住む町だけは、

日本だけは大丈夫なんて事も有り得ません。

地球に住む「一人の地球市民」として、

自然界の1種類の動物としての共生する心をもって

どのような活動ができるのかを考え、

根本思想から切り替えることが求められています。


私たちは「地球の肺」と呼ばれ人類生存のカギを握る熱帯雨林の

再生のための植林を2000年より進めています。

人類には熱帯雨林を再生することは不可能ですが植林により、

今より良い環境にすることは出来ます。

環境問題、環境問題と「環境」という単一の問題でなく、

私たち「人類の生存」そのものを含めた問題なのです。

みんな自分たちの生活の中で、地球の環境を良くするために働き、

そして、持続的な活動によって、未来の子供たち時代にも

美しい地球を残せることを願って行動しましょう。

地球に感謝の心をすべての根源において、生き方を変えないと

人類の未来は厳しく、限りある人類社会となります。

そのようにならないように、

未来への希望を捨てないですべとの人が

行動をする社会にするための始まりが、

地球規模の植林です。

植林で世界平和を!!あなたの温かい気持ちのワンコインを植林に!!

世界平和の森づくりをみんなで


 

ガンは不治の病で無く生活習慣病

2009-05-13 19:58:27 | Weblog
ガン」は不治の病ではなく
「生活習慣病」

死にいたる病と恐れられてきた「ガン」に対する考え方が  
日本でもこの数年で大きく変わってきました。

ガンに対するさまざまな研究が進んだ結果、ガンは私たち自身の
食生活を中心にした生活習慣が作り出した病であり、

ウイルスなど外部からの侵入者に影響を受けて病になった感染症
とは違います。

ですから、
ガンを招く生活習慣を改めればガンの無い体は取り戻せます。

人間も自然界の動物の1種として、私たちの体そのものが
小さな宇宙を作っています。

地球の自然が破壊されたり、汚染されたりしたところに住み、

生活を永く続ければ私たち人間も病気になります。

破壊された場所でも、汚染された自然でも
私たちが知恵を出し合って、

少しの工夫、改善をすることでより良い自然環境が戻ってきて、

次世代にもより良い環境を残せます。

そこはインドネシアの赤道直下の熱帯雨林が、

わたしたちの経済優先の伐採の繰り返しと

その後の地元の人達の焼畑の繰り返しにより、
草原となり放棄されていました。

焼畑の繰り返しで、虫もいない動物もいない、
その上、風もないその現場に立ちました。

表現仕様のない静けさ、静寂ではない異様な静けさがありました。

死の世界という表現が適当かもしれません。

そんな土地に2001年から植林を始めました。

1年半が過ぎたころから、虫が戻り、小鳥が戻ってきました。

木々が生えて、風が動き始め葉っぱのこすりあう音が

「さわさわ、がさがさ」とするようになりました。

スコールのために雨宿りをしてときに聞いた小鳥のさえずりは感激でした。

このままでは砂漠化してしまうと直感的に感じて、

何とかしなければと思い植えただけなのに、

自然はよく答えてくれて、その復元力を発揮してくれたのです。

わたしたちの植林現場に行って、記念植林をしてくれた世界的に

有名なソプラノサックス奏者【グラミー賞3回?受賞】の

ポールウインター氏が風でこすれ合う葉の音を聴いて行ってくれました。

「はじめて聴いた、森林の再生する音だ」

さすが芸術家の感性は違うなーと感じました。

少しの自然やカラダへの配慮と感謝があれば、自然の復元力、治癒力
が発揮されるんだと感じました。

わたしたちの生活スタイルは地球のガン?

2009-05-12 19:20:18 | Weblog
私たちの人間活動は地球のガンだ?

地球の自然環境の破壊、劣化が進行して、私たちの住む地球は
46億年前に誕生して以来の危機的な状況になっています。

この原因は、私たちの人間活動が地球の自然資源を食いつぶして
どんどん劣化させ、元本を食潰しています。 

そんなに大変な事態ではないと思われている人が多いのではないでしょうか?

または、科学の技術で何とか解決できると思われているのではないでしょうか?

科学技術で何とかなると言うのは、幻想です。
科学技術で何とかなるのなら、

今日のような地球の自然環境が壊される事態にならなかったはずです。

そのような幻想では、今日の人類生存の危機は乗り越えられません。

私たちの人間活動は、どれくらいの地球の面積に支えられているのか
という概念「エコロジカルフットプリント」から推計すると、

現在、人類は地球の再生産力を25%も超えているという現実があります。

私たちの日々の活動が地球という預金、子孫に残すべき「元本」を
食いつぶしているのです。

この事実を考えてみますと私たち先進国の生活スタイルは
まさに地球のガンと言えます。

いま、世界中でサッカー場1面分の緑が地球上から消えています。

森がなくなって困るのは、そこに住む動物や植物だけではありません。

地球上で呼吸をして住んでいる、
全ての生命にかかわる問題です。

中でも熱帯雨林地域の森林環境が安定しないと、地球全体の気流が安定せず、
気象も安定しないのです。

最近の集中豪雨、台風の異常接近、長い真夏日など異常気象はこのためです。

事態は加速度的に悪くなっていて、私たち人間の健康生活へ影響し、
人命を脅かす存在になってきています。

天然資源の現在の消費状況と需要の増大を考えますと、
「スピード早く、短い時間」で達成する必要があります。

「自然は無限」であるという概念でスタートした欧米型の資本主義の
 限界が見えてきているのです。

 今、地球上で起こっているあらゆる出来事は、根本的に社会の仕組み
 システムの間違いから来ています。

 この事に気が付か無ければ、行動を起こせない。
 今、行動を起こせなければ、人類の未来は限界を迎えてしまいます。

どちらを選択するかは、わたしたち地球市民一人一人判断にゆだねられています。



またまた、嬉しい便りです

2009-05-12 09:57:13 | Weblog
ありがとうございます。
      またまた、嬉しい便りです。

先日の世日クラブの講演会に来てくださった方が、
自分のメールマガジンで講演内容を発信していただきました。

地球温暖化の危機と植林お大切さをお伝えできたこと、そして
その事を知って行動していただけた事に感謝、感謝です。

その結果、また必要性が伝わり、そのメルマガ読者の方が
世界平和の森づくりに参加しはじめてくださいました。

確実に植林による世界平和の森づくりの輪が広がり始めていることを
実感し始めています。

本当に大切な事が伝えられれば、人は植林活動してくださり、
その輪がさらに広がる。

この植林活動をどんどん続ければきっと地球温暖化のスピードを
緩める事ができて、

次世代の人類やたくさんの生物の生命が守られることに繋がる。

ぞくぞくと嬉しい便りを頂き、自分の進めている地球規模での植林
を推進することに大いなる勇気を頂きました。

このブログを通じて、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

嬉しいメールと不思議なご縁

2009-05-10 21:13:25 | Weblog
今日は朝から晴天の中、義母の49日でした。

月日の経つのは本当に早いものだと感じて在りし日の義母に
思いをはせました。

このご供養が一段落してメールを開きましたところ、嬉しいメール
がありました。

昨年、4月から6月アルバイト弊社で仕事をしてくれた小池と言う
青年からでした。

嬉しさと不思議なご縁を感じたメールを以下にご紹介します。

「小池です。
 その節はとてもお世話になりました。
 今年の3月に大学を卒業し、現在広島で働いております。
 お陰様で元気に生活しております。

 社会人になったら最初の初任給で、
 ビーボコーポレーションの植林をしよう!と、
 アルバイトで働かせていただいている時に考えていました。

 今回無事、実現できて嬉しいです。

 私事ですが、現在私は、海上自衛隊幹部候補生という身分で、
 今年一年間、広島の江田島にある幹部候補生学校(旧海軍兵学校)
 というところで教育訓練を受けております。

 海上自衛隊幹部候補生学校

 私の同期の中で、仲の良い友人のなかに、宮崎社長の本を読んだこと
 のある者がいて、海上自衛隊という繋がりで、ビーボコーポレーション
 の話が出たことには驚きました。

 最近は鳥の次に豚とインフルエンザが流行ったり、地球環境が増々
 おかしくなっているのでは?と思うニュースが続いていますね。

 なにかアクションをしないとだめですね。
 末永い植林活動を応援しています。」

 以上ですが、短い間、アルバイトで働いてくれた小池君が初任給で
 植林に参加してくれた事に深い感銘を頂きました。

 そして、そこに自分の本を読んでくれていて、地球温暖化と植林の
 必要性について語れる友人がいるというご縁にも感銘を受けています。

 小池君があるバイトの合間に話していた自衛隊に入りたいと夢を語っていた
 事を思いだします。

 その彼が、私が学生時代の40年前に江田島の海軍兵学校で1週間ほど
 合宿をした事のある所でいま、活躍しているというご縁にも不思議なも
 のを感じました。

 国家や地球に対して、このような高い志と純粋な行動のとれる若者が
 いる限り、日本の将来も明るいように感じる事ができて嬉しく思います。

 一人一人の行動が世界を変える事に繋がる。
 行動しないで受ける被害の責任は、自分でとらなければならないということに
 思いをめぐらせて欲しいと願っています。

 一人でも多くの皆さんの地球規模の植林活動への参加を願っています。
 地球はみんなの物であり、未来の子供たちの物ですから。。。。。

 自分がアピールしている地球規模での植林の大切さを改めて、認識を深め
 心あらたに地球規模の「植林」を推進する意欲を与えてくれる1日でした。

 あなたの心ある温かいお金が、人類の未来を変える事に繋がります。
 あなたの心ある温かいお金で「世界平和の森づくり」にご参加を!
世界平和の森づくり