美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

がっかりしたこと

2010-06-26 19:37:13 | Weblog
環境系の雑誌でオルタナという本が有ります。
発売された当初しばらくは購読していたのですが、最近

オルタナの名刺を持った方と出会いが有りまして、
前々号あたりから購読をはじめました。

先日とどいた「間違いだらけの生物多様性」の紙上討論会
の記事をみて、いささか、がっかりしました。

「生物多様性の保全が専門の足立直樹氏が、生物多様性の問題とは
 まさに企業がどのような原材料を使うか」とか
 『どこで操業するか」というテーマに非常に関わりがある、

 企業の本業そのものの問題です。
 事業が生物多様性に対してどういう影響を与えているかが
 問われているのです。」

 ここまでは至極あたりまえの企業側としての論理を述べています。

 現実の地球環境では、急速に多様性が失われている状況を考えれば
 これまでの企業活動で配慮してこなかった「生物多様性の維持」に
 
 悪い影響のある企業活動は、社会共通の利益という価値観に照らして
 そぐわないので直ぐに止めるべきだと踏み込んでいないところが
 至極残念です。

そして、その続きに
「ですから、決してオランウータンが絶滅に瀕しているから、
 オランウータンのために募金活動を集めましょうとか、
 商品を買うとその1%が寄付されますとか、そういうレベルの話
 しではない。その誤解から、きちんと直して行かないといけない」

とオランウーンの保護活動を否定しています。

足立さんがどれだけオランウータンの現状を知っていて、
オランウータンと熱帯雨林とのかかわりや

熱帯雨林の多様性の重要性を現場レベルでどの程度ご存知で
語っているのかは判りませんが、非常に残念なコメントです。

 結局、旧来の価値観の企業の論理のなかで生物多様性を位置づけて
語るところに矛盾があり、
この分野のオピニオンリーダー的な存在の足立氏が、これでは

日本の生物多様性対策が進んで、地球環境はよくなる方向に動かない
と感じ、がっかりしています。

「オランウータンの危機は放置しておけ」というような話しを
 する足立氏の意図は不明ですが、生物多様性を語るなかで
 このようなコメントが出ること自体、国際的な意識レベルと
 乖離していると感じています。

オルタナには期待していて、クオリティーの高い
いい雑誌だと感じていたのですが、
この特集は中身が未熟だと感じて、がっかりです。

もっと本質論を掘り下げて報道して欲しいものです。

「人間も動物の1種で、自然の多様性に生かされている存在」という
事実は避けて通れませんから。。

日々厳しい環境になって行く「地球環境の現場」を目の当たりにし、
さまざまな情報を目にして

地球に生きる人みんなで取り組まないと解決しないけれど、

自分もこのような心境で植林活動をしています。

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あすこの世が終わるといわれても、

2010-06-25 18:43:06 | Weblog
2002年12月1日付けのYOMIURI WEEKLYの企画で故立松和平氏と
対談をさせて頂きました。

立松さんは去る2月8日に急逝されました。
対談では地球環境の危機的な状況に、

「今、私たちにできることは」という内容で話しをさせて頂きました。

そのときにも田中正造氏の遺志を次いで、栃木県の足尾で植林活動
を行っておられることをお聞きしました。

そのときで7~8年前から田舎の仲間と一緒に「足尾に緑を育てる会」
を作って植林を始まられたそうです。

最初は20人ぐらいから始められたそうですが、現在も続いていて
たくさんの方が参加されています。

地域も栃木だけ出なく群馬や首都圏からも参加者が
増えているそうです。

その対談の当時、
「まるで関取の背中に絆創膏を貼ったような状況ですが、
 木を植えるってのは、結論を急いだらダメですね」と

言っておられたのが印象的です。
また、

「荒廃し切った森は人の力を貸してやらないと回復しません」

とも語られていました。

毎年法隆寺で正月小坊主をやっておられる事や世界最古の現存する
木造建築の法隆寺は、絶えざる修復、メンテナンスを1400年も
やり続けて今日が在る事も教えて頂きました。

そして、
これとは別に100年から150年に一度大きな修理をし、
300~400年に一度大修理をするんだそうです。

元禄の大修理が終わり、昭和の大修理が終わったいるので、
これから300年から400年先に修理の時期を迎えるそうですが、
今の状況では木材が足りないのは明らかです。

そのために鞍馬の山で400年の森づくり『古事の森』のための
植林をはじめられた話しも伺いました。

植林は、今を生きる人間の未来に向けてのお布施という思いが
合ってこの植林を始まられたそうです。

日本にはたくさんの神社や仏閣の木造文化が在ります。
これらを守るための植林は各地で、確実に行われているのか

疑問ですが、次世代への文化の継承こそが今を生きる人間に
課せられた役割と考えて行動する人たちやこの価値観が

社会の中心にならないと地球環境は劣化の一途をつき進んで
しまいます。

その先は?
その先の見えない政治家や経済人など社会の中枢の人たちが
多すぎます。

結局は、人類はおろかな選択を続けて、滅亡に向かうのでしょうか?

わたしが、最近、出会った言葉

ドイツの宗教改革のマルチン・ルター(1483-1546)の言葉
「あすこの世が終わると言われても、
 われは、きょう木の苗を植える」

日々厳しい環境になって行く「地球環境の現場」を目の当たりにし、
さまざまな情報を目にして

地球に生きる人みんなで取り組まないと解決しないけれど、

自分もこのような心境で植林活動をしています。

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うれしい話し~ステテコの森

2010-06-22 10:27:44 | Weblog
先日の朝、何気なくNHKのテレビを見ていたところ、
いま、ステテコが売れているという内容の放送がありました。

「ステテコ」が?
どこかで聞いた話しで、アズの武村さんを思い出しました。

丁度、3年ほど前に(2008夏)に、大阪のインナーメーカーの
老舗㍿アズの3代目の武村さんが来社されました。

熱心に日本の伝統的な下着、ステテコの良さを説明されて
こんなにいい物をもっと現代に広めたいという熱い思いを
語られました。

自分も60歳代で「ステテコ」自体は知っていますが、若い方には
ほとんどなじみがないのではないか?と感じ、いまさら売れるのか?

というのが素朴な感想でした。

熱心に説明される姿に「いいものを新しいセンスで広めたい」という
熱意を伝えられ、3代目が頑張っているなーと感じました。

そして、私どもを訪問されたのは
「インドネシアの熱帯雨林の再生植林に参加したい」という
お話のたでした。

 ステテコの話しから始まって植林?
最初はインナーメーカーの老舗とインドネシアでの植林がイメージ
として結びつかなかったのですが話しを伺ううちに解ってきました。

武村さんが提案されたのが、「ステテコの森づくり」という
お話でした。

 我々年代の人間には「ステテコ」はなじみがありますが、
 若い方にはなじみがないのではないかと思います。

 しかし、明治生まれのステテコは素晴らしく快適で機能的な
 下着なのです。

 そのステテコを広めて行く中で、環境にやさしい、環境に役立つ
 という観点から、

 私どものインドネシアでの熱帯雨林の再生植林と「林業の育成」
 の植林をセットで行う「エコロジー」と「エコノミー」を同時に
 
 達成するプロジェクトに賛同を頂き、参加したいというお話
 頂きました。

 2009年年3月にゴールデンバイオチークを植林して、熱帯雨林再生
 のための植林はインドネシア林業公社の保護林、
 
 ブキットバンキライ地区に場所を確保して看板を設置し、
 2009年末の雨期に、二次林が生えているところの樹下に、
 
 幼樹のときには日陰を好む地場の樹種、ウリンやメランティー、
 カポール、マホガニー、ガハルなどを植林しました。
 
 これらの樹種は将来はこの森の主木に育ちます。

 この企画のステテコ、いい物だけれど価格がやや高いのでどうかな?
 と感じていたのですが、今爆発的に売れているとの放送でした。
 
 本当に嬉しい話しでした。

 先見性と熱意が今日のブームを作って、新たな需要を創出されたこと
 素晴らしく感動とインドネシアの熱帯雨林の植林に参加してくださった事
 への感謝を改めて感じさせて頂きました。
 
 温暖化で熱帯夜の続く今年の夏は、日本伝統の逸品、ステテコを愛用して、
 快適な夏を過ごして頂くことが
 
 植林に参加に繋がるということで嬉しい限りです。

 ありがとうございます。

みんなで地球を緑豊かな環境に!
「自然を大切にする心のある社会づくり」

地球市民みんなに一歩踏み出す勇気と行動が求められています。

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自然界がなんだか変です!

2010-06-16 19:32:21 | Weblog
自然界の異変!何だか変です!!
昆虫や鳥や動物は人間よりも自然の変化に敏感で、人間が自分たちの利便性のために創った自然の摂理に合わないものは受け入れられないようです。
アメリカや日本国内でものミツバチが突然消えたという情報は聞いたことはありますが、今日≪6月16日≫の読売新聞によりますと兵庫県丹波地方で「ミツバチが大失踪」したと伝えています。

兵庫県の丹波といえば自然環境のいい所だと認識していたのですが、このような異常事態が昆虫の世界で起った事、真摯に受け止める必要があるのではないでしょうか?

これは「「 蜂群 (ほうぐん)崩壊症候群」と呼ばれる現象だそうですが、環境の異変をいち早くキャッチするミツバチの伝えているのはどのような警告でしょうか?
この異変は今年1月に越年用のミツバチ何百数のほとんどが消えてしまったそうです。
巣箱の周りに死骸はなく、餌となる蜜も豊富に残っていて、忽然と消え壊滅状態だそうです。

この被害者の山内さんは「今年の蜜は例年の収量の10分の1になるかもしれない」と厳しい見通しを示し、昆虫の神経に作用する「ネオニコチノイド」系農薬の影響を疑っています。
「ミツバチの行動を研究している大谷剛・県立大自然・環境科学研究所教授も「ハチは必ず巣に帰る。急にいなくなることはありえない。『ネオニコチノイド』系はハチの脳に作用し、帰れなくなる。巣箱に残っていた花粉団子の成分から、稲の花粉を取りに行っていたとみられ、(失踪は)農薬が根本的な原因」と推測。」と伝えています。
 
「ハチは行動が複雑で神経が非常に発達した昆虫で、少しの環境変化で影響を受ける。必ず巣に戻り、増減が確認できるため、環境指標生物ともいわれる。『ネオ』系の農薬は、昆虫に効くということで使用が広がっているそうですが、昆虫を殺し尽くすことは害虫だけでなく益虫も殺して生態系を壊してしまいます。

生物多様性の議論が国際的にも国内でも行われていますが、本当に身近なところまで被害が出ていて、このような問題解決に真剣に取り組まないと近い将来、人間の生存に大変な影響をもたらすことは必至です。

世界中で化学農薬は止める事が一番の解決だと思います。

農薬の影響と気侯変動などの条件が重なって起こった事件のように感じます。
人間が科学を駆使して、より便利で、快適で、効率の良いものを求め続けている
「現代社会のひずみ」が身近な自然界に現れてきているようで恐ろしい気がします。

先月26日の共同ニュースでは、イタリアの首都ローマやミラノの市街地に
大量のミツバチが飛来して地下鉄の出口が一時封鎖される騒ぎがあったようです。

もし、東京の地下鉄にミツバチが来襲したら、大きな混乱は必至です。
なんだか、世界中で自然界にかく乱が起っていて末恐ろしく感じます。

掛け声だけ出なく「自然を大切にする心のある社会づくり」
のための行動が地球市民みんなに求められています。

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賢い選択で未来を拓く

2010-06-14 16:56:12 | Weblog
地球環境の劣化や森林の減少についての情報はひろく
ゆきわたってきていますが、個別の企業活動や個人の

活動では、自ら取り組む率はまだまだ少ないのが実情です。
子どものような素直な心で判断ができれば、間違いなく

直ぐに植林活動をすることにつながります。
しかし、社会人になり、企業人になると企業や社会の論理
や価値観の前に、違った判断になります。

近い将来、地球環境は壊滅的になり、人類生活にも影響が出る
と科学的な観測データでも予想されていますが、この結果を

素直に受け入れて、行動を変える事のできる大人は
少ないようです。

自分を殺して、企業の論理で行動する人が多いのが実情です。

先日は、このような価値観を越えて、地球の未来を考える
素晴らしい企業の取り組みのご提案を頂きました。

わざわざ、名古屋から来て頂きました。
株式会社ワラケン(http://www.waraken.co.jp/)の青山社長です。



「環境とセキュリーティーのパイオニア」というキャッチフレーズ
で活動されている会社です。

企業の機密文書を預かって、溶解してリサイクルする業務や企業の
保管文書のトランクルームの事業展開をされている会社です。

これ自体は特殊で、社会に貢献しているビジネスですが、
「紙を溶解して、再生してというだけではなく、

紙の元の 樹木を再生する「植林」を継続的にやりたい」
ということで、来社頂きました。

ただ単に植林に寄付をするというだけではなく、各企業様から
機密文書をお預かりして、

溶融してリサイクルペーパーにするという一連の業務の中に
継続的に「植林」を進めるという高い倫理観を組み込んで

取り組んで頂けるという素晴らしい企画のお話しを頂き
ました。

オランウータンが熱帯雨林で生活をすることが、
森林の再生と維持につながっている

「生きて生活することが環境をよくする」ということに通じる
取り組みです。

わたしは、インドネシアでの植林に取り組み始めたときから、
寄付と言う非日常的な形の植林だけでは限度があり、

社会経済活動のなかの日常的な取り組みに組み込まれないと
地球規模の森の再生は困難と考えて、その方法を模索してき
ました。

ワラケンさんのような取り組みをすべての事業の中で取り組む
企業がすべてになれば、地球環境の未来は、明るくなります。

持続可能な社会はこのような仕組みの中でしかできません。

経済至上主義、個人主義、人間中心主義の価値観を越えて
地球環境を守る価値観を含めた価値観をもって経営される

ワラケンさんの繁栄は、100年先も多くの企業や個人から支持
されると確信しています。

本当に嬉しい、お話しでした。
ありがとうございます。

植林に取り組んでいない企業さんも機密文書の処理は
「ワラケン」さんに依頼すれば

新たな負担無く「地球環境のための植林」に参加できます。

当然この植林も国連環境計画の10億本キャンペーンに参加
しています。

是非、いい事を進めるために、賢明な選択を多くの企業さんが
されることを願っています。

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オランウータンが生まれた!

2010-06-12 10:21:34 | Weblog
インドネシア東カリマンタンのバリックパパン市の
14年来の友人から電話がありました。

「元気かい?」 「元気だよ、あなたはどう?」「元気だよ」
と言う会話のあとに伝えてくれた事が北海道の札幌で

オランウータンの赤ちゃんが生まれたという情報でした。
友人は14年前にバリックパパン市を訪問して、はじめて

オランウータンのリハビリセンターを訪問したときに
施設を案内してくれました。

当時は、インターナショナルハイスクールの副校長で
英語の先生でしたが、その施設の運営に係っていました。

その施設は今も一部が残っていますが、ワナリサットという
地名のところに在りました。

「バリックパパン オランウータン サバイバル ソサエティー」
という名前のNGOでした。

その後は、大きな山火事や森林破壊により、行き場を失った
大量のオランウータンを保護をせざるを得なくなり、

林業省が動いて、
「バリックパパン オランウータン サバイバル ファンデーション」
という名前の財団になりました。

その後、バリックパパンの施設だけではなく、ナユルメンテンやマワス
など中カリマンタンのオランウータンも管理することになり

バリックパパン。。。からボルネオ。。。にかわり現在の名前になっています。

「ボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション」
BOS財団です。

一貫してオランウータンの保護活動に係ってきて、今もBOSの活動に
係っているのが電話の主・友人の「カルソノ」さんです。

彼が伝えてくれたことは、「北海道の動物園でオランウータンの
赤ちゃんが生まれたそうだよ! いい話しだね!」ということでした。

日本にいながら、この事実を知らなかったので
ネットで調べてみました。

北海道の円山動物園で21年ぶりにオランウータンの赤ちゃんが
生まれたニュースを見つけました。

そして、
くすくオランウータン 円山動物園 12日に公開(06/10 07:05)
という記事も見つかりました。

「ヤナギを食べる母親のレンボーに抱かれ、愛らしい表情を見せる
 赤ちゃんオランウータン
 札幌市円山動物園は5月25日に生まれたボルネオオランウータン
 の赤ちゃんを12日午前10時から、一般公開する。
 母親の「レンボー」(11歳)の胸にしっかり抱きつく姿を間近
 で見ることができる。

 赤ちゃんは雄で、同動物園での誕生は21年ぶり。
 頭から尻までの体長(頭胴長)は28センチで、名前はまだ付い
 ていない。
 母親のお乳を飲んですくすく育っている。報道陣には9日に
 公開された。

 担当飼育員吉田淳一さん(48)は「しっかり抱いて片時も
 離れないレンボーの母親ぶりも百点満点。
 ほほ笑ましい親子の姿をぜひ見てほしい」と話している。」

 と伝えています。

 カルソノ氏は、新しいオランウータンの生命の誕生をとても
 喜んでいるようでした。

しかし、私は
「何千キロか離れた北の大地の折の中で飼育された状態で生まれた」
 ということに複雑な思いがしました。

人間の都合で動物園が有り、その中で自由を制限されて生かされて
いるオランウータンの生涯を考えると今度生まれた赤ちゃん

オランウータンも生涯、熱帯雨林に戻されることもなく
生涯を綴じるのだろうなーと考えたからです。

動物園の役割はなんなんだろうか?

自分には答えはわかりませんが、

「人間のエゴや論理がオランウータンの生き方に制限を加えている。」
ということは事実です。

100億のいんどド人か22億のアメリカ人か

2010-06-10 19:56:53 | Weblog
私が環境問題を考え始めた十数年前にある広告に驚きました。
それは、
「100億のインド人か22億のアメリカ人か」というものでした。

何のことか理解が出来ませんでしたが、よく読んでみますと

世界の人がアメリカ人並の食生活をすると22億人しか地球に
住めないけれど、
インド人並の食生活をすると100億人が養えるという物でした。

牛肉を1kg生産するのに8kgの穀物が必要です。
鶏肉を1kg生産するのに3kgの穀物が必要です。

人間の食生活を穀類中心に変えれば、牛や豚や鶏を飼育すること
による環境への負荷が減るというのは事実です。

牧畜のために森林を伐採して、牧場を作ることや牧畜のために
水資源を大量に使用していますし、糞尿による地下水や河川の
汚染もあります。

飢餓で苦しんでいる人たちに家畜に廻っている穀物がわたるように
なれば救われると思います。

ですから、食事から肉を出来るだけ減らして、穀物や野菜をバランス
よくとる食生活にかえてゆくこと地球環境の改善に大きく役立ちます。

私自身はベジタリアンでは在りませんが、牛肉はここ数年ほとんど
食べませんし、極力肉類を避けて、魚や野菜中心の食事にしています。

以前、ベジタリアンの人に
「そんな食事で大丈夫なんですか?チカラが出ないのではないですか?」

と聞いた時「大丈夫ですよ、象は草食動物ですよ」と笑われました。
なるほど、そうだなーと思いましたが、
それから、肉食の少ない今の食生活になるまでは、3年ほどかかりました。

牛肉が大好きでしたから、当時は考えが及びませんでしたが、
地球環境劣化の問題を真剣に考えるようになり、
肉食は控えたほうがいいと考えるようになりました。

人間には自分で食糧を作ることは出来ませんが、植物は大気中の
CO2と太陽光と地中から吸い上げた水分で動物が食べる物質を
作ってくれます。

植物がなければ、ほとんどの生物は生存できない世界になります。
森林が減り、砂漠化が毎年600万haも進んでいる地球環境を

これ以上劣化させないためには、食生活もできる限り環境負荷の
少ない方を選択する必要があると考えているからです。

植物の栽培も農薬や化学肥料をできる限り使わない有機栽培への
転換も必要です。

これまでの私たち人間生活のスタイルを自然環境との関係で見直す
べき時だと思っています。
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希望をつなぐ

2010-06-05 17:10:14 | Weblog
脊椎動物、70年から3割減少 熱帯では6割減少!
という毎日新聞の記事がありました。

 
国連生物多様性条約事務局(カナダ・モントリオール)の報告書
が9日明らかになり、その中で地球上の脊椎(せきつい)動物の
個体数が1970年から3割減少するなど生物多様性の損失に
歯止めがかからない深刻な実態を盛りこまれたそうです。


そして、各国政府が02年に合意した
「10年までに生物多様性の損失速度を顕著に減少させる」との
世界目標は達成できなかったと結論付けました。

この報告書「地球規模生物多様性概況第3版」によると、
生息地の改変、乱開発、汚染、外来種の侵入、気候変動などで
生物多様性が大きく損なわれたこと。

脊椎動物(魚類・両生類・爬虫(はちゅう)類・鳥類・
哺乳(ほにゅう)類)の個体数は70~06年に平均で31%減少し、
特に熱帯に生息する動物は59%減ったということです。

当然の事ながら、生息地が耕作地や牧草地に転換するため破壊され
たことが大きいと報告されています。

両生類は42%の種で個体数が減少し、最も絶滅の危機に直面して
いるほか、
植物の約4分の1は絶滅危惧(きぐ)種と考えられると述べています。

植物種の4分の1が絶滅危惧種とは、想像以上に自然破壊が進んで
いる事の証です。

 また、地球温暖化に伴う海の酸性化や海水温の上昇など複合的な
原因で熱帯サンゴ礁の生態系破壊が進むと、何億人もの生活や食が
脅かされると予測した。

 報告書は、生物多様性は過去1万年にわたり人類の生活を支えて
きたが、

今後もその恩恵を受けられるかどうかは、今後10~20年の
取り組みにかかっていると指摘しています。

絶滅してしまった種は、永久に生き還ることはありません。
すべて人類が原因を作って、壊している社会システムを
顧みないと人類の未来は厳しく、過酷な運命を招いてしまいます。

地球規模で温暖化対策との連携や生物多様性保全を政策の中心に
据えて、有効な対策を取らないと、
二度と多様性を回復させることはできないという現実があります。

私たちのように、現地・現場を見聞きしている人間にとっては、
「そうだろうな!と変に納得して、当然と受け止めています。
しかし、一般の方には遠い、遠い存在かもしれません。」

相手が地球規模の自然で、「自分の存在大きさ」から比較しようが
無いところに理解する事の難しさがあります。

しかし、確実に人間活動が自然界のあらゆる生物に影響し、
壊している現実を理解して行動しないと人類の未来はありません。
あなたはともかく、子どもさんの未来は。。。。。。

 ドイツの宗教改革者 マルチン ルターの言葉は、重みがあります。
    「あす この世が終わると言われても、
           われは、きょう木の苗を植える」

全人類が、この価値観の共有することが、
       「平和で安全な未来づくり」には不可欠なのです。

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不安と怯えを越える価値観

2010-06-01 17:30:24 | Weblog
森の中と外、皇居の中と外、新宿御苑の中と外は、皆さんが
イメージされるとおり気温は違います。

木々の抱える水や土壌が抱える水が水蒸気になって上昇気流を
つくります。

気化熱を奪いながら気流の流れを起こして涼しくしてくれます。
砂漠では、水分がなくこの気流のながれは起りません。

砂漠というと中国のゴビ砂漠やアフリカのサハラ砂漠をイメージ
しますが、表土をアスファルトやコンクリートで覆い尽くした

都市も立派な砂漠です。

地球温暖化について、IPCCの発表がかなり、科学的でなく
政治的な意図や政策誘導のためだったようですが、

一方で、地球の自然環境が急速に劣化して、
人類の住みにくい状態に進んでいることは間違いありません。

小氷河期説や太陽の黒点説などの情報もありますし、
1800年代から地球の気温は上昇していて、
CO2だけが犯人ではないというほうが正しいようです。

人類はこれまでの文明で、地域、地域の自然環境を破壊して、
文明がそのたびに崩壊をしてきました。

その根源には、森林の崩壊・滅亡がありました。

今回は、原油や石炭という地下資源を活用し過ぎて、先行きが
見えてきたその対策として、地球温暖化を騒ぎ立てているよう
に思っています。

ただ、ここの過去の文明にならえば、森の変わりに石炭や石油を
利用した分時間が長く繁栄を築いてきました。

しかし、一方では森を木材利用だけ出なく、薪炭材や農地の開発
や都市化や地下資源開発などで壊し続けて、
8000年前の三分の一に激減させています。

これから起る気侯変動は、このような人間活動の結果、森が減り、
砂漠化され水の循環、大気の循環が起らないことから起ります。

人類はこれまで地球全体を壊した経験はありませんが、
今日の社会・経済・産業・貿易などグローバル化した人類社会の

活動は、巨大で地球環境を壊して、文明を終わられるに十分です。

CO2による地球温暖化よりも重要なことは、
世界的に森林が減少していて、生物の多様性が失われて、

人類が生き続けるための環境が大きく毀損して、
地球の復元力が無くなり、地球の収容能力が低下している事です。

この原因は、地球の中で生かされている人間を中心にした価値観、
コミニティーや組織、社会を顧みない個人主義的価値観や

生命や時間をも凌駕しそうな経済至上主義の価値観です。

この事態を改善するには、これらの価値観を超越して、
自然と共に調和して生きる、持続可能な社会を目指す価値観が
必要ですが、

人類は自然との距離を置き、影響を受けないことを文明の価値
としています。

自然の中のひとつの動物として、自然と共生するための
その第一歩が地球規模で植林の推進です。

1本に樹を植えることは、心にも1本「樹」を植えることです。

全人類が、この価値観の共有することが、
       「平和で安全な未来づくり」には不可欠なのです。

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