美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

見えない物こそ大切

2009-12-29 18:44:03 | Weblog
石炭の発見利用が始まった産業革命以降は、大量に木材を使用
した製鉄用木炭をを生産するための森林破壊は止まりました。

産業革命以降は確かに熱源・エネルギー源として森林伐採して
破壊することは、木材が石炭や石油の利用に置き換わり
伐採されることは減りました。

しかし、地下資源であるさまざまな金属の鉱石を大量生産のため
に採掘される現場ではいまも森林破壊を続けています。

鉱山の現場は一般のわれわれには見えないところで行われています。
そのためにコマーシャルで傍若無人に採掘現場を宣伝している情景
以外には、一般には現場を実態の深刻さは伝わってきません。
 
産業革命以後の急激な金属の需要増大は、鉱石採掘を世界に拡散
させました。

まず、高品位のものが掘りつくされて、次第に低品位のものも対象
になって来ています。

その結果、資源を切り売りすることで経済維持している発展途上国
では豊かな熱帯雨林を切り開き、大規模な露天採掘が行われること
が多くなってきています。

私たちが植林をしているインドネシアの東カリマンタン州は、
30数年前にも島のどこでも石炭があるといわれていましたが、
品質がよくないとのことで採掘はされていませんでした。

しかし、数年前から中国での需要が大きくなり、あちこちで石炭の
採掘が行われています。

その現場では樹木をなぎ倒し、表土を掘削し、石炭を追って自然を
破壊してしまいます。

アルミや鉄や銅、金など他の鉱石の開発のために失われている生態系
を含めると莫大な人類の損失です。

経済成長を求める現代の社会経済体制は、資源・エネルギーを多量に
消費せざるを得ない構造です。

その現代物質文明社会を持続させるために、日頃人々が目にすること
がない辺境の地で、資源採掘にともなって森林・生態系そして
生物多様性の破壊がいまも続いているのです。

人類は経済が成長しないと社会を維持できないという非持続型の
社会を選択してしまいました。

人類は社会経済のの発展(?)のために大規模資源採掘を行って、
自然破壊を行っています。

このまま、わずかに残された世界の森林が破壊され続ければ早晩、
地球状から消滅してしまいます。

現代の資源収奪型の文明が持続不可能になることは、古代文明が
森の消滅と共に消えてしまった事実が教えてくれています。

CO2の吸収源としての熱帯雨林の大切さばかりが議論されています
が、森林破壊が進めば、CO2 の吸収源を失うばかりではなく、

樹木など植物に固定されていた炭素が放出されることになり、
地球温暖化が加速されます。

さらに、地球全体の環境の安定に不可欠な大気の循環や
水の循環に大きな影響を与え、異常気象を引き起こします。

そして、地球温暖化により失われる生物多様性は、森の中で自然と
共生して生活している先住民の固有の文化と伝統という多様性も失う
ことになっています。

その上、人類に有益かもしれない貴重な遺伝子資源も
見えないところで、知らない間に消滅しているのです。

いまの温暖化ガス排出削減の議論は、先進工業化社会や都市文化に
偏り過ぎていて自然の偉大さや大切さを見失っています。

科学のチカラや経済のチカラに頼りすぎて
「自然」を軽視しています。 

人類は自然の異変や災害には無力であることを
再認識する必要があります。

最善の対策は、自然に学び、災害を未然に防ぐ対策を進めることです。

見えない物こそ大切です。

だから私は、植林の、森を守る事、自然に学ぶ大切さを
伝えたいのです。

そうだ!植林をしよう!!!

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人智の及ばない事

2009-12-27 18:18:54 | Weblog
昨日26日は63歳の誕生日でした。
今年は、日本でなんとなく年末で、
なんとなく気ぜわしい雰囲気の中で誕生日を迎えました。

特別な想いはありませんで、夕方まで普通に仕事をして
本当に久しぶりに家族5人が顔を揃えて、誕生夕食会をしてくれました。

このような誕生会も本当に久しぶりで、家族の暖かい心をもらって、
いい時間を共に過ごさせてもらいました。感謝・感謝です

それに付けても、振り返れば、これまでの人生の中でも海外の
森林調査では結構、危険な目にあってきましたが、

本当に幸いにして、大きな怪我も病気も無く元気なカラダを
与えて頂いた両親に感謝です。

そして、宇宙の神様にも感謝しています。

両親の両親、そのまた先の両親など辿って行けば20世代

遡るだけで100万人を越えるご先祖様がいて

自分を守ってくれているんだと言う事を知りました。

若い頃はこのような事に考えも及びませんでしたし、
ご先祖様や神様や仏様の存在も理解が出来ませんでした。

自然に触れて、自然の偉大さと人間の小ささを
ジャングルを歩くうちに感じさせられて、

世の中には人智の及ばない事があり、神々の存在を無くして
理解できないことがいろいろあることに気が付きました。

種子を蒔いて、芽が出て、成長する植物を人類の知恵だけで
説明が出来ません。

植林をして、生長する木々のメカニズム説明することも出来ません。
お米の種子を1粒蒔けば必ずたくさんのモミに育ちます。

このすべての仕組みを人智では説明が出来ません。

やはり人間は、自然に学び、自然の法則に従って生きる道を
求め続ける事が一番大切だと思います。

自然の法則に従っていない現代人の生き方、価値観が、
人類に危機的な環境破壊と異変を招いている事を

まず認識することが地球温暖化、気候異変を回避する一歩です。

自然の法則を知らずして、
     人類の科学を振りかざすだけの議論では

解決につながる結論を得られず大きな犠牲を招いてしまいます。
自然の前では人類はまだまだ無力です。

なんだか誕生日の話題にはそぐわない話しになりましたが、

私は63歳で残された時間はせいぜい20~30年ですから

地球環境が2016年にノリターンポイント迎えても
何とか大丈夫かも知れませんが

私よりも若い人達は、大変だと心配しています。

自分は、この危機的な現実の事態を伝えて、そして
そのためにとるべき行動を伝えることが
自分に残された人生の役目だと思っています。

だから私は、植林の、森を守る事の大切さを伝えたいのです。
そうだ!植林をしよう!!!

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どうしたら空が買えるというのだろう?

2009-12-22 16:11:21 | Weblog
コペンハーゲンの会議についてのニュースを見ていて
かみ合わない議論の中に、
自然に対する根本的な価値観の違いがあるように感じました。

1854年アメリカ第14代大統領フランクリン・ピアスは、先住民の
インディアンたちの土地を買収して居留地を与えると申し出ました。

そして
1855年インディアンの首長シアトルはこの条約に署名しましたが、

その時のスピーチの一節を思い出しました。

「ワシントンの大首長が土地を買いたいと言ってきた」という
 言葉で始まるスピーチは、
 人類の根源、自然とのかかわりを明確に伝えていて感動的です。

 「どうしたら空が買えるというのだろう?
  そして、大地を。
  わたしにはわからない。
  風の匂いや水のきらめきを
  あなたはいったいどうやって買おうというのだろう?
  
  すべて この地上にあるものは
  わたしたちにとって 神聖なもの。
 
  松の葉 いっぽん いっぽん
  岸辺の砂の ひとつぶ ひとつぶ
  深い森を満たす霧や草原にたなびく草の葉
  葉かげで羽音をたてる
  虫の一匹一匹にいたるまで
  
  すべては
  わたしたちの遠い記憶の中で
  神聖に輝くもの
 
  わたしたちの体に 血がめぐるように
  木々のなかを 樹液が流れている。
  
  わたしは この大地の一部で
  大地は わたし自身なのだ」

  このあともスピーチが続きますが、~中略~
  
 最後に

 「もし わたしたちが どうしても
  ここを立ち去らなければ ならないのだとしたら
  どうか 白い人よ
 
  わたしたちが 大切にしたように
  この大地を 大切にしてほしい。
  美しい大地の思い出を
  受けとったときのままの姿で
  心に 刻みつけておいてほしい。

  そして、あなたの子どもの
  そのまた 子どもたちのために
  この大地を守りつづけ
  わたしたちが愛したように 愛してほしい。
  いつまでも。」

 このスピーチを聞いた白い人たちは、その後154年余りで
 この言葉の重さを理解できず
 
 自然を大きく破壊し続けて、世界中の人類の生存の危機を
 招いています。

 その事態の深刻さに全く気がついていない歴代の大統領
 そして、現大統領も。。。。

 自然のもつ価値の偉大さは、自然に接して生きている、
 開発途上国の人々のほうが深い理解が感覚的にあります。

 数字やお金など人間が作ったものでない「自然」の価値は
 「人間も自然の一部である」という
 認識を持つ人間にしか見えないのかもしれません。

 しかし、正しい自然観を持つ価値観だけが
 人類の生存を存続させる必須条件である事を
 人類みんなで共有しないと。。。。。

 その価値観を共有するためにも、
  地球規模の植林を広めて
 たくさんの人々に植林への参加を通じて「自然観」を
 正常化して頂くことを願っています。

すべては、人類がいつまでも生存をし続けるために!
そうだ!植林をしよう!!!

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予想通り

2009-12-20 17:34:17 | Weblog
COP15の結論は結局明確な成果がなくて終了した。

予想通りと言っては失礼かもしれないですが

結局、地球上の人類社会はまだグローバルな発想で
対応するための価値観を共有できていないからです。

環境問題や犯罪の問題、国際金融の問題など国を越えて
対応しなければならない問題が山積しています。

そこでの価値観の根源は、国境や人種や文化や宗教の違い

を越えたところの価値観を共有しないと問題解決には
至らないからです。

自分たちの生活している地球環境を壊して、生活レベルを
あげてきた先進国がその責任を示しながら、
開発途上国に一緒にやろうよ、という提案をするべきです。

国を代表してきている人達が国益を無視して、
賛成が出来ません。

でも、この解決には国益ではなく、人類益を考えないと
解決に向けての話し合いは不可能です。

日本政府もやたら数字やお金だけを振りかざしても
各国の反応は余りいただけないのは、
ある意味当然だと思います。

今、人々が求めているのは人類共通の価値観に沿って、
模範的な行動する日本になった時ではないでしょうか?

数字の約束やお金を出すよではなく、もっと確かな貢献。

開発途上国の人民レベルから生活を改善しながら、
持続可能な世界作りに貢献することが、

世界の人々から尊敬され賞賛される民族になることが、
日本人が未来に生き残る唯一の道です。

壊れている地球にいて、お金や削減の約束を話すだけでは
意味がありません。

そのことが、一番わかっているのは、
資源を収奪されて環境が破壊されてきた旧植民地の
開発途上国の人々だと思います。

目の前で環境が劣化して、生活が厳しくなっているのですから。。

この痛みを同じ人類として共有する価値観を持たない限り
地球は人類が住めない荒廃した環境になるでしょう!

そんな中で一番確かで確実で地球益になり、
自分たちにも有益だと考えれれるのは、

地球に感謝の植林をする事です。

国境も人種も宗教の違いも越えて
「人類と地球の未来に確にいい事」と理解され、
直ぐに出来る行動は世界規模の植林を掲げて、
日本が率先して行動することです。

まず日本はアジアの森を利用して来たのだからアジアを
ヨーロッパはアフリカを
アメリカは南米を

お金だけでなく、人も行って一緒に植林をすること。
このような提案をすれば、拒否する理由はありません。

今回の地球環境問題は、数字や科学技術では解決できないのは
明確です。
自然に勝る科学技術を人類は手に入れていません。

しかし、自然の摂理にあった植林による
森林の劣化と減少の問題に

人類みんなで取り組めば、
必ず、今日よりより良い明日が開けます。

私の取り組みが放映されます。この番組を通じて、
より多くの皆さんに理解が深まる事を願っています。

NHK海外ネットワーク

より良い未来のために!


そうだ!植林をしよう!!!

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オランウータンを救おう!

2009-12-17 19:28:11 | Weblog
NHKの海外ネットワークという番組の特集で
13年前から取り組んでいるオランウータンの保護活動を
中心にした特集が放映されます。

11月1日のバリの植林祭の模様は入らないかもしれませんが
11月1日の植林祭から3日~5日に現地取材をしてもらった
インドネシアでの活動が特集として放映されます。

チャールズ皇太子が人類にとって大切で貴重な地球のクーラー
である熱帯雨林をまもろう!と呼びかけておられますが、

その熱帯雨林を住まいにしてきたオランウータンが
絶滅の危機なのです。

国連の情報では絶滅まであと1分といわれています。
このままではあなたの子供や孫はオランウータンを
見る事はできません。

彼らは自然林の中の果物を食べて、
森を移動しながら生活をしています。

そうする事でより豊かな森が維持されます。

食べ物が絶滅するほどには食べない、
他の種類の生き物を傷つけないで生活しています。

ですから、熱帯雨林の生物多様性が守られて来たのです。

まさに「森の哲人」と呼ばれる名前がぴったりの動物です。

DNAレベルで人間と2%しか違わないといわれている
オランウータン

彼らの危機は、わたしたち人類の活動が招いてきました。

人間に一番近い霊長類であるオランウータンを守れないで
生物多様性を維持することは困難です。

この番組を通じて、理解が深まる事を願っています。

NHK海外ネットワーク

より良い未来のために!


もう直ぐゴールへ!!

2009-12-16 17:11:40 | Weblog
★ポンゴホゴチャレンジ マイケルと実希さんの情報!

新婚旅行で訪問したインドネシアで、熱帯雨林の惨状や
オランウータンの現状をしって、高校の授業で

絶滅の危機のオランウータンを救おう! という呼びかけに
「俺たちには関係ないし、何も出来ないよ!」という

高校の生徒の一言が、マイケルと実希さんを仕事を1年止めて
「日本を竹馬で縦断する」という壮大で
驚くようなチャレンジへの挑戦が始まりました。

今どこに?!
現在、四国を超えて宮崎県に挑戦中です。

今日(16日)の電話では、今週の前半は、山の中の行軍で雪も
混じり寒くて大変だった。

おまけに電池切れで通信が途絶えて一層、悲惨な状況だったと
いっていました。

「早くベットで眠りたい」1月5日に佐多岬に到着予定だそうです。

何はともあれ、これまでお二人とも元気に歩くことが出来てよかった
と思います。

あともう少し、元気にゴールする事を願っています。

これまで沿線のたくさんのご声援ありがとうございます!

マイケルも「宮崎さん私もうオーストラリアに帰れないよ」
というほどたくさんのいい出会いを頂いています。

あとひと息、

これから先も、見かけられましたら、是非、声をかけてあげて下さい!

二人のブログはコチラ→http://savepongo-japanese.blogspot.com/

エコプロダクツ展に思ったこと

2009-12-12 17:31:32 | Weblog
12月10日~12日までエコプロダクツ2009がビッグサイトで
行われました。

今年はNPOのアジア植林友好協会(AGFN)と
NPOボルネオ オランウータン サバイバル ファンデーション 日本
(BOS)の2箇所だけの参加しました。

2002年に行われました第4回のエコプロから昨年まで7年間出展し
ていた㍿ビーボコーポレーション(VIVO)の展示は参加しませんでした。

出展を始めたころは、出展者数も少なくタイトルの本当の意味の
「エコプロダクツ展」に沿った展示会だったように思います。

それが年を追う毎に大手企業の見本市的な様相になって、
どこがエコなの?かと判りにくい展示会になってきています。

そんな中で、弊社のような植林活動という地味な活動をアピールして
伝えることの難しさがあって、今年はあえてVIVOでの出展をしないで、
NPO活動だけの出展にしました。

例年、NPO活動のブースはさまざまな分野からの参加があって、
それぞれがエコに絡んでいて判り易いので展示を見て勉強になります。

NPO活動の中にこそ、
これからの「持続可能な社会の仕組み」を作って行く上でのヒントが
あると毎年感じています。

そこには古い価値観の企業の利益狙いや製品のPRでなく、
生活のため、人類が生き続けるために必要な大切な守るべき価値観を
求める活動があります。

近代の人類が歩んできた価値観の延長線上には、このように
地球規模で人類の文明によって環境が破壊されて

これから先平和で安心できる人類の生存を守れる保証はありません。

これまでの生活スタイルや企業活動のスタイルが正しいと
考えている人に新しい扉は開けることは困難です。

ですから、市民レベルで本当に大切な物を大切にする価値観を守り、
平和で安心な生活ができる社会を創るには、

わたしたち市民が賢い選択をする事が一番大切で、解決の早道です。

大切な物を犠牲にして利益を得るような製品を選択しない。

社会的な貢献度の低い企業の商品は購入しない。

持続可能な社会創りに沿った活動をしている企業の製品だけを
選び購入する。

みんながそうすれば、より良い企業だけが生き残り、
持続可能な社会作りのための、
正しい価値観による社会ができます。

エコプロ会場の他の見本市と変わらない大企業の大きく派手な
演出ブースを見ながら、今日で終わればゴミになって捨てられて、
それって本当に「エコ」なんだろうか?

そのようなことを感じながら、帰ってきました。

人類が生き残るために本当に大切なものは、酸素、水、食糧
あまり気にせず、たいした費用の支払ってこなかったけれど、
これからは違います。

これが安定して供給されるためには、
地球の水の循環、
大気の循環
栄養の循環など
地球のエコシステムが正常に守られる事が必須です。

科学が万能のような価値観の現代社会ですが、科学はまだまだ
自然の前では、まだまだ無力です。

このエコシステムの根幹は自然環境、
森林の環境の安定が不可欠です。

壊してしまって修復するための費用は、人類の生み出している
GDP以上の費用が必要です。

だから、完全に壊れる前に、そして、これは国や地域単位ではなく、
地球規模で考えないと対応不可能なほど深刻です。

CO2削減だけが目的ではなく、
その背景にある自然環境の修復が必須です。

だから、
そうだ!植林をしよう!!!

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おれたち人間も応援してよ!

2009-12-09 18:19:46 | Weblog

「宮崎はオランウータンの支援に熱心だけれど、
 自分たち人間も支援して欲しいよ!
 なんで、オランウータンを救わなければならないのか?」

 という素朴な疑問をインドネシアで問いかけられました。

「えっ?」

 自分が日本の先兵となって、ジャングルの大木を短い時間に
 たくさん伐採してその結果、
 天然の森に住んでいたオランウータンの生息地を奪ってしまった。

 このことに気が付いたときから、
 森を追われたオランウータンを何とかしてあげたい、

 彼らがすめる熱帯雨林をこれ以上減らさないようにしたいと
 考えて支援を続けていたのです。

 そんな自分に現地の人達から投げかけられた素朴な問いかけです。
 
 人間は人間の生活が一番で、ほかの動物、生き物に対する配慮は、
 あとからと考えるべきなのだろうか?

 熱帯雨林をこれ以上減らさないように、
 地元の人々の生活も少しでも改善されるように
 棲家を失ったオランウータンを守りたい!

 そのような思いから、失われた樹木を植えて取り戻したいと
 植林活動を始めました。

 危機的な状況のオランウータの深刻さを招いたのは、
 人間の自然のサイクルを顧みないエゴな行動です。

 世界的にもオランウータンはスマトラ島とボルネオ島に
 のみしか生息していません。

 熱帯雨林の適正な生態系を守っている
 人類に一番近い霊長類の1種です。

 1900年には315千頭いたオランウータンは、
 今ではたった25,000頭に激減しています。 

 その原因は、熱帯雨林を伐採し材木として切り出し、
 農地として利用する開発などすべて人間活動です。

 これはインドネシアの人達が悪いと言う話しではなく、
 
 木材やパームオイルを安い価格で大量に消費する日本を始め
 先進国の人間がいるからであることを考えて、
 議論し、解決策に知恵を絞ることが求められています。

 また、地球は多様な生物で成り立つ「生態系システム」で
 成り立っていることを考えれば、
 
 「地球市民みんなの生存に係る問題なんだ」ということ
  一度、冷静に振り返って、実情を知って、
  今日よりよくなる明日のために、
         行動して欲しいと願っています。
子供たちの未来のために、


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だれが生き残るのか?

2009-12-05 11:46:36 | Weblog
横断歩道で信号が点滅し始めたから走る。

電車に乗れなくなるから走る。

約束の時間に遅れないように走る。


今の世の中、何事も時間の流れが大変早く、
日々追いかけられているようです。

「時間」の概念や「お金」は人間が生み出した物です。

時間はもともと朝、太陽が出て、夕方沈み
また翌日太陽が登るこのサイクルが自然のサイクルで、

地球上の人間以外の生き物はみんなこのリズムで生活をして
生涯を送っています。

他の生物の世界には「お金」はありません。

生物間の助け合い、「共生」の関係はありますが、
「お金」のような実態のない物のやり取りはありません。

「時間」と「お金」に追いかけられているような生活は人間だけです。

その結果、自分が住んでいる地球の自然をどんどん破壊して
もう、取り返さないほどに痛めつけています。

それでも自分たちの経済成長を求めて、個人や企業や国家のエゴを

押し通して生きて行こうとする人が大多数です。

地上に生きている「生物」としては健全な状態ではないという
ことを自覚すべきときです。

日本でもイノシシや熊や猿が人間の生活圏にやってきて
食糧を奪って大騒ぎになります

その中でも騒いでいるのは人間だけです。
イノシシや熊や猿は、
ただ自然界にある食糧を生きるために獲得しただけです。

なんで人間はコンナに大騒ぎをするんだろう?

もともとは自然界にある物は、
だれが採って食べてもいい物なんでしょうが

その量が不足気味になると奪い合いが起こります。

他の動物はそんなときでも相手を殺してしまうほどには戦いません

同じ種同志で殺しあう動物は、ほとんど知りません。

「自然の摂理」に従って生きていれば、無理もムダもなく、

争いもなく平和な生き方が出来るのに、時間とお金の価値尺度を

人間が得てから人間はおかしくなったのではないでしょうか?

そんな人間も、100年先も人類が生存していて欲しいと願うなら、
100年先も考えて行動しないとより確かな未来は残せません。

いまこそ、みんなが変わる勇気、変える勇気が必要です。

目の前の大量消費、大量廃棄の習慣、
環境への影響を顧みないで、快適さと便利さだけを求める事を

少し自分の欲望にブレーキをかけることが、

より良き子供たちの未来、や開発途上国のたくさんの生命が
救われることにもつながっているのです。

人間活動は地球の自然環境を破壊して、
もう維持できない状況に陥っていますから、

あなたにとっても「より良き明日」につながっていないという
自覚が次世代の子供たちのより良き生活環境につながります。

強い物でも金持ちでも高学歴でも名誉ある人でも生き残ることは出来ません。

人類の置かれている環境を冷静に判断して、自然と調和、共生する生活に
自分自身を変えられる人しか生き残れないようです。


子供たちの未来のために、


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まず知る事からはじめて。。。

2009-12-03 20:12:49 | Weblog
先週の日曜日に地元の交流会があり参加させて頂きました。
さまざまな地元に密着したお話しを聞くことが出来ました。

30歳代ぐらいでお子さんが小さい皆さんも参加されていました。
そんな中で、いささか場違いな話題かとは思いつつ、
「目からウロコの温暖化対策」というテーマで少し話しを
させて頂きました。

終了後熱心に環境問題の話しをさせて頂いた方や

「本当に目からウロコでした、今後地球環境の問題にもっと興味を
持って生きたい」と小さな子供さんをお持ちのお父さんから言って
頂きました。

いささか場違いで楽しい話題ではないので、場の雰囲気を壊さないか
心配をして板のですが、

それなりに反応を頂いて、少しは深刻な状況が理解して頂けたのでは
ないかと感じました。

しかし、一方では本当に基本的な事から説明しないと
地球温暖化の話しなんて理解できないのだと言うことも
今回の交流会で知りました。

熱帯の原生のジャングルの時代から、ほとんどない現在までの
現場を知る人間として
事実を多くの皆さんに伝えることが自分の使命だと感じています。

これからもあらゆる機会を通じて、一人でも多くの皆さんに、
自分に伝えられることを伝えて行きたいと思っています。

地球温暖化や地球劣化の現実を知らなければ何も始まらないし、
行動も起こせませんから、

まず知ることからはじめて欲しいと願っています。

どのような会でも出向きますのでお声がけをしてください。
できれば2時間ぐらいをとって頂ければ、理解が深まるお話しを
させて頂けると思います。

子供たちの未来のために、
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