石炭の発見利用が始まった産業革命以降は、大量に木材を使用
した製鉄用木炭をを生産するための森林破壊は止まりました。
産業革命以降は確かに熱源・エネルギー源として森林伐採して
破壊することは、木材が石炭や石油の利用に置き換わり
伐採されることは減りました。
しかし、地下資源であるさまざまな金属の鉱石を大量生産のため
に採掘される現場ではいまも森林破壊を続けています。
鉱山の現場は一般のわれわれには見えないところで行われています。
そのためにコマーシャルで傍若無人に採掘現場を宣伝している情景
以外には、一般には現場を実態の深刻さは伝わってきません。
産業革命以後の急激な金属の需要増大は、鉱石採掘を世界に拡散
させました。
まず、高品位のものが掘りつくされて、次第に低品位のものも対象
になって来ています。
その結果、資源を切り売りすることで経済維持している発展途上国
では豊かな熱帯雨林を切り開き、大規模な露天採掘が行われること
が多くなってきています。
私たちが植林をしているインドネシアの東カリマンタン州は、
30数年前にも島のどこでも石炭があるといわれていましたが、
品質がよくないとのことで採掘はされていませんでした。
しかし、数年前から中国での需要が大きくなり、あちこちで石炭の
採掘が行われています。
その現場では樹木をなぎ倒し、表土を掘削し、石炭を追って自然を
破壊してしまいます。
アルミや鉄や銅、金など他の鉱石の開発のために失われている生態系
を含めると莫大な人類の損失です。
経済成長を求める現代の社会経済体制は、資源・エネルギーを多量に
消費せざるを得ない構造です。
その現代物質文明社会を持続させるために、日頃人々が目にすること
がない辺境の地で、資源採掘にともなって森林・生態系そして
生物多様性の破壊がいまも続いているのです。
人類は経済が成長しないと社会を維持できないという非持続型の
社会を選択してしまいました。
人類は社会経済のの発展(?)のために大規模資源採掘を行って、
自然破壊を行っています。
このまま、わずかに残された世界の森林が破壊され続ければ早晩、
地球状から消滅してしまいます。
現代の資源収奪型の文明が持続不可能になることは、古代文明が
森の消滅と共に消えてしまった事実が教えてくれています。
CO2の吸収源としての熱帯雨林の大切さばかりが議論されています
が、森林破壊が進めば、CO2 の吸収源を失うばかりではなく、
樹木など植物に固定されていた炭素が放出されることになり、
地球温暖化が加速されます。
さらに、地球全体の環境の安定に不可欠な大気の循環や
水の循環に大きな影響を与え、異常気象を引き起こします。
そして、地球温暖化により失われる生物多様性は、森の中で自然と
共生して生活している先住民の固有の文化と伝統という多様性も失う
ことになっています。
その上、人類に有益かもしれない貴重な遺伝子資源も
見えないところで、知らない間に消滅しているのです。
いまの温暖化ガス排出削減の議論は、先進工業化社会や都市文化に
偏り過ぎていて自然の偉大さや大切さを見失っています。
科学のチカラや経済のチカラに頼りすぎて
「自然」を軽視しています。
人類は自然の異変や災害には無力であることを
再認識する必要があります。
最善の対策は、自然に学び、災害を未然に防ぐ対策を進めることです。
見えない物こそ大切です。
だから私は、植林の、森を守る事、自然に学ぶ大切さを
伝えたいのです。
そうだ!植林をしよう!!!
■人類だれでもできる究極の温暖化対策は?
世界平和の森づくり
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した製鉄用木炭をを生産するための森林破壊は止まりました。
産業革命以降は確かに熱源・エネルギー源として森林伐採して
破壊することは、木材が石炭や石油の利用に置き換わり
伐採されることは減りました。
しかし、地下資源であるさまざまな金属の鉱石を大量生産のため
に採掘される現場ではいまも森林破壊を続けています。
鉱山の現場は一般のわれわれには見えないところで行われています。
そのためにコマーシャルで傍若無人に採掘現場を宣伝している情景
以外には、一般には現場を実態の深刻さは伝わってきません。
産業革命以後の急激な金属の需要増大は、鉱石採掘を世界に拡散
させました。
まず、高品位のものが掘りつくされて、次第に低品位のものも対象
になって来ています。
その結果、資源を切り売りすることで経済維持している発展途上国
では豊かな熱帯雨林を切り開き、大規模な露天採掘が行われること
が多くなってきています。
私たちが植林をしているインドネシアの東カリマンタン州は、
30数年前にも島のどこでも石炭があるといわれていましたが、
品質がよくないとのことで採掘はされていませんでした。
しかし、数年前から中国での需要が大きくなり、あちこちで石炭の
採掘が行われています。
その現場では樹木をなぎ倒し、表土を掘削し、石炭を追って自然を
破壊してしまいます。
アルミや鉄や銅、金など他の鉱石の開発のために失われている生態系
を含めると莫大な人類の損失です。
経済成長を求める現代の社会経済体制は、資源・エネルギーを多量に
消費せざるを得ない構造です。
その現代物質文明社会を持続させるために、日頃人々が目にすること
がない辺境の地で、資源採掘にともなって森林・生態系そして
生物多様性の破壊がいまも続いているのです。
人類は経済が成長しないと社会を維持できないという非持続型の
社会を選択してしまいました。
人類は社会経済のの発展(?)のために大規模資源採掘を行って、
自然破壊を行っています。
このまま、わずかに残された世界の森林が破壊され続ければ早晩、
地球状から消滅してしまいます。
現代の資源収奪型の文明が持続不可能になることは、古代文明が
森の消滅と共に消えてしまった事実が教えてくれています。
CO2の吸収源としての熱帯雨林の大切さばかりが議論されています
が、森林破壊が進めば、CO2 の吸収源を失うばかりではなく、
樹木など植物に固定されていた炭素が放出されることになり、
地球温暖化が加速されます。
さらに、地球全体の環境の安定に不可欠な大気の循環や
水の循環に大きな影響を与え、異常気象を引き起こします。
そして、地球温暖化により失われる生物多様性は、森の中で自然と
共生して生活している先住民の固有の文化と伝統という多様性も失う
ことになっています。
その上、人類に有益かもしれない貴重な遺伝子資源も
見えないところで、知らない間に消滅しているのです。
いまの温暖化ガス排出削減の議論は、先進工業化社会や都市文化に
偏り過ぎていて自然の偉大さや大切さを見失っています。
科学のチカラや経済のチカラに頼りすぎて
「自然」を軽視しています。
人類は自然の異変や災害には無力であることを
再認識する必要があります。
最善の対策は、自然に学び、災害を未然に防ぐ対策を進めることです。
見えない物こそ大切です。
だから私は、植林の、森を守る事、自然に学ぶ大切さを
伝えたいのです。
そうだ!植林をしよう!!!
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