報道では10月23日に欧州連合の首脳会議では
2030年までに1990年比で
40%削減する目標設定をすることで
合意しました。
「気候変動は人類にとって最大の課題の一つだ」
という認識をEUのファンロンパイ大統領は声明で
発表しています。
これより前の13日には米国防総省がDepartment of Defense 2014 Climate Change Adaptation Roadmap(国防総省の気候変動適応ロードマップ)という文書を発表しています。
この文書発表前のチャック・ヘーゲル国防長官が行った
記者会見の中でも地球温暖化による気候変動リスク
についていくつかを挙げています。
①氷河の恵みによって生きている地域においては
氷河の減少は水の供給を滞らせることになり、
ハリケーンなどの異常気象による被害は社会を不安定化させる。
②干ばつや穀物の不作は何百万という人たちのライフラインを奪い、
大量に難民を生み出すきっかけとなる。
③アメリカ合衆国も1世紀に1度の大干ばつが
この10年に2回も起きている。 と述べています。
④気候変動は食料や水の危機を生み出すことで
その国を不安定にさせ、インフラを破壊し、
病気を蔓延させ、大量の人間から住居を奪い、
難民に追いやることになる。
このように気候変動は私たち人間生活に
大きな犠牲を与えることになります。
そしてこのことは現世世代だけではなく、次世代にも
多大な犠牲を強いることになります。
このことを原因とする紛争が多発して
地域が流動化すると過激思想やテロリズムを
うみやすくなります。
気候変動は温暖化という言葉だけで表現できない
“人類世界の危機を増幅させるとても大きな課題です”
日本国内の世論としての認識がとても低くて、先行きが
心配です。
誰にでもできる気候変動対策として、
気候変動の大きな原因になっている「熱帯雨林の減少」を
植林活動により、保護、再生することが一番優先されるべき
課題です。
あなたが1本植えれば1本が成長過程でCO2を吸収してくれます。
現世と未来の安心安全のために、
すべての人たちが木を植える行動をと願っています。