美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

不安と怖れはどこから?

2010-05-05 14:56:24 | Weblog
世界も日本も社会・政治・経済は混迷しています。

そして、なんとなく先行きに不安と怖れを感じている
人たちが多いのではないでしょうか?


なぜ、「不安と怖れ」を感じるのでしょうか?

それは一つには、デフレによる景気後退、雇用不安、医療問題、
年金問題などたくさんの社会問題があり、
大きな転換期にあるからです。

わたしたち現代人類が築いて来た資本主義の大量生産、大量消費の
経済至上主義、科学優先の文明は、行き詰まり
大きな転換期を迎えています。

この先どのようになって行くのか?
自分たちは、どのように行動すればいいのか?

「不安と怖れ」の時代になっています。


日々の生活の中でも、最近の天気予報がなかなか当たらない
ことにも不安を感性で受け止めるている人々がおられると思います。

今日の予想が明日には違っていることはしばしばです。

すでに、地球規模の気侯変動が起こっていて、大気の流れが不規則で
予想しにくくなっているからです。

これも、先を読めない「不安と怖れ」の時代の証です。

その背景には、皆さんの想像以上に地球規模の自然環境の
破壊と劣化が進んで深刻な状況に陥っている事実があります。

しかし、現代人は自分たちだけの快適さと利便性を追求するあまり、
「自然」との距離をおいてきました。

自分たち人間も「自然の一部」でひとつの「動物」であることを
忘れてしまったことがあります。

わたしたち現代人の生活環境は自然との一体感を理解し、
愛することが難しくなっているのです。

わたしは、30数年前にジャングルのなかを歩いていて、

自然の偉大さをひしひしと感じ、
自然を守る事の大切さを知りました。

そして、私は21年前に森林破壊の現場深刻さを感じて、

脱サラし人生を大きく変え自然環境の破壊に加担する生き方を
止めて、自然環境をこれ以上悪くしないことや再生することに
取り組んできました。

インドネシアは、かつては私たち日本人が手を付ける以前は、
豊かな熱帯雨林でしたが、60年代後半から日本企業が進出し
伐採を始めました。

それが日本の高度経済成長を支えた面があり、
インドネシアの木を一番使ってきたのが日本人なのです。

減少を続ける森林を目の当たりにして、
その緑が抱えていた二酸化炭素はどこへ行ったのだろう?と
考えました。

島の上に塊で残っているのではなく、拡散してしまいます。

ですから森林の減少は世界共通の問題であり、人類共通の問題です。

ですから、国境、人種を超えて、地球市民として発想しない限り
解決できません。

しかし、このような地球規模、人類規模のこのような問題に対処して
行くには、既成の社会、経済の仕組みの前に、個人の力に低い限界が
あることを感じています。

環境問題は国や地域や人種の違いや宗教の違い
そして世代を超えた問題です。

この問題を先送りすれば、
次世代は厳しい生存環境を強いることになるのです。

問題を起こしているのは大人の私たちで、
その被害を受けるのは次世代の子どもたちです。

環境問題は、自分たちだけ良ければ、人間だけがよければ良い
という考では解決できません。

自然界のあらゆる生物、物との調和のとれた関係が必要です。

このままの社会経済体制では、この難局を乗り越えることは
難しいと感じている人達、自然の無言の圧力、
アピールが感じられる人は、正常な感性の持ち主です。

だから「不安と恐れ」を感じられるのだと思います。

論理より感性豊かな人が主役の社会にならないと人類の直面する
難局は乗り越えられません。

既成の社会、経済、政治の主役には、この危機を感じとることは
困難です。

間違った常識に支配されている人達は、自然に対する感性が
衰えています。

これから人類社会のけん引役は、既成概念にとらわれない
感性豊かな人たち、
特に女性の感性が人類の未来を拓くと期待しています。
まず、日本の森林の価値が読み取れるマンガ小冊子を読む事から。。

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