美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

風吹けば桶屋が儲かる

2009-02-25 19:09:44 | Weblog
「風吹けば桶屋が儲かる」という

古来のことわざをご存知でしょうか?

物事をシステム的にとらるために

素晴らしいことわざだと知りました。

すこし違うかもしれませんが、だいたい以下の通りです。

風が吹くと
 
砂埃が舞う

砂埃が目に入って目の見えない人が増える

三味線ひきが増える

三味線の太鼓を作るために猫が捕まえられて減る

猫が減るとネズミが増える

ネズミが増えて桶をかじる

桶が売れて、桶屋が儲かる

というような話しです。

以前、「バカの壁」という著書で有名な養老孟氏先生が、

環境問題はシステムの問題だから、

なかなか理解できないし、

行動できないという意味のコメントを書いておられました。

そこで、このことわざに則って、地球温暖化の問題を考えて見ました。

地球温暖化が進むと

地球規模の気侯の大変動が起こる

地球上のあちこちで気象災害が頻発する

災害により仕事を失い貧困が増える

農業が不安定になり食糧何不足し、

森林不足で水循環が悪くなり水不足になる

食糧確保のために森を切り開く

さらに森が減り、水循環が悪くなる

土地が荒廃する

砂漠化が進む

地球規模の環境修復のために植林と森林の保護育成が求められる

これをやらなければ生活環境安定・国家安定・世界平和も望めない。

だから、地球規模での植林の推進が必要なんです。

そこで、「そうだ!植林をしよう!!」とアピールしているのです。

写真は熱波が赤道地域からやってきて日本も影響を受けるというものです。

日本の山林だけを考えれば、

植林よりも間伐をして保護育成がたいへん大事ですが

世界規模で起こっている地球環境の問題は、

地球規模での植林が必要なんです。

スエーデンのエネルギー会社が算定したところによりますと

地球上では18億6千万haの植林を必要としている土地があるそうです。

このうちアジアで5000万haを日本が主導して植林を推進する。

そうすればCO2の吸収源が増えて、アジア地域の環境が安定して、

日本や日本人への評価も高まり尊敬される日本人になれる

そんな夢を計画しています。

自然は偉大を知る事から

2009-02-21 18:33:06 | Weblog
わたしたち人間活動は、いつも自然のリスク、脅威と

如何に向き合うかという点にあったようです。

自然の中で一番弱い存在である人間という動物には、

知恵が与えられています。

その知恵で自然の影響をできる限り受け無いように

「都市文明」が発達して文明が栄えてきました。

しかし、都市文明が発達して、

自然の災害や脅威を受ける確率が低くなってきて、

人間は少し、うぬぼれてしまったのではないでしょうか?

その結果、生まれたのが行き過ぎた開発や過剰な消費文化、

自然と乖離したデジタル文化の発達で

精神的な歯止めを無くしてしまいました。

そんなところから、精神的に病んで自殺したり、

引きこもりになったり過去にはなかったような

現象が起こっているように思います。

日本の自殺者は3万人を越えて、

世界のどの紛争や戦争被害者の数より多い事を

しっかり受け止めて、

日本や世界の社会のあり方を考えないと

先行きが暗く未来がなくなってしまいます。

如何に人間が自然から離れて、

人間圏を形成して、発達したように見えても

人間は、生物であり、

生まれたときから死に向かって自分の時間を使い生きている

寿命のある動物です。

この真実を離れて、

誰もこの世に存在しえないということを

思いおこすときでは無いでしょうか?

自然に親しみ、自然と調和する心がなければ、

地球温暖化の問題は解決できません。

自然界のあらゆるものとの調和するという思想は

東洋には古来より有りますが、

西洋にはそのような背景は薄いようです。

ですから、CO2の排出権さえもお金の世界に引き込んで

マネーゲームにしてしまう。

そんな事では、地球温暖化の問題は解決しません。

温暖化を招いているのは、先進国の浪費、消費文化です

それを左右しているのは、「人間の心」です。

世界中の人々が、すべてと調和する心を持たない限り、

地球環境の安定も平和も訪れることはないでしょう。

それが自然界の摂理ですから。。。やはり、自然は偉大ですから。

人間は自然界の一部であり、

自然を離れて生命を維持することは不可能であることを

混乱のいまこそ、再認識するときです。

再認識できた人には変革のチャンスですが、

認識できない人には滅亡に繋がる可能性が高まります。

自然の中で一番弱いもの

2009-02-16 09:57:48 | Weblog
2月12日の日経新聞の夕刊に

「101歳が説く現代の禅」というタイトルで臨済宗の龍源寺の前住職の

松原泰道さんのインタビュー記事が目に付きました。

そのインタビューの中で、

「1世紀を越えて生きてこられて、

最近の子の親殺しや天下りの甘い汁を吸う役人、

老舗の偽装などの最近の世相について

「まずは謙虚に反省すること、人間は万物の霊長だという思いあがった気持ち

 を捨て、パスカルが指摘したように【人間は、自然の中で一番弱いもの】と

 受け止めることが大事です」

と述べられています。

わたしは、前職でインドネシア、マレーシア、パプアニューギニア、ソロモン、

ラオス、チリなどさまざまな国のジャングルや天然林の中を

森林調査で歩き回りました。

そんなとき感じたのは自然の偉大さと人間の小ささでした。

文明から隔離された天然林の中では

人間は「自然の中で一番弱いもの」ということを実感してきました。

皆さんも考えてみてください、

台風や洪水、地震、津波など自然の災害には

人間はほとんど無力です。

世界をコントロールしている様でも自然を超越することはできません。

このような人間の根本的な存在を見つめなおすために、

地球温暖化の問題がクローズアップされてきているように思います。

CO2を減らすことより、CO2を出さない生活、

有限の地下資源に基づく社会より

地上の無限の植物資源による持続可能な社会の方が

より人間らしい生活スタイルを確立できます。

今日の地球規模の混乱の根本には

「人間は自然の中の一部で、動物である」ことや

「世代を越えて生命つないでゆく使命があるということ」を忘れた

現代文明社会に問題があるということを認識する必要があります。

この原点から考えて、

「今 何をなすべきか」

みんなが考えて新しいパラダイムシフトを形成する必要があります。

「文明の前に森があり、文明の後に砂漠がある」

今度文明は、地球全体の環境破壊を招いています。

このままゆけば、人類始めさまざまな生物が生命を失い

砂漠だけの地球が残ります。

そんな事態を避けるために地球規模の植林推進をみんなで!!

「自然の中でいちばん弱い」意味深い言葉です。

純粋な子供たちの活動

2009-02-10 20:29:03 | Weblog
これは以前にお伝えした中学2年生が「温暖化についてクラス」で検討して、

アルミ缶を集めて、その資金で植林に寄付をしてくれたクラスの「通信」を

うちの植林担当の若い女子スタッフに読んでもらった感想です。

私もまたこの通信が出てきたので読み直して、

ぜひ、みんなにも読んでもらいたいと考えて回覧したところ、

以下のコメントを寄せてくれました。
///・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まず、この取り組みが先生の指導もありながら、
中学校で実際に行なわれたということに、とても驚くと共に感動しました。

そして、この取り組みを始めるにあたり、意見を出し合っていくと

”地球温暖化”に関するものが多かったというのは、

テレビなどを通じて伝えられる情報に対し、

大人が考えている以上に子供の方が、今後の地球や環境の事を不安に感じたり、

自分たちで出来ることがあるのであれば

何かしたいと思っているのだと改めて気付かされました。

 また、実際に段取りや目標を決めアルミ缶回収を行なっていく中で、

友達や家族のありがたさ、地域とのつながり、

さらに自分達の取り組みに協力してくれたことに対する感謝など、

普段の生活では中々気付けない大切なことに、

多感な時期に”気付いた”というのは、

本当に素晴らしいことだと思うと共に、

私自身も植林に活動に協力してくださる方々に対し、

はがきやお礼状などの文面だけでなく、もっと別の形でも

感謝やお礼を伝えていかなくてはいけないと思いました。

そして何より、地球温暖化や環境問題を不安視して

子供が育っていかなくてはいけない環境を一刻も早く改善すべきだと

改め強く感じ、そのために”小さい力が集まると大きな力”となるように、

その他のNPO・NGOや企業と連携して植林を進めていける様に、

知人を始め出来るだけ多くの人に会い、話をし1人でも多くの方に

参加していただけるように努めていきたいと思いました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上が20歳代の若いスタッフの感想です。

子供の不安を解消して、明るい未来をめざして生きられる世界を目指したい!!

目指さなくては、大人の責任を果たしていない!!

改めて「自分の役割」=「地球規模の植林の推進」を目指します!!

生物多様性の喪失とわたしたち人類の未来

2009-02-07 19:17:55 | Weblog
今、地球上ではわずか7分間に1種類づつ生物が消えています。

1年間で75,000種類もの生物が永遠に地上から

消えてなくなっているのです。

生物の多様性が世界的に注目されて議論されていますが、

どうして多様性が大切なのでしょうか?

地球という生態系の中にわたしたち人類は生きています。

さまざまな生き物がそれぞれの役割を担って、

織物のように、またはジグソーパズルのピースのように連携しあって

生命を維持しています。

織物の場合、糸が1本抜けてなくなれば、織物として欠陥品となります。

数本抜けてしまえば、織物として役に立たなくなります。

7分に1種類ずつ抜け落ちている状態を想像してみてください。

ジグソーパズルであれば、ピースが次々と抜け落ちてしまえば

「絵」になりませんよね。

ピースが抜け落ちた地球は、本来の機能がなくなり、

人類が生存に必要な生態系のサービスを受けられ無くなります。

生態系のサービスはお金に換算されているものは、少なく

氷山の一角のようにしか見えていません。

この氷山はとても大きく、人類が働いて生み出している世界のGDPの

2倍以上の大きさです。

この隠れて評価されていない部分が「自然」であり、

自然を構成する生物多様性です。

あなたが命令しなくても心臓は動き、呼吸もしています。

だれが、どんな力や意思が動かしているのでしょうか?

不思議です。

人類の意思の及ばない宇宙の神様=「サムシンググレート」の

存在を否定できません。

自然の生態系は、この人類の意思の及ばないところで作られています。

人間には台風の進路を変えたり、

雨の降り方を調整したり

風の吹き方や気流の流れを変えることはできません。

人類はいくら科学が進歩したといっても、

最終的には自然にかなわないことを知るべきです。

一度壊した生態系は、人類にはほとんど再生不可能であることを

もっと真剣に考えて、自然と共生できる社会の早期実現を目指さないと

人類滅亡に突き進んでしまいます。

だから今、自然に対して出来る事。

森林の劣化修復のための植林と森でなくなった地域への植林を

人生や生活の一部として実行することが求められているのです。

あなたが変われば地球の未来は変わります。

みんなで地球の明るい未来をつくりましょう!

とりあえず、「無料」の漫画「そうだ!!植林をしよう!」を読んで

現実を知る事から始めませんか?

お申し込みは、お気軽に

info@vivo.co.jp に「漫画小冊子希望」とお届け先をメールしてください。

やっぱり、動物は自然と共に!

2009-02-05 20:03:17 | Weblog
イースター島では、最後は人が人を食べるほどに追い詰められた滅んだ

という話しはショッキングですが、歴史の事実です。

ギリシャもローマもメソポタミアもみんな森がなくなって文明が滅んできました。

今回の文明は石油や石炭を人類が手にいれて、

欲望のままに発展してきたことに今回の危機はあります。

たった1日の原油の消費量を生み出すために必要な時間は

100万年だそうです。

前にも言ったかもしれませんが、

たった1秒間にサッカー場1面分の緑が消えています。

地球が大きいといってもこんな状態、

何時までも続かないことを知るべきだと思います。

石油や石炭を手に入れたので、

森林の木材を燃料に使う分が少なかったので現代文明は生きながらえ、

60億人を越える人口が生息しています。

しかし、原油が30~40年で無くなると代替エネルギーが必要になります。

太陽光や風力や水力、地熱などとバイオマスがエネルギーや材料資源として

重要な地位を占めるのは明らかです。

そのときわたしたち人間は、

やっぱり動物だし自然環境と共生をしないと生きられないと言う事を

今こそ悟るべきです。

悟ってこれからの社会をどうすべきか、

地球で人類が平和に生き残るための知恵をみんなが出す事が求められています。

これまでの価値観は捨てて、

人類の根源、動物として生存をつづけるためにどうするべきかが問われています。

こんな地球の危機的な状況でも

「命がなくなって」もあり余るほどのお金をためて

どんな意味があるのでしょうか?

人間も動物である限り、生命のには限界があり次世代へ引き継いで

ゆかなければなりません。

一番大切な引き継ぐものは「生命」に他なりません。

命に勝るものは何もこの世には存在し無いのです。

自分だけが何時までも生き続けることは不可能ですから。。。。

イースター島文明の崩壊に学ぼう!

2009-02-02 13:39:57 | Weblog
★地球温暖化問題とは現代文明の危機

地球温暖化が騒がれ、認識が高まってきていますが、

「不都合な真実」は、今すぐ対策をとらなければ人類絶滅も

あり得るほど大変な状況です。

地球環境を守り、次世代にいい地球環境を残すためには

これ以上悪化させないように、みんなが行動する必要が有ります。

それぞれわたしたち個人や法人はどのような行動が必要なんでしょうか?

一般に伝えられているCO2や温室効果ガスも問題ですが、

もっと根本的には現代の石油文明により、これまでの歴史にないような

規模で経済が拡大して、経済・金融のグローバル化が進んでしまった

ところに問題があるようです。

金融経済のグローバル化に私たちの生活スタイルと、政治、社会システム

が追いついていないところに不具合が起こり

さまざまな問題を起こしているようです。

そのような認識に立ち、人間も地球に住む1種の動物であるという

原点に帰り自然に学ぶ姿勢こそが根本問題の解決につながると思います。

歴史的に過去の文明は、「森」がなくなり「文明が崩壊」して来た
という事実があります。

これまでは文明崩壊は地域が限定的で、

たとえばメソポタミア文明やインダス文明などですが、

今回は地球全体の文明崩壊の危機だから大変なのです

●イースター島文明の崩壊
モアイで有名なイースター島は近年、別の意味で注目を集めています。

ミニ地球になぞらえることができるからです。

イースター島は南米チリから3700キロ、人の住む最も近い陸地である

ピトルケン島からでも2000キロ隔たった地球上の辺ぴな場所にあり、

面積は佐渡島の4分の1で180平方キロ。

このイースター島社会は突然崩壊しました。

その主な原因は人口増加に伴う大規模な森林破壊でした。

(当時の森林破壊は、今日の大量消費および資源の枯渇と同様です)。

森林破壊は土壌の劣化と流出を招き、同時に、漁業に使用するカヌーの

調達を不可能にしました。

このことによって、食糧不足はさらに深刻化していきます。

そのよう中、枯渇する資源を巡って、争いは日増しに激しくなり、

勝者は敗者を奴隷にして使役し、ついには人食いが始まったのでした。

当時のイースター島の資源のほとんどは森林ですから、

その破壊は地球の環境破壊になぞらえることができます。

イースター島の木材需要の増加は、地球の大量消費にたとえられます。

富める人(国)はますます富み、貧富の差は広がり、

飢餓と飽食が同居する状況に陥り、1000年も続いたイースター島文明は、

自然の再生能力を超えて資源(森林)を消費したために、

その自然もろとも終焉を迎えたのでした。

●イースター島文明と現代文明の違い

当時の人々との違い一つは、「環境破壊についての知識の有無」です。

現在では、衛星写真によりリアルタイムの情報がえられますが、

当時は「環境破壊」とか、「資源の枯渇」という概念を

彼らは持ちあわせていず、わけの分からないまま、

部族間の死闘を続けたのです。

その点、私たちは「森林破壊」「砂漠化」「大気汚染」「酸性雨」

「環境ホルモン」「資源の枯渇」「温暖化」「オゾンホール」などの知識を

持っています。

イースター島文明の崩壊は森林(全エネルギー)の破壊によるものです。

ただそれだけで崩壊し、及ぼす影響もイースター島だけに限られていました。

ところが、世界の人口は20世紀の間におよそ4倍に、

GNPは20世紀後半だけで5倍に、エネルギー消費量は8倍に増え、

これが地球に与える負荷は桁違いであり、及ぼす影響は全地球に及びます。

これが二つ目の大きな違いです。

人類史上未曾有の生存の危機ですが、その原因は人類が化石燃料を手に入れて

自然を壊しながら、これまでに無い発展をしてきたことに最大の原因があります。

歴史と自然に学んで「原因と結果の法則」から

地球文明のあり方を考えなおさないと解決は困難です。

人類が物質的に豊かな生活を得る代償として、ゴミとしてCO2を大気中に

吐き出し続けていることそのものが問題です。

このゴミを回収しないとこの問題は解決しないことを悟るべきです。

お金を払って排出権を取引しても根本問題の解決にはならないことは明白です。

ヨーロッパ発の金融商品の排出権は、いかにも正義の味方のように扱われて

いますが正常な判断からすれば「おかしい」存在です。

真実を見極めて行動する世界になら無いと人類の明るい未来は拓けません。

森がなくなって文明が崩壊して来た歴史に学べば、

植林や森林保全を地球規模で推進することが一番求められています。

だから、地球規模の植林推進が必要なんです。

この世紀も次の世紀も人間は「動物」であることに変わりはありませんから。。。。自然が一番大切です。

世代を越えた発想を!

2009-02-01 06:34:41 | Weblog
あなたの子孫も生存できる地球をと願う

大人のみなさまにお伝えしたいこと

100年先の子孫も元気に過ごせる地球を残したいと願う皆様なら、

地球温暖化の問題とその対策の大切さが見えてくると思います。

●「地球温暖化とは、現代文明の崩壊と人類生存の危機

「そんな、大げさな」と思われるでしょうか?

温暖化、温暖化と聞くとなんだか柔らかなイメージで、

気候が暖かくなるようなイメージで感じておられる

皆さんが多いのではないでしょうか?

しかし、良く考えると、皆さんがテレビや新聞の報道で聞く「IPCCの報告書」は

世界中に地球温暖化の警告を発表して、その情報が発信されているのですが、

IPCCとは、気候変動に関する政府間パネル

(Intergovernmental Panel on Climate Change)です。

「気候変動」が基本テーマです。

ですから、この名前のとおり地球温暖化とは、

人類の生命にかかわるほどの地球の気候変動をもたらす

人類全体の生命にかかわる重要な問題なのです。

地球温暖化による気候変動は、

わたしたち現代文明のなかの生活の安全・安心を根本から脅かし、

人類生存の危機を招きます。

その原因もまた、わたしたちの社会経済活動、日常生活が原因で起こっています。

科学的な観測事実は、

明らかに「現代文明の崩壊の危機」に直面していることを示しています。

この現実を直視することが重要です。

殺人や自殺など常軌を逸した社会的な事件も無関係ではありません。

おかしい!ということに気がつかないと取り返しがつかないことになります。

★雑誌「財界」’8年6/24号の記事で、京セラの名誉会長稲盛和夫氏も、   

「恐竜が破滅の道を歩んだように、

人類も破局に向かって進んでいるのではないかと。

我々が進歩と思っていますが、実は破滅への道を歩んでいるような気がします。
・・・・・・・・

それでもアメリカも日本も政府は、少なくとも4~5%の経済成長をすると。

また、発展途上国は10%、15%の成長を目指すと言っています。

そんな成長が許されるのかというと、そうではないことは判りきっています。

それなのに、そういう事実をみようとしないで、

足元の自分のことだけを見ている。・・・・・

こんな調子でいったら加速度がついて

環境問題も大変なことになってゆくでしょう。

そして、締めの言葉として“「成長の限界」というものを原点において、

その中でどうやって生き残っていくか。

個別の企業も民族も、国家も含めて、

皆で考えていかねばならない時期に来ていると思います。”と述べておられます。

人類は自然の災害の前には無力です。

過去に築いてきた財産も一瞬で無くなってしまいます。

名誉や地位も関係ありません。

同じように被害をうけ、同じように生命の危機に遭遇します。

明日も1年先も2年先も10年先も100年先もそうならないように

危機を共有して社会を作ってゆくことが求められています。

地球温暖化問題は、地球からの「人類生存の危機」への警告です。

減少し続ける地球の森林の再生は、人類生存の鍵です。

だから、地球規模のみんなが参加できる植林の推進が必要なんです。

あなたが変われば世界が変わる、みんなで地球の未来を明るくしましょう!