美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

ステテコの森づくりを視察~凄いですね!~

2011-11-18 18:18:24 | Weblog
先月末からインドネシア東カリマンタンの植林地を
11月7日までかけて回ってきました。

最後の11月5~7日は、「ステテコの森づくり」
をやってくださっている老舗の下着メーカー
アズ株式会社の武村室長をご案内しました。

ステテコの森は、私たちの「2イン1」システムによる
Wエコの生命の森づくりの形で参加して頂いています。

今年で3年目毎年100本+100本で合計600本
になりました。

100本は将来林業用の木材供給の役に立つ、
チークを荒廃した草原に植林しています。

10~15年後から、持続的な木材を供給してくれ
経済的な収入も期待できます。

このような広い面積の草原には、
虫もいない、
鳥も来ない
もちろん小動物もいない、
種を落とす母樹からも遠いので

風や水で運ばれる事もない。
だから、
この土地にあった森を人間が植林して再生する事から
始めないと回復するのに
1000年はかかるといわれています。

もう一本は、大きな樹木は伐採されて、
山火事にもあったけれど

草原までは劣化していないで、陽当たりに強い
陽樹が生えて、2次林をつくっているところの日陰に

陰樹とよばれる陽あたりと乾燥に弱い地場の樹種を
樹下植林しています。

地場の樹種は将来も伐採しないで、
森林の回復に役立てます。

当然収入を伴いませんので、寄付です。
寄付を継続するに莫大な資金が必要ですが、チークの

収入で補えば、継続することができます。
このパターンで10回、100年繰り返せば

1セットで東京ドーム1個分の森林の再生に
つながります。

今回で300セットを実行して頂きましたので
これだけでも100年後にはステテコの森は東京ドーム

300個分、455万坪の熱帯雨林の再生につながります。
単純な植林ではなく、Wエコ植林に参加して頂くことで

持続可能な社会づくりと有効な森林再生への貢献ができます。
この価値を正面から認めて、ステテコの森づくりに活用して
頂いている事に感謝しています。

これは自然のチカラに感謝し、信じる事のできる人にしか
理解できないのかもしれませんが、

武村さんは30歳前半なのに理解をしてくれ、今回、多様な
業務の中、弾丸トラベルで現地視察をしてくださいました。

凄いですねー!
預金なんかしてるより、ずーと言いですね!と感慨深げに
語って頂きました。

要は時間に追われるのではなく、長い人生の時間の流れの中で
植林や林業という生業を理解すること現代人には苦手のようですが

持続的な人類社会にはなくてはならない存在です。
このことが理解できないと未来はこんな何世界になりそうです。

■万人の願い世界平和と健康な生活のために?世界平和の森づくり
生命の森づくり

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環境を汚せば、身にふりかかる!

2011-11-13 16:25:18 | Weblog
 私たち人間は、だれでも酸素を呼吸で吸い込んで、
食べた食物を分解。燃焼させて、
二酸化炭素を吐き出しています。

二酸化炭素を排出する量は平均1kg/日ですから、
年間約360kgもの二酸化炭素を排出しています。

 自然に生かされている私たち人間は、時として、
生きるためのこの基本的な活動状況をを忘れがちです。

このために財布を開いて、
お金を支払って酸素を買っているわけでも、
二酸化炭素の処理費用を支払うわけでもありません。

ですから、自然に生かされている現実を忘れて、
自然破壊を知らず知らずに、平気でお金のためにしてしまいます。。

空気だけでなく、
動物も植物も水がカラダの60~70%を占めています。

工業生産に伴う排水や農薬や化学肥料で汚れた水も結局は
私たちの健康を阻害し、病気を発病させています。

その病気を治すためには、お医者さんに診断をしてもらって、
お金を支払、自然物ではない医薬品を買っています。

自然物ではない医薬品は、
本来の人間にとっては「異物」ですから、かならず、
受け入れを拒否する反応が現れます。これが副作用です。

自然に生かされている人間にとっては異物ですから必ずあるのです。

自分の持っている自然の免疫力をいい状態にする生活を!
自然物で自分の免疫力を最大限に発揮すれば、
ほとんどの病気から解放されます。

人間に近い動物のオランウータンは、
DNAで約3%しか違わないそうです。

彼らは自然の様々な季節の果物や植物の葉をたべ、
終了の昆虫を食べていきています。

 彼らにはお医者さんの、病院もありません。
人間は他の動物から病気を感染させられるというイメージを
描きがちですが、

リハビリセンターにいるオランウータンの病気は、
実は人間と接触してうつされたものばかりです。

オランウータンは、自然の中で自然食で健康な生活している
動物です。

人間のエゴで自然環境が破壊されて、生活の場を追いやられて
絶滅の危機にあります。

良い生き方をしている動物や人が追いやられてしまう世界の
文明は明らかに間違っています。

いいこと悪いことを判断する物差しを「自然」をベースにした
古くて、新しい価値観への転換が今求められています。

あなたは、何から、どのようなことから行動しますか?
自らを守るために!

12月4日バリ植林祭へ参加したい方は


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オランウータンの悲劇

2011-11-05 21:35:37 | Weblog
今日はバリックパパン郊外にあるオランウータンの
リハビリセンター「サンボジャ」に来ています。

ここでは約200頭オランウータンが森を追われ
保護されて、自然復帰に向けて訓練を受けています。
また、山火事で同じように焼け出されたマレーグマ
(ハニーベア)の保護も行っています。

ここには「サンボジャ・ロッジ」があり素晴らしく
設備の整った宿泊施設があります。
ここの宿泊者にはパックメニューで敷地内の施設を
いろいろと案内をしてくれます。

今回はシンガポール経由でバリックパパン入りされた
お客様をご案内してやってきました。
久しぶりに見る豪雨で朝から夕方、そして今も
ポツリ、ポツリと降っています。

ロッジのベランダで木製の椅子に腰かけてくつろいで
いると喧噪の世界がうそのように、ゆったりした時間
の流れを感じます。

今日は、オランウータンアイランドに放されている9頭
のオランウータンが元気に動き回っていました。

この子たちは、人間から肝炎などの病気をうつされて
完治できない状態なので、自然界にはリリースできない
子たちです。

本来の自然ではないけれど二次林として育ってきたエリア
で、で元気に動き回らせてやるため敷地内に作られた
島=オランウータンアイランドなのです。

※なぜ、オランウータンアイランドか?
オランウータンのDNAは97%人間と同じだそうです。
かれらは水を恐れ、泳げないという性質があり、周りに
水をお堀のようにめぐらせてその場所から逃げないように
作られているのがオランウータンアイランドです。

今回は、この島の周囲をゆっくり歩いて回り、さまざまな
年齢のオランウータンの遊びまわる情景を見ることがで
きました。

この子たちの未来はまだ病気(B型肝炎)を完治させないと
開けないのです。

自然界では、元気に生きていたオランウータンをこのような
境遇にしてしまった人間の罪の重さを感じます。

熱帯雨林の維持に不可欠は動物「オランウータン」を人間の
エゴで森を壊し、かれらの住まいを追い出し、いまもまだ

このような人間活動が続いていることをもっとたくさんの
心ある人々に知っていただきたいと願うばかりです。

より詳しい情報は、このインドネシアの日本の姉妹団体、
www.bos-japan.jpをご覧ください。

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植林のこころが人類の未来を拓く

2011-11-01 07:43:49 | Weblog
先月の26日からインドネシアに来ています。
バリで3回目の植林祭の打ち合わせのためバリに滞在、
28日に東カリマンタン州のバリックパパン市に来ています。

人間が住む歴史の浅いこの地では、
目を覆いたくなるような
環境破壊の光景が飛び込んできます。

これに反して
バリのウブドでは植林祭に打ち合わせを
ゆったりとした時間の
流れの中でやらせていただきました。

ここでは、宗教行事がいつもどこかであり、
人々の生活の中心もその流れの中で共に流れている
ように感じます。

道路を走ってわたる人もいないし、
どこでも我が我がと急ぐ人もいない

悠然とした時の流れの中で
淡々と生きる人々の社会と
自然環境との調和が心地よさを感じさせてくれるようです。

これまでのバリの歴史の中で育まれてきた価値観が
この社会を作り出しているのだと感じます。

しかし、今日に至る過程で様々な人間の営みがあり、
歴史が作られてきたことは、バリの森林率の低さにあるように
思います。

自然からの収奪や人間同士の争いから自然を壊してきた歴史の
反省があり今日の平和な社会を築いてきたように感じます。

だから、訪問者に心地よさを与えてれ、また訪問したくなる
想いを提供してくれるのだと思います。

神々の島とも呼ばれる由縁の大きな要素だと思います。

しかし
このところの車とバイクの多さには困ったものだと感じます。
こんないい生活環境が壊されてゆくような感じがします。

これ以上この素晴らしい社会が壊されないように心の底から
願っています。

「日本がバイクや車をたくさんつくるからなー」
と何とも言えない口調で話す人たちの声が思い出されます。

人間の欲望に火をつけて行動させることが
こんなにも心地よい人間の生活環境も社会をこわしています。

自分たち自身の生活環境をも破壊しているということも
考えた活動が求められています。

地球は日本人だけのものではないし
地球は人間だけのものでもなし
地球は現代人だけのものではないし

仏教の世界で説く、
山川草木国土悉皆成仏

山も川も草木も国土もすべてが仏であるという教えを
人間中心の価値観や人間の科学中心の価値観
自己中心の価値観
経済優先の価値観
が遠くに追いやってしまって、
スピードを求めるだけで、悠久の時間の流れを考えない

子供の未来も考えない価値観の世界に
どっぷりとつかってしまっている現代社会の大きな流れ
どうすれば変えられるのか?

自然に接して、自然に学ぶこころ
をより多くの人類が得ることにしか無いと考えています。

植林という素朴な行動を通じてこのことを
感じ得ることができると考えて、

より多くの皆さんに体験していただくために
バリで植林祭を行っています。

何本植えたとかが問題ではありません。
量よりも「地球に感謝する心」を継続して持ち続けること
が大切だと思います。

植物を愛する心は対価を求めない無償の愛です。

植林活動を通じて、人間の本来もつ
他者を尊び尊重し、調和する心を思い起こさせてくれます。

人類の未来づくりは
すべてはここからだと感じ、植林活動をしています。

作家の故立松和平さんとの対談で言われた言葉

「宮崎さん植林をしている人たちは
 みなさん笑顔でいい顔をしてるでしょ。
 現実に目の前の1本の木を植えているんですが、
 もう一本自分の心にももう一本植えているんですよ」

自分の植林活動のなかで、この含蓄のある言葉を
いつも思い起こしながら、

何事があっても、変わりなく太陽が昇るように
植林を続けていきたいと願っています。

すべての人間活動の原点は、心地よく安全な地球環境を
修復することにあり、そのような産業に集約した社会活動
こそが、人類の未来を担保してくれる唯一の方法です。

植林の心が人類の未来を拓く。
より多くの皆さんに非日常な植林体験をして、
この事実を体感をしていただきたいと願っています。

12月4日バリ植林祭へ参加したい方は