美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

気候変動で木が酔っぱらう?

2014-05-10 10:00:13 | Weblog
ナショナルジオグラフィック4月22日号に「
酔っぱらった木」の話が載っていました。

「木が酔っぱらう」?

興味深い話ですが、とても深刻な話です。

前々から地球温暖化により、緯度の高い地域ほど影響を
受けるということは伝えられていますが、

「木々が酔っぱらう状態になるなんて。。。」
この先どのような異変が連鎖することになるのか
心配です。

以下記事の一部抜粋です。

「アラスカ、フェアバンクスの永久凍土研究者、
トーリ・ジョーゲンソン(Torre Jorgenson)氏
(政府調査機関アラスカ・エコサイエンス所長)

同氏によると、「酔っぱらった木」はアラスカ、カナダ、
北ユーラシア大陸の低地にある高木林において顕著に
見られる現象となっている。

地面の傾斜が大きい場所では氷が溶けてできた水は通常、
下に向かって急速に流れるため、
地表はあまり影響を受けない。

カバノキやクロトウヒは根が浅く、
最も傾きやすい種だという。 」

影響を受けるのは木だけではない。
永久凍土の溶解により地面が沈み込むことで歩道に
亀裂が生じ、パイプラインが壊れ、地面に穴が開き、
住宅や道路に大きな被害が出ている。

現実にエスキモーの人たちも「家が安全ではなくなったために
引っ越さなければならなくなった家族がたくさんいると
いうことで、この地域に住む人々にとっては深刻な事態です。


フェアバンクスの北部地域では今世紀末までに4〜6度気温が
上昇すると予測されている。

「過去百年間に気温はおよそ1.5度上昇しており、
  大打撃がやって来るだろう」と同氏は述べる。

◆「サーモカルスト」とは?

永久凍土の溶解による地面の崩壊は専門用語で
「サーモカルスト」と呼ばれる
(サーモは熱、カルストは崩壊を意味する)。

サーモカルストが起こると、木が倒壊するだけではなく、
地面が沈み込んでできた窪みに溶けた水が集まり、
しばしばサーモカルスト湖と呼ばれる湖が形成される。

「酔っぱらった木」を水が取り囲むようにして湖が
できることが多い。

「北極地域の永久凍土の溶解はとても深刻な問題だ。
 北極地域の温暖化によって地球全体と地域の人々の
 生活に大きな影響がある」

この地域への影響だけではなく、
特に懸念されるのは、溶けた地面から強力な温暖化ガス
であるメタンが放出されることだという。

熱帯雨林の破壊、地球温暖化による負の連鎖による
地球環境の劣化がどんどん進行しています。

自然とともに生きる生活スタイルを取り戻して
ひとりひとりが人類生命が持続できるように行動を
始めることが必要です。

www.agfn.org



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1 コメント

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転載させていただきました。 (ecohouse_numazu)
2014-05-23 15:04:43
yahooブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/ecohouse_numazu/62507196.html
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