美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

人は何のために生きるのか?

2013-10-25 18:29:38 | Weblog
みなさんの人生の最終的な目標は何ですか?
と聞かれて、即答できる人ばかりでしょうか??

私がインドネシアでの植林事業を始めたきっかけは、私自身が
34年前から2年間インドネシアの熱帯雨林の伐採現場での
仕事に従事して田のを皮切りに、

約15年余りの間、東南アジアの国々の天然林の木材開発事業
にかかわってきました。

そんな中、1988年に世界的に環境問題がクローズアップされて、
テレビや新聞で大きく報道される時代でした。

ちょうどその時期に熱帯林行動ネットワークというNGOが南洋木材の
輸入が多かったある商社に抗議行動を起しました。

この報道に触れて、自分が仕事として取り組んでいるアジアの国々
の天然林を伐採して輸入する仕事は、

結果的に環境を破壊して、地球環境に多大な影響を与えているという
事実を突きつけられた思いがしました。

果たして、このような仕事を続けていて

「自分が死ぬときにやってきて良かった」と

胸を張って言えるだろうかと考えるようになりました。

答えは明白です。

地球環境に害を与え続ける行為は、どのような背景があるにせよやって
はならない、

そんなことに自分の人生をかけることは、悔いを残す人生になると考えて、
翌1989年に退職・転職を決意しました。

転職7年目の1996年にインドネシアを訪問した際に
「オランウータンのリハビリセンター」に行き、危機的な状況に在る

オランウータンの現状とその運営をインターナショナルスクールの生徒と
父兄と先生が取り組んでいることを知りました。


オランウータンの悲劇を招いた一人として自分に出来る範囲内で、
オランウータンの保護活動に資金的な支援を継続しています。

そして、1999年1月に訪問したとき、目の当たりにしたのは森林火災の
身震いがするほどの荒涼たる光景でした。

現地の人たちに山火事跡地への植林をしないのか聞いて歩いたところ、
「お金もないし、方法もわからないから、仕方がないよ」という答えばかり
でした。

これほど広大な面積の森林が抱えていた二酸化炭素はどこへ行ったのだろうと
考え、カリマンタンの島の上で固まりになって残っているわけではなく、
地球規模の問題であることを知らされました。

人類の問題であり、天然の豊かなジャングルの木材をわずかばかりのお金と
引き換えに伐採して、

利用した日本人としてこの森林の再生のために自分に出来る事をと考え
寄付植林を始めました。

植林を続けながら、人生の究極の目的は、次世代への生命の継承であり、
住み良い環境を残すことにあると考え活動しています。

しかし、地球温暖化の問題解決のために行動しない企業や人々に、
今一度、
人生の究極の目的は何なのか思い起こして、
次世代に胸を張れる人生にするため、

地球環境修復のために、積極的に参加して頂きたいと願っています。
全ては次世代のために!

なぜ?行動しないの??

2013-10-18 17:38:44 | Weblog
地球温暖化は「小学生でもわかることを大人がわかっていないから起こっている」
地球温暖化は、危機的な状況なんですよ。

へーそうなんですか、そういえば、最近の気候は変ですよね。

と思っていても、生存を危うくするなんて、ピントこない話ですよね。

でも世界中の地球環境分野で活躍する優秀な学者の答え⇒危機的
先日発表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第5次評価報告書
でも・95%以上の確率で人間の活動が招いている。

制度を挙げたスーパーコンピューターを何百台も揃えた地球シュミレーター
での予測でも子供や孫に時代は救えない

●それでも、みんな行動しないのはなぜ?????

新聞やテレビなどの報道では、充分に事実が伝わらないのです。
なぜ、不都合な真実は伝わらないのか?
 
★ 新聞やテレビには、大切なスポンサーが必要ですよね。

★ 政治家にも経済的に支援してくれるサポーターが必要ですよね。

★ 官僚にも、定年後の天下り先が必要です。

★ 大企業のサラリーマンは、みんながやればやるけれど、
   すぐに業績につながらないことは、率先してはやらないし、
   目の前の仕事が忙しくて先のことなんか考えていられない?
   ⇒経済の価値尺度が最優先

★サラリーマンも主婦も、テレビや新聞からの情報が中心だから、
 地球の現状なんかわからないし、
 目の前の経済的なメリットがないし、
 すぐに、目に見える損失を受けることがないからから必要ないと
 考えている。

 みんな、自分や目の前のことに追い掛けられて、何のために生きているのか?
 考えてないのかなー

 でも、みんな、自分の未来や子供や孫の未来のために生きて、
 働いているんではないんですか?

 世代をつなぎ未来の人類の繁栄のために生きているはずなのに、

 今やっていることは、自分に余計なストレスをかけ続けて、

 未来に負の遺産だけを残している。

 目を覚ましてほしい、現代人、
 お金やさまざまな欲望に振り回されないで、自然の摂理に学んだ生き方を
 すれれば人生が充実するし、健康であり続けられるけれど、

 この状態を続ければ、地球環境はますます住みにくくなり、
 次世代の時代は、生存することが厳しい環境になってしまいます。

 次世代が地球上に生き残れるように
 もっと危機感をもって生きることを選んでほしいと願っています。


みんなで植林に、今すぐ参加する


地球に感謝の植林をみんなで! バリ島植林祭

2013-10-15 11:58:14 | Weblog

インドネシアバリ州の内陸バンリ県にあるバツゥールという湖の
水位が2mも下がってしまいました。
内陸のこの湖から水路が海岸まで伸びて、その沿道に住む住民の
生活用水になっています。
「水はいのち」といいますが、島の人々にとってまさに
「いのちの水がめ」なのです。
そんな大切な湖の水位が周囲の森林が減ってしまったために危機感
をもった州政府が2005年に「2010年緑のバリ計画」を策定した中に
この地域も入っていたのです。
しかし、
1849年から過去7度の火山爆発で火山灰と火山岩の大地になって
植物がすべて失われて、植林を開始するために現場を訪問した
2006年、157年を過ぎても小さな雑草がところどころに
へばりつくように生えているだけの本当に荒廃した大地でした。

現地の人たちも植物の生育に最悪の大地だとわかっていたので
林業局も民間も植林に取り組もうという者はいなかったようです。

そんな詳しい情報のない中で何とかしなければとの思いで始めました。

あなたは東カリマンタンで植林に取り組んでいるけれど、バリの森林率
は22%しかないんです、バリでも植林をしてくれないかという友人の
勧めで始めました。

植林するには、土がなく火山灰、火山岩という水分の保持も栄養分も
ない環境で、雨も好かないという最悪の環境で、無謀にも
「何とかしなければ」という思いだけで始めたバリの植林も
今年で7年目を迎えました。

過去の植えたところを見て歩くと何とか根ずいているもののすくすく
育つということもなく、植え替えたり穴掘りの工夫をしたり、昨年は
愛媛大学の江崎先生が開発されて「エチゼンクラゲの土壌改良剤」を
使ったりして継続してきました。
今年の8月に訪問したときに5年前に植林したところが4m程に育ち
その存在がわかるようになってきました。
本当にうれしい瞬間でした。
何度もダメかと思いながらも何とか辛抱強く取り組んできて、不毛の
大地が少しずつ息吹いてきていることに自然の再生能力に感謝の気持ちで
いっぱいです。
植林をできる動物は他にはいませんから、人間が植林をすることで
自然の復元力が一層早く発揮されることを実感しています。
植林をしながら、思うことは
「次世代の子供たちのために元気に育ってほしい」ということだけです。
今年も植林祭を開きます。
植林体験ツアーのご案内
12月1日(日曜日)に開催します。当日8時に現地集合か日本からツアーに
参加していただくかいずれかになります。
ツアーで参加いただきますとほとんどすべての費用が含まれていますので
追加費用は1万円もあれば十分です。
ぜひこの機会にご参加して地球の鼓動を体感しませんか?

いけないけれど、植林に協力していただける方は、ぜひ
「世界平和の森づくり」にご参加を!




今を生きる大人の責任

2013-10-14 09:49:14 | Weblog
地球温暖化のを止めることは、今の人類の社会現状と発想では
不可能だと思っています。

人類、みんなが「心」を一つにして、「次世代の子供たちを守る」
と考えて「行動する」こと以外にないと考えるからです。

そんな中で生き残るためには、「食料」と「エネルギー」の自立を
個人も地域も国も目指巣必要があると考えています。

そんな解決策のヒントになる事例を見つけました。
「里山資本主義」という本がベストセラーになっていて、日本経済は
「安心の原理」で動くというものです。

 埼玉県の三富地域では素晴らしい社会づくりをしているそうです。
この地域は、「緑に富む・歴史に富む・人に富む」の3つの富にかけている。

柳沢吉保が、川越藩主になった時に儒教学者の進言をえて具現化した政策です。
元禄時代は、世界に誇る文化が江戸に花開いた時代です。

江戸には、多くの人が集まり、その膨大な食料を供給していたのが
この地区だそうです。

無農薬、化学肥料不使用の、完熟堆肥のみで育った生命力あふれる農産物が、
荒川を行き交う高瀬舟によって江戸に運ばれ、
江戸の若者達の人糞がまた運ばれて、完熟肥料となる。一切のゴミはない。

まさに理想の接続可能な循環型社会を実現していたのです。
三富の地域づくりには自然と共生する先人の知恵がつまっています。

区画整理された長い長方形の土地。一番手前の道路沿いに屋敷林に囲まれた住宅。
住宅を抜けると長い畑が続く。

さらにその奥には平地林がある。つまり各戸とも住居、畑、林とコンパクトに
設計されています。

私達が生きる上で、最低限必要なものは、燃料と水と食料です。
その3つを全て自給自足しているのです。

三富地域の雑木林は、クヌギやコナラなどの落葉広葉樹を中心に農業用として
作られています。
平地林を育てるには、間伐を行う必要があり、その間伐材が燃料となり、
時には建材にも使われる。また林には、小さな枝や落ち葉がありそれも燃料と
なります。

落ち葉は腐葉土をつくり、畑の最高の肥料となる。
新鮮な米や野菜は全部自家製だ。野菜や果物を外部から調達してくる
必要はない。

足りないものは、隣近所で融通しあう。
物々交換でいい。
そして水は井戸で、ガス台も電気代も上下水道代もタダです。

ガス代や電気料金の値上げも関係なくなります。

私達は、生きる本質、何のためにお金を稼いでいるのか、
その原点に立ち返る必要があります。

マネー資本主義、強欲資本主義が世界中を不安に陥れた。
世界中のお金のほとんどを一部の金融資本が牛耳り、お金がお金を生む金融工学を
生み、国家ですら危うくしてしまうことになってしまっています。

しかし一握りの人間のエゴイズムは大自然の摂理にかなわないので、やがて行き
詰まることは明らかです。

そんなことに翻弄されないで、必要な燃料と食事と水だけでも自前で確保できたら
どうでしょう。

まさに持続可能な~自然との共生スタイル~がそこにあります。

それが里山資本主義の主張するところです。
極論すれば、お金がなくても十分生きていけるということだ。

今、経済至上主義、倫理を欠いた強欲資本主義が間違いであることを多くの人が
気づき始めています。

国際競争力を高め、いかにGDPを上げるよう、国民も企業も努力してお金を稼いでも、金融資本を操る1部の人間が、何の苦労もなく
そのお金を得てゆくこの不条理に気が付いています。

もう一度自分たちの生活を考え直してみましょう。何のためにお金を稼ぐのか。

原点は、燃料と食料と水を得ることである。この3点だけでも、自給自足できるなら、大安心です。
本来、私達は自然のもつ無限の富の中で生き、生かされています。
その大自然の懐に抱かれて生かされていると言うことに気づけば、
何の不安もない生活になります。

自然との共生により安心できる社会を未来に向けてもう一度つくることは、
今を生きる私達大人の役割ではないでしょうか?

議論している暇はない!今や行動あるのみ

2013-10-12 16:28:11 | Weblog
最近の異常な気候を見たり感じたりして、大きな変化の
前触れではないかと感じられます。

人間から見れば異常気象でも自然にとっては、「正常」に
戻ろうとする活動なのかもしれません。

しかし、私たち人間が安全に安心して生活を続けるためには
とても不都合な気候の異常です。

あくまでも慎重な科学者がこの異常事態にあっても行動を
起こさない人たちに向かって声明を発表していたことを知り
ました。

それは米国ネブラスカ大学の5人の自然科学の教授たちです。
いずれも地球規模での自然を研究対象とする研究者の皆さん
です。
気候に関する学部教授会および気候関連の研究分野に所属し
ている人たちです。

自分たちの情報に基づく科学的な判断にそって、
アメリカ気象学会とアメリカ地球物理連合の
気候変動に関する政策声明を最大限支持することを表明しました。

気候変動は事実であり、人間社会の活動が、発生している
気候変動の進行に対して非常に深刻な影響を与えている。

今後数十年にわたって、ネブラスカ州ではさらに摂氏3.4度ほど
上昇すること、平均降雨量の変化はますます不透明になること
をあげています。

ロッキー山脈の雪魂氷原が劇的に減少することが予測されている
ことさらに干ばつが勢いを増す傾向にあること、
さらに激しい洪水が予想されることなどから、

議論をしている暇はありません。
今や行動あるのみです。と結んでいます。

これは米国の科学者たちの研究成果を科学者の良心から
発表されたものですが、日本の科学者がこのような発表をした
ことを聞いたことがありません。

しかし、地球規模で起こっている気候変動の影響は
当然日本にも大きな影響を与えます。

第5次のIPCCの発表でも95%以上が人間活動によるもの
だと発表されています。

発表の概要は報道で伝えれれましたが、一過性ではない
この事態、今すぐCO2の排出を止めても温暖化は進行して
ゆくような事態であることを伝え切れていないように思います。

当然、次世代に大きな付けを残しながら生き続けている事実を
社会全体が認識する必要があります。

赤字国債の残高以上に深刻な事態なのにどうして、みなさん
行動を起こさないのでしょうか?

この事態を招いているのは、「心」の在り方の問題ですから
難しいのですが、もうここまで来たら、

それぞれができることを真剣に取り組むこと以外に
次世代にバトンを渡せることはありません。

自分の利害を超えて地球に住むみんなの安全、安心な
社会づくりを今すぐ行動を!

あなたの「心」次第で参加できるwww.vivo.co.jp/project/eco5.html

12月1日のバリ植林祭で地球に感謝の植林を体感しませんか?
植林祭参加者募集中!

あす、この世が終わると言われても。。

2013-10-07 18:40:44 | Weblog

あすこの世が終わると言われても。。。。
1987~88年末までのインドネシアの大森林火災の鎮火直後の1999年1月に
東カリマンタン州バリックパパン市の現地を訪問した時の情景は今でも
脳裏に焼きついています。

かってジャングルの中を歩きながら感じていた「自然の偉大さと人間の
小ささ、人間も自然界の一部なんだ」という実感、

そして何百年、何千年もかかって育ってきた樹木を人間の経済的な繁栄
という都合だけで切り出してしまうことの罪。

その罪は木材資源が失われるというだけでなく、自然の森の生態系を破壊して、
たくさんの生物の命が失われてしまっているということに気づき、

その先兵になることをやめるため、24年前に転職を決意した時の状況よりも、
さらに厳しい、根こそぎ破壊された自然が目の前にありました。

このような現場にたった少ない日本人で有り、
このような現実を知らない人たちにできる限り、熱帯雨林破壊の現実を
知らせたい思いでその後の活動をしています。

世界中の森林が破壊されていますが、とりわけ東南アジアの森林は、
私たち日本人が森林を伐採、破壊して繁栄を築いてきたという事実があります。

かって、日本に大量の木材を供給してくれたインドネシアの森林は、
今ではWWF≪世界自然保護基金≫の報告では、森のほとんどないイメージの
アフリカ諸国よりも、
世界で一番貴重で危機的な森林として位置づけられています。

「いま地球上で起こっている森林減少は、次世代は言うに及ばず、現在、
生きている子供の時代にも、大きな気侯変動による自然災害や感染症の拡大
による健康被害などにより危機的な状況を招く、まさに人類存亡の危機です。」

これまでの資本主義では、基本的に自然資源は無料という概念で発達して
きました。
そして、招いたのが大気汚染、河川の汚染、海洋汚染、森林破壊、砂漠化など
人間が生存する環境を次々と破壊してきました。

いまこそ、自然に学び、自然の摂理にそって生きるという価値観の転換を
しないと人類が住めない環境になってしまいます。

人類文明の歴史は、森林と共に繁栄し、森がなくなって滅んできました。

現在騒がれている地球温暖化の問題も、
化石燃料の使いすぎにより大量のCO2が放出されていることも大きな要因ですが、

地球規模の森林の減少と砂漠化が大きな気侯変動を招いていることの方が
大きな要因です。

森がなくなって、森が受け取る降雨の循環が不十分になり、
結果大気の循環も不全状態になり、気侯の変動が起こってしまいます。

蒸散作用で出来た水蒸気を含む空気は、通常の空気より軽いために
上昇して、大気圏に熱を逃がして冷やされて雨や雪となって
再び地球に循環して
水と大気の循環が起こっています。

この循環がかなり異常になっているために、集中豪雨があったり、
少雨になったり、旱魃になったり、竜巻が起こったり、
異常な風の吹き方が世界各地で起っています。

すでに気侯変動は起こっています。

今すぐ、電力の使いすぎを減らす社会システムを構築すること、
CO2の排出の多い化石燃料の使用量を減らし代替エネルギーへ転換する、

そして8000年前の三分の一になって、
世界の森林率は30%になってしまった

世界の森林をこれ以上減らさないように保護すること、
劣化した森林を再生すること、
壊してしまった元森林地を植林により再生することが必要です。

科学技術に頼ることなく、市民の心、価値観ですべてを変えることができます。

逆説的には市民の心が変わらなければ、地球温暖化などによる気侯変動を
止められないのです。

地球環境劣化の問題は知れば知るほど、将来が暗くなる情報でいっぱいです。
この問題解決には、技術的な問題ではなく「人間の心」価値観転換が必要です。

ドイツの宗教改革のマルチン・ルター(1483-1546)の言葉
「あすこの世が終わると言われても、 
われは、きょうリンゴの木を植える」あなたなら、どうしますか?

みんなで植林を!!www.vivo.co.jp/project/eco5.html

自分だけ生き残ることはできないから。。

2013-10-05 17:13:31 | Weblog

今や誰でもが地球規模の気候変動を実感を持って感じていると思いますが
この先に起こることは?
気候変動や異常気象は農作物への影響が一番大きく、私たちの食料が
直撃されます。

すでに世界的に食料の価格は上昇をしています。
その先、自国民が食べられないのにお金がほしくて輸出をしてくれる国は
なくなります。

●国家安全保障と食料自給率

どのような国家にとって最も大切な使命は、国民の安全な生活を保障する
ことです。

安全保障というと、兵力、戦闘機やミサイル、戦車などを想像しがちですが、
戦う前にすることがあります。
それは食糧です。

歴史的にも食糧を供給できなかった支配者は滅んできました。

戦国時代を勝ち抜いて天下統一を遂げた豊臣秀吉が得意とした戦術は
「兵糧攻め」です。

敵方の城を大群で囲み、食料が持ち込まれないよう封鎖して待つ。
相手が飢えて自滅するのを待てば、兵力を温存できます。

持ちこたえられずに開城し、最後に城主が腹を切り、降伏した城兵や飢えた
領民にはたっぷりと食べさせるという策が功を奏し、
極力戦わずに敵を従わせて天下を取りました。

その反対が第二次世界大戦の日本です。

戦力のみが肥大して海外に武力進出し、
中国大陸の都市を奪っても住民を見方にできず、
十分な食料生産と流通の確立もできず、米英の利権と衝突を起こして
経済封鎖されました。

自国の食料生産までもが崩壊し、もはや戦えず、
ついに無条件降伏を受け入れることとなったのです。

戦後、アメリカ進駐軍は飢えた日本国民に食料を与え、対米意識を劇的に
変化させることに成功しました。

現在、日本の食糧自給率はわずか40%。輸入がストップすれば60%の国民が
飢えることになります。

従って誰に対してもNOが言えない、それが今日の国際社会における日本の姿です。

そんな国際的ない環境にあっても廃棄する食料の量は世界一多く
耕作できるのに耕作しない放棄地が385000ヘクタールもある国の姿?

地球規模で食糧不足があり、飢餓に植える人たちがいるんだから、
地球の土地は有効に使って、食糧を供給することが

地球市民の役割だと思います。
そして、根本的な対策として
地球市民として、地球環境の異常に対応できる植林に参加すること
求められています。

自分だけ生き残ることはできませんから。。。。
みんなで熱帯雨林に植林を!!