美しい地球環境を未来に!

最近の異常な気候はなんだか変だ!
地球温暖化のために「できる行動は?」役立つ情報を発信して行きたいと思っています。

先住民は知っている

2010-04-28 16:18:40 | Weblog
今回、You Tubeでインドネシア東カリマンタン州のダヤック族の映像を
発見しました。

現地の人たちが焼畑で森林を破壊しているという間違った情報が
伝わっています。

本当の原住民は、自然と共生する生活スタイルで焼畑でも10年サイクルで
循環する持続可能な形の生活スタイルを確立しています。

原住民ではなく、外部から移住して来た人たちがこの掟、ルールを知らない
ために焼畑をどんどん拡大して、放棄するという持続不可能なサイクルで
農業を行って、森林がどんどん失われています。

この姿が報道されて、けしからん、なぜだ!
という批判を受けるというのが図式です。

自分はインドネシアとのかかわりも長く、先住民のダヤック族の生活習慣を
知識や情報としてしっています。しかし、

この状況を伝えるための画像が無かったのですが、今回You Tube で
発見したので、だきるだけたくさんの皆さんに見て頂きたいので
ブックマークに取り入れました。

ぜひとも御覧ください。
彼らの素晴らしい自然との付き合うための哲学を知ることができます。

なんだか、アメリカの先住民アメリカインディアンと白人の歴史と
同じような過ちを人類は場所を変えて繰り返しているようで、残念
です。

自然を壊せば、結局、自分に被害が及ぶこと先住民は知っています。

和の文明こそ

2010-04-24 13:18:58 | Weblog
森の文明は稲作文明とともにあるようですが、
なかでも日本の文明は特別な進化を遂げてきた
世界に類を見ない文明です

ある講演会で日本の「大和朝廷」誕生の話しの中で
「大和」とは「他民族の」という意味だと聞きました

世界中のあちこちから流れ着いて日本列島に住み付いて
生活を営むなかでさまざまな衝突、戦があって

行き着いて「和」をもって尊しとなす社会を目指し
出来上がったのが「大和の国」のようです。

ですから、日本人は単一民族といわれますが、

もともとの住民は北海道のアイヌの人たちと沖縄の人たちが
先住民としていて

そこにシルクロードを経てさまざまな人々が、
海からもさまざまな人達が流れ着いて住みついた。

そのようにして出来た国「日本」は
すべての民族が調和を重んじて一つになった「和」の文明国です。

これからの人類のめざすべき平和な理想的な社会づくりの
歴史がある国です。

米国は、ヨーロッパから侵入して来た人たちが、
先住民のインデアンの人たちを武力で追い込んで、
たくさん犠牲を払いながら、出来つつあるまだまだ若い国です。

現在、たくさんの移民を受け入れて、さまざまな社会問題を
抱えている米国は、

昔の日本が大和朝廷を創るときに学んできた「和」の心を
これから学ぶ国のように思います。

人類は、欧米一辺倒で進んできた現代文明を根本から見直すべき
時期です。

自然資源の先行きがわかってきた今こそ、「和の心」を持って
社会をまとめる方向性を持つことが求められています。

欧米には無い、日本仏教から生まれた「山川草木国土悉皆成仏」
「山も川も草木も国土も悉く仏」という優れた思想にもとづく

価値尺度こそが人類の平和で持続的な社会づくりに不可欠です。
見えないからやらなくていいということではない事を
伝えて、日本人の優れた伝統的な良心を呼び起こし、
次世代に伝えて行きたいと願っています。
そうだ植林をしよう!マンガ無料小冊子 プレゼント中!
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案の定!

2010-04-18 18:09:18 | Weblog
17日土曜日に「平和と繁栄のためのチームアフリカ」(TAPP)
というグループの勉強会で講演をさせて頂きました。

私の活動はインドネシアが中心でアフリカにはあまり
ご縁がなく現地の事情・情報についても
ほとんど知らない状態でした。

アフリカの森林の事情について、特に森林率に着いて
調べてみました。

私の持論は、今日の地球環境問題は、
地球の自然力の劣化であり
言い換えれば、森林の減少にあるというものです。

地球上の森林は8000年前の三分の一に減少してしまい、
その上
毎年600万haもの面積が砂漠化している現実があります。

森林の保護と再生無くして、
この先の人類の生存は危ういのは明白です。

過去の歴史からも明らかです。

過去の滅んだ文明は、地理的に限定的な地域ですが、
今日の文明は地球規模ですから、

地球から逃れられない人類は
この危機を乗り越えて
人類の未来を拓くことにしか道はありません。

今回アフリカの森林率を調べて見て、
やはり森林の無いところは飢餓や貧困問題をかかえています。

例外的に南アフリカが森林率が低いにもかかわらず
経済的には恵まれていますが、これは天然の鉱物資源の恩恵で、
いずれは枯渇してしまいます。

アフリカの経済は、
4~5%成長をしている国も多いようですが、

すべて天然資源の収奪経済に依存していることを考えると
相変わらず、

経済至上主義の人類の愚かさによる繁栄が何時まで続くのか
心配です。

その先を考え、住民の生活を考えれば、
植林による森づくりと農業の振興が一番大切だと思います。
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日本が心配です

2010-04-07 19:39:32 | Weblog
インドネシアの森林によるカーボンオフセットの動きです。

3月2日のロイター通信によりますとオーストラリアが
インドネシアのスマトラの森林森林保全のために3000万
オーストラリアドルの拠出を決めたそうです。

インドネシアの森林はブラジルの森林と同様に森林破壊が
進んで、地球温暖化ガスである二酸化炭素の吸収源から、

逆に排出源になっているので、早急に森林破壊を止める
必要があります。

これは森林の劣化と減少からの排出量を削減(REDD)
するスキームの一環として位置づけられています。

今回のオーストラリアの取り組みは、2008年に
中カリマンタンで10万haの泥炭地の森林のリハビリ
プログラム支援に次ぐプロジェクトです。

森林によるカーボンオフセットの国際的な取引に向けて、
インドネシアを舞台にアメリカやイギリスなども行動して
いるようで日本の出遅れが懸念されます。

日本政府も植林資金はたくさん提供していますが、
具体的なプロジェクトとして提供されたという情報は
聞こえてきません。

お金は出したけれど、感謝されず、国益としての効果もなく
というのでは、日本国民の一人として、心配です。

もっと戦略的な発想で森林の劣化と減少(REDD)に
取り組まないと世界の流れに取り残されるのではと
懸念しています。

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オーガニック バリ 2015

2010-04-06 12:38:53 | Weblog
 3月中旬にインドネシア バリ島に植林の実行状況の
確認と新しい植林地の調査にいってきました。

 植林候補地を見ていた途中で雨に降られて、ぬれて
その後、エアコンの効いた車で移動したせいか
ノド風邪にかかってしまいました。

 帰国後も日本の気侯が変調で、一日や1週間の温度差
が大きかったせいか、なかなか完治せず、やっと今日
元に戻ったところです。

 ところで、バリで移動中、パートナーから車の中で
意外な話しを聞きました。

 「宮崎さん、今年から2015年までの5年間は、
 「オーガニック バリ 2015」という
  目標が立てられたんだよ}いうことでした。

地球温暖化や地球環境の劣化について情報を集めると
結局、欧米スタイルの生活スタイルで行きすぎた社会を
変える必要がある。

 その第一歩は、地球に生きる私たちのライフスタイルも
「オーガニックライフ」に切り替えて行かなければならない
 と考えていました。

 そんな矢先にインドネシアでバリでこのような政策目標が
 掲げれれて、その目標に向かって、社会の変革が
 進められていることに驚きました。

 話しを聴いている中で
「昔は100歳まで元気に生きていたバリの人達も、生活スタイル
 の変化で60歳頃でも亡くなる人が増えているという事実から
 この政策が生まれたということでした。」

 欧米の生活スタイルの中では、毎日、時間に追われた生活を送り
 大量生産、大量消費の時代が続いています。

 そんな仲間に急成長を遂げている中国やインドが入ってきて、
 今、地球の先行きが深刻な事態になってきています。

 そんな中で、これまでのライフスタイルは、
 人生の意味を見失うばかりか自然破壊のスピードを加速させている
 ことへの反省が「スロー」というキーワードであり、
 「オーガニック」な生活が世界的にも広がりつつあるようです。

 家族そろってとる食事、素材や安全性にこだわった食材、子供と
 過ごす時間をたっぷり取れるお父さん、おしゃれ案カフェで読書
 する老夫婦、
 そんな景色が自然にある社会が地球環境を守る生活スタイルです。

 欧米や日本の経済成長の低迷を尻目に4~5%の経済成長を続ける
 インドネシアは、これまでの日本や欧米型の社会を追いかけるの
 
 でなく、しっかりと未来社会を見据えて歩みはじめていることに
 感心させられました。

 「2010年緑のバリ」の目標も着実に植林に対する国民の意識は
 高まっているのを感じます。

 日本も地球温暖化の目標も数字的な目標を出すだけでなくて
 正しい見識で未来を見据えた生活スタイルに係る政策目標を
 日本でも立ててもらいたいものです。

 地球温暖化の問題は、排出権を購入したからというようなレベル
 の話しではなくて、結局は地球市民の生活スタイルに
 
 すべてがかかっているという根源的な理解が成されない限り
 解決できないと思います。
 
 だから、生活の一部として、植林を位置づけて取り組まない限り
 三分の一に減少した世界の森林を取り戻すことは不可能だと
 思います。
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