己が偽善者だと自覚納得できなければこの先の人間界の次元上昇に乗り遅れたり弾き飛ばされるかも…

完全真理が説くところの「良い悪い」（善悪損得優劣）で判断しなければ自己満足にも不平不満にもなりません。
ところが良い悪いで判断して自己満足になればそれが自惚れ慢心にもなり私が正しいとばかりに主張誇示したがることになりそれが正義感にもなっています。
そして悪いことを否定反発排除したがることにもなり、それが暴力沙汰や人殺しや抗争・闘争・戦闘・戦争にもなっています。

また反対に不平不満になれば人を責め・自分を責めたり、不安心配や恐れ怒りにもなり、それが妬み嫉妬にもなり、その仇討ち仕返しの復讐心にもなりますが、
それらが時として道ずれ自殺や無差別殺人や集団自殺にもなっています。

また持って生まれた個人意識からして自分に都合がいい「良いとこ取り」したがるところがあります。
然るに人様の良い成績を我が物のように偽ったり、またその反対に悪い結果を他者の責任にすり替えたり押し付けたがるところがあります。
また夫や妻のため家族の為、国家社会の為になればと思ってやっている中にも己の立場・見栄・世間体・プライドが潜んでいますから、結果的には人の為ならぬ自分の為にやっている偽善になります。

とにかく良い悪いで判断する矛盾からしてそれが苦楽にも偽善にもなっている事実があります。
然るに苦楽と偽善の積み重ねで生きているのが人間なのです。

だから誰も皆が偽善者なのです。
その自覚がある人と無い人とではその生き様が大きく異なっています。
然るに偽善の積み重ねとなる自己拡大で生きているのと素朴謙虚な自己縮小で生きている違いです。

とにかく偽善が犯罪にならなくても、その偽善の為に頑張り欲張り見栄張りして苦労を買い込んで背負っているのです。
しかも何かと否定反発したり逆の立場になったりの矛盾偽善や常に束縛制限されて個人の自由が無いことからしてストレスを一杯抱え込んでいるのです。
だから心身が疲れているのです。

とにかくこの世人間関係が矛盾偽善に満ちていること、然るに己も偽善者であることが自覚納得できていなければその積み重ね上塗りのままに生きて行くことになりますから、
然るに宇宙進化拡大の流れ仕組みからして起こるこの先の人間界の次元上昇に乗り遅れたり弾き飛ばされることになるやもしれません。
しかし不確かなことですから絶対はありません。

しかしそれでも自己縮小の実践が成され続けていればこの世自然界が地上の天国にも思えるような意識にも変わっていくのです。
しかしそれも無理となってもこの世人間関係の矛盾偽善苦楽の積み重ねから解放された個人の自由と無理のない楽ちんな生き方が味わえるのは事実です。