生と死があり、この世と・あの世と・夢の世があるが、何れもつながっていて離れていません。

原因が無ければ結果も出てきません。

然るに…原因のあの世があるから、結果のこの世があるのです。

だから…この世とあの世は離れていません。

また人間は肉体と感情体と精神体でもって生きています。

然るに肉体を持っているから衣食住が必要になっています。
その衣食住を味わうために肉体があるが、また生殖本能のためにも肉体が必要になっています。
しかも好き嫌いで選り好みする感情体も併せ持っています。

となると精神体が無くても人間は生きていけます。
なのに何で精神体を持っているのでしょうか！

それは肉体や感情体では不可能な…あの世とこの世の…橋渡しを精神体がしているからです。

然るに…精神体が大元であり…俗に言うあの世の魂とか霊魂であり…三次元界を超えた・永遠の命を持つ・人間には見えない・宇宙の生命体が宿るところなのです。

然るに人間として終われば衣食住のない世界・選り好みすることのできない世界・宇宙の意識体＆生命体となります。

だから死すれば…姿形のある自然界で人間の肉体をもって生きていたことがまさに夢が如くに変わります。

然るに三次元界で深く眠るが如くにして死ぬが…その眠りから目覚めた時は俗に言う霊魂と言われる三次元を超えた生命体・意識体の精神世界ですから…三次元界の人間として生きていたことが「夢の世界」の中での出来事のように思われ変化するのです。


然るに…あの世でもってこの世の夢を見ていたことになるのです。
また…この世の喜怒哀楽の記憶が…あの世で見ている夢が如くにして蘇ってくるのです。
そしてそれが精神の学び・魂の学び・永遠の命の学びとなるのです。

だから人間死ねば特別な別世界に行くように思っているかもしれませんが…
深い眠りの中で見ていた夢からふと目覚めたのと同じ感覚ですから…
然るに「命が絶えて」死んだ！というような強い思い感覚を持つことはありません。

ちなみに私は過疎地暮らしになってから現実的な夢を一晩に二度も三度も見ます。
そして夢の中に登場する人物も死んだ両親や友達が出てきたり、また身近な家族親戚やご縁のあった方々が登場してきます。
そして夢の中でも何かと精神の学びにもなっていますし、夢から目覚めた時でも夢の記憶が少々残っているからそれが精神の学びにもつながっています。

とにかく死を恐れることはありません。
寝床の中で深い眠りにつくのと同じです。

ところが過去の生き様が原因からして…その死に至るまでの猶予期間中・死ぬ寸前まで…肉体的激痛苦痛や感情の高まり混乱や精神的な苦悩不安恐れが強く出てくる人がいるかもしれません。

然るにそれを医科学薬剤で対処すれば少しは和らぐが、その分だけ長い期間苦痛苦悩を味わうことにもなります。

だからその人の老後の生き様や死に様からしてその人の精神の有り様が伺われるかもしれません。

何はともあれ…肉体や感情に執着しないで…精神体・精神世界を趣に置いた生き様になるほうが快い眠りになるように…
死に際や死に目も穏やかになると私は確信しています。