ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

今季初の連勝

2021年06月20日 | コンサドーレ
本題の前に、宮澤のクラブ最多タイ415戦出場に花束。
「俺らの10番」「俺たちの砂川誠」を越える日はもうすぐだ。
白星、無失点、そして今季リーグ戦初の連勝で、節目を飾れたことを喜ぶ。

得点王 離脱に際して 借りたのは 猫の手ならぬ ネコの両足

試合開始前に驚いたのは、双方のスタメンにFW登録の選手がゼロ
札幌のゼロトップは予想していたが、大分も仕掛けてくるとは、
そこまで「師匠相手のミラーゲーム」が好きなのかwww

ただ、ゼロトップからのハイプレスを無効化するには
正確なロングフィードがかなり効果的
それをゼロトップの先輩の札幌が序盤に見せつけたのは皮肉だった。
ネコタクの先制点をもたらした福森のフィードは、
厚別の強い風を考えると、精密無比としか言い表せない。
少しでも力加減を間違えたら、GK一直線かラインを割ったか。

ドッピエッタのネコタクについて、ミシャは

>得点がなくても素晴らしいプレーを見せていた
>2点取ったことで逆に心配になった。夏の移籍が始まるので

と冗談めかしたコメントを残していたが、
2点目を挙げた時に、ワタシを含めて
「これはネコタクにも(少なくともオフには)オファー来るんじゃね?」
と心配になった札幌サポは、けっこういるのではないか。
現在5得点。J1のMF登録の選手の得点ランクでは4位タイにつける
<川崎の三笘・家長、鹿島の荒木に次ぐ

ネコタクのほか、復帰戦のチャナも良い動きを見せた。
ここに小柏や檀崎が再合流するとなると、
「アンロペの穴」は大きくないとは言わないが、過度の心配は無用か。
むしろ前線の競争激化を楽しみにするべきかもしれない。
どのクラブのどのポジションの誰を移籍金で獲得するかの予想も悩ましい

あとは、2季連続で発動したドドへの呪いが、
大分戦の後半ATに決められない呪縛が、8月に解けることを祈るのみ。

  • ホークス
5対5で日本ハムに引き分け。5連敗を阻止した
・・・と言えば聞こえはよいが、不調同士のグダグダな4時間に
5回に谷川原の初安打初本塁打3連続の押し出し四球などで4点先取。
そのリードを7回に吐き出し、8回には2戦連続で淺間に被弾orz
9回2死からの栗原の一発がなかったら、と思うと背筋が寒くなる。

大分戦の展望

2021年06月19日 | コンサドーレ
きのう18日の札幌はヒグマのみならず、全裸男や刃物男も出没のカオス。
「ゴールデンカムイ」最新26巻の発売と奇妙にシンクロした印象
<奇しくもこの巻は「サッポロビール工場で大騒ぎ」に終始する

さて本題。アンロペが日本を離れてもJ1は続く。
6月最初のリーグ戦となる大分戦を語る。
相手はここまで16戦3勝3分け10敗。勝ち点12のブービー19位。
アウエー戦となると、現在は6連敗中の苦境にある。
特に湘南・仙台といった残留争いのライバルに屈したのは痛恨だった。

ただ、過去2季の対戦戦績は札幌の0勝2分け2敗
大分への苦手意識は否めない。双方の指揮官が師弟関係にあったことや
ともに同じシステムゆえに「ミラーゲーム」になりがちなことが理由か。
同じと言えば、4月のNHK・BS「サッカーの園」のカウンター回。
札幌は前線の激しいプレスからのショートカウンターで、
大分はGKを起点にした疑似カウンターで、同じ俎上にのった。
DFラインを押し上げる札幌のスタイルは、その裏を一瞬で突く
大分の疑似カウンターにはもろいのかもしれない。

しかし、順位は札幌が上位。5月以降はわずか1敗のうえ、
ルヴァン杯8強入りを決めた勢いもある。
試合間隔は、三ツ沢から中5日の札幌に対して、
大分は事実上の中19日(9日の天皇杯はほぼ控え)だが、
これは「間隔が空き過ぎ」と札幌に都合よく考えるべし。
苦手意識を払拭するチャンスとみる。

期待する選手にはドドを挙げる。昨年12月の大分戦で
絶好の勝ち越し機を決められず、号泣した悔しさを晴らしてほしい。
アンロペの「穴埋め」をアピールする機会でもある。
むろんそれは他の前線の選手たちも同じだ。
要注意の選手は最近のリーグ戦4戦で3得点の長身FW長沢
・・・も怖いが、MF町田が不気味に映る。
昇格を遂げた16年J2の千葉戦2戦で、
いずれも先制点を決めた印象が強いからだろう。

今節は勝ち点14で危険水域の16位にいるG大阪が試合なし。
大分は勝てば確実に順位が上がり、降格圏脱出もありうる。
勝ち点22の札幌は、勝てば危険水域との勝ち点差を2ケタにできる。
注目度は低いかもしれないが、双方には重要な一戦になる。

  • JFA
東京五輪に臨むなでしこ18人を発表。
熊谷や岩渕が順当に選ばれた一方で、鮫島はダメだったか・・・
  • ホークス
リーグ戦の再開初戦は、日本ハムに1対2の黒星。いきなり3位転落orz
先発・上沢の前に3安打に終わり、完投勝ちを許した。
ボークによる拾いモノの1点がなかったら、完封負けもあり得た。
柊太が先発した6月の3戦は援護わずか2得点。さすがに不甲斐ない。

北から南から動く人

2021年06月18日 | コンサドーレ
丘珠のヒグマ出没で大騒ぎになった札幌だが、

アンロペが移籍を前提に札幌から離脱

檀崎が豪ブリスベン・ロアーをレンタル満了で退団

コンサドーレもいろいろと騒がしい。ノノ社長曰く
「本人の意思が一番大事」なので、推移を見守る。
もうひとつ大事な要素がウインドー(登録期間)だろう。
今夏は7月16日に開くので、アンロペにせよ、檀崎にせよ、
身の振り方が正式に発表されるのは、それを待つ格好になるか。

まあ、アンロペについては「移籍金をしっかり取れ」としか言えぬ。
檀崎については、ノノと同じく、札幌で勝負してくれることを望むが、
ブリスベンとの再契約や、他クラブのオファーも想定される。
檀崎本人が悔いなき選択をしてほしい。

侍JAPAN発表

2021年06月17日 | 野球
NPB交流戦が終了。最終戦は広島1対8日本ハム。
この結果、ソフトバンクは12球団のブービーに転落
最下位が広島なので、パ・リーグ6球団では最下位に終わったorz

そんな日に、稲葉監督の侍JAPANのメンバー発表。
東京五輪の開催の是非を別に、タカキチ目線で眺めると、
ソフトバンクからは甲斐、ギータ、そして栗原が選出された。
19年プレミア12からの生き残りは甲斐のみとなり、
甲斐野、高橋礼、嘉弥真、アトゥーオ、周東が外れた格好に。
まあ、この5人の現在の状況を考えると、特に不満はない。
特にサブマリン高橋礼は結果として、外崎を道連れに落選した
印象があり、西武ファンには申し訳なく思う。

タカキチとしては、千賀が間に合わなかったことも残念だ。
プレミア12も今回もけがに泣いたか・・・
一方で、栗原の選出を喜ぶ半面、首を傾げる部分もある。
「左の好打者&緊急時に捕手もできる外野手」という特色が
日本ハム近藤と重なる。持ち味が同じ2人を選ぶ必要があるのか。

  • 天皇杯
2回戦の残り6戦を消化。ジャイキリの風はやまず
広島1対5おこしやす京都 関西1部がJ1に圧勝。
アミティエ最終年の17年地域CLを観戦した人間なので、
おこしやす4季目の大仕事に拍手を贈る。
横浜FC1対2八戸 上記の大番狂わせの陰に隠れたが、
こちらもJ3がJ1から金星。
ほか4戦のうち、J2対決を除く3戦は順当な結果に終わった。
特に鹿島が容赦なし YS横浜を相手に、
上田ハット&2人がドッピエッタって・・・

交流戦の暗雲

2021年06月16日 | ホークス
広島5対3西武 昨夜の試合の結果、交流戦のパ・リーグの勝敗は借金2。
今夜の広島対日本ハムを待たずに12年ぶりの負け越しが確定した
過去8度の交流戦Vを遂げたソフトバンクも5勝9敗4分けに終わった。

にほんいちのちーむに3たてしたつぎのひのあさは、ふつかよいなし

ラストにヤクルトに3タテを食らった翌日の畜ペンのブログにも
ぐうの音も出ない戦績である。

不振の18戦を振り返ると、9敗のうち救援投手が4敗。
森とモイネロを一度に欠いた穴を埋め切れなかった。
ただ、投手陣全体では防御率3.04。12球団でトップである。

よって、不振の元凶を打線に求めたくなる。
事実、チーム打率0.233は12球団でブービーである。
キューバ勢の不在や牧原らの負傷離脱に、ベテラン陣のバント失敗や
代打不発が重なり、つながりを欠くチグハグな攻撃が目立った。

では、キューバ勢やけが人が戻ってきたら、攻撃は上向くのか。
ワタシはそんなに簡単ではあるまいと不安視している。
理由は1対1の引き分けに終わった広島戦後の工藤監督のコメント。
「(打席での)工夫がない。打撃コーチがちゃんと言わないと」
これは打撃コーチ2人に向けた苦言というよりも、
2人の上にいる小久保ヘッドコーチ批判と言ってよいだろう。

もともと工藤監督はコーチ陣との協調性に富んだタイプではなく、
吉★★人とか★川光★とか、事実上のケンカ別れに終わったコーチは
枚挙にいとまがない。だが、シーズン中のコーチ批判は異例だ。
よほど小久保ヘッドコーチのやり方に不満があるのか・・・

「日本一5回の監督」「侍JAPAN前監督」の溝が深まり、
選手たちが双方の顔色をうかがいながら野球をするとしたら、
どれだけ選手層が厚いと言っても、2ゲーム差の首位楽天や
ゲーム差なしの3位オリックスとの優勝争いは苦戦必至とみる。

  • W杯2次予選
日本5対1キルギス 8戦8勝・46得点・2失点で2次予選終了。
初スタメンのオナイウが前半の7分間でハット達成。これでひと安心。
ハットで3点差をつけて逆転負けなんぞありえないからね
・・・自爆ネタはさておき、オナイウが13日の三ツ沢にいなくて
よかったとつくづく思った。ただ、オナイウ爆発のおかげで、
武蔵にとって代表FWはさらに狭き門になった感もある。