ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

19年回顧/札幌狂歌集・前半戦

2019年12月26日 | コンサドーレ
本題の前に、菅野の完全移籍決定を喜ぶ。
この人なしでは、ルヴァン杯ファイナル進出もなかった
来季も札幌のゴールを真っ先に大喜びする姿が見られるのはうれしい。
さて本題。今季のいろいろを狂歌で振り返る恒例の試み。まずは前半戦17戦。
  • 2/23 第1節・アウエー湘南戦 0対2
如月の 冷たい波に 凍りつく 武富士ならぬ 武富に借り
(開幕戦は16年から4連敗。終盤に武富に2得点を許す)
  • 3/2 第2節・アウエー浦和戦 2対0
武蔵国 牛耳る武蔵に 舞い上がり 白酒の前に 白星に酔う
(桃の節句の前日に敵地で浦和撃破。武蔵があいさつ代わりの2得点)
  • 3/9 第3節・ホーム清水戦 5対2
清水の 舞台で踊る 11番 その身落ちても 株は爆上げ
(アンロペ4得点の大爆発。清水寺ならぬピッチからの飛び降り騒動も)
  • 3/17 第4節・ホーム鹿島戦 1対3
代表に コウキつくられ 後手を踏む 反攻ヘッドも すでに遅シカ
(A代表初選出の安西幸輝が得点に絡む。オリ10の3連破ならず)
  • 3/30 第5節・アウエー名古屋戦 0対4
ガブリエル 裁きのラッパに ハセ参じ 尾張にならぬ 三河の失点
(豊田スタで大天使ガブリエルや長谷川アーリアに続けざまに失点)
  • 4/6 第6節・ホーム大分戦 1対2
片野坂 師に突き付ける 下り坂 モトを断てずに 後手を強いられ
(ミシャの弟子に黒星。藤本憲明&松本怜の青森山田コンビが活躍)
  • 4/13 第7節・アウエーC大阪戦 1対0
旧エース ゴールライン越し 桜枯死 代わりに開花 進むは藤か
(桜の季節の終わりに進藤が決勝点。ゴール内で都倉が無意味な守り)
  • 4/20 第8節・ホーム横浜M戦 3対0
カモメ狩り 初弾を当てた 18番 その背に重なる ドームの歳月
(こけら落としから18年。チャナの得点などでマリノス戦@ドームの初勝利)
  • 4/28 第9節・アウエー磐田戦 2対1
平成の 終幕つつむ サイレント 担架のエースと 進藤ゴール
(平成最後の試合は白星。アンロペの負傷退場後に進藤が2点目)
  • 5/4 第10節・ホーム神戸戦 2対1
3番が 令和1号 美技で決め 合わせて導く 4連勝かな
(令和最初の試合も白星。進藤が見事な同点バイシクル披露)
  • 5/12 第11節・アウエー松本戦 0対0
サンプロに 3年ぶりに 参上も 勝ち点3の 3づくし逃す
(サンプロが命名権を得た敵地に16年以来の参戦。スコアレスに終わる)
  • 5/18 第12節・アウエーFC東京戦 0対2
武蔵野の 林に迷いて 無得点 小川にも落ち くぼ地にも落ち
(エフトー守護神の林が再三の好セーブ。小川と久保に決められる)
  • 5/25 第13節・ホームG大阪戦 0対0
日のマルを 背負う若武者 並び立ち スコアにも並ぶ マルとマルかな
(武蔵&菅のA代表選出後の試合はスコアレスに終わる)
  • 6/1 第14節・ホーム広島戦 1対0
水無月に 傷無しで済まぬ クマ送り 明暗分けしは 詰めの早さか
(主力の欠場・負傷・退場の苦境に、伏兵・早坂が値千金の決勝点)
  • 6/14 第15節・アウエー川崎戦 1対1
等々力に 雨に先駆け こぼれるは クリーンシートと ソンユンの涙
(PKで先制。ソンユン鬼神のセーブ。それでもウノゼロ勝ちならず)
  • 6/22 第16節・ホーム鳥栖戦(厚別) 3対1
代役が 厚別の地で 主役の座 一番槍は 2番の手柄
(菅と福森を欠いた試合で直樹が先制点。ルーカスもCKで存在感)
  • 6/30 第17節・アウエー仙台戦 1対2
進撃に 待てをかけるか 奥州路 国光一閃 とどめ刺されて
(6月無敗ならず。シマオ・マテに先制点を、関口クニミツに決勝点を許す)

8勝3分け6敗。昨季前半戦と同じ勝ち点27を稼ぎ、暫定6位で折り返し。
ルヴァン杯8強入りも決めて、この時は後半戦の躍進を期待していたが。

19年札幌総括・下

2019年12月25日 | コンサドーレ
宮杯U15の準々決勝は、札幌0対3G大阪
4強入り&グンマ脱出ならず。公式記録はシュート数3対16。
ガンバのシュートのうち、南野&鈴木大が12本を放っている。
この2人はU15代表の2トップも務める。相手が悪かったかなあ。

さて本題。3季目のJ1で存在感を示しながらも、10位止まりの札幌。
勢いが「線」にならず、持続できなかった要因を問われたら、
おそらく多くのサポが次のように答えるだろう。

「下位相手の取りこぼしが多すぎた」

事実、ACL圏に入ったトップ3と札幌の戦績を、
昇格組の大分と松本、最下位に沈んだ磐田との6戦に
限定して比べると、以下のようになる。
  • 横浜M:勝ち点15(5勝1敗)
  • FC東京:勝ち点16(5勝1分け)
  • 鹿島:勝ち点11(3勝2分け1敗)
  • 札幌:勝ち点5(1勝2分け3敗)
振り返ると、大分にダブル献上。ブービー松本に2戦2分け。
最下位磐田にも終盤戦で苦杯。これでは上位陣に食らいつくのは難しい。
ちなみに、この6戦で札幌が横浜M並みに勝ち点を稼ぎ、
勝ち点10を上積みしていたら、広島をかわして6位終了だった。

また、下位との試合以外にも、中13日で中2日の相手にウノゼロ負けを
喫した8月の広島戦や、今季アウエー戦わずか3勝の相手に、うち1勝を
厚別で献上した9月の仙台戦のような「もったいない黒星」も目立った。
来季に向けたミシャの「大きな衝撃」宣言を実現させるには、まずは
このような黒星を減らさないとダメだろう。
さもなくば、「大きな衝撃」が負の意味で現実になるやもしれない。
何しろ来季の昇格組は、「京都に13対1」の柏と
苦手・三ツ沢を本拠地とする横浜FCである。

  • 大学選手権その後
王者・明治大の佐藤亮主将のJ2北九州入りが決定。
ディサロ燦シルヴァーノ(三菱養和→法政大)に続いて、
2季連続で選手権王者のエースFW獲得とはやりおる。
・・・つーか、この2トップ、めちゃくちゃ見てみたいのだが。

19年札幌総括・上

2019年12月24日 | コンサドーレ
本題の前に、カーリング軽井沢国際大会。
コンサドーレの優勝を喜ぶ。全勝Vもさることながら、
決勝Tでカナダ、スウェーデンの難敵を逆転で下した粘りに拍手。
宮杯U15で8強入りした若梟たちも頑張れ<きょう前橋でG大阪戦

さて今年も残り1週間余り。今季の札幌の総括に取りかかる。
まずはワタシの数値目標を振り返る。

勝ち点50(開幕時)&後半戦勝ち点30以上(勝ち点27の折り返し時)

結果は以下の通り。

勝ち点46後半戦勝ち点19(5勝4分け8敗)

「3季目のJ1」という未知の領域に挑んだ今季は、
シーズンを通しても、17年からの流れでも、残念ながら尻すぼみに。
とはいえ、
  • シーズン中の移籍・駒井離脱・補強ゼロによる頭数不足
  • 主力の招集に伴う「代表ウィーク期間の調整不足」を初体験
このようなマイナス要因を抱えながらも、J1クラブ「らしさ」は発揮した。
「オリ10」清水から2戦13得点。そして、J1を制した横浜Mから2戦5得点。
優勝クラブが最も失点した相手のひとつになった<C大阪も5得点
さらに、クラブ史上初のルヴァン杯ファイナル進出
これらの芸当は、J1クラブの「地力」を備えつつあることの証明だろう。

しかし、ところどころでインパクトを残し、存在感を示しながらも、
それが「線」にならない、持続できない、というもどかしさは残った。
あすはその課題を掘り下げて語る。

大学選手権2019@浦和駒場

2019年12月23日 | サッカー

上からタナシュンネコタクミネトモのユニ型ストラップ。
14日に予約した札幌加入内定トリオのグッズを無事に入手できた。


というワケで、きのう22日の大学選手権決勝@浦和駒場を語る。
久々の駒場行き。年輩のサカオタには懐かしい「檻」は健在だった。


試合は、明治大3(3延長1)1桐蔭横浜大
関東王者の明治大が夏の総理大臣杯に続いて、冬の選手権を制した。

展開をひと言で言えば「緊張の90分と怒涛の延長戦」
前後半のシュート数は明治大15・桐横大2。だがスコアレス。
明治大の強力な攻撃陣に対し、桐横大が堅守を見せた。
その堅守の中心は、間違いなくGK早坂勇希
川崎U18出身のこの2年生GKが再三の好セーブを披露し、
試合の流れをやすやすと明治に渡さなかった。

明治大にはFC東京の内定選手やU18出身選手が多い。
一方の桐横大には川崎内定のMFイサカ・ゼインもいる。
「オレは浦和多摩川クラシコを見ている」という心持ちになった。

延長早々に桐横大の3本目のシュートで試合が動く。
FKの折り返しを主将のDF眞鍋旭輝(山口内定)が押し込んだ。
しかし、攻めるしか無くなり、ラグビーと同様に「前へ」となった
明治大の攻撃陣がこの窮地で本領を発揮する。
失点直後に得たPKをスタメンに戻った主将のFW佐藤亮が決めて同点。
立て続けにユニバ代表FW小柏剛のスルーパスが左SB蓮川壮大へ。
3年生コンビが勝ち越し点を挙げる。
とどめは左MF森下龍矢(鳥栖内定)の逆足ボレー。終わってみると、
今季の大学サッカー界の「明治最強」に異論なし、という一戦だった。

おそらくは、この試合が今年最後のサッカー生観戦になるだろう。
熱戦を見せた両校に感謝。さあ、来季は法政大のコジローが楽しみだ。

  • JRA
令和初の有馬記念を制したのは、ラストランのリスグラシュー
春秋のグランプリ制覇は牝馬初の快挙。
ディープが逝った年の有馬をハーツの娘が勝つのかあ・・・

なお馬券orz キレイにタテ目を食らって涙も出ない。
1着固定にしたアーモンドアイは不可解な9着に沈んだ。
最外枠のシュヴァルグランの6着を下回るなんて。

ところで、ノーザンファーム産駒は秋のGⅠを秋華賞から10連勝。
ホープフルSも東京大賞典もこの流れは変わらないように思えてきた。

有馬記念の予想

2019年12月22日 | ギャンブル
有馬記念の枠番抽選があった19日は、2号や3号と秋葉原に赴く用事があり、


「けたくま」とコラボしたJRAのイベントにも足を伸ばしてきた。


景品のケーキタオルを2号が見事にGET。幸先よし。
馬券につなげるべく、本日の大一番を予想する。
まずは昨年のブラストワンピースを無視して勝ち馬の条件を改めて。
  1. GⅠ馬が有利(11頭が出走)
  2. 年内にGⅠ制覇の経験(さらに絞れて7頭)
  3. 前走は菊・秋天・JC(さらに絞れて4頭)
1枠2番スワーヴリチャード 4枠7番ワールドプレミア
5枠9番アーモンドアイ 5枠10番サートゥルナーリア

ちなみに、4頭すべてGⅠ戦線連勝中のノーザンファーム産駒である。
この中から勝ち馬を選ぶとなると、アーモンドアイで是非もなしか。
熱発による香港カップ回避。初めての中山。
不安材料は多々あるが、この馬は「普通の調子」であれば勝てると考える。

馬券に絡めるのは、上記のワールドプレミアサートゥルナーリアに、
2枠3番エタリオウ3枠6番リスグラシューのブロコレ2頭。
ラストランとなった21日の阪神Cで3着にハナ差届かなかった
レッツゴードンキの分まで「ジャストブロンズ」を決めてほしい。

そして、雨予報の中山では買いにくいが、4枠8番レイデオロも押さえる。
理由は今年の有馬のアニメコラボ二つの暗示。
  • ルパン三世
「青ジャケのルパンが黄金馬券を狙う」という設定=青枠黄金王が浮上
ちなみに15年のコラボでも青枠ゴールドアクターが勝った。
  • FGO
「中南米の神」「ルチャ・リブレ大好き」のケツァル・コアトル
=スペイン語の馬名&レイナ・フブキを連想させるオロデレイレイデオロが浮上
ちなみに牛若丸は「愛馬が太夫黒」「中世の人物」で黒枠得たり応エタリオウが浮上

3連単1着固定9-3・6・7・8・10の20通りに500円ずつ総額1万円投資

レース後のプレゼンターも考えて「青いの買わな」(葵わかな)再び。
昨年12月の中山で彼女の前でGⅠを勝ったサートゥルナーリアにも期待。
ただし、あまりにも馬場が悪くなったら、
レイデオロを斬って6枠11番キセキあたりを拾うかも。

JCを勝ったスワーヴリチャードだが、中山は過去3戦すべて馬券圏外という
相性の悪さが気がかり。ラストランとなる8枠16番シュヴァルグラン
2年連続有馬3着の実績や鞍上の身内の死去など買いたい要素は多いが、
とにかく最外枠が不運極まる。要は大魔神が悪い

  • 天皇杯
準決勝は、神戸3対1清水 鹿島3対2長崎
イニエスタと古橋。セルジーニョと伊藤翔。
チームの柱がしっかり決めたクラブが新国立の決勝へ。