ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

大学選手権2019@西が丘

2019年12月17日 | サッカー
15日深夜のTBS「スーパーサッカー」は永久保存版の内容だった。
「ぜんぶ見るアウォーズ2019」で今季J1の14部門のKINGを選出。
  • 直接FK:福森ほか2人(2得点)
  • ヘディング:ジェイ(6得点)
  • DFゴール:進藤(6得点)
  • セットプレーからのゴール:進藤(4得点=二冠達成)
福森はC大阪ソウザ鳥栖原川と並んだが、集計外のルヴァン杯決勝の
FKも改めて放映される「KING・OF・KING」の扱い。
進藤は「#なぜそこに進藤」が道産子の合言葉としてクローズアップされた。
加えて、E-1香港戦の菅の活躍もアシスト込みで紹介。テレビの前で悶絶。

こんな番組を放送休止にする愚行をHBCは大いに恥じるべきだ



さて本題。14日の大学選手権2試合@西が丘を語る。


【明治大3対0中京大】

GKが加藤大智(愛媛)。右SBに中村帆高(FC東京)
瀬古樹(横浜FC)・安部柊斗(FC東京)・中村健人(鹿児島)・森下龍矢(鳥栖)の
カルテットが中盤にずらり。終わってみると、シュート数20対1と中京大を圧倒。
夏の王者・明治大が貫禄の初戦突破を見せた。

先に記したように、エースFW佐藤亮が負傷欠場。
また、ユニバ代表の10番MF小柏剛(3年)がベンチスタート。
それでも、3点すべてを3年生2トップがマーク。さすがに選手層が厚い。
特に2点を挙げた狩土名禅(カルドナ・ゼン)が目をひいた。
アルゼンチン人の父親を持つ桐生第一卒のハーフFW。
いろいろな意味で武蔵の後輩に当たる
188センチと体格に恵まれ、U18代表の経験を持つ。
スピードは武蔵に劣るが、ポストプレーは武蔵より上手かも、という印象。
今後の活躍に期待している。それにしても、かつてのエースが「武蔵」「禅」
現在のエースが(若月)「大和」 桐生第一は狙っているとしか思えんwww

禅の活躍の陰で、ハードラックに見舞われたのが中村健人
2アシストをマークした一方で、PKを止められたり、
シュートが左右のポストに立て続けに当たって入らなかったり、
再三の不運に見舞われた。まあ、「加入先がJ2からJ3に降格」という
不運に比べたら、かすり傷だろうが・・・


【筑波大2(1延長0)1びわこ成蹊】

明治に劣らず、今季も筑波はJ内定者が多い。
この試合も、GK阿部航斗(新潟)・DF山川哲史(神戸)・MF三笘薫(川崎)
そしてボランチにミネトモと、センターラインにJ内定者が並んだ。

しかし、びわこ成蹊もGK糸原紘史郎(鳥取)を中心に堅守を披露。
双方のシュートがポストを叩く場面もあり、拮抗した展開が続いた。
先制されながら、後半44分に追いついたびわこ成蹊の粘りは見事だった。

明暗を分けたのはセットプレー。このセットプレーで光ったのが、
筑波の右サイドのMF山原怜音(2年・JFAアカデミー出身)
山川の先制ヘッドと決勝ボレーを右足からの高精度FKでお膳立て。
ユニバ代表の実力を見せてくれた。こちらも今後の活躍が楽しみだ。


後半34分に下がった三笘からキャプテンマークを譲り受けたミネトモ。
120分フル回転し、守備面の貢献度は大きかったが、
左足からの良い展開が見せられず、本人も不満が残る出来だったのでは。


ベンチ入りを果たし、アップ中の札幌U18出身MF井川空(2年・左)。
延長後半のみの出場だったが、びわこ成蹊の反撃の芽を摘み続けて、
最終盤は無理せずに時間の消費に努めた。サッカーIQの高さが光った。
同じ2年のGK櫻庭立樹と同じく、有力な「鮭」候補とみているが、はたして。
  • おまけ
西が丘では、こんな大会グッズの予約を受け付けていた。


Jクラブ内定者のユニ型ストラップ

大会に出ていない日本大のネコタクも関東リーグ所属なので購入可。
光の速さで購入を決めたが、1人3点限り

ワタシ(赤黒のニットマフラーをヒラヒラさせながら)
「いや~、困ったなあ。内定者が4人もいるんだわ~、選べないな~」
受付の学生「え~と・・・法政の中野君は3年生なので作っていませんね

ワタシ赤っ恥 素直にネコタク・ミネトモ・タナシュンの3点を予約。

A代表招集で欠場したタナシュンのストラップがサンプルとはお目が高い。
22日の決勝当日に浦和駒場で受け取ることを楽しみにしていたが・・・

  • 大学選手権その後
きのう16日の準々決勝4戦の結果は以下の通り。
明治大1対0筑波大 関西学院大1対0立正大
中央大6対1大体大 桐蔭横浜大2対1法政大

ミネトモの筑波タナシュンの大体大コジローの法政がすべて敗退orz
正直、同じ中1日ならば、120分消耗した筑波が不利とは覚悟していたが。
ミネトモが先制機のPKを加藤に止められたと聞いて、ショックを受けている。
大体大はタナシュンの穴が大きかったか・・・ここまで虐殺されるなんて。
大会連覇を目指した法政も4強に届かず。
札幌U18出身FW佐藤大樹(2年)が意地のPKを決めたことが救いだが。

ただ、関東大学リーグの順位という観点からは、
1位が6位を、2位が4位を下した順当な結果ともみなされる。
とはいえ、22日に浦和駒場に足を運ぶ楽しみが半減してしまったなあ。
ストラップだけ受け取って帰る・・・なんて失礼な真似はしないが。
なお、19日は家でおとなしく有馬記念の枠番抽選を見ることに