ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

史上最速の残留決定

2020年03月20日 | サッカー
TMとはいえ、久々に札幌の試合の生映像を見られる喜び。
そんな札幌サポに舞い込んだ「今季残留決定」の急報。


新型コロナ禍に伴う措置ゆえ、大々的に喜ぶワケにはいかないが、
「5季目のJ1」が確定したことに、正直ほっとしている。
  • キャンプ開始から現在まで息を吐くように失点中
  • 正守護神ソンユンが離脱
  • 「クラブ内の感染者及び濃厚接触者の発生=戦力低下」への不安
これらのマイナス要素を抱える中で「残留争いの重圧」が消えた。
今季残り試合は、ハイプレスでも駒井の右ストッパーでも、
ノープレッシャーでいろんなことにチャレンジできる。

これを機に、過去3季のJ1残留決定を振り返ると、
  • 17年:11月の32節A清水戦(2対0)~河合CRCの最後の公式戦に
  • 18年:10月の18節A名古屋戦(2対1)~台風順延分。事実上の第30節
  • 19年:11月の32節H磐田戦(1対2)~「負けて残留」ゆえ話題にならず
だいたい30節以降に残留を決めてきた中で、
開幕節消化時点の残留決定はクラブ史上最速記録になった
今後も破られることはまずあるまい。

経営危機(注)が報じられた鳥栖とか、
昇格組の・・・は置いといて、残留経験が無い横浜FCとか、
J2復帰一年目の北九州群馬にも良い知らせだったと推察する。
一方で、今季からJ2の松本磐田などには悪い知らせだったかも
<昇格2クラブ=昇格POなし=J1昇格が例年より「狭き門」なので
ただ、気の毒には思わない。
98年の「前年度順位ポイント」という理不尽なシステムに比べたら・・・
注:鳥栖の竹原社長は報道を否定したが、札幌ですら5億円損失と報じられた。いわんや鳥栖をや

しかし一方で、今季の「昇格あり」「降格なし」は、
来季以降の大きな波の前ぶれかも、とみている。
もしかしたらJ1・J2・J3を再編成するのではないか
J1からの4クラブ降格と同時に、新型コロナ禍による収益減を理由に、
J1の3クラブが「J3所属のU23の運営が厳しい」とか言い出したら、
現在は上から18・22・19と少しいびつなクラブ数の構成を
ヒエラルキーに近づける動きが一気に進みそうな気がする。