ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

清水戦の展望

2019年03月09日 | コンサドーレ

本題の前にデストロイヤーに菊。

平成を彩ったライガーの引退会見の翌日に、

平成どころか日本のプロレスまるごとの生き証人の訃報とは。

何しろ力道山、馬場、鶴田、若き日の三沢とすべて対戦し、

そのすべての「おくりびと」になった人だからなあ。

外国人タレントの先駆けにもなったが、プロレスラーとして

「足4の字はつなぎ技じゃない。必殺技なんだ」

「いったん仕掛けたならば、絶対に仕留める気迫を込めろ」

と後進に説く気骨を晩年まで持ち続けていた。合掌。

さて、40代最後の日は追想にふけりがちな一日になったので、

50歳の誕生日は未来を感じられる白星を求める。本日の清水戦を語る。

清水とは昨季リーグ戦・カップ戦を通して、札幌の1勝3敗。

とはいえ、札幌は16年J2から数えて3季連続の白星を日本平で挙げており、

清水への苦手意識はかなり払拭されたと考える。

また、浦和を圧倒して今季初白星を挙げて、ホーム開幕戦に臨む札幌に対して、

清水はまだ白星なし。ルヴァン杯初戦も松本に1対2で敗れた。勢いでは札幌が優位だ。

それにしても浦和戦。ミシャが「4人目や5人目が関わるマンCに近い連動」

激賞していたが、この「4人目や5人目が関わる連動」が他の試合でもあった。

清水対G大阪@日本平のガンバ小野瀬のゴールである。

左サイドでトライアングルのパス交換から、タテに藤春が抜け出してクロス。

清水DF陣がウィジョに押し下げられたスペースに小野瀬が走り込んでゴール。

海外メディアが「日本最高のティキ・タカ」と紹介したのも納得のゴラッソだった。

このゴールは札幌にも参考にならないだろうか

清水は今季からソッコ、立田、新加入のヴァンデルソンによる3バックを採用し、

練度は高くない。G大阪戦の惨敗で4バックに変える可能性もあるらしいが、

その場合も新加入のエウシーニョが入る。DF陣に不安を抱えるのは同じだろう。

浦和戦の2ゴールで警戒される武蔵が相手のDF陣を押し下げて、

生まれたスペースにアンロペやチャナがとび込む・・・

浦和戦で見せた連動を発揮できたら、そんな攻めも可能だと思う。

一方で、要注意の選手には、そのG大阪戦で先制点を決めた中村を挙げる。

長崎から移籍後の初得点だったが、チームは悔しい逆転負け。

長崎のエースだった武蔵への対抗心も強いだろうし、心中期するものがあるはずだ。

終わりに、浦和美園に足を運んだサポとして、ホーム開幕戦白星に向けて、

昨季以上に良い雰囲気を作れたと確信している。

あとはドームに集うサポの精一杯の後押しを期待する。


  • 新日本後楽園大会

NJC開幕。2回戦に進んだのは石井・オーエンズ・ヨシハシ・タイチ。

US王者のジュース・ロビンソンが消える波乱。

  • S・S・マシーンの息子、ドラゲーでデビュー決定

4月10日の後楽園大会。マシーンJを名乗り、

マシーンF&Gとともに「マシーン軍団」を結成。

ショーグン「KY」ワカマツもセコンドとして来場するとか。

「新しくも歴史ある軍団」とはコレかあ・・・納得。