ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

翔んで埼玉

2019年03月04日 | コンサドーレ

最も勝ちたい相手に最も勝ちたいスタジアムで今季初白星

夕闇の浦和美園で浮き立った心地を表現するのに、

今時のピッタリなフレーズとなると、タイトルの五文字しかあるまい。

この一戦の札幌のスタメン。報道の通りに武蔵とルーカスを起用。

このマイナーチェンジが快勝の呼び水となる。

シンジと指揮官のアナウンスには浦和サポからも拍手。

ある意味、開幕戦よりもチケット確保に力を入れた甲斐あって、

この一戦は埼玉スタジアムのアウエーゴール裏席に陣取れた。

開幕戦よりも、こちらへの遠征をチョイスした道内サポもかなりの数と察する。

対する浦和はゴール裏のコレオで今季ホーム開幕戦に臨む選手たちを鼓舞。

つい見とれたが、浦和にとっては、これでもおとなしめのコレオだよね。

さて試合。槙野をして「完敗」と言わしめたように、札幌が浦和を圧倒

開幕戦の湘南と比べて、浦和の「戦い方のメリハリの無さ」が気になった。

札幌のパスワークに対し、ブロックを固めるか、前線からプレスをかけるか、

どっちつかずの印象。事実、試合後の興梠のコメントによると、

「ブロックを固めたい」DF陣と「前から行きたい」前線で、意識がズレたらしい。

この結果、ボランチの前後に「ミシャ式」の大好物であるスペースがぽっかり。

チャナの標的だったエヴェルトンを不得手なアンカーに置いたことも浦和に災いした。

それを象徴していたのが、前半2分の札幌の先制点の場面で、

菅のクロスが入った瞬間、浦和のボランチの背後で札幌が4対3の数的優位を作っている

この先制点の見事な崩しは、開始早々の先手とあって、札幌サポを大いに喜ばせた。

ただ、パターンとしてはU18の試合でもよく見るベーシックなもの。

そんな崩しから失点するあたりに、現在の浦和の状態の悪さが見てとれた。

その後も札幌のパスワークが冴える。あまりにもパスがつながるので、

「もしかして12人で闘っているのでは?」と思ったぐらい。

このピッチに立つことを熱望していた駒井の生き霊がいたのかもwww

2点を先取した前半終了時の浦和サポの大ブーイングのシャワーは気持ちよかった。

同時に「この不出来にはオズから相当なカミナリが落ちるぞ」とも思った。

しかし、後半アタマにオズが打った手は「杉本→ナバウト」

正直、これはマイナスをゼロにしたのみで、札幌を押し返すまでには至らず。

後半15分に柴戸をアンカーに入れ、エヴェルトンを1列上げて、

ようやく息を吹き返したが、やや遅きに失した感は否めず。

ACL本戦前の対戦に抱いていたワタシの心配は全くの杞憂に終わった。

欲を言えば、武蔵が前半でハットを決めていたら、さらに安心できたけれど。

本人も反省点に挙げていたし、次のゴールはホーム開幕戦の宿題にする。

なお、その武蔵を「健勇と交換したい」という浦和サポの嘆きを試合後に散見したが、

そもそも浦和が健勇を獲ったから、札幌が都倉を奪われ、武蔵を獲ったワケで・・・

絶対にばくるもんか 武蔵をほしがる前にオナイウ呼び戻せよ

試合終了後の札幌サポの歓喜。昨年の厚別の雪辱を遂げたので、

「大脱走」をお返しした後に「すすきのへ行こう」を心ゆくまで歌った。

武蔵国 牛耳る武蔵に 舞い上がり 白酒の前に 白星に酔う

2日の展望で、「ミシャ対オズ」の相性を語ったが、

ミシャ率いるクラブが複数得点を挙げたのは、

10戦目にして、これが2戦目になる。

上々の白星に「こんな試合が見られたら死んでもよい」(それは大いに困る)

という賛辞もとび出したが、

対照的にワタシは「もう少し生きていこう」という気持ちになった。

決してこれまで死にたがっていたワケではない

長期キャンプを終えて札幌に戻り、選手の状態が上がれば、

もっと良い試合を見せてくれるに違いない、という楽しみが生まれたので。

【おまけ・その1】

(右から)平畠啓史さんと浦和OBの永井雄一郎氏に

手相芸人の島田秀平さんを交えた試合前のトーク・イベント。

オズの手相をあれこれ評していたが、当日の凶運までは見通せなかったようだ。

【おまけ・その2】

スタジアム入りした直後に前座試合が終了。

白ユニのFC浦和が赤ユニの浦和レッズジュニアを2対0で下した。

「これは吉兆」「本戦も白い方が勝つわ」とニコニコしたが、スコアも同じとは。


  • J2

大宮3対4琉球 撃ち合いを制した琉球が福岡・大宮と元J1を食らう

京都2対1鹿児島 宮吉が今季初得点&決勝点アシストの活躍

水戸3対0栃木 北関東ダービーは前弟がとどめの3点目

  • ホークス

OP戦は7対2で阪神に連勝。2点を追う初回に松田が逆転満塁弾

今季最初の「熱男!!」をド派手に決めた。

  • JRA

重馬場の中山。ルメールの因果応報の負傷乗り換わり。

これは荒れるとみて、弥生賞の予想をイチからやり直したが、

やり直した予想も全くの空振りに終わったorz

なお、先週は当選1票だったWIN5は当選なし。ちなみにtotoも1等ゼロ