きのうは台風26号の接近で都内が大混乱。幸いワタシは平日休みで影響なし。
よって、ゆっくりたっぷり19日開幕の全国社会人サッカー選手権を論じる。
これまでの全社には
- 地域リーグ覇者の決勝大会への腕試し
- 地域リーグ敗者の復活戦(4強入りで決勝大会出場枠獲得の可能性)
という性格があったことは昨年も語ったが、今季はJ3や新生JFL参入が絡んで複雑に。
まずは今年の9地域リーグの覇者を紹介する(*は全社にも出場)。
- 北海道:ノルブリッツ北海道
- 東北:グルージャ盛岡*
- 関東:FC KOREA
- 北信越:サウルコス福井*
- 東海:マルヤス工業
- 関西:FC大阪*
- 中国:ファジアーノ岡山ネクスト*
- 四国:バリィさんクラブFC今治*
- 九州:ヴォルカ鹿児島*
上記した全社にも出場する6クラブを踏まえ、今年の全社をブロック別に評する。
- 左上ブロック
岡山・盛岡・今治・福井の4クラブが固まり、そしてバラけた。
「4強入り=決勝大会出場」が初日で確定するケースもありうる。
注目は盛岡。東海のアスルクラロ沼津&中国のレノファ山口とJ3参入を争っている最中。
八戸や前橋、そして岡山一成が盛り上げ隊長を務める奈良クラブが脱落し、
地域リーグからのJ3参入争いが盛岡・沼津・山口の三つどもえになっただけに、
全社でも決勝大会でも好成績を残して、一歩リードしたいところだ。
- 左下ブロック
FC大阪が軸になりそうな気配だが、面白いのはFC KAGOSHIMA
九州リーグではヴォルカに遅れを取ったが、
実はこの鹿児島2クラブは、統合を前提に来季JFLへの参加を申請した
ヴォルカ対KAGOSHIMAの決勝戦になったり、双方とも決勝大会に出場したり
という場合、どんな扱いになるのか、意地悪だが見てみたい気がする。
- 右上ブロック
地域リーグ覇者が不在の戦国ブロック。
注目は中山元気率いるレノファ山口だろう。札幌サポならばなおさら。
盛岡と違って、山口は全社が決勝大会出場への今季ラストチャンスになる。
J3参入の夢を絶たれた前橋との初戦がカギとみる。
- 右下ブロック
ヴォルカが軸になりそうな気配だが、加古川・島根・八戸といったクラブもあなどれない。
なお、決勝・準決よりも注目を集めそうな準々決勝は21日に開催される。
- 天皇杯
ナビスコ杯準決を戦ったJ1の4クラブが3回戦を消化。
川崎3対0東京V 横浜M3対1栃木 柏1対0岡山 そして・・・浦和2対3山形
率直に言って、いくら中3日とはいえ、浦和はメンバーを落とし過ぎた。
この白星が、山形を消耗させたのか、勢いづけたのか。 答えは20日に出る。
それにしても、ノーマルtotoに一等的中1口が出たのは意外だった