1対0で泥臭く勝つよりも、3対4で美しく負ける方がよい
クライフの言葉に同意できる日は遠い<やはり3点も取って負けるのは悔し過ぎる
台風18号の接近で悪天候は必至と予想していたこの試合。
実際に都内も午前中は雨模様だった。しかし、試合開始時のグリスタは
ごらんのように日差しが注ぐ穏やかな天気で、風もほとんど無かった。
ただ、ピッチは、特にゴール前と両サイドの深い場所は、想像以上の荒れ具合だった。
それでも、やはり専スタはうらやましい。アップ前の選手たちの集合もこの近さ。
2号は「昔の大宮を思い出すねー」としみじみ。なお、中央付近にいるマエシュンが
一人だけフリーダムに写っているのは、決して意図的なものではない。
札幌サポも相変わらずの多さだったが、栃木サポも「+3」のメッセージで選手を後押し。
監督交代後の初戦を絶対に落とせないという選手・サポの気迫が、
悔しいけれど、この一戦に限っては栃木が札幌を上回ったと考える。
先述した通り、中3日の栃木のボールへの出足は札幌よりはるかに良かった。
札幌は天皇杯を挟んだ主力の試合間隔の長さがかえって災いしたのか、
フェホへのロングボールのこぼれ球の奪い合いで負ける場面が目立った。
やはり札幌にとって「フェホ大作戦」は主流ではなく、オプショナルな戦術なのだろう。
前半終了間際に同点FKを決められ、ブラジル人2人をノセたことも後々響いた。
さらに、追いかける展開になった後半10分すぎから、強いにわか雨が降り出して、
サイドで起点をつくることがますます難しくなっていった印象がある。
それでも「前半イーブン&後半10分すぎに1点ビハインド」という水戸戦と同じ展開から、
これまた水戸戦と同じく、よく2点を返したとは思うが・・・
なお、フェアかアンフェアかで物議を醸した札幌の3点目だが、
札幌の選手が痛んで栃木側が試合を切ったケースならばともかく、
DFがミエミエの時間稼ぎで倒れた栃木側が出したボールを、あの時間帯に
馬鹿正直に返す筋合いはない。まあ、いったん後ろに下げるぐらいが通例ではあるが。
あそこまでなりふり構わぬ姿勢を見せながら、結果的に勝ち点ゼロは大変みっともない
最低でも勝ち点1をもぎ取るべき試合だった。
なお、4失点の戦犯扱いを受けた杉山だが、失点の全てが彼の責任ではないと考える。
ただ、この4失点は配置転換には良いタイミングとも思っている。
試合前にあいさつに立った松本育夫・新監督。川崎や鳥栖を率いていた時代に
何度も煮え湯を飲まされた老将だが、九州在住時に親しく言葉を交わした思い出があって
どうしても嫌いになれない<今でも「天命」を持っているし
イクヲさんの「全力イズム」と栃木の「KEEP ON FIGHTING」は相性が良いと考える。
札幌から2勝を挙げた勢いで、今季の終盤戦では上位陣を食いまくってほしい。
*おまけ
宇都宮への往路の休憩で、栃木やFC東京、清水、甲府などのサポの一団と遭遇。
トークイベント「芸人Jリーグナイト」の栃木戦観戦ツアー参加者だった。
ツアーバスも隣同士(左が関東後援会・右がJリーグナイト)に駐車して思わぬ呉越同舟
ツアーに参加した芸人カルテットは、試合前にあいさつも。
左からインスタントジョンソン・スギ(栃木サポ)、ゆってぃ(FC東京サポ)、
アンガールズ山根(広島サポ)、火災報知器小林(甲府サポ)。
せっかくの好企画なのに、誤字でケチが付いたような<第1段×→第1弾○
- ACL
準々決勝第2戦:アル・シャバブ2対2柏 2戦合計3対3ながら、柏が4強入り。
序盤に先制されたが、そこからアウエーゴールを2発決めて優位に立った。
決勝進出をかけて対戦する相手は、かのリッピ率いる中国・広州恒大に。
- ホークス
楽天相手に馬鹿試合。6回終了時に2対8の劣勢から7~9回に9得点。
だが、五十嵐&ファルキーがドタバタして、最終スコアは11対10という辛勝に。
きのう18日のパ・リーグは3戦とも終盤にもつれたが、何とか2位再浮上。
それにしても、被安打6・四球7・7回8失点の内容でも黒星がつかなかった武田はある意味すごい
【長谷川勇也、200本安打の道】終盤の逆転に貢献する2安打。残り14戦&18本。