

そこには、まだ幼かったキョウダイ達と師匠が
食卓を囲み笑顔で食事をしていた・・・

陣は相変わらずオドオドして
円にからかわれている・・・。
怜は相変わらずマイペース・・・
流奈はいつも仕切り屋で怒ってばかりだ

昴は相変わらず他所ばかりみていて・・・
そんな光景を美莉と瑠璃が笑いながら見ている

・・・そっか・・・

些細な日常だったはずなのに、今だからわかる
幸せがそこにはあったんだ

守りたいもの、守るべきもの・・・自分の価値観なんて
そんな些細なことの中にしか無いのかもしれない・・・。
陣「とう・め・い・・・とうめい・・・透明


透明「ハッ



怜「透明・・・目が・・・。」
透明「あははっ


・・・目が開かない

陣「透明・・・ごめん・・・

透明「陣のせいじゃない


ちょっと怖くて、目を開けられないだけだから

怜「・・・見えそう

透明「う~ん

完全に戻ってみないと・・・。」
怜「・・・そう・・・

陣「・・・・・

透明「陣


お前にかかっていた神の意思は

陣「それが・・・

透明「

怜「・・・透明が術式破壊した後・・・
陣に追撃がなくなったから・・・
残ってた呪い・・・円に送った

透明「えっ


怜「陣が楽になったの視て、残りを円に

透明「いやいやいやいや


・・・マジで

怜「うん

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
その頃・・・

円「ぎゃぁぁぁぁ~~~~っ


千鶴「し、師匠


円「何よコレ~~


私に呪いをかけるなんて、どこのどいつだ~

舐めんじゃないわよ~~~

呪解してやる~~~~~~~

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
透明「・・・まあ、あいつなら大丈夫か

怜「・・・恩返し・・・・。」
透明「くくくっ

陣に仕事、押し付けているからな

たまにはいいんじゃないか

怜「・・・くくくっ

陣「う~ん・・・

バレた時が怖いんだけど


透明「よっこらしょ

少しずつ、目を開いてみる

透明「(・・・う~ん・・・前よりはいいか・・・。
なんとか見えるけど、かなり見えなくなっている

やっぱり眼球は鍛えられないか・・・。)」
怜「・・・どう・・・

陣「・・・み、見える

透明「くすっ


大丈夫


怜「ふ~ぅ

陣「よかった~~~っ


取り敢えず、仕事終了・・・か・・・

続く ・・・。







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