オフの日・３

オフの日・3

タイ「おい　聞いてるのか」

やばい　泰蔵さんをほっとき過ぎた

透明「はいはい　聞いてますよ」

タイ「まったく　っで」

透明「へっ」

タイ「へっ　じゃねーよ

　　　内容だよ内容　どんな魔法陣だよ」

透明「あーっ　そうそう、これ本物だけど

　　　　現代だと使えないかもよ」

タイ「は～ぁ」

透明「これ特定の動物、多分馬　とかを

　　　　手なずける感じの魔法陣だと思う」

タイ「ちっ　つかえね～ヤツ」

げっ、魔術書じゃなくて私かよ　

自分で見つけてきたんじゃん

タイ「おまえ、これ人間用に作り変えられるか」

透明「は、い」

タイ「だから、人を手なずけるように出来るか　

　　　って聞いてるんだよ」

おいおい　なんて事考えるんだぁ

透明「・・・出来るとは、思うけど、やりたくありません」

ちょっと、怒りぎみな私

タイ「そうか、出来るか～」

透明「だから、や・ら・な・いって」

タイ「何怒ってるんだよ　だれもやれって言ってねーだろうが」

透明「へっ」

タイ「おまえも大分色々出来るようになったんだな～って

　　　思っただけだよ

　　　おまえ、俺のこと何か勘違いしてないか」

・・・マズイな～　せっかく少し認めてくれたのに

何だか、悪い事しちゃった気分　ごめんね、泰蔵さん

タイ「まあ、おまえのお師匠さんは、

　　　もっとスケールでかかったからな～

　　　まだまだ、おまえなんて、足下にも及ばないけどな」

・・・足下・・・。

タイ「しかし、ほんもんで良かったな～　

　　　内容はどうあれ、ほんもんなら売れるからよ～」

・・・カッチ～ン・・前言撤回

透明「は～っ、もういいや　それより、

　　　　前に頼んであったのは」

タイ「おう　これだろ　ほいよ」

泰蔵さんが、黒い袋を渡してくる。

中身を確認する私

透明「これこれ　ありがとう　いくら」

タイ「おう　３００万円」

透明「・・・」

・・・この～じじい～

おまえは、駄菓子屋かーーーっ

透明「はいはい　本当はいくら」

冷めた言葉で言い返す。

タイ「ちっ　つまんねーなぁ」

・・・いやいや、泰蔵さん　今どきの子供でもそれは・・・

タイ「今日はもってけ」

透明「は、い」

タイ「なんだよ　いらんのか」

透明「い、いえいえ、頂きます」

タイ「まあ、今日は仕事してもらったしな　また頼むわ」

　泰蔵さんは、口は悪いけど

なんだかんだ言って、私を可愛がってくれてる

もちろん、本人には言わないが　私も泰蔵さんを信頼している

透明「ありがとう　タイさん　いつも悪いね」

タイ「いいってことよそれより、おまえソレ何に使うんだ」

透明「な・い・しょ」

タイ「けっまあいいや

　　　今度は飯でも食いに来いや」

透明「うん　ありがとう　タイさんまた来るね」

そう言うと、私は泰蔵さんの店を後にした

ちなみに、皆さんもこの袋の中身気になります

この袋の中身は・・・

また今度鑑定で使う時まで、な・い・しょ

さて　今度は、皆さんを、パワースポットにご案内しましょう

てな訳で、次回に続く・・・。

(PS・皆さんブログのコメントありがとうございます　

　前回の日記で質問があったので、補足で～す

　携帯のファイル、ホルダーに魔法陣を３つとも入れておくのは

　大丈夫で～す　好きな時に色々変えて使ってみてね

　皆さんこれからも、応援よろしくです）



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