

透明「続きを読んでみよう

揚羽「はい

ここからは、ここに書かれた内容を、物語として
わかりやすく書かせていただきます

(現物の書物には所々、研究内容と本題とは
関係のない部分が多く書かれているので
纏めますね・・・。)
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
明治〇年 秋
研究の成果は出ている・・・しかし、式神を
完全な無機物に降ろすには術式が定着しない。
樹木・皮・紙など、最初は生命を宿していた
骸である素材であれば定着させるのは
簡単にできるのに何故


鴫「はぁ~~~~~っ

・・・また駄目かぁ~~~


錺「鴫様・・・そろそろ・・・。」
鴫「おお


錺は私の式神である、錺という名は無機物に
魂を与えるという私の夢を乗せたものだが、
錺は別の意味でこの名を気に入っているようだ・・・。
鴫「それでは行ってくる

錺は加耶の手伝いを頼むぞ

錺「心得ました・・・いってらっしゃいませ

〇月〇日(大雪となる)
加耶の熱がなかなか引かない・・・。
医者を頼んだが、大雪の為か

到着が遅れている

私は錺に加耶の看病を任せ、
医者を迎えに行くことにした・・・。
〇月〇日
加耶の熱が引き、食欲も戻ってきた
一安心だ


加耶「あなた・・・いつも大切にしてくれて
加耶は幸せです・・・ありがとう

鴫「何を他人行儀な、お前は私の大切な妻だ

当たり前のことをしているだけなのだから
気にせず、しっかりと休みなさい

加耶「はい・・・

明治〇年 正月
年が明け、加耶と散歩に出かけるようになった

加耶「良い天気ですね

鴫「そうだね

何やら遊んでいるよ

加耶「まあ、楽しそう


鴫「ほ~う


私も幼い頃・・よく・・・あっ

加耶「あなた


鴫「凧揚げだよ



なんで気がつかなかったんだ

加耶

試したいのだが・・・。」
加耶「くすくす



・・・・・コフッ
コフッ
」
この時、気づくべきだったのだ・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
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是非ごらんください

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この時、気づくべきだったのだ・・・。
続く・・・。







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