しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

墓を調べる

2010-08-12 16:11:21 | しらべもの
お盆ですね。2年前までは、休暇だリゾートだ帰省だ渋滞だと、お盆はそんなものだと思っていましたが、去年からはそのメリハリや移動の心配もなく、じっくりと人生やお盆の意味を考えながら酒が飲めるという幸せに浸っております。

そこで今日の調べ物は「墓」です。ただし、あまり信用しないでください。かなり不足部分がありますから。

沖縄及び南西諸島の墓の代表は「亀甲墓(かめこうばか、きっこうばか)」と「破風墓(はふうばか)」に分類されます。

            

これが沖縄(本島のことね)の墓の代表。左が破風墓、右に屋根だけ見えているのが亀甲墓(満足な写真がなくてすいません。)です。

材料は琉球石灰岩。これらの墓はたいてい緩やかな斜面にありますが、平坦な宮古島では墓は平地にあります。

豪華さを競い合っている宮古島の墓。宮古島の田園調布、はたまた六麓荘かというこの墓を屋形墓というそうです。

            
            


上の2枚の写真、よーく見てください。沖縄の破風墓と屋形墓との違い。

屋根の正面へ向けての傾きと正面の屋根のひさしの長さ。

お墓一つにもこれだけ差があるわけですね。

何故これだけの大きさになっているかというと。

Once upon a time、死者はお棺に納められた後そのままこの中に置かれ、数年後骨だけになった後、洗骨を経て骨甕に入れられ一番奥に並べられたという名残で、4畳半から8畳くらいの広さをもつ必要があったわけですね。

上のお墓はそのような機能はもはやなく、形式だけが残っているものですが、以下のお墓は現在も実際にその機能を果たせる大きさを持っているものです。それにしてもこんなに派手な着色は必要あるのでしょうか。

            

渋い。同じ形式だけどこんな色に塗っちゃいました、って感じですが不思議と違和感は感じません。

            

なんか明るくていいじゃないっすか。

これはタイル張り。どーでしょう。

            
        
 
ま、ともかく、祖先や親族の霊を敬い、現世に生きる我々の努力を誓っておとーりまわしまーす。

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3 コメント

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Unknown (焼き)
2010-08-13 12:52:40
墓の写真を撮りまくる爺は男らしいなあ。
と、思いました
電車もお盆ダイヤ、会社もほとんど来る人もおらん状態
台風もどっかに行って、今日から焼き君は野球の県大会に出場。未だに何も連絡が来ないってことはきっと負けたなあ
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ごぶさたです (東京の新婚さん?)
2010-08-15 16:59:56
初めて書き込みます。私誰かわかりますか?ときどき、覗いていましたが、元気に楽しくやってますね。墓、興味深いですね。仏教の宗派ってどうなってるんですか?神社もあるんですか?ボケないように調べ物提供しました。
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ようこそ (Makani Aheahe)
2010-08-16 10:19:02
よーこそK崎さん、だと思うけど。

調べ物提供ありがとうございます。

この件、待っててください。準備中です。

また来てください。
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